バカな高校生が慶應法学部に合格した方法~ビリギャル超えとか余裕~

K.O diary

学校や予備校では教えてくれない私立文系の受験勉強法

また受験失敗するの?浪人生が知っておくべき失敗の法則と回避の法則!

初っ端から申し訳ありませんが、いきなり現実を突きつけます。

 

浪人生の大半は失敗に終わります。

第一志望に合格できる人は限られています。

 

浪人生には2:6:2の法則っていうのがあります。

6割が現役時と変わらず、2割は現役よりも上昇、残り2割は下降です。

 

現役時よりも上に活きたくて浪人する以上、これだけでもシンプルに8割は失敗と言えるでしょう。

 

そして、上昇の2割もあくまで現役時より上昇というだけで第一志望に受かるという訳ではありません。

第一志望の合格を浪人生校と定義すれば、さらに多くの人が失敗に終わります。

 

もうお分かりでしょう。

もはや失敗が当然の世界です。

 

そして、それはあなたにも例外ではありません。

浪人を始める時は「自分は違う」と思うものです。

 

でも、それを現実に出来る人は一部しかありません。

本当にあなたは「自分が失敗しない」と迷いもなく言い切れますか?

 

そこで今回は、”浪人失敗の法則”と”浪人失敗回避の法則”をテーマに扱います。

どんな振る舞いや取り組みをすると失敗するのか、そしてどうすれば失敗しないで済むのかを余すことなく解説します。

 

本当に失敗したくないのであれば知っておいて損はないはずです。

 

この記事に関して

・浪人失敗に終わりたくないあなたへ
・”浪人失敗の法則”と”浪人失敗回避の法則”が分かる

 

 

浪人失敗の法則

【注意】自分では気付けないから難しい

傍から見ていると「そりゃ失敗するわな」と思うようない取り組み方や言動であっても、そこに本人は悪気はなかったりします。

 

つまり受かるつもりだけど自覚せずに落ちる振舞いをしてしまうってことです。

 

「これじゃマズいな」と自分で思えたらそれがベストですが、自分でそこに気付けないというのが難しい所です。

 

あなたももしかしたら受かりたいのに落ちる言動をしているかもしれません。

以下に当てはまる振る舞いをそれぞれ説明していきます。

 

浪人生の失敗法則一覧

・時間があると、たかを括る
・浪人したら受かると思っちゃってる
・現実と向き合えない”逃げの姿勢”
・友達の選び方・付き合い方を誤る
・模試の判定をポジティブに捉えすぎ
・すぐ調子に乗って浮かれる
・自己満足が大好き
・無計画で無鉄砲な勉強をしがち
・1つ1つ「できる」と感じる基準が低い
・予備校への盲信

 

時間があると、たかを括る

浪人生は1年近くの時間が与えられますよね。

 

終わって振り返った時にあっという間だったと思う事はあるかもしれませんが、浪人開始時点からすると1年って結構先のことで時間があるように感じると思います。

僕もそれは思っていましたし、それ自体は良いと思います。

 

ただ、そこで「時間がまだまだあるから」と、たかを括るかどうかによって、その後に大きな影響を与えます。

 

時間があるからと余裕をかますことは、自覚の有無に関わらず気の緩みがあることと同義です。

これでは本気でストイックに勉強と向き合うことは出来ません。

 

何となくなあなあに勉強して、本来であれば大きく成長できる時間を無駄にします。

そして、受験が近づいて焦り始めます。

 

「あと、もう少し時間があればなぁ」なんて思っても時すでに遅しです。

過ぎた時間は返ってきません。

 

1年という時間は確かに長いです。

もしかしたら途中で「いつまで続くんだ」と感じることもあるかもしれません。

 

しかし時間があると、たかを括って余裕をかましたツケは必ず回ってきます。

そして、その場合の大半は間に合わず志望校に落ちて後悔する事になるでしょう。

浪人したら受かると思っちゃってる

浪人生は現役生に比べてアドバンテージが大きいです。

現役の頃にそこそこ勉強していた人も多いでしょうし、学校に行く必要もなく勉強だけしていれば良い環境です。

 

この条件だけ考えると浪人生が圧倒的有利で受かる気がしてしまうのも頷けます。

 

でも、当然ながら「浪人したから受かる」ではないんですよ。

そんなに都合の良い話はありません。

 

仮に浪人したって現役時と何も変わっていなければ、また落ちます。

浪人して、その上やるべきことをやった結果として受かる訳です。

 

冒頭の通り、大半の浪人生は成績ががらず志望校に行けません。

浪人したから受かるっていうなら、もっと多くの浪人生が志望校に行けているはずです。

 

そんな中で「浪人したから受かる」なんて思っていて勉強に本腰入れられますか?

