空所補充は満点必須ゲー
空所補充問題
大学入試の英語試験でもはや定番。
文法問題としても勿論出るし、
長文問題の一部としても出題されますよね。
それなりに英語が得意だと思っている人でも、
苦手と感じる人は多いのではないでしょうか?
しかしこれこそ出題パターンの決まっている典型例。
頭を使う必要がないので、
得意な人からすると、
間違える事のない問題と言えるでしょう。
得意になれば選択肢見て、
3秒で解けるようになります。
逆に空所補充問題が苦手ってことは、
めっちゃ差を付けられちゃうってことです。
満点を狙うための空所補充のテクニックと対策法。
今回はここについてお話しします。
・空所補充問題のパターンと攻略法が分かる
・これを押さえて勉強すれば見た瞬間解けるようになる
初めに:この記事の信ぴょう性
空所補充で失点してる場合じゃない
僕はskin=ハゲと訳すほど英弱でしたが、
2か月後で慶應法A判定、
4か月後の河合では偏差値80、
慶應法の入試では平均の2倍取れました。
元はとんでもない英弱ですから、
問題集やってもバツばっかり。
でも最終的に空所補充問題は、
間違える気がしないくらい得意になれました。
だからそこのコツは十分わきまえています。
でもこれは僕だからできた、
ということではありません。
あなたにだって必ずできること。
こう言うのには根拠があります。
僕は今受験生に指導させて頂いていますが、
みなさんすこぶる成績を上げておられるんです。
例えばその内の一つはこれ⇩
他にも早大プレや慶大プレで一桁や、
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3か月弱で慶應合格するなど。
※この方々の模試成績や合格体験記はこちら
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こういう力を付けていく中で、
空所補充問題ごときで躓いている、
場合ではないわけですね。
他にもやるべきことありますから。
空所補充問題なんてサクッと得意にして、
着実に得点出来るようになんなきゃいけない。
そうやって皆さん英語を得意にされておられます。
つまり僕だから上手くいった、ではないってこと。
僕自身の受験勉強時の経験からも、
これまでに教えてきた経験からも、
その知見を本記事に落とし込みました。
だから大船に乗ったつもりでご覧頂き、
取り組んで貰えたらと思います。
絶対解決できますよ。
また僕の教え子たちが成績爆上げした、
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空所補充の出題パターンと対策法
空所補充の主なパターンは、
以下のようにイメージしてください。
まずはこのパターンのどれに当てはまるか、
それを見抜けないと勝負になりません。
どれに該当するかを見抜いた上で、
選択肢から適切なものを選ぶ流れになります。
一番下の項目以外は3秒で解くことが可能です。
見た瞬間に迷わず解けます。
じゃあ、それぞれのパターンとその対策を解説します。
熟語に伴う前置詞を問う系
空所補充問題で前置詞は超頻出です。
例えばblame A for Bとblame B on A。
この二つの存在を知らない、
もしくは知っているだけで、
違いが分からなければ、
forでもonでも入ってしまうでしょう。
これに対してはアプローチが二つある。
・丸々意味を覚えてしまう
・前置詞を理解する
覚えるというのはある程度は避けて通れません。
覚える以外に方法のない熟語がある事も事実です。
覚えてしまえば間違うことは無いでしょう。
しかし無理に覚えようとせずとも、
前置詞を理解していれば済む熟語があるのも事実。
前置詞を理解するだけ済むとはいかなくても、
少なくとも前置詞への理解が深いと、
暗記に必要な労力が減る事は間違いありません。
※少しがっつり説明します。
多少入り組むので、ちょっとだけ集中してね!
例えばblame A for Bとblame B on A。
これは丸暗記なく解くことができます。
forには”対象に向かって、対象を指して”、
そんなイメージがあります。
そこから「~に対して」「~のことで」のように、
理由を示すと理解することができます。
一方でonには”くっついてる、接触や接着”、
このようなイメージがあります。
そこから「~に」「~の上に、~上に」、
と考えることができる。
例えばon the wallとかは、
「壁上に」=「壁に」みたいになりますね。
なのでblame A for Bは、
AをBという対象を指して非難する、
つまりAをBのことで責める(~せいにする)、
と考えることができます。
blame B on Aなら、
Bという出来事を非難しそれがAにある、
つまりBがAに帰するみたいになり、
BをAのせいにするという理解できる。
これを頭で理解しているうちは、
大変に感じるかもしれません。
でも大変なのは初めだけです。
前置詞への理解が深まり、
頭で考える前に感覚で掴めるようになれば、
熟語を全て丸暗記する必要が無くなります。
丸暗記するにしても、
前置詞のイメージが掴めていると、
「まあ、そうなるよね」と、
あっさり頭に入るようになってきます。
ある単語の派生形を問う系
単語の派生形を問う問題もあります。
「respect」
この単語は知っていることでしょう。
派生形としては、
以下のようなものがありますよね。
respectable(尊敬に値する、立派な)
respective(それぞれの)
respectful(~に対して敬意を表する、丁寧な)
He is a () person
という例文においては、
respectableが選択されます。
respectfulはrespect+fulで、
尊敬いっぱいみたいな能動的な意味合い。
これは自分でなく他の人とかに対して使います。
respectableはrespect+ableで、
尊敬可能な=尊敬されうるという、
受動的な意味合いを持ちます。
このように派生形による意味の違いは、
何となくの意味だけでは正解できません。
これに対しては単語を見出し訳だけではなくて、
品詞や派生形までしっかり覚える必要があります。
特に派生形ではぼんやりとして意味だけはいけません。
respectable/fulのように、
厳密な違いを覚える必要があるでしょう。
その際にはさっきのableやfulなど、
語尾の持つ意味を理解していると、
早く覚えることが出来ます。
色んな動詞の派生形を覚え始めると、
ストックが自分の中に増えていきます。
そうすればある程度は自力で、
動詞を形容詞や名詞の派生にすることが、
出来るようになります。
なので各動詞の派生語のストックが溜まるほど、
暗記の大変さは減っていくでしょう。
大変なのは初めの内だけです。
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品詞を問う系
イメージを持ってもらう為に、
まずは簡単な例を出しましょう。
he is a () tennis player
この文章で選択肢にwellとgoodがある時、
wellは入らないですよね?
