バカな高校生が慶應法学部に合格した方法~ビリギャル超えとか余裕~

K.O diary

学校や予備校では教えてくれない私立文系の受験勉強法

【判断基準】予備校に行く?行かない?それぞれのメリットとデメリットを併せて解説

予備校に行くか行かないか。

この選択は非常に難しいものでしょう。

 

予備校に行かないと不安と考える人もいるでしょう。

一方で、予備校なんて行って意味あるのかなと考える人もいるかもしれません。

 

様々な意見がありますが、正直どれも正解になりえます。

そして、どれも不正解にもなりえます。

 

どの意見、どちらの選択が正しいのかという断定はできません。

 

僕は予備校に入ったけれど一か月で授業に行かなくなりました。

なので予備校に行かなかったに等しいわけですが、僕にとっては大正解でした。

しかし、全員に予備校行かなくて良いよとおススメ出来る訳じゃありません。

 

それぞれにメリット・デメリットがあり、そして行く行かないの判断基準があります。

 

今回は、予備校に行く・行かないに関して包括的に見解をまとめています。

最後まで読んで貰えれば、あなたが予備校に行くべきか行かないべきか判断できるはずです。

 

この記事に関して

・予備校に行くか行かないか迷っているあなたへ
・それぞれのメリット・デメリット、判断基準が分かります。

 

 

予備校に行く事と志望校合格は必ずしも繋がらない

人によって異なる判断基準

多くの人は志望校に合格するために予備校に通います。

予備校に行った方が志望校に合格しやすいという考えが根底にあるはずです。

 

しかし、当然ながら予備校に行けば合格できるという訳ではありません。

 

予備校に行っても合格する人、不合格になる人がいます。

一方で、予備校に行かなくても合格する人もいれば不合格になる人もいます。

 

元も子もないですが、結局はその人次第です。

とはいっても、予備校に行った方が良い人と寧ろ行くべきではない人がいるのは間違いないです。

 

予備校に行くべきかどうかの判断基準は人によって異なります。

その人の性格や、置かれている状況に判断は依存するからです。

 

以降で、その判断基準について詳しく説明していきます。

 

予備校に行くメリット

カリキュラムを決めてもらえる

予備校では、使うテキストを指定されてカリキュラムも決まっています。

いつまでに、どんなふうに学習を進めていくかを予備校が決めてくれる訳ですよね。

 

なので自分でそこを考える必要がありません。

それに、言われた通りに進めて予習や復習をすれば大怪我をすることは少ないでしょう。

 

これは当たり前のことのように感じるかもしれません。

でも、すごく有難い事です。

 

自分で学習を進めようとして、やり方・進め方を間違えれば大惨事ですからね。

カリキュラムを委ねることができるというのは、予備校に通う1つの価値でしょう。

勉強に適切な環境が用意されている

やはり予備校は勉強には向いている空間です。

 

勉強への意識高い人が周りにいたり、自習室が使えたり、毎回の授業に向けてやるべきことが決まっていたり。

サボりにくい、使いようによっては上手く自分を律しやすいでしょう。

 

もちろん予備校に行ってもサボりがちだったり、上手く使えない人もいるのは確かです。

しかし、そのような人こそ予備校に行かなければ全く勉強に触れることは無くなると思います。

 

それでも予備校に行く事自体が、サボる事への抑止力として機能する点は否めません。

 

予備校に行くデメリット

大幅な偏差値UPが難しく戦況がひっくり返らない

予備校というのは、生徒全員を大きく底上げする場所ではありません。

受かる人が受かれば十分で、その受かる人は多くの場合初めから決まっています。

 

元々学力が高いとか、素養的に優れた人は無難に合格していきます。

 

例えば大手予備校だと、早慶コースで早慶に受かるのは1割程度。

そして、その1割は大半がスタート時点で優秀である場合が大半です。

まあ、これは有名な話かもしれませんね。

 

そうなれば当然、早慶コース残りの9割は早慶に受からない訳です。

スタートに出遅れたとか、素養的に劣る人は戦況をひっくり返せないものと思っておいた方が良いでしょう。

 

⇩この件の根拠を詳しく知りたい方はこちら⇩

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予備校に行かないメリット

自分でやるべきことを決めて大幅偏差値UPが見込める

自分で勉強すると、やるべきことは自分で決めることになります。

これはハマればメチャクチャ強いです。

 

予備校の多くの人を対象にした可もなく不可もなくなカリキュラムとは違い、あなただけの専用カリキュラムが出来る訳ですよね。

自分に必要な勉強をピンポイントで打ち抜けば、成績はみるみる向上していきます。

 

