慶應義塾大学 法学部と経済学部
慶應文系学部の最難関。
それを二分し君臨する法学部と経済学部。
歴史と伝統があり古くから、
慶應の看板学部として引っ張ってきた経済学部。
かつては”あほう学部”と言われていたが、
今では経済学部と並び称され、
私文トップの一つとして評価される法学部。
どっちが難しいのか?
結論から言うと甲乙つけ難いです。
難しさのベクトルが違い過ぎて、
どの観点から捉えるかで答えが変わります。
法に受かったら経済に受かるとは限りません。
逆に経済に受かったら法に受かるとも言えません。
今回はそんな両学部の難しさについて解説します。
人によってどちらの学部の方が向いているとか、
どんなふうに対策が異なるかも分かる事でしょう。
・慶應志望のあなたへ
・法と経済、それぞれの難しさや対策の違いが分かる
この記事の信ぴょう性
両方受かってるし、何人も見てきた
まず僕は慶應法学部出身ですが、
経済学部にも受かっています。
当然どっちも対策したし、
過去問もやりこんでました。
第一志望が法で、
第二志望が経済でしたから。
だから当然どちらも傾向は分かります。
慶應経済の友達もいるので、
そういう話も踏まえて説明できる。
そして今は受験指導をさせて頂いています。
例えばその内の一つはこれ⇩
他にも早大プレや慶大プレで一桁や、
予備校に行き続けて偏差値45から、
3か月弱で慶應合格するなど。
※この方々の模試成績や合格体験記はこちら
⇩
⇩
⇩
その中で慶應法に受かる人、
慶應経済に受かる人もいるし、
どちらも受かる人もいる。
これまで散々対策も一緒にしてきたので、
そこでの過程や結果も見てきました。
そういう知見というのも、
英社併せて多くの人より知っています。
その辺を今回はまとめていますので、
あなたの今後の勉強に活かせるはずですよ。
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慶應法も経済も受かってしまってください。
慶應法学部と経済学部
単純な偏差値比較では測れない部分がある
法も経済も偏差値自体は大して変わりません。
せいぜい模試によって、
法が1だけ高いとかそんなものです。
まあ誤差。
模試でも法と経済で、
同じような判定が出ることが多いはず。
>>「え、まだ慶應A判定出てないの?」1~2か月ありゃ誰でも取れるのに・・・
でも不思議な事に法には受かるけど、
経済に落ちる人もいれば、
経済には受かるけど法には落ちる人もいる。
僕は両学部とも受かりました。
そして圧倒的に法学部の方が簡単に感じました。
実際の試験の手ごたえも法の方が強かったです。
合格者は得点開示できないので、
あくまで自己採点ではありますが、
法は英語で受験者平均の2倍はあった。
経済は絶対そこまでは取れてない。
じゃあ法学部は経済より簡単なの?
と言えばそんなに単純ではありません。
経済に行った僕の仲の良い友達は、
法のほうが難しかったと言います。
これは一言で言えば、
問題の相性とか対策の違いによる部分が大きいでしょう。
つまり僕には法の問題の方が合っていた。
こういうことです。
確かに対策も法学部の対策を多めにしていました。
じゃあ法と経済で互いに、
どのように異なるんでしょうか?
合う合わないの違い。
必要になる対策の違い。
それを知るべく、
両学部を順番に見ていきましょう。
慶應法学部の難しさと必要な対策
法学部の特徴は、
ザ・私立文系みたいな試験であること。
(2025年度用の追記あり:後述)
レベルの高い知識を求められるのは勿論。
理解よりも”問題の解き方”を知っているかなどが問われます。
時には「悪問では?」
という問題も出題されますw
英語なら語彙やイディオムのレベルの高さ。
ややこしく解きにくい問題の”解き方”に気付けるか、
及びそれを知っているかなどです。
社会ならば頻度の低い用語も普通に出題されます。
その上で狡猾な見せ方に惑わされず、
問われている知識に気付ける、
”問題の解き方”を持ち合わせているかどうかなど。
つまり高得点取るには水準の高い暗記と、
問題解法のテクニックが必要になります。
この観点で言えば国立含めても、
恐らく最難関と言えるでしょう。
しかし一方で特徴がハッキリしている。
その分だけ対策は非常に容易です。
ザ・私立文系な試験なので、
国立志望の人は敬遠する人もいます。
慶應法学部特有な対策が無いと、
いくら学力が高くても苦戦する可能性があるからです。
追記:
地歴は2025年から記述も加わります。
⇒https://www.keio.ac.jp/ja/admissions/docs/hou-2
過去の形式と変わらずマークもあります。
記述が入る分は若干緩和されるとはいえ、
ある程度は踏襲されるのでしょう。
後述する経済学部ほどではないにせよ、
全く書けないでは痛手に違いないので、
そこは頭に入れて勉強した方が良いですね。
・慶應法学部の英語で平均点の”2倍”得点した考え方と対策⇩
【慶應法学部の英語】この対策で平均点の2倍取って圧勝した!その考え方&対策の全貌を公開します
・慶應法学部の世界史で8割得点するための全プロセス⇩
【世界史】0から慶應法学部合格で8割得点するに至る全プロセスを公開します!