必死になれますか?

 

そんなにフワフワした状態では、合格に必要なやるべきことをやり切るのは難しいでしょう。

 

自分に都合の良い夢を見るのは止めましょう。

受験勉強では常に自分と目の前にある現実の両方に向き合うことが必要ですが、都合の良い夢を見ているとそのどちらも出来なくなってしまいます。

 

現実と向き合えない”逃げの姿勢”

失敗する浪人生は現実から目を背ける”逃げの姿勢”が染みついています。

嫌な・都合の悪い事には目をつぶって逃避するってことです。

 

”逃げの姿勢”がある人は例えば模試の成績が悪くても、その原因・解決策を突き詰めて考えることはしません。

 

すぐに抽象的な言葉(例:「うっかりミスが多かった」)を使って言い訳して、そこを深堀(例:うっかりミスが多かったのは何故か?)しようとはしません。

 

酷い場合には外的要因(例:「隣の筆音がうるさくて集中できなかった」)のせいにして思考停止します。

 

そうしたくなる気持ちは分かります。

自分に都合の悪い現実に向き合うなんて辛いですし、早く忘れたいですからね。

 

でも受験勉強をしていれば向き合いたくない現実は沢山出てくることがあります。

 

思う様に勉強が進められない。

模試の成績が悪い・伸びない。

過去問で合格点を取れない。

etc...

 

そして、これらの現実を招く原因はあなた自身の取り組みにあります。

 

あなたのスケジューリングや自己管理が悪いせいで思う様に進められず。

勉強法が悪かったり凡ミスが多いせいで模試でも過去問でも満足のいく結果が出ない。

 

結局はこういうことじゃないですか。

 

つまり、その向き合いたくない現実にはセットであなたの改善すべき課題も存在しているってことです。

 

その課題を分析し解決しない以上は現実が改善されることはありません。

目を背け続け解決されることなく受験まで行ってしまった場合は、全て受験結果になって反映されます。

つまり不合格です。

 

志望校を不合格になれば、その不合格という現実と嫌でも向き合うしかありません。

もう1年浪人するのか他の大学へ進むのか。

 

結局いつかは向き合わないといけないんです。

だったら不合格になる前の方が良いですよね。

 

友達の選び方・付き合い方を誤る
避けなければいけない友達

・勉強の邪魔になる人
・傷の舐め合いが好きな人

普段の友達付き合いでは一緒にいて楽しいとか気が合うかどうかを基準に考えると思います。

でも、浪人生の場合はあくまで受験勉強をベースに考える必要があります。

 

なので足を引っ張ってくる人とは付き合わない方が良いです。

 

「勉強しないで遊ぼうぜ」みたいな人は論外ですが、一見普通の浪人生なんだけどあなたの足を果てしなく引っ張ってくる隠れパターンもあります。

 

それは傷の舐め合いが好きな人です。

 

成績が芳しくないことを互いに慰め合ったり、成績の良い人を棚に上げて「あいつは特別だよね」みたいな共感を求めるタイプです。

 

このタイプと付き合うとあなたの向上意欲は削られます。

これは思考の問題です。

 

浪人生は成績上げてなんぼです。

なので、どうやったら成績を上げられるか、どうしたら他の成績が良い人にも勝てるのかっていうベクトルで思考すべきでしょう。

 

でも、傷の慰め合いが好きな人と一緒にいると、逆ベクトルに引っ張られます。

「今のところ成績上がってないけどおれら頑張ってるしね」とか「あいつは特別だから勝てないのは仕方ないよね」と下向きな思考になってしまいます。

 

これは一見地味に見えるかもしれません。

でも友達になって会話が増えるほど、あなたの思考は侵されていきます。

 

そして、この下向きな思考が定着すればもうそれ以上成績が伸びることはありません。

 

これはあなたにとって大きなマイナスです。

傷の舐め合い好きの人とは付き合うのは止めましょう。

 

ここでの話をさらに詳しく⇩

【忠告】仲良しごっこじゃねえぞ?浪人中の友達との付き合い方の全て! - K.O diary

 

模試の判定をポジティブに捉えすぎ

浪人生は現役時代に少なからず勉強している人が殆どです。

なので大きな貯金を使って好成績を取ることがあります。

 

そして、それをポジティブに捉えすぎて過信に陥る人は大概失敗します。

 

