一か月で偏差値60超えちゃいな?
「やばい英語の偏差値早く上げなくては!」
「でも、何をどうしたら良いのか分からない。。。」
なんて思ったことありませんか?
偏差値60って上位15%です。
つまり5~6人に一人しかいないんですよね。
そりゃ誰もが取れる訳ではないでしょう。
でも、実はポイントさえ押さえて勉強できれば実は1か月。
遅くとも2か月弱もあれば誰でも実現可能なレベルなんです。
ぼくも元は英語全然出来ませんでした。
多分今読んでくれているあなたよりも遥かにできなかったでしょう。
skinをスキンヘッドと連想して「ハゲ」と訳してしまうくらいだったんですから。
今思えばリアル中三くらいだったと思います。
それでも2か月勉強しただけで駿台全国模試で67.5で慶應法学部もA判定。
4か月勉強したら河合塾全統記述で80まで伸びた経験があります。
(勉強開始後一か月に模試が無かったので一か月後の正確な数字が無いのは申し訳ないですが)
偏差値60はコツさえ押さえれば超簡単です。
駿台全国模試が全国模試の中では一番偏差値が出にくいので、他の模試なら尚のこと簡単でしょう。
今回は、最速で偏差値60まで持って行くポイントをお伝えします。
この記事を読み終える頃には何を意識して勉強するか、どこの重点的に勉強すれば良いか、勉強のコツなどが見えてくるはずです。
・「早急に英語の偏差値を60にしたい」と思っているあなた
・偏差値60までの全プロセスが明確に分かります
筆者については⇒こちらから
偏差値60の英語
実はめっちゃ基礎レベルで実現可能
冒頭で「偏差値60は上位15%だ!」とか言いましたね。
でも実は偏差値60って基礎レベル。
いや基礎も出来ていないレベルなんですね。
つまり、大学受験生の大半は英語の基礎すら出来ていないということになります。
偏差値50も60も大して変わりません。
文法も自信を持って答えられる問題は多くないので勘に頼る事になります。
文章読んでても分からない単語が多いです。
正しく読めてると思っていても全然正しく読めていないです。
スタートからゴールまでの1/3も経過していない地点にいる感じと思ってください。
漫画でもゲームでもドラマでも1/3なんて序盤じゃないですか。
リアルにそれくらいだと思ってくれて大丈夫です。
偏差値60までは上げるのは簡単。
どっちかというと60から70に上げる方が大変です。
沼にハマって永遠に偏差値70に届かないなんてこともザラですからね。
でも大変と言っても偏差値40を60にするよりはって話です。
正しいやり方でやれば苦労無く誰でも偏差値70も取れます。
そこまで行けば早慶A判定も十分射程圏でしょう。
>>「え、まだ慶應A判定出てないの?」1~2か月ありゃ誰でも取れるのに・・・
それまでの過程としてまずはサクッと偏差値60まで上げてしまいましょう。
勝負の本番はそこからです。
・偏差値30・40と偏差値60は誤差でしかない!
