新たな自分になって這い上がろう
成績が上がらない浪人生のみなさん。
はっきり言うと、このままだとヤバいです。
僕が言うまでもなく自分でも気づき焦っているのではないでしょうか。
浪人生は現役生よりも時間があります。それでも成績が上がってない訳ですよね。
夏から現役生はガンガン伸びて追い上げてきます。
勉強には成果が出るまでラグが生まれるものですが、時間のある浪人生が3か月勉強して成績上がらない場合はこのままである可能性が非常に高いです。
そもそも浪人生は現役時よりも成績が上がるのは2割しかいませんので必然と言えば必然です。
時期的にそろそろ結果、、、出さないと本気で手遅れになります。
貴重な1年が無駄になってしまいます。
こっから挽回しましょう。その手助けをするつもりで本記事を書きました。
この記事を読めば、これから何に取り組むべきか、どんな気持ちで取り組むべきか分かるはずです。
このままで終わらせないよう這い上がりましょう。
大前提:これまで通りではいけない
現状を一旦破壊しよう
まず大前提として意識しないといけないことがあります。
これまであなたは浪人生として時間的に現役生よりも恵まれながら勉強をしてきたと思うんです。
勉強が結果として反映されるまでの時間差を踏まえても成績を上げる機会としては十分だったはず。
でも残念なことに結果が出せなかった。
てことは、これまでと同じようにやってちゃいけないということです。
これまでと同じようにやっても、これまで結果が出ないと思われるからです。
なので現状を破壊しないといけません。
破壊失くして創造無しとは良く言ったもので、まさにその通りの事をしないといけません。
それは、物理的に勉強法だったり、心構えみたいな抽象的なものだったり、取り組み方だったりします。
現状を見直して、新たなスタイルを確立しましょう。
もはや挽回にはそれしかないところまで来ていると思ってください。
まずは成績が上がっていない理由を考えよう
勉強法は大丈夫?
これまで十分に勉強する時間を持ちながら成績が伸びなかったわけですよね。
まず真っ先に勉強法を疑うのが妥当です。
勉強時間×効率、という考え方を持っているべきです。
もしも、あなたがそれなりに(1日4時間以上)勉強してきたなら効率=勉強法に問題がある可能性が高いです。(勉強していなかったのなら勉強してくださいとしか言えませんw)
薄々気付いているかもしれませんが、勉強法を間違えていたら、あなたの努力は簡単に裏切られます。
報われるためには正しい努力が必要で、今回でいう正しい努力とは正しい勉強法で取り組むことです。
なのでまずは勉強法を見直す必要がります
勉強法を見直す際に意識することは大きく2つです。
まずはやるべきことを定めないといけません。
如何に取り組み方が正しくとも、やる事が的外れだと意味が有りません。
(何をすべきかを決める際の参考:https://www.bakademoko.com/entry/schedule-kakumei)
そして、やることが決まったらそれをどうやってやるかも重要です。
やるべきことが正しく定まっても、その進め方や取り組み方を間違ってしまっていては結局非効率になってしまうからです。
この2つが揃っていれば勉強法として間違っていることはありません。
やるべきことを、効率的な方法で取り組む。シンプルですが、この方法が結局最も効率的です。
もしも自分一人では上手く考えられない時は↓にDM頂ければ英語と社会に関してはお答えできると思います。
https://twitter.com/anyonecanpassKO
浪人だからって基礎を疎かにしてない?
浪人生って一見したところ、現役生よりも1年多いわけだし基礎がある程度固まった状態でのスタートな気がします。でも、気がするだけで実際はそんなことありません。
もし自分でそんな風に思っている節が少しでもあるなら、すぐに捨てて下さい。
浪人生だって基礎が出来ていない人は多いです。てか大半は出来てないです。
8割の浪人生が成績上がらないのは、基礎を疎かに考えがちであることも一因だと思います。
「いや、疎かになんてしてないよ!」って人もいるかもしれませんが、本当ですか?
自分は現役の時に勉強してるし基礎を改めて丁寧にやる必要はないかな、って1ミリでも思いませんでしたか?
