バカな高校生が慶應法学部に合格した方法~ビリギャル超えとか余裕~

K.O diary

学校や予備校では教えてくれない私立文系の受験勉強法

「ヤバい!世界史が覚えられない」私立志望限定のウソみたいに早く伸ばす方法

世界史勉強しているのに、やってもやっても覚えられない!と嘆きたくなっているかもしれないあなた。

 

「記憶力が悪いのかなぁ」

「なんでみんなあんなに速く覚えられるんだろう」

 

自分の思う様に進められないと卑下したくなるかもしれませんね。

でも、そんな暗い気持ちとは今日でおさらばです。

 

大学受験の世界史を覚える上では記憶力なんて平凡で構いません。

考え方、取り組み方さえ分かればウソみたいに早く伸びていきますします。

 

ただ、これは私立文系の受験生にのみ有効です。

国公立志望の人には寧ろ悪影響を及ぼしかねません。

それくらい尖ったやり方ということです。

 

ヤバい!このままじゃ受験に間に合わないという人や、少しでも早く世界史を仕上げたいという人には是非おススメなやり方になっています。

 

この記事に関して

・私立志望の世界史選択の方へ
・記憶力関係なくウソみたいに早く世界史が出来るようになる
・このままじゃヤバい!と感じている人に特におすすめ

 

 

この記事を読み進める前に知っておいて欲しい事

国公立志望の人は読まない方が良いです

世界史の科目としては私でも国公立でも同じです。

そこに区別はありません。

 

しかし、試験の性質や求められる能力は私立と国立で異なります。

 

それぞれに効率的なアプローチの仕方があります。

そして今回お話しする内容は、完璧に私立特化のものになっています。

 

その具体的な内容は後々お話しますが、触りだけ超簡単に説明しておきます。

 

私立は「理解」が無くても高得点を取れます。

背景、因果関係、その結果など体系的に把握することが必要無いということです。

 

例えば、~~な情勢の中で○○がキッカケで事件Aが起きて、その結果△△な影響を与えて✕✕な結果になった。

こんなような考え方、覚え方は時間の無駄ということです。

 

この私立の性質を上手く活用して、効率を爆上げしてしまおうというのが今回の大枠です。

 

僕がこれからお伝えするテクニックは言ってしまえばズルです。

 

世界史を学ぶというよりはシンプルに高い偏差値を取るためだけ、私立の入試で高得点を得るためだけのやり方です。

そこに教育的観点を重視した理解や学びという概念はありません。

 

これは同時に、大局的な見地から自分の言葉で論述を求められる国公立志望の人には不向きな内容とも言えるでしょう。

 

ちなみに国公立には不向きというのは入試を踏まえての話です。

模試では簡単に高偏差値を取れますが、その数字以上に国公立の試験では得点できないと思うので控えられた方が良いかなということになります。

 

私立志望で、とにかく世界史を楽して早く仕上げたい人だけがご覧ください。

 

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ウソみたい早く伸びるテクニック(上から順に読むと分かりやすい)

【基本方針】流れや体系的理解は捨てる

あなたが私立志望なら、世界史の流れや体系的理解は捨ててしまいましょう。

 

先ほども触れましたが私立の入試では不要事項ですし、それらをやらずとも模試で高偏差値を取ることは十分可能です。

無駄なことはやらない方が時短になります。

 

これからあなたがやる事は、理解とか考えることと正反対です。

言ってしまえば単純作業を繰り返すだけになります。

 

私立は結局は知識勝負です。

 

頭に入っている知識の量が物を言います。

そして、その知識を問われる出題パターンは決まっています。

 

これら知識と出題パターンのストックがどれだけ身に付いているかで勝負が決まります。

そのため、とにかく機械的に頭にストックを増やしていく必要があります。

 

爆発的にこの効率を上げるための方法を、以降で説明していきます。

問題集だけ使う

流れや体系的理解を求める訳では無いので、ふむふむと教科書や参考書をじっくり読む必要はありません。

 

問題集だけ使いましょう。

(受験を通して考えると過去問は使いますが、この記事でする話ではないので割愛しています)

 