現役生は結果が終盤にかけてどんどん伸びていきます。

模試段階と受験本番での現役生のレベルは別物だと思っておいた方が良いです。

 

なので現役生が伸び切っていない段階で受けた模試に関しては、現役時代にも勉強していた浪人生なら好成績は取りやすいものでしょう。

 

浪人生がB~A判定で落ちても何も驚くことはありません。

僕の友達にも結構そのパターンはいました。

 

好成績が取れて嬉しいっていうのは分かります。

でも、それに浮かれすぎて過信に繋がれば本末転倒です。

 

「A判定だから受かると思っていた」では通用しません。

当日少々体調が悪いとか、過去最悪の出来だったとしても合格できる水準にまで持って行かなければ落ちるべくして落ちたと考えておくべきです。

 

ましてや、A判定にも達していならば伸ばせる余地は幾らでもある訳ですから、言うまでもありません。

 

模試の成績をポジティブに捉えすぎず、過去問でも合格最低点+2割を取れるように心掛けて取り組んでください。

 

それくらい周到な用意をして万全を期して本番に臨みまなければ、不合格になっても何も驚くことはありません。

過信している暇なんて無いのです。

 

自己満足が大好き

自己満足系浪人生は実に多いです。

 

浪人をするのは自己満足のためですか?

それとも志望校に合格するためですか?

 

こう聞けば志望校合格のためだと答えるでしょう。

 

であれば、自己満足のためではなく志望校合格のために勉強するべきですよね?

これは分かってくれると思います。

 

でも、多くの浪人生は志望校合格のための勉強はせずに自己満足のための勉強をしがちです。

 

例えば、勉強時間に価値を見出すとか、予備校に毎日通ったり自習室に籠る事自体に価値を見出したりします。

 

これは勉強時間が長い事自体や朝から晩まで予備校に籠る事自体を否定している訳では無いです。

価値を見出すポイントをそこに置くことが問題だって話です。

 

このような話をすると「いや、志望校合格を念頭に置いて必要だからやってるんです!」と言ってくる浪人生もいると思います。

誰だって自分の取り組みを否定されるのは嫌ですから、そう思いたいっていうのは分かります。

 

でも、勉強時間が長いから、朝から晩まで予備校に毎日籠っているからって成績が伸びる訳でも志望校に合格できる訳でもありません。

 

そこに伴う中身の方が遥かに重要です。

勉強時間だけ一丁前でも、的を射た学習ができず結果が出ないなら話になりません。

 

問題の本質が勉強時間よりもその中身にあることに気付けず、勉強時間だけ長くてもそれは自己満足です。

目的に沿っていない行動を取り続けることを自己満足って言うんですよね。

 

今回の例で言えば、問題の本質に早く気付き勉強法を見直すことこそが志望校合格のためであるはずです。

 

サッカー選手になりたいのに腕力だけ鍛えても自己満足ですよね?

 

口では「サッカー選手になるためにやってます」なんて言っても、どう考えても自己満足じゃないですか。

それは目的に行動が適わない意味の無い取り組みだからです。

目標達成のための本質を見失っています。

 

自己満足のための勉強をどれだけしたって志望校に受かる事はありません。

自分の取り組みが自己満足になっていないか注意しておいてください。

 

無計画で無鉄砲勉強をしがち

受験勉強は闇雲にやればいいってものではありません。

無計画で無鉄砲な取り組みはあなたの身にならない、少なくとも効率は良くないです。

 

当てもなく勉強するのと、当てがあって勉強するのでは全然意味合いが違います。

やるべきことも曖昧で間違った勉強法で勉強するよりも、計画を立てて正しい勉強法を用いて勉強する方が早く確実に成果が出るに決まっています。

 

極端な話、自分がする勉強を毎日気分で決めてたらやばいじゃないですか。

 

「気分的に今日はこれやろっかなぁ」とか「なんかこれはやる気になんないからとりあえず1か月くらいはやるの止めよっと」って流石に考えないですよね?