誤差でしかない!偏差値30・40から偏差値60に近道して上げるには? - K.O diary
押さえる3つのポイント
押さえるべきポイントは「単語」「文法」「英文解釈」の三つです。
これさえ身に付けば突破できます。
ここに速読は今は不要です。
速読というのは正しく文章を読めて初めて成立します。
間違った解釈をしながら雰囲気だけで早く読んでも速読とは言いません。
それは、ただただ読めていないだけです。
加えて、正しく読む癖を付けないと模試も入試でも結局結果が出せません。
ゆっくりでも確実に解ける問題が増えれば偏差値60到達です。
これから説明する三つのポイントを押さえて下さい。
確実に今よりも英作文の点数も伸びます。
そして英作文固有の対策はもっとレベルが上がってからで大丈夫です。
ここから先は、それぞれの重要性、どのくらいのレベルになれば良いか、何をするべきかなどを説明していきます。
単語
そもそも単語を覚えていないと何も始まりません。
長文問題の占める配点比率は一番大きいです。
そして長文問題の意味を正しくとるには単語力は不可欠です。
分からない単語が多すぎると、途中から何を言っているか分からなくなります。
すると推測に次ぐ推測に次ぐ推測で文を読むことになりますよね。
これでは当然正当に辿り着くことはできません。
そして和訳問題でも分からない単語が多いと訳しようがありません。
雰囲気で読めている気がする、というのは幻想です。
本当に読めているなら和訳含め長文は殆ど間違えないはず。
なので偏差値60にも届かないのは、あくまで「気がする」だけだからです。
まずは分からない単語を減らしましょう。
これが欠かすことのできない第一歩です。
しかし分からない単語を0にするのは一か月では厳しいかもしれません。
なので0にするではなく、”減らす”になります。
分からない単語を”減らす”。
これだけでも十分に効果は期待できます。
完璧に正確な意味を取るのは難しくても文の意味を繋げるくらいには一か月でも間に合います。
その為には何をするか?
やることは明快です。
これだけでまずは大丈夫です。
本当は類義語とか派生語まで覚えるのがベストです。
が、一か月でどうにかするなら見出し語覚えるが特効薬です。
これだけで分からない単語の数はだいぶ減るでしょう。
ちなみに使うのはターゲットでも単語王でもメジャーなものなら何でも良いです。
大事なのは「何を使うか」よりも「どう使うか」です。
後ほど紹介する勉強法に期待しておいてください。
・残念な現実・・・大半の受験生は単語帳1冊すら完璧に出来ない
殆どの受験生は英単語帳1冊を完璧に覚えることすら出来ていない!あなたはどう? - K.O diary
・長文で分からない単語に遭遇した時の対処法
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文法
文法はコスパがめっちゃ良いです。
独立した文法問題にも当然活かせます。
文章を読む際にも、英作文の際にも活きてきます。
偏差値60未満の人は文法が壊滅的です。
例外はありません。
壊滅的というのは、模試の文法問題で正しい根拠で正答出来ているのは4割のレベルってことです。
勘で当たる問題もあるのでたまーに7/10正解することはあるかもしれません。
でも解答の根拠が正しいのは多くても4問でしょう。
これは文法問題で失点を重ねるというだけに留まらないです。
文法が崩壊して長文も正確に訳せない。
ましてや和訳や英作文では失点の嵐になってしまいます。
やるべきことは以下の通りです。
シンプルですがこれだけでマジで変わります。
こんな単純な事でも全然違います。
文法問題でも正しい根拠を持って答えられる問題が多くなるのは間違いありません。
そして、最悪勘で答える事になっても今までの勘とは明らかに違うものです。
つまり勘にも”質”があるんです。
これらはどういうことだと思いますか?
説明しましょう。
文法問題は問われるパターンが決まっています。
結局似たような問題しか出ないってことです。
しかし、そこに気付けないのが偏差値60未満たる所以です。
問題集を一冊仕上げれば「あ、このパターンか」というのが分かるようになります。
文を読まなくても(カッコ)と選択肢見た瞬間に答えを出せる事も確実に増えます。
そして正答パターンだけでなく、間違いを誘う選択肢のパターンも決まっています。
四択でも二つは明らかな論外な選択肢。
残りの二つで正解と迷わせる引っ掛けの選択肢に分けられます。
そこで論外な選択肢も選んでしまうのが偏差値60未満の人です。
まずは、それを回避できるようなレベルを目指しましょう。
そうすれば勘でも正答率が上がります。
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英文解釈
英文解釈というのは単語や文法の応用系みたいなものです。
単語や文法がさっぱりだと読めるもんも読めません。
だから単語も文法も必要不可欠になるんですね。
単語や文法をベースにして正確に文を読むってことになります。
和訳問題でなくても英文解釈というのは重要です。
長文の和訳下線部以外の部分でも正しく読めないと、問いになっている問題を正確に答える事が出来ません。
文が複雑すぎて正確に読めないことってありませんか?
