バカな高校生が慶應法学部に合格した方法~ビリギャル超えとか余裕~

K.O diary

学校や予備校では教えてくれない私立文系の受験勉強法

【大学受験】乱れ打ち受験が奇跡を呼ぶことも?メリットやデメリットも含め徹底解説!

とにかく受けまくる乱れ打ちの是非

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大学受験、特に私立文系では2月頭くらい~2月下旬までひたすら詰め込んで毎日のように受験する人が一定数います。

スタンプラリーの如く毎日受験を転々とすることから受験マラソンとも言えるし、乱れ打ちとも言えます。

 

この乱れ打ちは良い面も悪い面もあります。

全員におススメできるものではありません。しかし、僕の知っているだけでも乱れ打ちして成功した人も実は案外多くいるので良い面も無視はできません。

 

例えば乱れ打ちの成功例として、マーチ~早慶の下位学部を中心に乱れ打ちをして慶應文だけ受かったという人が僕の周りだけで3人います。学力的にはだいぶ足りていなかったでしょうから、間違いなく乱れ打ち成功ですね。

 

一方で乱れ打ちして全滅した人もいます。

 

そこで今回は、乱れ打ちのメリット、デメリット、乱れ打ちすべき人とすべきではない人についてまとめています。

 

乱れ打ちは立派な作戦です。自分に向いているかどうかも含めて良い判断をしてください。

 

 

乱れ打ちのメリット

唯一にして最大のメリット:0→1にできる

乱れ打ちのメリットなんて、合格を一つでも掴める可能性を上げることに決まっています。

 

乱れ打ちは基本的には王道ではなく学力的に余裕のある人は取る戦略ではありません。

 

しかし、自分でも想像すらできないような合格を掴むことだってあります。

先ほど例に出した慶應文以外マーチも早慶も全滅したのだってそうです。

 

10回受けて1回受かるかどうかレベルの合格を手繰り寄せる、奇跡のような合格も生み出します。

 

同様に、学校のレベルは違っても乱れ打ちしなきゃなかったであろう合格が掴めるかもしれない事こそ乱れ打ちの唯一にして最大のメリットです。

 

これから説明しますがそれなりにデメリットも伴います。

それ込みでも乱れ打ちをする覚悟を決めるなら十分に正当性のある戦略だとっ個人的には思います。

 

乱れ打ちのデメリット

デメリット1:過去問を含めた対策

乱れ打ちってことは10~20は受けるということでしょう。

そんだけ受ければ、当然1つ辺りの過去問含めた対策に掛けられる時間は減ってしまいます。

 

その分スケジュール的に前倒しで早めに対策開始すればいいのでは?とも考えられますが現実的ではありません。

 

そもそも過去問のような個別の対策は基礎学力ができてから行うものです。学力が伴っていなければ対策だけしても、その対策を活かすことが出来ないからです。

しかし、基本的には乱れ打ちをする=学力的に十分ではないですから個別対策以前に基礎学力を仕上げるのに時間が掛かり早めに対策を行うことは出来ません。

 

そうなるとちょろっと過去問やって出題形式を知ったり、解く順番を決める程度の対策しかできないでしょう。

対策して合格をつかみ取るというよりは、運要素が強くなるかもしれません。

しかし乱れ打ち自体が運要素に頼っている物でもあるので、気にする人と気にしない人とに分かれるかもしれませんね。

 

※本来の正しい過去問の使い方はこちらから↓

www.bakademoko.com

 

デメリット2:心身ともにキツイ

乱れ打ちは大きく2つの意味できついです。

 

◆乱れ打ちによる二つのキツさ◆

・不合格が連続することによるキツさ

・連日、もしくは数日おきに受験を受け続ける体力的&気力的なキツさ

 

乱れ打ちは不合格が付いて回ること前提の作戦です。乱れ打った中で1,2個受かれば良いという考え方になるので。

序盤に受けた大学ですんなり合格出れば良いですが終盤まで合格が出ずに進む可能性もあり、その際は不合格を沢山受ける事になります。

 

多くの不合格を受けて気持ちが折れないかが心配です。

乱れ打ちが運要素が強いと言って、自分の気持ちが折れてMAXの力が出せなければ合格率は更に下がってしまいます。

 