 

また、それは勉強法についても同じです。

気分に応じて使う勉強法を変えてみよう、って考えることはしないと思います。

 

確かにこれは極端な例かもしれません。

でも実質的には多くの浪人生のやり方はこれと大差ないです。

思考停止して「何となく」勉強しているという意味では同じでしょう。

 

何となくやった方が良いような気がするという理由でやるべき勉強を決めたり、予備校で言われたからと何となく進めているなど。

それに、自分の勉強法が正しいのか、もっと効率的なやり方はないのかと疑問を持つ事もありません。

 

そもそも自分がやる1つ1つの取り組みが的を射ているのかを考えようともしません。

なので的を外す人が多いし、考えもしないので的を外しても気付くことすら出来ません。

 

多くの浪人生はスケジュールを組むことも、正しい勉強法を考えることもしません。

結果的には時間だけが過ぎていき、大した成果も生まれず志望校にも合格できずで受験が終わります。

 

多分考えたら分かる事だと思います。

的を射た勉強を、的を射た勉強法で進めることが結果に繋がりやすいに決まっていますよね。

 

そんな簡単な事すら考えようとしない人が大半です。

1つ1つ「できる」と感じる基準が低い

「できる」って概念・言葉が持つ意味は凄く広いです。

 

「ピアノができる」という表現には、凄く簡単な曲から難しい曲まで含まれますよね?

猫ふんじゃったを引けるだけでも「できる」って感じる人もいるかもしれないし、もっと高い水準で考える人だっていると思います。

 

つまり何が言いたいかというと、「できる」って感じる基準は人それぞれだってことです。それは受験勉強の1つ1つでも同じです。

 

そして、その基準が低い人は上手くいかないよって話です。

 

例えば、単語帳は覚えたとか文法問題集は出来るようになったという表現はよく使うと思います。

 

単語帳で考えてみますね。

以下の3つは、それぞれ求めている水準が違いますよね?

 

①見出しの意味の多くを覚えた(けど完璧じゃない)

②見出しの意味は全部完璧に覚えた

③見出しの意味以外にも複数の意味や品詞・派生語・絡む前置詞など全部完璧に覚えた

 

自分の「できる」って感覚はまさに人それぞれです。

①のような凄く低い水準でもできるって思っちゃう人は、いわゆる難関大学への合格は難しいでしょう。

 

今回は例で英単語を用いましたが、この自分の中の「できる」って感覚の基準は英語の他分野や別の科目にもある程度共通しています。

 

そして、その基準の高低は要するにどこまで突き詰めて勉強できるかってことです。

これは日頃の勉強意識に反映されますし結果にも現れます。

 

更に詳しくはこちらからご覧ください⇒浅すぎる!成績伸びない人は例外なく「学習精度に対する基準」が低すぎる件について - K.O diary

 

ちなみに現役時代にちゃんと勉強したのに結構余裕で志望校に落ちた浪人生には、この基準が低い人が非常に多いです。

 

突き詰めるべき所までやり切れないので、仮に膨大な勉強時間をやっても密度が薄すぎて結果が出ないってタイプですね。

そこの意識を変えない限りは浪人しても恐らく報われません。

予備校への盲信

予備校を信じ切ってしまっている浪人生も危ないです。

何故なら、予備校は生徒に分相応な大学に合格させる場所だからです。

 

予備校に通い志望校に合格するには、「予備校に入る時点で高い学力を有している」OR「先天的に頭が良い」の少なくともどちらか1つに当てはまる必要があります。

 

どちらにも当てはまらない人が予備校を盲信すれば志望校には落ちます。

それはもう、いとも簡単に落ちますよ。

 

何故なら予備校は飛躍的に伸ばして合格させるカリキュラムになっていないからです。

受かる人が受かれば良いってスタンスが予備校です。

 

もしもあなたが上記のどちらにも当てはまらないのに予備校に行くのであれば、志望校には受からないと覚悟を決めておいた方が良いです。

 

予備校を盲信した結果として志望校に受からなくても、それは自己責任です。

誰に強制されるでもなく自分で好んで盲信した結果ですから予備校に非はありません。

 

ここでお伝えしたことの詳しい根拠は長くなるので割愛します。

別記事にまとめてあるので関連記事と一緒に貼っておきますね。

気になるようなら覗いてみて下さい。

 

浪人失敗回避の法則

全てどれも当たり前

浪人生の失敗法則では色々言ってきました。

失敗回避の法則は至ってシンプルです。

 

以下の3点のみです。

 

浪人失敗回避の法則

・本気が何かを知り、退路を断つ
・全ての判断や言動に対して然るべき軸を持つ
・自分の勉強に責任と根拠を持つ

どれも凄く簡単です。

読み進めてくれたら分かると思いますが誰にでも簡単にできることしか言いません。

 

でも大半の人はそこまで徹底して取り組めません。

それは単に意志の強さとか意識の問題です。

 

やる気にさえなれば必ず誰にでも出来ることなので、ちょっと注意深く読み進めて下さい。

 

じゃあ、それぞれ説明していきます。

 

本気が何かを知り退路を断とう

まず初めに確認したいことがあります。

 

あなたは本当に志望校に行きたいんですか?

