文法問題って超簡単です。
これは僕が特別なわけではありませんw
誰でも簡単に得意になることができます。
使うものは問題集1冊で十分です。
ゼロベースから独学であっても可能です。
たった問題集1冊の中に必要なエッセンスが全て詰まっています。
多くの受験生が気付いていませんが・・・
僕は受験勉強に当たり全くのゼロ(厳密には中三くらいのレベル)から始まりました。
勉強開始から2か月後の駿台全国模試で文法は9割得点。
その後は模試・入試含め満点かせいぜい1問ミスでトータル95%は正答していました。
しかも終始文法問題集1冊しか使っていません。
文法が苦手、伸びないという方は是非覗いていってください。
魔法じゃないけど魔法のような劇的な伸ばし方があります。
今回は、ゼロから独学でも出来る劇的な英語文法問題の伸ばし方についてです。
・英語の文法問題が苦手な人へ
・問題集1冊で劇的に文法での得点力を高める勉強法をお伝えします
・お伝えした通りに勉強すると文法問題で常に満点が狙えます
筆者については⇒こちらから
【前置き】はじめに
文法問題はボーナス
まず文法問題というのはボーナス問題です。
文法問題では誰でも簡単に満点を狙えるような問題しか出題されません。
後ほど詳しく説明していきます。
英語の試験で最も満点が狙いやすい問題と言っても過言ではないでしょう。
高偏差値を狙うとか、難関大学で高得点を取りたいのであれば文法問題で不必要な失点は避けたいところです。
特に、難関大学の入試になると・・・
その1問で合否が変わるなんてことは良くあります。
やっておけば必ず得点できたはずの問題。
そこを失点し不合格になるなんて、これほど勿体ないことはないでしょう。
文法が得意になればマジで見た瞬間に解ける問題だらけです。
見た瞬間に解ける問題がズラーっと並んでいるなんて垂涎ものじゃないですか?
もし今文法が苦手なら、これを機に超得意に変えてしまいましょう。
劇的に伸ばせる理由
文法問題はパターンが決まっている
「この長文問題集1冊やれば満点取れます」なんてことはないですよね?
でも、文法だったら十分現実的です。
たった問題集1冊でどんな試験でも満点狙えます。
問題集1冊なので当然独学でも再現可能です。
文法問題で問われる内容は基本的に使い回しだからです。
それは覚えるべき知識と問題を解く上での考え方、両方に同じことが言えます。
そして、それぞれに対してどんな引っ掛けが使われるのかもパターン化されています。
・知識=問題パターン
・問題を解く上での考え方=解法パターン
・それぞれに対する引っ掛けのパターン
多分これだけだとピンと来ないですよね?
上から順に説明します。
知識とは問題パターンと考えることができます。
つまり、文法問題で聞かれる知識のパターンには決まりがあるってことです。
例えば、自動詞と他動詞の区別は大学受験で超頻出ですよね?
(riseとraiseとか、discussにはabout付けないとかってやつです)
「いっつもごっちゃになって鬱陶しいんだよ」とかって思うかもしれません。
でも、この自動詞と他動詞の区別って出題される問題パターンが基本決まっていたりします。
そのパターンさえ押さえれば問題を見た瞬間に答えが出ます。
これは自動詞と他動詞に限らず、その他の語法や用法でも同じです。
そして問題を解く上での考え方は解法パターンと言うことができます。
interested・interestingのような~ed,~ingの区別ってよくありますよね。
この類は、それぞれの意味を厳密に覚えようとしなくても主語を見たら解けてしまったりします。
~ingは「~させるような」~edは「~な状態」です。
The book isと来た時点で続く語はinterestedじゃありません。
excitingでもexcitedでも問われる本質は同じです。
こんな感じで解き方にもパターンやテンプレがあります。
その解法パターンの本質さえ掴むこと。
それが出来れば見せ方が異なる類似問題でも苦にせず解答できるようになります。
最後に、これら問題・解法パターン共に引っ掛けパターンも存在します。
正答となる選択肢+間違いを誘う引っ掛けの選択肢が用意されてます。
多くの場合、引っ掛け選択肢の本命は1つで他は明らかな間違い=ダミーです。
そして、この本命の引っ掛け選択肢にもパターンがあります。
問題・解法・引っ掛けパターンの3つを体に覚えさせる。
そうすることで手っ取り速く文法を得意にできます。
※詳しくは後述しますが、頭を使って覚えることや理解するのではなくパターンを体に馴染ませるっていうのがポイントです。
