勝利確定の無双モード
受験はメンタルで結果が左右することがあります。
これは本番に限った話では無くて日頃の勉強にも言える事です。
そして受験には「強者のメンタル」なるものが存在します。
強者のメンタルでは「受かる気しかしない」という絶大な自信を持っており、日頃の勉強でも受験本番でも上手くいくという超好循環な最強メンタル「無双モード」です。
そして勿論これは油断とは違います。
緊張感が無くなる訳では無くて、緊張感の中にも自信に満ち溢れている状態です。
一言で言えば「受験必勝のマインド」とでも言いましょうか。
少し胡散臭いかな。。スポーツ選手で言うところのゾーンに入る的な状態に近いと思います。
これは後天的、つまり受験勉強開始以降でも身に付けられます。
この状態に入るか入らないかで結果は大きく変わります。
メンタルボロボロで勉強して本番を迎える人が成績を大きく伸ばしたりするイメージ湧きますか?本番で練習以上に大成功するビジョン見えますか?
極端な話そういうことです。
メンタル1つで日々の勉強にも本番にも影響を及ぼします。
今回はメンタル無双モードについてお話しします。
「受かる気しかしない」という無双モードについて
一言で言えば超自信家
「受かる気しかしない」なんて言うくらいなので間違いなく自信家です。
その自信はそれまで育ってきた中で身に着けたものかもしれません。
元々勉居が得意だったからとか、何か他の分野でも秀でたものがあったとか。
自分なら出来るという自信を持っています。
もしくは僕みたいに受験勉強を始めてから身に着けたかもしれません。
自分の考えた通りにやったら人よりも上手くいったとか、成績の伸び方が早かったとかで自信を付けたってパターンもあり得ます。
どちらにしても、一度この状態にはまると全てが上手くいきます。
厳密に言うと、自然に上手くいくのではなく、無自覚なだけで上手くいくようにことを進めることができています。
自分が上手くいくためには何をしたら良いかが無意識でも手に取るように分かるので、自ずと結果は付いてくるってことです。
自信1つで常に好循環の中に自分を置けるということです。
受験勉強が楽しくなる
無双モードに入ると勉強も楽しくなってきます。
話それますけど、ゲームします?もしくはしたことあります?
ゲームってハマっちゃうじゃないですか?
あれって一日やりこむだけでステージとかめっちゃ進めることができるじゃないですか。それが快感になって止められない訳です。
勉強もそうなるんですよ。
自分がやることなすこと全て上手くいくんで、勉強した分だけ成果として反映されるんですよね。
ここまでくると初めは嫌だった勉強でも楽しいんですよ。
全てが自分の思った通りに進んで学力が上がっていく感じが快感でしかたありません。
次のステージノクリアの仕方考えるのと同じで、もうワンランク上に行くには何をしたら良いかと考える。でも、それが自分の思惑通りに上手くいって学力上がるんです。
ゲームを攻略してクリアに向けて進むのと同じ感覚で楽しめます。
迷い&他者に振り回されることが無くなる
一つ目の超自信家と少し被りますが、一切の迷いが無くなり、他者に振り回されることもなくなります。
これには二つの意味が有ります。
・勉強法
・志望校選択や志望校対策
成績が思うように上がらない人って自分の中で「これだ!」って確固たる勉強法が確立されていないと思うんです。どこかいつまでも手探りで自信が無いというか。
まずこんな迷いは無くなります。
何をするかなんて自分の中では明白なので、それに従っていれば自ずと成績は伸びます。勉強法で迷いません。
そして、志望校・併願校の選択やその対策に関してもそうです。
基本大人は保守的なので「一応ここも受けておいた方がいいんじゃない?」的な水を差してきたりします。また、志望校の対策にも一般論をさも絶対的な正解として推奨してきます。
それが自分に必要ないと感じれば、最早迷うことも聞き入れることもありません。
自分の中で正解は見つかっているし、自分に必要だと思える事だけやっていれば十分だからです。不本意に受け入れて振り回されることも無くなります。
本番に馬鹿強くなる
そんなにも自信満々で本番ビビッて力を出せないなんてことはありません。
結局、実力が同じならメンタル強い方が受かります。
もしかしたら少々の差ならひっくり返すくらいの力も持っているかもしれません。
僕はビビるどころか本番が待ち遠しくてウズウズしていました。
年明け早々くらいには、まだ一か月もあんのかよ長いなって思っていました。
無双モードに入って強者の圧倒的余裕ってやつが生まれている訳ですね
本番は緊張しますが楽しめます。気持ちのいい緊張感というか、程よいスリルみたいな感じですね。マッサージの心地よい痛みみたいなノリです。
本番にビビッてる奴とか、オドオドしてる奴なんかに負ける訳ないって心の底から思っていましたね。
そして実際本番が一番出来が良かったです。過去問の時には無かったくらいの会心です。英語は平均の二倍くらいは取れましたし、三科目受験ですが二科目で十分でした。
元々余裕で受かる予定ではありましたが、ここまで出来たのは間違いなくメンタルのおかげでしょう。
本番のここ一番で実力をさらに押し上げてくれるのがメンタルと言えるでしょう。
これは無双モードに入ると漏れなく身に付きます。
後天的な無双モードへのスイッチの入れ方
ここまで無双モードについて話してきましたが、どうしたら身に着けることができるのでしょうか?
