大学受験を真剣に考え始めると、
塾に行くべきか考える人も多いでしょう。
塾に行った方が良いと言う人、
はたまた塾は不要だと言う人、
それぞれの意見がネットでも載っています。
意見は様々ですが、
塾必要派・塾不要派の両方とも、
僕は正しいと思います。
どういうことかというと・・・
”人によって”塾は必要になったり、
不要になったりするものであって、
一概には言えないということです。
僕自身は塾に通っていませんでした。
厳密に言うと1ヵ月だけ通って、
以降は籍だけ置いている状態でした。
なので少なくとも”僕にとって”は、
不要だったということです。
でも塾に行って良かったと感じる人の意見も、
それはそれで間違いではないと思います。
間違いなく塾に行った方が良い。
そういうタイプの人は存在します。
僕なりの言葉で表現するならこうなります。
「自分で考えることができない(もしくはしたくない)」
「または自分を律することが苦手」
こういう人には塾が必要です。
僕自身が独学で受験に取り組んだからこそ、
気付くことが出来て痛いほど感じたこと。
一方で自分で考え自分を律して行動できる、
という人に塾は必要ないでしょう。
塾に行くにもメリット・デメリットがあります。
各人に依って塾に行く必要・不要も変わります。
あなたが塾に行くか迷っているなら、
この記事を最後まで読むことで、
自分が塾に行くべきか見えてくるはずです。
・塾のメリット、デメリット
・あながた塾に行く必要があるかどうか
- この記事の信ぴょう性
- 前提:受験生は4つに分類される
- 【ここから本題】塾のメリット
- 塾のデメリット
- 塾に行く必要性の判断基準
- 補足①:独学と塾の関係~逆転合格に関して~
- 補足②:独学と塾の関係~私立文系受験に関して~
- さいごに
この記事の信ぴょう性
両方経験して分かったこと
冒頭の通り僕は予備校には行って、
1か月で行かなくなりました。
独学で受験を乗り切ったようなものですが、
予備校での1か月があったからこそ、
双方の違いであったりとか、
そこでの向き不向きを感じることが出来た。
もしも独学で上手く行ってなければ、
塾推奨派に意見が偏っていたと思います。
けど幸いなことに独学で上手いこと行って、
その中でも塾のありがたみを感じたんです。
当然独学ならではの旨みも感じた訳ですが。
こういったフラットな視点から、
塾アリと塾なしへの見方が出来ます。
そして今は受験指導をさせて頂いています。
例えばその内の一つはこれ⇩
他にも早大プレや慶大プレで一桁や、
予備校に行き続けて偏差値45から、
3か月弱で慶應合格するなど。
※この方々の模試成績や合格体験記はこちら
⇩
⇩
⇩
携わる受験生の中には、
塾に通ってたという方も、
塾に通ってるという方もいる。
そして僕が教えるタイミングで、
塾を辞める方もいらっしゃる。
自分の経験だけではなくて、
実際に受験生と数多く触れてきたからこそ、
どうするのがその人に合った選択か、
判断する知見は持ち合わせています。
この記事ではその辺を丸っとまとめました。
自分の事に置き換えて読んで貰えれば、
これからどうすべきか見えてくると思いますよ。
また僕の教え子たちが成績爆上げした、
誰でもマネできる”私文攻略マニュアル”を、
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これ活用してくれれば私文は圧勝できます。
前提:受験生は4つに分類される
二者択一では測れない
塾に関して受験生は以下のように、
大きく4つに分けられます。
・塾に行く必要が無いけど、塾に行っている人
・塾に行く必要が無くて、塾に行っていない人
・塾に行く必要があって、塾に行っている人
・塾に行く必要があるけど、塾に行っていない人
「塾に行っている人はこうだ!」とか、
「塾に行っていない人はこうだ!」みたいに、
切り分けることは出来ません。
「自分で考えることができない」
「自律的な行動がとれない人」
冒頭でこういう人は塾に行くべきと言いました。
しかし塾に行っている人がイコールで、
そういう人だと言うつもりはありません。
塾に行っていても自分で考えられる人や、
