0からの慶應法の世界史に対するプロセス
慶應法学部の受験で世界史を8割取れた時の優位性って考えたことありますか?
過去16年間における法学部政治学科の合格最低点の平均は240点です。
世界史は力が付けば安定して得点することが可能です。
つまり世界史で8割取れるってことは1/3を確実に確保できるということになります。
英語と小論文の計300点の持ち点の中で残りの2/3=160点を取れば良いわけです。
確実に世界史で1/3を確保できるって大きくないですか?
世界史の前に行われる英語の試験でも過度なプレッシャーを抱えずに臨めるという、優良精神安定剤としても機能してくれます。
とはいえ慶應法の世界史ってむずいですよね?
むずいというか悪問のような問題もあるので標準レベルだけで対応するのは難しいと思います。
そこで今回は慶應法までに行った世界史の勉強プロセスを一から紹介します。
元々僕は世界史が超絶苦手・・・というか何も知りませんでした。
勉強したことが無かったし楊貴妃って用語だけ覚えていたのは不思議ですが、それ以外は何も知らない0からのスタートです。
そこから偏差値を上げて慶應法でも8割程度は安定して取れるようになりました。
あなたが今世界史が得意でも苦手でも自分のレベルに合わせて見ることができるはずです。
慶應法の世界史に対するプロセス
大まかな方針
まず慶應法は典型的な私立文系ってテストです。
知識偏重で知っている知識量で勝負が決します。
その知識偏重な試験に効果的に対策を行っていく事がカギとなります。
効率的な具体的な対策というのはこれから紹介していく事になります。
ただ、教科書と一問一答は非効率的な学習なので必要ありません。
基礎レベルでは通史問題集のみで結構です。
それが仕上がってきたら、分野別問題集、早慶過去問、用語集を使って詰めに向かっていきます。
流れはこんな感じになります。
今は一旦ここまで知っておいてくれたら十分です。
これから先で詳しく深堀して説明します。
世界史の基礎レベル
通史問題集のみ使う
慶應法学部が難問が多いと言っても標準レベルの問題がちゃんと解ければ、5~6割は取れるような試験です。
逆に標準問題で落とすとだいぶ苦しくなっちゃいます。
確実に得点できるようになりましょう。
標準問題のレベルを定義しておきます。
ここの認識がブレるとレベル感が伝えにくいと思うので。
標準レベルとは、通史問題集が完璧になっているレベルだと思ってください。
問題が全部間違いなく解ける、解説まで覚えているって認識でしょうか。
模試なら夏以降の河合塾全統記述で70以上のレベルです。
>>「え、まだ慶應A判定出てないの?」1~2か月ありゃ誰でも取れるのに・・・
標準問題を基礎として確実に得点し、後は割と難しい問題で得点を積み上げていく。
こんなイメージを持ってもらえばいいと思います。
基礎は超大事なのですが正直あまり時間を掛け過ぎたくはありません。
ちゃっちゃと仕上げるのが理想です。
時間を掛けずに標準問題を仕上げるために問題集メインの学習を行います。
ここでは教科書や一問一答、用語集も一切使いません。
”問題集”を大事にするのには意味が有ります。
そして勿論、問題集を効率的に活用する勉強法もあります。
具体的な勉強法は以下の記事からご覧ください。
・1日2時間でもあっという間に偏差値70に仕上げる世界史勉強法
【独学で攻略】楊貴妃しか知らなかった僕でも1日2時間で偏差値70以上に仕上げた世界史勉強法! - K.O diary
・「間に合わない」を間に合わせる世界史2ステップ
基礎を超えて得点源にするまで
三つのプロセス
基礎編では通史問集のみを使用しました。
この先は使うものが増えていきます。
初めに言っておきますが慶應法の世界史で9割は多分取れません。
簡単な年なら取れますが平年並みだと9割は無理です。
8割までは簡単に上がるのでコスパの良い勉強でしょう。
でも9割取ろうとするとコスパの悪い勉強になります。
それならば世界者8割取って配点が二倍ある英語の勉強した方が良いのでは?