慶應経済学部の難しさと必要な対策
経済学部の特徴は、
国立っぽい試験であるということ。
いわゆる私立文系っぽい、
知識偏重に振り切った試験ではありません。
2025年以降の法学部・地歴の変更を加味しても、
経済では英語も社会も比較にならないほど、
ガンガン書かせてきます。
そもそも求められる要素が違う。
問題からそこが汲み取れるほどです。
私立文系のような記号問題なら解ける。
これでは不十分なので英社共に、
記述・論述対策は必ずやりましょう。
書けないと勝負になりません。
求められる知識レベルは、
法学部ほどではないです。
変な切り口で出題されることも、
殆ど無い真っ当な問題でしょう。
ただ法学部よりも厄介な点があります。
それは知ってるだけでは解くことのできない、
小手先のテクニックだけで乗り切るのが難しい点。
つまり真っ当な学力を測る試験になっている、
ということです。
それゆえに国立志望の人でも、
法とは違って不利を被ることなく受験できます。
英語では長文問題と和文英訳、
そして論述が問われます。
長文は特別難しいことはありません。
慶應を受験するに当たって妥当な学力があれば、
ここは難なく得点できる問題になっています。
寧ろそこで点取れないのは痛手。
取って当たり前くらいな話です。
ただ論述は課される文字数が多く、
対策をしていないと時間がかかるでしょう。
内容も支離滅裂になる恐れがあります。
社会科目では年代は世界史なら1500年以降、
日本史なら1600年以降を中心とした、
選択式の問題と記述・論述が出題されます。
特別マニアックな用語や知識を、
知っている必要はありません。
それよりも基本的な内容の理解や、
流れが頭に入っていることが求められます。
とはいえ英社共に基礎学力があれば、
特に対策が難しい訳ではありません。
僕もゴリゴリ私立文系タイプでしたが、
一定の対策で十分対応可能でした。
何度も言いますが、
問題が難しい訳じゃないので。
ベースとなる学力と、
そこに付随した対策。
これでいけます。
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あなたが向いている学部はどっち?
ここまでをざっくりと整理すると、
こんな風に大局に位置していることが分かります。
法学部は地歴に記述が入るとはいえ、
英語は変わらずですし依然として、
かなり私文要素が強い試験でしょう。
経済学部は2025年も、
大きな変更は発表されてません。
ある程度勉強していれば、
どっちが自分に向いているか、
ザックリとは分かるのではないでしょうか。
僕の場合は両方とも合格しました。
けど法が向いていたと思います。
なぜかというと、
僕はあんまり頭が強くないからですw
これは単純に、
中高と全く勉強してきてなかった弊害。
経済学部で求められる素養である、
考えを整理して書き起こすのような、
頭を使った作業は不得意分野。
一方で法のように、
知識・パターンを知っているだけで、
得点しやすいというのは非常に助かります。
単に覚えたり解法に慣れていく方が、
自分的には負担も少ないし得意でした。
覚えたり慣れを積むほうが得意な人は法学部。
頭の中を整理して、
体系的に表現するのが、
得意な人は経済学部の試験。
こんな風に向き不向きがあると思います。
もっとも向き不向き以前に、
基礎学力を高めることができれば、
両学部とも普通に対策するだけで、
十分受かるはずです。
A判定出てないなら少なくともその時点では、
最低限の基礎学力が欠如していると、
思っておいた方が無難ですね。
法も経済もお互い認め合ってる
さいごに
結局どっちも難しいです。
その人の向き不向きで、
どっちが簡単に感じるかは、
変わってくると思います。
ただ入学すれば分かりますが、
法も経済も割とお互いを認め合っています。
法の人は経済を優秀だと思ってる。
そして逆もまた然りです。
それくらい差は無いってことですね。
自分の行きたいのはどちらか。
自分と照らしての向き不向きなど。
こういうことを踏まえて、
志望順位や対策順位を考えられると良いですね。
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