似たような意味を持っていても、
wellは副詞でgoodは形容詞です。
名詞を修飾するので、
副詞は入らずgoodが入ります。
このように日本で判断すると、
同じような意味であっても、
品詞によって選択すべき選択肢は変わります。
これはすごく簡単な例です。
実際にはこれの難しいバージョンで、
品詞を問う問題が出ると思ってください。
常日頃の単語の勉強でも、
単に意味を覚えて満足ではなく、
品詞まで意識することは重要になります。
品詞の区別を問う問題は、
単に知っているかどうかです。
そしてその知っているかどうかは、
日頃の学習のちょっとした意識で、
全て解決することができます。
品詞まで意識が行き届いているかどうか。
この差が大きく跳ね返ってくる。
そう思って学習に励んでください。
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自動詞と他動詞の区別を問う系
自動詞と他動詞の区別を問うケース。
これもよくあります。
riseとraiseなんかは、
一度は問われたことがありませんか?
前者は自動詞で「上がる」。
後者は他動詞で「~を上げる」
つまり目的語を取るか取らないか。
ここの区別です。
空所補充の文に動詞の目的語があれば、
その時点で自動詞は入りません。
逆に目的語が無ければ他動詞入りません。
() your handならriseは入らないってことですね。
これは選択肢見た瞬間に答えが出ます。
riseとraiseを引っ掛けさせる問題です、
この手の問題はパターンが限定的です。
普段から自他動詞の区別に注意して単語を覚える。
同時にメジャーな文法問題集ならば頻出は絶対に載っている。
それらさえやっておけば間違いありません。
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文意に沿う意味を持つ単語を問う系
このパターンで問われるポイントは二つです。
・文の意味把握できてますか
・選択肢の単語・語法を分かっていますか
文意に沿うってことは当然、
文の意味を理解できていないと出来ません。
その文を場合によっては直前の文も、
正確に訳せている必要があるかもしれません。
これは文を正確に訳す練習しかありません。
日頃から英文解釈や、
文構造に気を付けて学習を進めて下さい。
空所前後との文法的整合性は取れていても、
文脈や文意に則していなければ間違えてしまう。
またその文意に即した選択肢を選ぶ上で、
単語の意味が分からないといけません。
わざわざ語彙力を問う問題で、
超簡単な単語を選ばせることもないはずなので、
それなりに高いレベルの単語に備えておくと安心。
MARCHまでならメジャーな単語帳を一冊。
これを見出し語以外まで覚える。
早慶ならその一冊+英検準一級。
ここまで覚えておけば安心でしょう。
少なくとも他の受験生と比べて、
遅れを取ることにはありません。
さてここまで説明した事項は、
根本的な解決策ではあっても、
その場でどうにか出来る話ではないですよね?
じゃあ問題を解いている最中に、
その場でどうにかする術はないのか?
そんなことはありません。
文意を完璧には掴めていなくても、
その単語の意味を知らなくても、
どうにか得点に結びつけるテクニックはあります。
ただそれはあくまでテクニックに過ぎない。
過度に依存しすぎるのは止めましょう。
日頃の学習ではしっかり文意を掴める、
そして単語をちゃんと覚える。
こういう取り組みは、マストでしてください。
このテクニックの説明は少々長くなります。
以下の記事をご覧ください。
⇩解き方1つで出来る語句定義・意味推測問題のテクニックはこちら
【英語】解き方1つで飛躍的に伸びる!単語の語句定義・意味推測問題のテクニック!
空所補充はこれでバッチリ!
さいごに
ここまでお伝えしたことを、
完璧に理解して実践できれば、
空所補充は満点が狙えます。
少なくとも9割は取れるでしょう。
出題パターンも対策方法も、
難しいものではありません。
頭の良し悪しよりも、
どこまで意識して取り組めるかの方が重要。
まずは自分が良く間違える系統を分析して、
把握することから始めると良いかもしれません。
そこを対策して、穴を埋めていく。
そうすれば向かうところ敵なしです。
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