高望みは良くない?いや、むしろ推奨します
「ここを志望校にするのは高望みなのかぁ?いろんな人に無理だって言われるし、やっぱり無理なのかあ?」
現状の学力とかけ離れている学校を志望校に設定すると、こんな風に思ってしまうことがありますよね。
でも僕は高望みは寧ろするべきだと思っています。
僕自身、高望みだと鼻で笑われたことがあります。
当時の自分の学力から考えれば妥当な反応をされたと思うしかありませんが、それでも高望みして良かったと感じています。
高望みすることでしか出来ない成長があります。
高望みくらいが受験生に掛かる負担としては丁度いいものです。
とはいえ、これだけでは高望みする事に前向きになれないかもしれませんね。
今回は高望みをするべきなのか、その根拠についてお話ししていこうと思います。
この記事を読み終わる事炉には高望みに前向きでいてくれることを祈ります。
なぜ高望みを推奨するのか
そもそも高望みは悪い事じゃないでしょ?
高望みって何だかポジティブな認識をされてないですよね。
「君がそこ目指すのは高望みだよ」と言われれば、最早オブラートに包まれることも無くダイレクトに「受かるのは無理だよ。夢見んな」と言われている気すらします。
でも、これっておかしくないですか?
高望みって、高みへの挑戦とも言えるじゃないですか。厳しいかもしれないけど、頑張りたいってことですよね。
これが受験以外の文脈なら許されることもあると思うんです。
甲子園行きたい!と思って本気で練習するそこまで強くない野球部や、何かの分野でプロ目指して本気で頑張る事に決めた人にも高望みすんなって言うんですかね?
言うとしたら、夢に挑戦しようとかしがみ付いてでも夢を叶えようとする人を冒涜するってことですよね。
これ結構酷いことな気がしますよマジで。
でもね、そうやって高望みだって異を唱える人って絶対手のひら返しするんですよ。
「きみなら出来ると思ってたよ!」とこんな感じで。
高望みだって言ってたことに謝りもせず、ただ過去の自分の発言をかき消すかのように褒めてきて自分を正当化しようとするだけです。
少し話が逸れましたが、将来の選択を左右する受験において志望校を高めに置いて、目標を持って頑張るというのは決して否定されるべき事じゃないと僕は思います。
大いに頑張るべきだし、結果はさておきやれるだけやる方がいいに決まってます。
それが高望みかどうかは誰にも分からない
高望みだと言ってくるのは誰でしょうか?
親ですか?教師や講師ですか?それとも友達でしょうか?
でも、何で高望みだから無理って断言できるんでしょうね。
彼らはあなた自身ではないし、結局高望みだと判断する物差しって言うのは現状の学力や通っている高校の学力くらいでしょう。
でも、実際の所は挑戦してみないと分からないですよね?
やってみてダメなら高望みだったと言われても仕方ないですけど、やる前から何を分かった風な口利いているんだと思うわけですよ。
他人の物差しで自分を測らせるな
自分がどこまで頑張れるか、どれほど成績を伸ばせるか、受験に実際に合格できるか。
こんなこと、他の誰かが分かる訳ないじゃないですか!
預言者かなにかなのかな?占い師でもやれば儲かるんじゃないかな?
全ての答えはあなた自身によって決まるんです。
他の誰かは、自分の経験や過去の事例のようなあなたとは別の何かを尺度に判断するに過ぎません。
高望みだから無理だと言ってくる人の判断には、あたなの潜在能力も、今後の勉強や伸びしろまで加味されている訳ではないんですよね。
その無責任な物差しで自分の将来に影響を与える志望校に口を出されるのはナンセンス以外の表現がありません。
※志望校は自分で決めた方が良いという話はこちらからどうぞ↓
全ての逆転合格は高望みという第一歩から始まっている
世の中には知られているか、知られていないかはあれど一定数が逆転合格を果たしています。
有名なビリギャルだってそうですし、僕自身もそうです。その他数多くの逆転合格を果たしていますが、もはや珍しい事ではありません。
でもその全ての逆転合格だって高望みから始まっているんですよ。
高望みじゃない受験なら逆転合格にもならないですからねw
言ってみれば高望みは逆転合格の第一歩であり、逆転合格への必要最低条件になります。
高望みが許されなければ逆転合格なんて起きようがないんです。
逆に言えば、高望みをすれば逆転合格の可能性が出てくるってことです。
高望みと言われて諦めるか、高望みだとしても一歩を踏み出すかで一年後に大きな差が生まれます。
同じ学力の二人がいたとしても、高望みをするかしないかで文字通り天と地の違いが生まれるでしょう。
あなたはどっちですか?
高望みと諦めても良いですが、高望みと言われながらも頑張った現状同レベルの受験生と死ぬほど差が付いても後悔はしませんか?
高望みを前向きにすることでどのように大きな差が生まれてくるか見ていきましょう。
高望みは己を高めてくれる(実話)
高望みは逆転への第一歩とお話ししましたね。
それは、ただの一歩ではありません。
高望みするということは、あなたは今じゃ手の届かない大学へ行きたいということですよね。反対されながらも行きたいと思えるだけの理由があるということですよね。
これはあなたの勉強の動機となります。
これが強いほど勉強頑張れます。そして、それに応じて成績は高くなっていきます。
高望みと言われても大きな目標に向かって挫けず勉強していれば、あなたをグ――――ンと引き上げてくれます。
これは僕自身の実体験です。
僕は慶應法志望だったのですが誰も行けるとは思いませんでした。
それもそのはずです。英語なんて中学レベルだし、世界史なんて中学レベルにもありませんでしたので。
でも合格したい気持ちは本当だったんですよね。そんで高望みと思ってる連中全員に泣き入れさせてやると憎しいに近い感情がありました。
もちろん勉強開始時は受かるか不安でしたが、受かりたいって気持ちは常にありました。
そう思ったら何かするしかないですよね。何もしなきゃ落ちるに決まってるんで。
だから人よりも工夫して勉強したつもりです。
その結果は自分が望んでいた以上に良いものでした。
2.3か月でA判定が出て、偏差値80を記録したりしながら当日の入試も英語で受験者平均の2倍取って合格できるといった上手くいきすぎてビックリするくらいでした。
ここまで自分を高めることができたのは手の届きそうもない学校を志望校にしていたからです。
学力相応の志望校にしていれば、僕はどこに行ってたんですかね?名もなきFランは避けていたいところですが。。。
高望みをし続けていれば、あなたの努力次第で想像も出来ない高みへと押し上げてくれます。
※私立文系の逆転合格計画はこちらからどうぞ↓
為せば成る。やってみなきゃ分かんないだろ。
さいごに
高望みと諦めるも、屈せずに頑張るもあなた次第です。
でも、高望みはしないと志望校へ受かる事はありません。
自分の望みを叶える学力を手にすることもありません。
もし本当に今の志望校へ行きたいのなら高望みなんて言葉は気に留めず、自分の限界に挑戦する事をお勧めします。
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※頭良くない高校から早慶へ行きたい人はこちらからどうぞ↓