問題集といっても通史問題集や、文化史に各国史など様々ですが、まずは通史問題集に取り組むことをおススメします。

 

通史問題集だけでも早慶の合格水準レベルには到達します。

その上で弱点を補強するとか、より高い水準を目指す際に各国史や文化史に取り組むのが良いでしょう。

 

通史問題集の良い所

・覚えるべき知識が網羅的でありながらもピンポイントに凝縮されている
・出題パターンも身に着けられる

通史問題集には覚えるべき知識が網羅的でありながらも凝縮されています。

身に着けるべき知識が出題されることを通じて、そして解説を通じて明確にされています。

 

「何を覚えたら良いのだろう」と悩まなくて済みます。

記載されている知識はどれも頻出で、どこで出題されても不思議ではないものばかりです。

 

また、通史問題集に取り組むことで良く問われる知識に対する出題パターンが体に染みつきます。

 

「この知識はこうやって問われるのか」という体感を繰り返すことが重要です。

それを積み重ねていくと、「この聞かれ方しているから答えはこれ!」と出題パターンに合わせて反射的に解答が頭に浮かぶようになります。

 

これを僕は”キーワード付け”と呼んでいますが”、このキーワード付けこそ私立の試験で使える非常に強力な武器です。

キーワード付けについては下部にて詳しく説明します。

 

つまり、問題集内に記載のある絞られた知識を出題パターン(キーワード付け)と共に覚えていくということになります。

通史問題集ほど、網羅的なだけでなく分かりやすく身に着けるべき事項がまとまっているものは他にありません。

 

私立必殺のキーワード付け

”キーワード付け”というやり方は私立の世界史において非常に役に立ちます。

 

私立では、例えば「ウェストファリア条約について説明しなさい」という問題は殆ど出ません。

何かしらの説明文があってウェストファリア条約という用語を問われるか、ウェストfリア条約についての情報を問われるかです。

私立では、この上記2つの問われ方が大半です。

 

つまり、前者であればその説明文中のキーワードを押さえればウェストファリア条約を導くことができます。

後者であれば、ウェストファリア条約に関する情報の中で重要なキーワードさえ押さえれば解答に辿り着けます。

 

キーワードさえ押さえれば反射で答えを導き出せます

そのキーワードはある程度決まっているので日頃問題集を解く中で自然と知っておくべきキーワードは分かるようになります。(※この点は改めて後述します)

 

そこで僕には以下のようなイメージでキーワード付けがありました。

 

「1648年」「30年戦争もしくは宗教戦争終結」「最初の近代的な国際条約」「主権国家体制」「神聖ローマ帝国の死亡証明書」「独立した領邦国家」「ドイツ西部・ミュンスター市とオズナブリュック市」みたいな感じです。

 

キーワードはイコールで出題パターンとも言えます。

基本的にキーワードが絡んでの出題になるからです。

 

なので、ウェストファリア条約に対する体系的な知識は必要無いし、用語集のような丸々とした知識も不要です。

 

ここで1つキーワード付けで注意したいことは、厳密に言うと覚えるというよりは体に染みついているから反射で答えているということです。

 

さっきのキーワードだって、各用語のキーワードを整理して全部覚えようとしたら結構時間も労力も掛かって面倒です。

そんなに怠い事はしたくないし、何よりも効率が悪いです。

 

そこで私立世界史の特徴を改めて活用します。

 

キーワードを書き出せるなどアウトプットできる必要はありません。

つまり、先ほどの例で言うとウェストファリア条約から「1648年」「30年戦争もしくは宗教戦争終結」「最初の近代的な国際条約」「主権国家体制」「神聖ローマ帝国の死亡証明書」「独立した領邦国家」「ドイツ西部・ミュンスター市とオズナブリュック市」を全て書き出せたりする必要は無いってことです。

 

全てのキーワードを書き出せるようなアウトプットを求めると確かに全部明確に覚えていないといけませんがこれは必要ありません。

 

まず必要なのはキーワードから特定の用語を導き出せることです。

つまり「1648年」「30年戦争もしくは宗教戦争終結」「最初の近代的な国際条約」「主権国家体制」「神聖ローマ帝国の死亡証明書」「独立した領邦国家」「ドイツ西部・ミュンスター市とオズナブリュック市」のどれかを見た時にウェストファリア条約を連想できればOKです。