自分を律して行動できる人は多くいます。
その人たちは受験により安心を求めていたり、
自分で考えることは出来るけど、
塾に任せていたりするだけです。
その中でも自分の課題を解消したりする際、
少なからず自分で考えてやってたりします。
「塾に行っている人=自分で考えることができない人」
このように混同はしないでください。
あくまで本記事の目的は、
塾のメリット・デメリットを明確にしつつ、
あなたが塾に通うべき人かどうかを、
判断する材料を提供することになります。
では、本題にはいっていきましょう。
【ここから本題】塾のメリット
塾がカリキュラムを決めてくれる
塾では基本的には通年で、
カリキュラムが設定されています。
いつの授業でこの内容をやる、
みたいなことが決められているので、
自分で勉強計画を立てる必要はありません。
そこそこ大手の予備校だと、
その予備校専用のテキストも用意されています。
つまり何の参考書を使おうとか、
どうやって勉強を進めようとか、
ゼロから色々と考える手間を、
省くことができるということです。
独学をすれば自分で建てた勉強計画や、
勉強法が間違えていればその時点で破滅です。
どれだけ勉強しても結果が出なかった、
みたいなことも当然考えられます。
一方で授業の内容に基づき、
予習復習を徹底して行えば、
独学で抱えるリスクは回避できるでしょう。
怠惰への抑止力
塾に行けば一定の周期で必ず授業があります。
もちろん授業に出席するだけでは、
学力向上には繋がりません。
しかし授業の存在が怠惰の抑止力として、
ある程度は機能してくれるでしょう。
また授業に向けた予習や復習を、
習慣にすることができれば、
授業→復習・予習を繰り返す事となり、
必然的に勉強サイクルが成立します。
独学にする場合ひたすら自堕落で、
全く勉強しないなんてことはザラです。
塾に行けば必ず勉強の習慣が付くとまでは言い切れません。
しかし何の歯止めもなく自堕落に陥る独学に比べれば、
少なくとも怠惰への抑止力としては機能するでしょう。
塾のデメリット
自分専用のカリキュラムではない
当然ですが大手予備校などでは、
あなたの専用カリキュラムにはなっていません。
そこまでの面倒は見てくれない。
数十人や百人を超える生徒に対して、
一斉の授業を行います。
個々人にピンポイントな学習ができる訳では無く、
最大多数の最大幸福的な授業が展開される。
これは言うまでもありませんよね。
イメージとしては全員がそつなく無難に、
そこそこ出来るようになる授業という感じ。
あなたが爆発的に成績を伸ばす授業構成ではありません。
効果的な学習を行って、
最短距離で成果を出そうと思っても、
それに適った授業をしてくれる訳ではない、
ということは覚えておきましょう。
受かる人は決まっているので、逆転合格は期待しない
前述のように、
塾は特定個人のための授業はされません。
多くの人にとって無難な授業が行われます。
そもそも逆転合格などを目指した授業は、
行われないということです。
その無難な授業で合格する人というのは、
授業の質にあまり左右されずに、
成績を伸ばせる資質に恵まれた人たちです。
この人たちは初めから合格が決まっていた、
とさえ言えるような優秀な人材です。
基本的に大手予備校の早慶コースなら、
早慶に合格するのは1割程度。
⇒【水増し注意】予備校の早慶コース全然受からなくて草。リアルな合格率は?合格数のカラクリも
多くの早慶合格者は、
トップの国立受験者が占めています。
出遅れたスタートから逆転合格を狙う受験生を、
塾側は合格させる術を持ちません。
そもそもそのような仕組み・カリキュラムになっていない。
これは覚えておいた方が良いでしょう。
塾に行く必要性の判断基準
自分で考えられるかどうか
塾ではカリキュラムやテキストが決まっている。
一方で独学は全て自分で考える必要があります。
何を・どう使って・いつまでに何を終わらせて、
いつまでに偏差値をどこまで高めるなど、
1~100まで全てを考えなければいけません。
これらを考えることが苦手な人や、
もしくは考えるのが面倒だという人は、
間違いなく塾に行くべきでしょう。
もっと言うと、
