合格点程度で満足してるの?それじゃ運任せだよ
あなたがもし本当に合格したいならこれだけは覚えておいてください。
「過去問で合格点に届く程度では当日の運任せである」
受験は一発勝負です。
当然やり直しは効きません。
例え90%は合格だとしても10%は落ちる事になります。
そして、過去問で合格点程度では落ちても全く驚くことはありません。
「過去問では合格点取れたのに・・・」と本人は思っていても、それは必然の結果でしょう。
なぜなら「合格点”しか”取れていない」のですから。
あなたを不安にさせたい訳じゃありません。
ただ、あなたが目指すべき理想状態を見誤ってほしくはないというだけです。
「合格点で満足しない」
「合格点+2割を目指す」
この言葉の真意を知っていた方がきっとあなたの合格率も高まるはずです。
「合格点+2割」を取るためには何をすべきか?というところまで説明します。
過去問で合格点は当たり前!+2割を目指す!
合格点で満足は黄色信号!?
既に過去問を解いている人もいれば、これから解くという人もいることでしょう。
過去問を解けば自分の得点率が分かり、合格点に対する自分の現在地点を把握することが出来ますよね。
そこで覚えておかなければいけないのは
・合格点で満足しない
ということです。
合格点に達しているかどうかは確かに一つの目安にはなります。
もちろん、まず初めに目指すべきは合格点を取ることかもしれません。
でも合格点取れれば安泰、ということにはなりません。
過去問通りの難易度で、リラックスした環境下で、普段通りの出来なら合格点以上を取れるということにしかならないからです。
実際の試験本番は何があるか分かりません。
・難化して他の受験生以上に得点を落とすかもしれない。
・緊張して力が発揮できないかもしれない。
・1/100の確率で普段はしないようなミスを連発しまうかもしれない。
合格点を少々超えるくらいの実力では、当日に不測の要因によって不合格になることだって十分に起こり得るということです。
「いやいや、そんなの自分には関係ないよ」と思いますか?
「万が一」は誰にでも予期せず訪れるものです。
不測の「万が一」が起きてしまっても合格できる状態を作らなければ、本当の意味での安泰はあり得ません。
そういう意味で、たかが合格点で満足するというのは合格に対しての黄色信号だということです。
それだと運が悪ければ簡単に落ちます。
そして、運が悪くて落ちてもそれは実力だということです。
不測の事態を想定していなかった自分の準備不足に他なりません。
受験に「確実」は無いが「確実」に近づくことは出来る
受験に確実は存在しません。
それでも「確実に近づく」ことは出来ると思っています。
それを敢えて言語化するなら
「どんなに最悪のコンディションで、当日最悪の出来でも合格できる」
このような状態だと考えています。
つまり、考えられうる最悪の条件が揃っても絶対に合格できる状態ということです。
高熱が出てても
腹痛でも
ケアレスミス多発しても
緊張で実力が発揮できなくても
試験が難化していても
受かる人は受かります。
それくらいのハンデがあっても関係ありません。
これこそが真の実力者ということです。
このような実力者は過去問で合格点を取る位では到底満足しません。
合格点が6割なら8~9割取り、合格点が8割近くなら満点を過去問では目指しています。
最低ラインとして「合格点+2割は当然の如く得点できる」状態を作って本番に挑んでいます。
この記事を開いてくれたあなたにも是非この状態を目指してほしいんですね。
受験が本格的にスタートする二月に入る前までに、この状態を作りましょう。
そのために何をすべきか、というのを以下で説明していきます。
合格率最大化への手順はこちら
まずは志望校の過去問を解く
まずは自分の現在地を知ることから始めます。
得点を伸ばすためにはまず己を知る必要があります。
既に志望校の過去問を解いていて自分の現在地を知っている人はこの見出しは飛ばしてください。
まだ過去問を解いていないという人はなる早で解きましょう。
「まだ学力的にきついから・・・」などと考えているかもしれませんが、それは現実逃避に過ぎません。
受験まで半年以上残されているなら構いませんが、一月末までにと考えると時間はもう残されていません。
一早く自分の現在地を知り、その先の対策を講じるべきでしょう。
これが後回しになるほど全てが後手に回ってしまいます。
今日、明日にでも志望校の過去問を解くことをおススメします。
失点箇所の確認と分析
当然ですが、失点の分だけ得点を向上させる余地があります。
7割しか取れないなら+3割得点するための余地があるということです。
まあ現実には悪問のようなクソ難問が混じっていたりもするので失点分全てが得点になるかは分かりませんが、失点にこそ得点向上のチャンスが潜んでいるということは知っておくべきでしょう。
なので、一つずつ失点から得点に変えていく作業を行います。
そのためには「失点した原因を特定」しなければいけません。
例えば英語長文を一つとっても、失点の原因は様々です。
語彙不足
正しく読むべき箇所を誤読した
十分な時間を確保できなかった
見慣れない設問形式で戸惑った
etc...