基礎が出来ていないと応用は解けません。特に偏差値が上がるほど基礎は重要になるというか大前提になってくるので偏差値はすぐに頭打ちになってしまいます。
駿台全国模試であっても偏差値60程度なら基礎は出来てません。
ましてや河合塾全統記述以下のレベルの模試で偏差値60前後なら話にならないくらい基礎が出来ていません。
科目によって詳しい内容は異なりますが、英語なら基本的な単語や文法、構文などです。これらをすっ飛ばして長文やる人がいますが、間違いなく限界あります。
読めてる気になっていることはあっても実際は正確には読めてないです。
もし基礎を少しでも疎かにしてると感じたら、基礎の上に応用が成り立つ事を意識して面倒でも今から基礎をやり直しましょう。
まさに急がば回れです。ここで基礎を無視し続けるとツケが回ってきて後悔しますよ。
心のどっかで余裕かましてなかった?
現役生よりもスタート地点での学力が少し良いからって余裕を感じていませんでしたか?
現役生よりもできるなんて何も意味ないんですよ。あるのは現役の時に受験失敗したことだけです。つまり、あなたの学力は志望校に及ばなかったんです。
そもそも浪人生は時間的にも恵まれているんだから、常に余裕でA判定取って当たり前くらいの心持ちでいるべきだと思います。
あなたが意識するのは現役生との勝負ではなく、志望校なはずです。
そして現段階でA判定出てないなら少なくとも今となっては余裕なんて皆無です。
土俵際まで追い詰められている状態です。
なぜなら今の学力は貯金ありきだからです。
現役生が夏から伸びてくる中で、これまでと同じ気持ちで勉強していれば夏明けの模試では今よりも判定が一つ落ちて、受験本番では更に合格率は下がります。
とっくに尻に火は着いてます。落ちたくなければ気持ちを入れ替えましょう。
浪人で時間あるからって安易に勉強時間に頼ってない?
浪人生はなまじ時間がありすぎるせいで、とにかく時間掛ければいいと思っている人いるんですよね。時間がありすぎて持て余すと不安に感じるというのもあると思いますが。
たくさん勉強するのを否定している訳ではないんですよ。
ただ、とにかく時間に任せて勉強すれば良いという考え方をやめようという話です。
ネットで浪人生の勉強時間とか調べると10時間とか出てくるので、それを目安にするのは分かります。
でも、10時間とか12時間勉強したら受かるなんて根拠は無いんですよ。
考えてみて下さい。
あなたはこれまで何時間か分かんないけど、恐らく結構な時間を費やしてきたはずです。でも、成績は上がってないのが事実です。
この事実がある以上、これ以上勉強時間を増やしたら成績が上がると言える根拠ももう消滅してるでしょう。
ここまでやって成績上がってないなら問題は勉強時間ではないでしょう。
先ほどの話と被りますが、勉強法の問題です。まずは、そこを見直すべきです。
ただ、10時間勉強する体力と気力があるのは素晴らしい事です。僕はどう頑張っても4~5時間しかできなかったので素直にすごいと思います。
なので、見直した新たな勉強法でそれだけ勉強できればベストですよね。
効率の良い勉強法で長時間やるのが最強ですから。これなら、きっと報われます。
本当に必要かも考えずに予備校の授業受けてない?
※独学で、夏季講習とかも受けないという人は飛ばして貰って大丈夫です。
予備校の授業とか夏季講習とかを盲目的に受けまくっていませんか?
ちゃんと自分に向いてるか、必要か否かという判断はしてますか?
何でもかんでも講師の授業受けておけばいいってもんじゃありません。
そもそも講師の授業というのは万能じゃありませんよ。これまで成績が伸びてこなかったことが何よりの証拠でしょう。授業受けたからって成績が上がるとは限りません。
もし講師の授業が本当に万能なら既に成績上がっているはずです。
本当に意味が有ると実感できる授業だけは受けると良いと思います。
でも、あまり自分に活かせないとか役立ってる実感のない授業は受ける必要ありません。
その直感的な感覚は信じるべきです。それに役立ってる気がしない授業受けるなんてシンプルに時間の無駄です。
そして授業や講習を切る事に罪悪感なんて感じる必要はありません。
勤勉な日本人は授業の欠席に抵抗があるかもしれませんが、あなたが勉強しているのは受験に合格するためです。
その確率を少しでも上げる事が何よりも大切な事です。
不要な授業や講習を受けて時間を食われるくらいなら、自分に必要だと思う勉強を少しでもやった方が報われるはずです。
さいごに
今から新たな自分になって巻き返そう
如何でしたでしょうか。まずは成績を上げられなかったこれまでの自分とサヨナラをしましょう。
そして新たな自分に生まれ変わって残りの期間勉強しましょう。
そうすれば勉強した分がきっちり報われるはずです。
お悩みあればDM下さい。お答えできる内容であれば全力でお答えします。