僕は勉強開始から二が月で幸運にも身に着ける事が出来ました。
でもこれは意図していたわけでは無くて偶然です。
skinをハゲと訳してから二か月慶應法学部でA判定が出たんです。
そこで「こんなすぐにA判定出るなら落ちる訳ねえな。最早受かる気しかせん」とモードに入ってさらに順調に伸びて合格したんですね。
で、この経験を基に無双モードのスイッチの入れ方を解説します。
それが以下の二つです。厳密に言うと二つでセットなので、上から順に読んでください。
成功体験を作る
無双モードの根本は圧倒的な自信です。
そこから派生してメリットが発生します。
なのでまずは自信が必要ですね。
この自信はこれまでの人生で勉強じゃなくても何かを通じて十分に育まれていれば改めて自信を付ける必要なんてないのですが、この記事を開いているあなたは恐らくそこには至っていないことでしょう。
自信とは成功体験から作られます。
勉強以外でも良いのですが、受験生のあなたは受験勉強で作るのが効率的かもしれませんね。
自分の中で圧倒的と言えるような成果をあげてみて下さい。
一度これが出来るだけで変わります。模試でも過去問の点数でも良いです。
出来ればその目標期間を決めましょう。いついつまで~を達成みたいな。
余りに長いとモチベが維持できないかもしれないので。
「いや、そんな簡単に言ってくれんなよwそれが出来たら苦労しないわ」とかって言われそうですね。
分かってます。一回目の成功体験を作るのは確かに大変です。
そこについてコツを説明しておきます。
必要なことは全部やったという自負と誇りを持つ
これが重要です。
自信を付けるために成果を作る、そのために出来る事は全部やる。
これでダメなら仕方ないくらい、人生終わったくらいの覚悟を決めてやってください。
それくらい自分のやったことに自負や誇りを持てるようになってくれ!!!ということです。
成功体験て好きなこととかで自然と作れるのがベストだと思うんですけど、これまでの人生ではそのような機会が無くて受験勉強で作るとなると結構力技になってしまいます。
しかし勘違いしてほしくないのは「ごちゃごちゃ言わんととにかく長時間勉強しろ!!」と言っている訳じゃないってことです。要は成果が出ればそれでいいので、勉強時間が短くてもOKです。
ただ自信を持てる成功体験を作るのに必死になってねっつーことです。
長時間勉強するのが嫌なら、どんな勉強が効果的なのか、何を、毎日どれくらいやれば良いのかを死ぬほど頭捻って考えましょう。そして行動しましょう。
これを考えられないなら一先ず長時間やりまくるしかないかもしれません。
ここを超えて成功体験作れれば無双モードに入れるはずです。
とりあえず文理国立私立問わず役立ちそうな記事貼っておくので興味があればご覧ください。
※成績がッと上げるには日々のスケジューリングが大事って話はこちら
※この勉強法をして二か月後に駿台全国模試では慶應法A判定まで伸びました。
タイトルの4か月後に偏差値80てのは初めて受けた河合塾全統記述です。
勝利確定の無双モードに入れば全て変わる
さいごに
大げさではなく無双モードに入ると全てが良い方向へ変わります。
メンタル1つで変わるんです。
それは日々の勉強、成績、受験の結果全てにおいてです。
合格に必須ではないかもしれませんが、合ったら間違いなく得しかありません。
今からでも身に着けられると良いですね。