自分の成績が向上する最短距離を進めるというイメージですね。

それこそ短期間で大逆転だって出来るチャンスがあります。

これは予備校の授業に依存していては難しいでしょうね。

 

僕自身、予備校に授業に行かなくなって独学に切り替えた経験があります。

そのおかげで志望校に合格できたようなものなので大幅偏差値UPのチャンスは大きいはずです。

 

⇩逆転合格には独学がおススメな理由を詳しく⇩

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時間や生活に縛りが無い

自分で勉強すれば時間や生活の縛りに対するストレスは受けることがありません。

 

予備校の授業の時間は決まっていますよね。

あなたがあなたのペースで生活するのではなく、予備校に合わせて生活を送らなければなりません。

 

「予備校なんてそういうものでしょ」と割り切れる人は問題ないでしょう。

 

でも、ゆっくり家で食事が出来ないとか行くのが面倒な時でも行かなければならないとか。

行く事で自分のリズムを律している部分はあるにせよ、ストレスを感じる人には結構きついのではないでしょうか。

 

僕に体質的に合っていなかったので、同じように行かない方が向いている人もいることでしょう。

予備校に行かないデメリット

勉強法を間違えて大事故を起こすかもしれない

自分で勉強法を決めるというのは、上手く進む可能性がある一方で大事故を引き起こす恐れも孕んでいます。

 

自分で勉強カリキュラムや勉強法を決めると全てを間違えることもあります。

これはボタンを全て掛け違える事と同じです。

 

予備校に通っていれば伸びていたかもしれない分すらも伸びることなく、自分の潜在能力に対して極めて低い地点で受験が終わることだって不思議ではありません。

これはもう取り返しが付きません。

 

「予備校に行っていれば、もう少しマシだったのかな」なんて後悔が生まれるかもしれません。

 

⇩失敗しないスケジュールの作り方はこちら⇩

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サボり癖がついて終始だらける恐れがある

予備校に行かなければ、勉強するしないの裁量は全て自分にあります。

メチャクチャ勉強することも出来れば、1分も勉強しない事も可能です。

 

サボろうと思えばサボり放題です。

そしてサボり癖が付いたら自力で建て直すのは難しいと思います。

成績は下降の一途になります。

 

予備校に行けば、とりあえず予備校に行く事自体がサボる事への抑止力になる事もあります。

抑止力なく、ひたすら欲のままにサボる事を覚えたら受験は終戦です。

 

⇩自分を律する自己コントロール法はこちら⇩

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予備校に行く・行かないの判断基準

予備校に行く・行かないで生じる3つの大きな差

ここまで予備校に行く・行かないのメリットとデメリットを説明してきました。

行くか行かないかの差をまとめると、大きく以下の3つになります。

 

こ予備校に行く・行かないにより生じる3つの大きな差

・自分でやるべきことを決めるかどうか
・自分を律するかどうか
・大幅な偏差値UPを狙うかどうか

これらが表裏になっています。

そうなれば必然的に、予備校に行くか行かないかの判断基準にもなるはずです。

 

その中でも、3つ目”大幅な偏差値UPを狙うかどうか”が最も大事です。

正直これが必要無いのであれば予備校に行くべきでしょう。

 

というのも、大幅な偏差値UPを狙う必要もないのに自分で勉強してやり方を間違えたり自分を律せずサボってしまうというのはリスクが大きすぎるからです。

 

また、逆転合格や大幅な偏差値UPが必要だとしても、1つ目と2つ目を満たしていないのであれば予備校に行くことをおススメします。

 

いくら野心だけあっても、それに伴った行動が出来ないのであれば大事故になりかねません。

 

自分で計画をしっかり立てたり、自分を律したりできないとすれば、それらをサポートしてくれる人が側にいてくれる必要はあるでしょう。

 

それすらも難しいようであれば、逆転合格などは難しいながらも予備校に行く方が無難でしょう。

 

さいごに

ハイリスク・ハイリターンかローリスク・ローリターンか

予備校に行く行かないは簡単にいうと、ローリスク・ローリターンかハイリスク・ハイリターンかと置き換えることができます。

勿論その例外はあると思いますが概ねこの傾向に収まるでしょう。

 

予備校に行くか行かないか、どちらが正しい選択肢なのか一概に断定することは難しいものです。

あなたの状況などを加味して考える必要があります。

 

現状だと志望校に遠すぎるから予備校に行かずに諸々頑張って自分でやるのか。

それとも、無難に予備校に行くのか。

 

どちらも正しい選択です。

 

あなたを一番理解しているのはあなた自身のはずです。

この選択は進路に大きく影響を与えるかもしれませんので、自分に合った選択をしてください。