これらがメジャーな問題集であれば1冊の中に全て網羅されています。
そこで扱う問題と解説さえちゃんと頭に入れる。
そうすれば必要な知識も解き方も引っ掛けに対する対応も十分に身に付きます。
たった1冊に詰められた情報で全てに対応できてしまいます。
それほど類似問題ばかりが出題されているってことです。
これは問題集1冊で模試・入試含め正答率95%だった僕が言うんだから間違いありません。
文法問題は英語の中でも最も簡単
・単語ほど覚えることは多くない
・長文のような情報処理能力が求められない
ここまでを簡単にまとめましょう。
問題集1冊分の情報で受験文法は全て網羅できるってことです。
もしかすると「問題集1冊って情報量結構あるよね?覚えられる自信ない」なんて思われるかもしれません。
でも安心してください。
文法問題は英語の中でも最も簡単です。
先ほどお伝えしたように英文法はパターンゲーです。
いかにパターンに慣れるか、これだけが上達のコツと言えます。
英単語は覚える量が膨大です。
見出しの意味以外、複数の意味に派生語や品詞なども含めたら結構な量になります。
(信じられない速度で英単語を仕上げるには⇒【ズルい英単語】大学受験なのに短時間で英検1級単語帳まで完璧にした覚え方 )
長文は持っている単語や文法事項に構文などを臨機応変に使いこなし意味を取って問題を解くという情報処理能力が必要です。
どちらも勉強法次第では攻略は難しくありません。
とはいえ英文法よりは労力が必要です。
英文法では覚えるべき知識が限定的です。
単語のように山ほど覚えることなんてありません。
その上、解き方が決まっている問題も多いです。
「こうあるから答えはこれ」
このように解法パターンに当てはめて解くだけで済んだりします。
単語未満の情報量に、長文未満の情報処理能力で英文法は得意になれます。
僕自身、文法に限らず全てゼロから英語の勉強を始めて二か月後の駿台全国模試で既に9割は取れるようになっていました。
文法問題で求められる情報量を身に着けるなど先ほどお伝えしたパターンを意識して勉強すれば誰でも必ずできるようになります。
とはいえ勉強法を間違えては何も成果は生まれません。
これから超短期間で文法で満点狙えるレベルに持って行く勉強法をお伝えします。
ゼロからでも95%~満点を実現する勉強法
【独学でも可】問題集1冊を繰り返すだけで良い
・メジャーな文法問題集を1冊用意する
・とにかく短期間で徹底的に繰り返す
※後述する注意事項を必ず意識すること
やる事は単純明快ですよね。
僕もそうでしたが独学でも簡単にできるはずです。
用意する問題集はメジャーなものなら何でも良いです。
ちなみに僕は「頻出英文法 語法問題1000」を使っていました。
そして、用意した問題集を短期間でとにかく繰り返してください。
進め方は以下の通りです。
・一周目:一通り解いて間違えたOR正解でも正答の根拠が解説と違う問題にチェック付ける。(出来不出来を厳しく選別)
⇩
・二周目:チェックが付いたものを中心に、一周目と同じ作業
⇩
・以降は二周目の繰り返し
超簡単でしょ?
これを超速で繰り返すだけです。
10~15周すれば確実に変わります。
僕と同じように文法問題で1つでも失点する方が難しいってレベルになるはずです。
でも、「そんなハイペースで繰り返せる自信がない」ってこともあると思います。
そう思うのは当然でしょう、
多くの人がやっているやり方では、そんなに繰り返せません。
仮に繰り返せても馬鹿みたいに時間を掛ける事になりかねません。
膨大な時間を掛けることは本意ではないです。
そして当然時間を掛けずにやる方法もあります。
時間を掛けずに済ますことも含め以下のような注意点があります。
それぞれ説明していきます。
これらの注意点が守れないと、この学習法が破綻するので目を通してください。
では、上から順に見ていきましょう。
・時間を掛けない。完璧を求めない
・インプットに偏らない
・問題集を2冊は使わない
時間を掛けない。完璧を求めない
徹底的に繰り返す上ではスピード命です。
とにかくサクサク進めて下さい。
出来る、出来ないは問いません。
間違っていても結構です。
問題を考えて解こうとすることもやめて下さい。
復習にしても、一回で覚えよう・完璧に理解しようとしないでください。
従来の勉強法とは逆行しているように思えるかもしれません。
でも、これが大切です。
あなたは1回で覚えようとして覚えられますか?
1回で完璧に理解して、その後忘れませんか?