 

もしくは、ウェストファリア条約について問われた際に選択肢の中から正しいキーワードを見極めることのできる力です。

例えば、選択群の中からウェストファリア条約の正しいキーワードを選べるとか、誤ったキーワードを含んだ選択肢の中からその正誤が分かるとかです。

 

これらはキーワードを丸覚えしていなくても可能です。

頭から引っ張り出して0から書き出せるというよりは、見た時に判断できれば良い程度のことです。

 

これは覚えようとしなくても、問題集を解く中で出来るようになります。

その問題集の使い方を見ていきましょう。

 

覚えようとしない!繰り返す

先ほど説明したように私立の世界史では、何かしらの説明文があってある用語を問われるか、ある用語があってそれについての情報を問われるかが大半です。

 

そして、”キーワード付け”を行うことでこれを簡単にするという話でしたよね。

 

このキーワード付けを出来るようになるためにはどのように問題集を使うべきか?というのがここでのテーマです。

 

問題集を使う際は、覚えようとはしなくて良いです。

理解しようとも考えようともしなくて良いです。

 

意識することは1つだけ。

とにかく事務的に、短期間で鬼のように繰り返すことです。

それを3冊同時並行でやって下さい。

 

先ほど説明したキーワード付けもとにかく繰り返すほど身に付きやすいです。

まず3冊並行の時点で1冊の時と比べて、1つの知識に対して触れる回数が必然的に多くなりますよね。

それを何周も何周も繰り返しましょう。

 

初めは何がキーワードになるのか、というところからの出発になると思います。

そして、3冊を並行して解いているうちに良く見かけるキーワードに気付くようになります。

よく見かけるキーワード=よくある出題パターンということです。

 

更に繰り返すと、ある用語とキーワードが自然と紐づいた状態になります。

それを超えると、その紐づきに応じて反射的に解答できるようになります。

 

覚えようとかする必要はありません。

繰り返しの中で自然と解答できる状態にまで仕上がっていきます。

 

人は、1回よりは2回、2回よりは3回見た方が記憶に残りやすいですよね。

少ない回数を集中して見るより、簡易的にでも圧倒的な回数を見るほうが結果的には覚えやすいです。

 

多くの受験生が「覚えよう、覚えよう」という意識が強すぎるがあまり、繰り返しを出来ません。

 

しかし、凡人が早いペースで記憶を定着させようとしたら徹底的に繰り返すこと以外にはありません。

 

また、自分が持っている知識を使って問題を解くという作業を通じて、記憶の定着率を向上させます。

 

歌の歌詞を覚える時、ただ歌詞を見ているよりも歌詞を追って繰り返し歌う方が効果的だというのはあなたも肌感覚で実感していると思います。

 

具体的にどのように進めるべきかは以下の記事を参照してください。

www.bakademoko.com

早く覚えたいなら寧ろやってはいけない

教科書・一問一答・用語集は禁止

教科書と一問一答、用語集の使用は控えましょう。

 

それぞれに理由はありますが、ざっくり言ってしまうと問題集がこれらの役割を全て兼ねてしまうからです。

これらの内どれか1つでも、問題集より優れた機能することはありません。

 

特に私立文系受験においては間違いないでしょう。

 

ただ1つ例外があるとすれば、用語集です。

これは、ある一定のレベル以上の人が目的を持って使う分には寧ろ有効です。

 

この辺も含めて全て別記事で詳しく説明しています。

宜しければご覧ください。

 

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さいごに

私立世界史は誰でもできるようになる

私立の世界史は誰でもできるようになります。

頭の良し悪しは関係ありません。

 

思考力は問われず、つまるところ知っているかどうかです。

そこに対して、効率的なアプローチを出来るかどうかしかありません。

 

非凡な記憶力があれば単調に覚えようとするだけで結果が出るのでしょうが、今悩んでいるあなたは恐らく並な記憶力なのだと思います。

 

今回お伝えしたやり方是非試してみて下さい。

最初はしんどく感じるかもしれませんが1ヵ月もあれば効果は実感できるはずです。