上手くいかない受験生に良く見受けられるのは、出来不出来を知って漠然とした感想を抱くだけで満足する現象です。
そこから何を学んで、どう活かすのかの方が遥かに大切なのですが割と多くの受験生はそこまで思考が行き届きません。
漫然と「できた」「出来なかった」だけではなく、極力細かく原因を追究してください。
ピンポイントで失点の原因を特定できるほど、有効な対策を講じる事ができます。
失点原因を追究する際は、一旦ゆっくりと解き直してみるのも1つの手かもしれません。
時間を意識して早く解こうとするあまりに視野が狭くなり気付けなかった本当の失点原因に気付けることがあります。
例えば英語長文で、本当はゆっくり読んでも正しく読めないのに、時間に追われてるせいで誤読してしまったと勘違いしては本当の原因には行き着きませんよね?
まずは「ゆっくりなら解けるのか」を知りましょう。
ゆっくりでも解けない問題は時間に関係なく解けません。
その上で「ゆっくりなら解ける」ならば時間やスピード、解き方に原因があると考えられます。
また、10~15分延長して解いてみるのも良いでしょう。
時間を延長して解けないなら過去問慣れや、解く順番などテクニック的な要素ではなく根本的な学力に問題があると考えるべきです。
まずは試験の難易度に対応できるだけの学力があるかを確認する必要があります。
根本的な学力不足な状態で過去問をひたすら解いていても得るモノは少ないです。
このようにして本当の失点原因を一つ一つ洗い出して、ピンポイントに対策を講じていきましょう。
その対策をすべて着実に完了すれば得点は自然と伸びているはずです。
問題を解く順番の分析
解く順番次第で得点率を高める事も可能です。
ただし、これはある程度基礎学力が固まった状態にこそ真価を発揮します。
根本的に学力不足な場合は、まず学力向上を優先してください。
全ての大問が同じ時間で、同じ得点率、同じ重さでということはまずありえないでしょう。
時間の掛かる大問をと回しにしたせいで残り時間が圧迫されて十分に解ききれない、という現象は多くの受験生に経験があるのではないでしょうか?
どの大問に時間を割いて、どこで時間を削るのか。
どの大問を先に解いて、どの問題を後回しにするのか。
たったこれだけでも得点を伸ばせるということです。
特に時間との勝負になる試験では、ここの戦略次第で得点が大きく変動しかねません。
効率良く得点を重ねる、大問ごとの強弱をつけるというイメージですね。
ただ、ここに関しては少々長くなるので全容は割愛します。
英語の得点を最大化する解く順番に関しては、以下の記事にまとめているので宜しければ参考にしてください⇩
さいごに
絶対に受かろう
冬に差し掛かれば最後の詰めの段階に入る時期です。
1月末で勝負は決するという認識を持って鬼気迫るように勉強に励みましょう。
もう時間は残されていません。
絶対に合格する為に合格点+2割を楽勝で取れるように頑張ってください。
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→慶應なんて誰でも受かる~ビリギャル超え~ (@anyonecanpassKO) | Twitter
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