「行けたら行きたい」ではなく、素直に行きたいって言い切れますか?

 

志望校に行くために本気で勉強できるんですか?

1つのためらいもなく即答できますか?

 

まずは本気になれないとスタートラインにも立てないんです。

 

浪人生の多くは「本気で志望校に行きたい」って口では言う人が多いと思います。

じゃあ、あなたにとっての本気って何ですか?

 

僕は受験勉強での本気ってこういうことだと思っています。

”天地がひっくり返っても合格できるくらいに必要なことは全てやり切る”

 

受験を迎える頃には、合格以外に考えられないくらいに全部やったと自信を持って言えるようにならなければいけません。

 

もしもここまでやろうって思えないなら恐らく志望校合格は無理です。

そして失敗なんてこと気にしなくて大丈夫ですよ。

 

思いの強さと失敗した時のダメージって比例します。

本気であるほど失敗した時にきついんです。

 

その程度の思いなら失敗しても特に辛い思いをすることもなく、すぐに切り替えて大学生活をスタートできます。

肩ひじ張らずにのびのびと浪人生活を送りましょう。

 

逆に、これくらいの決意が本当にあるなら退路は全て断ってしまいましょう。

「志望校に落ちたら大学に行かないで即座に無一文で家を出ていく」とでも親に決意のほどを宣言してください。(当然落ちたら実行してくださいね)

 

親は絶対にビックリするし止められると思います。

でも、耳を貸す必要はありません。

 

だって合格するんですよね?

何が起きても合格できるように必要なことは全てやり切るんですよね?

 

じゃあ、落ちないじゃないですか。

志望校に受かれば問題ないんですから。

 

でも、退路を断つだけであなたは見え方全て大きく変わるはずです。

超絶自分に厳しくなります。

 

余裕をかますなんて出来なくなります。

自分に不利益をもたらす人と一緒にはいられないでしょう。

勉強への取り組みだって頭を使ってどうしたら早く成績が伸びるか考えるだろうし、常に良い意味で批判的に現状を捉えることができるようになります。

 

たった1つ、退路を断つというだけで覚悟が決まります。

覚悟の裏には恐怖があり、それが常にあなたを突き動かしてくれます。

 

僕は似たようなことを実践したので効果は嫌と言うほど実感しています。

「家を出ていく」とまでは言っていないですがw

 

何が言いたいかというと、それくらい本気でやれよってことです。

そうすれば結果は付いてくるし、先ほど紹介した失敗法則のようなことにはなりませんから。

 

詳しくはこちらをご覧ください⇩

受験勉強に本気になれない人は必見!たった1つの行動で強制的に本気になれる術を教えます - K.O diary

全ての判断や言動に対して然るべき軸を持つ

あなたの思考の軸は結果を出すことであるはずです。

志望校に合格する為に浪人をしている以上は結果に拘る事は当然でしょう。

 

日々の判断やそれに基づく言動は、結果を出すことを軸に考えなければいけません。

 

現役生よりもアドバンテージや時間に余裕があるからと手を抜くことは、結果を出す上でプラスですか?マイナスですか?

 

あなたの足を引っ張る友達と付き合う、現実から目を背け課題解決を怠る、意味の無い勉強を繰り返す、受かるかも分からない中で予備校に盲信することはどうですか?

自分の合格に有益ですか?不利益ですか?

 

自分事としてリアリティーを持って考えて下さい。

この軸を持ってさえいれば自分の合格に有益な事にのみ取り組み、そして不利益なことは全て回避する動きを必然的にするようになるでしょう。

 

この軸に基づいて考える、そして動けることはどんな勉強計画や勉強法よりも大切なことです。

 

それらは調べたり考えたりすれば解決できる表層的な問題です。

それ以上に、自分の言動の全ての軸が「結果を出すため」に設定できていることの方が優先度は高いです。

 

これは勉強が出来るとか出来ないの前段階だからです

 

どんなに優れた勉強計画や勉強法、解法テクニックであろうと使う人が悪ければ活かすことは出来ません。

 

ド素人ではプロと同じ道具を使ってもプロと同じようには使いこなせない事と同じです。まさに豚に真珠ってやつですね。

 

そうならないためにも、まずは勉強を実際に行うあなた自身がとにかく結果にコミットする考え方や取り組み方が出来るように意識してください。

 