ちなみに、この文章訳せますか?
" One notion left over from the nineteeth century and still influencing our thoughts is that two major wars cannot happen within a few years of one another "
引用:英文解釈教室p5 伊藤和夫著
訳せずとも主語と述語動詞は見極められますか?
ちなみに言っておくと英文解釈のレベルとしては超簡単な方です。
one notionを主語、leftがその述語動詞と訳しませんでしたか?
left~out thoughtsまではone notionに掛かっていて、one notionの述語動詞はisです。
これを一瞬で見極められないというのが、英文解釈が苦手ってことです。
and, orが何を繋いでいるか。
it,thatはどんな役割になっているか。
言い出したら沢山ありますが、まずはゆっくりで良いので見極められるようになりましょう。
それらが正確に読み取れないと単語や文法だけを知っていても文は読めません。
勿論英文解釈にもレベルがあります。
例題は簡単でしたが上を目指すなら正直結構ハードル高いです。
ただ、偏差値60はあれくらいのレベルで十分です。
その為には何をすべきかというと。
これで十分です。
ぼくは英文解釈教室を使っていました。
大好きでお勧めしたいのですが、一か月では量も多いし終わらないかもしれません。
なので、比較的薄いポレポレと透視図をおススメします。
両方とも難しいことはありません。
初めは難しいと感じるかもですが、一か月でも真面目にやれば終わるし偏差値60の英文解釈力としては十分な内容でしょう。
初めはゆっくりで構いません。
単語と文法というベースが整いさえすれば慣れで解決できる問題です。
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勉強法
一か月で間に合わせるために
ここまで進めておいてって感じですが、そもそも一か月で間に合わせようとすること自体が普通ではありませんw
普通じゃないことをするってことは普通の勉強法じゃダメってことです。
単語を覚えるために一周に膨大な時間が掛かる?
NGです。
書いて覚える?
論外です。
時間は1か月しかないので工夫が必要です。
何が言いたいかというと単語帳も文法問題集も5周してください。
「1か月で5周なんて無理だよ」とか思いました?
実は可能です。
その勉強法をここに書くと、この記事の量が大変なことになってしまいます。
別記事にまとめたのを下部に貼っておくので参照してください。
そして英文解釈も5周とは言いませんが最低3周はしてください。
5周できれば文句なしです。
ポレポレや透視図は量が少ないです。
これも十分可能です。
その際のポイントを挙げておきましょう。
一回で完璧に理解しようとしないでください。
もちろん前提として理解に努めることは大事です。
でも一回で完璧にできるようになるはずはありません。
二周目した時は0から完璧には答えられないと思います。
答えを見たら分かる位でしょう。
そして三周目はある程度0から答えられると思います。
5周すれば間違いなく0から答えられるでしょう。
なので一周に時間を掛けることなく繰り返してください。
その上で、使うものは何でも良いので普通に長文問題も解いてください。
身に着けた英文解釈力を実戦的に活用する訓練です。
そして勿論、読む際も復習の際も文構造は意識して読むようにしてください。
復習の際は文構造を意識して音読するのも有効です。
⇩本記事の内容を以下の学習法で行えば1ヵ月でも偏差値60は楽勝⇩
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(単語・文法・英文解釈・長文の全てを網羅しています)
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これだけで偏差値60は余裕
さいごに
偏差値60で求められるレベルは決して高くはありません。
まだそんな数字を取った事の無いあなたには高い壁のように思えるかもしれないです。
でも、基礎的な事項を押さえていれば余裕で届く数字なのは間違いありません。
騙されたと思って今日おススメした内容に取り組んでみて下さい。
その成果は一か月後に顕著に表れているはずです。
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