僕のような凡人には到底不可能です。
地頭や要領が良い人を除いた大半の人にとって、繰り返すことが早く覚えられる唯一にして最大のコツです。
僕が受験で得た最大の学びです。
それに文法はお伝えしてきた通りパターンに馴染むだけであっという間に得意になります。
「この聞かれ方したら、答えはこれで、引っ掛けはこのパターン」
「この手の問題の本質はこう解いて、これで引っ掛けに来てる」
問題を見た瞬間に上記のように反射で頭に浮かぶように、体で覚えてしまう方が頭で全て覚えよう・理解しようとするよりも楽だし早くに成果を出せます。
そして、体に覚えさせるには繰り返し何度も問題を解いて解説に目を通すのが最短距離です。
反射で問題・解法・引っ掛けパターンが頭に浮かぶ状態になる。
それはもう理解している事と同じです。
気が付いた時にはそうなっています。
とにかく繰り返すことだけ考えましょう。
その為には、問題を解く際も復習の際も時間を掛けず、完璧に拘らず。
いかに短時間で周数をこなせるか、それだけを考えて取り組んでください。
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インプットに偏らない
解説だけ読むとか文法参考書を読んで満足するというのは止めましょう。
散々言ってきましたが文法はパターン把握ゲーです。
パターンというのは問題とセットでなければいけません。
もっと言うと、選択肢もセットです。
”問題に対して必要な知識を用いて”選択肢”を選んで”解答”するわけですよね。
文法問題を考える上で、問題・解答・選択肢は三位一体です。
知っている事と出来ることは違うって良く言いますよね。
インプットというのは知識を入れることにはなります。
でも、問題を解けることと必ずしもイコールにはなりません。
文法問題を得意にするためには、問題を解く作業が必要です。
実際に問題を解くから、その問題の解き方が身に付きます。
そして、そこに連なる選択肢の選び方や解説事項が活きる訳です。
問題を解いて(アウトプット)復習(インプット)する。
これをどれだけ繰り返せるかが重要になります。
インプットだけというのは無自覚かもしれませんが、言ってしまえば怠惰です。
必ずアウトプットありきで行うようにしましょう。
原則問題集は2冊使わない
使う問題集は1冊にしましょう。
2冊目を使う際は、1冊目が全問1つのミスもなく解説まで全て頭に入った状態に限ります。
そうでなければ本末転倒に終わります。
僕が言いたいのは2冊目をやる事への否定ではないです。
1冊を中途半端にして安易に2冊目に入る事への否定です。
1冊目を中途半端に終える人は2冊目も中途半端に終わります。
これは、その人が細部まで徹底できるかどうかという気質や意識の問題なので、1冊目中途半端なのに2冊目完璧に出来るとは考えにくいです。
何冊やろうと中途半端なら得られるものはありません。
文法問題集はメジャーなものなら情報の本質に大差はありません。
一通り網羅はされていて、ザックリ言うと同じような事が書いてあります。
こんなイメージ⇩
どの問題集でも、このベン図の傍線部が情報の大半です。
なのでここが中途半端なら、何冊やろうと文法が得意になる事はありません。
問題集1、2のそれぞれを中途半端に70%ずつ仕上げても、ベン図のダブっている傍線部分が70%の出来であることと相違ありません。
そうではなく、まずは問題集1冊を嫌というほど繰り返して100%にすることです。
大学受験レベルであれば本当に1冊で十分です。
完璧すぎてやることなくて困っちゃうとなっても繰り返してください。
その上でどうしてもという場合に限り2冊目以降に着手するようにしましょう。
【補足】もっと楽して得意になる簡単対策テクニック
これまでお伝えした通りに勉強してもらえれば文法問題は敵無しです。
間違いないと思ってくれて結構です。
ただ、もっと楽して得意になるための知見を共有しておきます。
以下の2つは受験英語の文法問題では定番ですよね?
・空欄補充問題
・並べ替え問題
空欄補充とは、単文の中にある空欄に適切な選択肢を選んで埋める問題ですね。
並べ替えとは、いくつもある語句を入れ替えて適切な文を完成させる問題です。
それぞれ解き方があったり、得意になるためのコツみたいなものがあります。
今回お伝えしたことを実行してくれれば、ゆくゆくは出来るようになるわけですが先に知っておくともっと楽になると思います。
日頃の学習のちょっとした意識の持ち方1つだけでも全然違うはずです。
・空所補充問題で満点を取る5つのパターンと対策について
満点を狙う!英語の空所補充問題における5つのパターンとその対策テクニックを徹底解説! - K.O diary
・並び替え問題キラーになる3つのコツとは?
たった3つのコツで英語の並び替え(整序問題)キラーになれる!テクニックと勉強法の紹介! - K.O diary
さいごに
まとめ
・文法問題はボーナス
・問題・解法・引っ掛けパターンが決まっているので、それを定着させるだけ
・徹底的に1冊の問題集を繰り返す
文法問題は一度パターン化が定着してしまえば超簡単です。
そしてそれは誰にでも再現可能なはずです。
試験時間内に、短い時間で頭も使わずに必ず得点になる事の精神安定作用は計り知れません。
とくにハイレベルを目指す人からすると非常に有難いはずです。
今回お伝えした通りにやって下さい。
必ず成果が出るはずです。
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