これが僕の考えです。
なので、これから紹介する勉強は9割ではなく8割取る勉強だと思ってください。
基礎学習以降では以下の順番で進めていきます。
こんなイメージでやってもらえると良いと思います。
取り組む順番は上から順にやる事をお勧めします。
・各国史・近現代史などの分野別問題集
通史が浅く広くであったのに対して、これらは狭く深くになります。
通史だけでは手の届かない所まで手が届くようになります。
問題を解くだけではなく解説までしっかり読んでください。
ここまでやれば一般的な受験に必要なレベルの知識は着くはずです。
また通史問題集で出題されるレベルの問題も出題されます。
なので出来ているつもりだった箇所を炙り出すのにも有効です。
触れた事のある知識の復習としても機能します。
ただ、ここまでだと慶應法で7.5~8割にはまだ届きません。
ここから更に補っていきます。
・早慶の過去問
早慶の過去問はめちゃくちゃ有能。
学部問わず解きまくるのが良いです。
過去問が有能な理由は二つあります。
・色んな出題パターンに触れられる
・知らない知識を拾える
早慶が難しいのは標準レベルの知識でも、標準レベルに見えないような出題の仕方をしてくるからです。
それに対する慣れ、パターンの把握に過去問は役に立ちます。
特に早慶の過去問であれば、標準レベルの知識を問う比較的簡単な学部であっても出題パターンは一辺倒ではないのでとても良い練習になります。
また平均的には難しくない学部でも難しい問題が一定数混じっていたりします。
慶應法や早稲田社学など世界史の難しい学部では知らない知識も沢山あるでしょう。
問題集では触れる事の出来なかったレベルの高い知識の習得にも過去問は大いに役立ちます。
過去問までやっても見た事のない知識が慶應では問われたりするので、そこを最後に用語集で補っていきます。
・世界史過去問は知識の宝箱!
私立文系世界史の過去問は宝箱か!?復習の鬼になれば世界史強化の特効薬になる! - K.O diary
・用語集
問題集や過去問を解いても当然、全てに触れられるわけではありません。
全てに触れるなんてことは土台100%無理な話です。
しかし少しでも詰められる方が良いに決まっています。
そこで使うのが用語集です。
用語集の頻度3までは問題集や過去問を解く過程で身に付いているはずなんです。
ただ頻度1~2となると、まだ全てには出会えていない可能性が高い。
しかし慶應法だと頻度1,2の問題も普通に出題してくることが多々あります。
頻度1とか出ても全然驚きません。
用語集にすら乗ってない問題が出るくらいですからねw
そこに対して行う最後の詰めだと思ってください。
用語集頻度1~2の用語で分からない物だけピックアップする。
そして、そこだけを重点的に覚えてください。
頻度1までしっかりやれれば、他の受験生が解けないレベルでも対応できる問題が増えてきます。
用語集の具体的な使い方は以下の記事をご覧ください。
これで世界史は終わり!
さいごに
お疲れさまでした。
世界史はこれで十分得点源です。
冒頭でも述べた様に世界史で安定して高得点出せることが瑩山できると英語でのプレッシャーが減って気楽に解くことができます。
やった分だけ確実に、しかも時間も掛けずに伸びる科目なので是非得意になっちゃってくださいね。
⇒ 中3レベルでも1~2か月ありゃ慶應A判定!なのに・・・殆どの人が出来ない理由とは?
⇒【慶應法学部の英語】この対策で平均点の2倍取って圧勝した!その考え方&対策の全貌はこちら
⇒【暴露】独学こそが慶應合格の正攻法だ!独学では厳しいは真っ赤な嘘である証明はこちら
skin=「ハゲ」から始まった受験勉強。
しかし工夫された勉強法を用いて2か月後に受けた模試で慶應A判定を並べ、慶應法・経済・商に全勝~~
僕の勉強法をぜひ「マネ」してみてください!
・1~2ヶ月で一気に偏差値を伸ばしたい
・慶應などでA判定を並べてみたい
・今のやばい状況を抜け出したい
こんな人は下記画像よりラインアカウントを追加してください!
skin=「ハゲ」&世界史ゼロで浪人スタート。
「行ける高校が無い」と言われた中学時代、そして早慶なんて無縁な高校出身のため当然偏差値70や慶應合格は夢の世界。
それでも2か月後に受けた模試では慶應A判定がズラリ。慶應法学部の入試では2科目で合格点に到達、経済と商も合格。
私立文系「合格最短ルート」案内中