自分で考えられるというのは大前提として、
正しい答えを常に自分で出し続けないと、
合格は見えてきません。
一方で塾ではあなた専用カリキュラムが、
用意されるわけではありませんから、
逆転合格が難しいというのは既に述べた通り。
しかし全く成績が上がらないのかと言われれば、
そういう訳では無いでしょう。
リターンは少なくとも、
リスクを抑えることは出来ます。
自分で考えることができない人が独学をすると、
最悪の場合は凄惨な状況にもなりかねません。
以上から自分で考えられない人は、
独学には向いていないでしょう。
塾に行くことをおススメします。
自分を律して行動できるかどうか
自堕落の沼にハマることは、
独学だと全然不思議ではありません。
何かと勉強を後回しにして遊んでしまう。
こんなことは頻繁に起きるかもしれません。
独学をしようとしたら、
自分を律して色んな誘惑に打ち勝つ必要があります。
眠い、遊びたい、今日は休みたい、明日でいいや。
こんな考えが毎日頭を巡るかもしれない。
塾があれば授業に出たり、
与えられた課題などをきっかけに、
どこかでスイッチの入れ替えを、
できるかもしれません。
しかし独学ではどんなに呆けていても、
止まる事を知らずどこまでも行きます。
自分を律することができない人は、
迷わず塾に行った方が良いでしょう。
補足①:独学と塾の関係~逆転合格に関して~
リスクとリターン
逆転合格に関して、
独学と塾の関係をまとめると、
以下のようになります。
・塾:ローリスク、ローリターン
・独学:ハイリスク、ハイリターン
自分で考えることができて、
自分を律して学習に取り組めるという人が、
逆転合格を目指すのであれば独学一択です。
何が自分に必要で、
どうやって学習を進めるのが効率的かを考え、
それを実行していけば合格に最短距離なのは、
言うまでもないことですから。
しかし自分で考えたことが間違っていれば、
一つも成果を出すことなく受験が終了することもある、
という意味ではハイリターンとも言えるでしょう。
一方で塾は独学ほどのハイリターンは期待できません。
しかし独学ほどのリスクもありません。
最低限の成果は期待できる事の方が多いでしょう。
補足②:独学と塾の関係~私立文系受験に関して~
塾無しを推奨したいのが本音
僕はこの記事で、
塾の必要性について触れてきましたが、
塾に行かなければ受験に合格できないと、
言うつもりはありません。
自分で考えられなかったり、
自分を律することができない人は、
塾に行くべきだと思います。
しかしとりわけ私立文系なんて、
塾無しでも合格は簡単です。
塾に行くなんかよりも、
独学の方が明らかに簡単に合格できます。
むしろ塾無しを推奨したい、
というのが本音ではあります。
ただそれは僕が考える勉強法を実行できてこそ。
自堕落で自分を律することができない人は、
勉強法どうこうの土俵にいません。
そのためその類の人は、
塾に行く必要があるとさせて頂きました。
私立文系志望で超近道で受かりたい人は、
こちらをご覧頂くと良いと思います⇩
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さいごに
自分とよく相談
自分が塾に行くべきタイプかどうか。
分かりましたでしょうか?
ここまで読んで頂いたらお分かりと思いますが、
塾の必要性の有無は本当に人によって異なります。
必要な人には必要だし、そうでない人も多くいます。
なので一概に塾の必要性を説くことは難しいんです。
(逆も然り)
自分の性格などを鑑みて、
塾に行くべきか決めて下さい。
また中には塾に行くべきタイプだけど、
逆転合格を目指してるという人も、
いるかもしれません。
塾は逆転合格には不向きですので、
悩ましい所だと思います。
こうなると出来ることは、
自分を変えて逆転合格を目指すか、
自分を変えずに志望校を落とすかの、
どちらかになるでしょう。
いずれにしても塾に行くかどうかは、
恐らくあなたの受験合否に、
良くも悪くも大きな影響を与えます。
良く考えた上で最適な選択をしてください。
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