自分の勉強に責任と根拠を持つ

あなたがする勉強は他の誰のためでもなく、あなた自身のために行うものです。

そして、その勉強の全てが結果として現れます。

 

正しい取り組み姿勢で、正しい勉強計画に勉強法を用いれば、それは成果となってあなたを合格に導きます。

一方で、間違えた取り組み姿勢であったり、間違えた計画・勉強法なら不合格へ引き連れ込まれます。

 

如何なる結果になろうとも、それまでに勉強を行ってきたあなたの成果・責任です。

それが偶然だろうと必然だろうと一発勝負の受験では関係ありません。

否応なしに全てがあなたのしてきた勉強の結果としてみなされます。

 

そう考えると「何となく」で勉強していることが如何に愚かな事であるかが分かるはずです。

 

「何となく」ということは自分の勉強に責任も根拠もありませんよね?

言ってしまえば、合否は蓋を開けてのお楽しみ、運に身を任せるようなものです。

 

これでは、浪人しても失敗するよなと納得でしかありません。

 

そこであなたに質問です。

あなたは1日に行う勉強の一つ一つに明確な根拠を持っていますか?

 

何で「その勉強」を、「その量(時間ではない)」で、「その勉強法」でやるのか。

これらに対して明確な答えがあるかどうかです。

 

もしもやろうとしている「勉強」が的外れなら当然成績には結び付きませんよね?

腕力鍛えたいのにスクアットしているようなものです。

 

その「勉強量」に過不足があれば過剰に多くやって無駄な時間を過ごすOR成績不足になります。

ちなみに勉強量というのは、単語帳を何語やって問題集は何ページ進めるかとかって話です。

 

過剰にやり過ぎるってことは他に回せる時間を失ったり、不必要に自分を追い詰めることになります。

不足があるってことは、本来やるべきことが終わらないってことなので当然必要な学力には及びません。

 

「勉強法」を間違えば、とにかく非効率を極めます。

他人の何倍も時間を掛けなければならない、もしくは時間を掛けても身に付かずに終わります。

 

1日の勉強でこれらを意識できていないということは、自分の勉強に責任や根拠を持ち切れていないってことです。

 

受験勉強なんて結局は1日1日の連なり、積み重ねでしかありません。

隅々まで無駄にするべきではなく、1日の勉強を積み重ねた先には必ず合格に直結している必要があります。

 

このように一つ一つの勉強に根拠を持つには、まずは志望校合格というゴールから逆算して1日にする勉強とその量を割り出しましょう。

 

前からではなく後ろから遡って考えないと、1日1日の勉強が合格に直結する状態は作れません。

その具体的な逆算の仕方やスケジュールの考え方はこちらからご覧ください⇩

【下克上スケジュール】落ちこぼれから逆転合格を可能にしたのはスケジューリングだった - K.O diary

 

そして、勉強法に関しては自分のやる勉強法が正しいのか疑ってみて下さい。

例えば単語帳を覚えること1つ取っても、本当にその覚え方は効果的なのか?ってことです。

 

正しい覚え方で取り組めばあっという間に仕上がります。

一方で、書いて覚えるなんかしていれば膨大な時間を要したり結局覚えられなかったりするでしょう。

 

採用する勉強法によって結果は大きく変わってきます。

これは勿論英単語だけではなく、あらゆる勉強に共通して言えることです。

 

参考までに英単語の覚え方を貼っておきます。

あなたの覚え方と比較しながら読むことで、ここでお伝えしたことが良く分かると思います。

【ズルい英単語】大学受験なのに短時間で英検1級単語帳まで完璧にした覚え方 - K.O diary

さいごに

まとめ
ポイント

・自分の浪人が失敗する振る舞いを自覚するのは難しい
・失敗法則は沢山あるが、1つでも当てはまると危ない
・浪人失敗法則を回避するのは実はシンプルで意識の問題

浪人までして失敗したくて失敗するなんてことは無いと思います。

そして、失敗の多くは実際に失敗をするまで自分では何が悪いのか気付くのが難しいものです。

 

ただ、浪人生の失敗行動パターンは実に多いです。

今回1つでも当てはまってしまったのなら自分の振る舞いを見つめ直す良い機会にしてください。

 

もしも浪人失敗したくないなら、それは単なる意識の持ち方だけでだいぶ違います。

勿論受験に絶対はないので確実に失敗しないとは言い切れませんが、しっかり正しい意識を持つか否かで受験結果に大きく影響するはずです。

 

あなたが浪人失敗しないことを祈っています。