開き直って気にしないでいられる人には不要な心配かもしれませんが。

 

また、受験の連戦や一日おきとかで連続で受験するのはだいぶしんどいでしょう。

僕は最大三連戦でした。やってみるまでは想像すらしてなかったのですが、メチャクチャ疲れます。

 

ゆーて試験時間なんてたかが知れてるでしょ、とか僕も思ってました。

でも、朝から常に緊張感に包まれ、試験中は集中力MAXで休憩中も気は休まりません。家帰ると勉強しようとも思えませんでした。

 

想像つかないかもしれませんが一日でもかなり疲れます

それが連日になったり、一日空いても2月上旬~下旬まで受け続けるとなると体力も気力も持ち堪えるのか心配な所です。

 

デメリット3:金

これは家庭に依るでしょうね。

 

乱れ打ちを検討するってことは金銭的には問題ないのかなとも思いますが、受験一回3万くらいですので20校受ければ受験費用だけで60万です。安い私立高校の入学金くらいですかね。

 

親も良い大学へ行ってほしい気持ちはあるからこそ乱れ打ちにGoサイン出すのでしょうが、安くはない金額ですので感謝はしましょう。

 

乱れ打ちをすべき人とすべきでない人

乱れ打ちすべき人

・学力的に志望校にだいぶ及ばないけど、どっかしら引っ掛かりたいと強く思う人

 

まず受験というのは受けないと始まりません。そして受験すればどこかしら受かる可能性が出てきます。

もしも対策どうこうの次元ではなく合格に足る学力が無いならば、数を受ける事でしか合格率は上げられないでしょう。

 

マーチが厳しい人でも受けまくってれば、どっかで大穴引いたりして受かるかもしれません。そこに慶應文とか受けておけばなんかの拍子に合格できちゃうことだって実際ある訳です。

 

慶應文が大穴である話はこちらから↓

www.bakademoko.com

 

何もしないよりは何かした方が絶対に良いです。学力的に足りないなら対策頑張るよりも数受けるほうが功を奏するかもしれません。真っ当な考え方ではありませんが、綺麗ごとばっかり言っても落ちたら意味ないですから。

 

それくらいにどっかしら引っ掛かりたいと思える人は乱れ打ちに向いていると言えるでしょう。

 

※もちろん大前提として、ここまで説明したデメリットを知っても乱れ打ちをしようと思えることが絶対条件です。

 

乱れ打ちすべきでない人
・志望校に対して一定水準以上の学力がある人。

 

乱れ打ちは学力が足りない人が、運に任せて一か八かで取る戦略です。

一定水準以上の学力があるのであれば、乱れ打ちに走るよりもしっかり対策を行う方が得策でしょう。

 

一定水準以上の基準は一概に言うのは難しいですが、第一志望群にC判定以上出てれば乱れ打ちはお勧めしません。

 

C判定なら第一志望群未満の学校は特に問題なく受かるだろうし、第一志望群でもしっかり対策できれば同群から3つも受ければ一つは受かるでしょう。

乱れ打ちで対策薄くなるとか、体力的・気力的に疲弊して当日力が出せなくなる可能性も踏まえると乱れ打ちは避ける事をお勧めします。

 

乱れ打ちすべきかどうかの論点

自分なら乱れ打ちをするか

まず乱れ打ちをすべきかどうかは受験時の学力に依るところが非常に大きいです。

 

人によっては対策をしっかりしたり、乱れ打ちによる疲弊も避けつつ万全のコンディションで一つ一つ丁寧に受験するべきという人の意見も正しいと思います。

それこそが王道だと思っています。

 

ただ乱れ打ちを考えるということは、包み隠さず言えば学力が足んないから対策どうこうじゃ間に合わなさそうだし最後は運頼み、みたいな側面がある気がします。

 

幸いなことに受験当時の僕は学力的に余裕があったので乱れ打ちはしてませんが、もし学力的に厳しいなら迷わずしたと思います。体力的・メンタル的にきつかったとしてもしていたと思います。

 

受験は綺麗ごとだけで済むものでもないし、結局どんな形でも受かっちゃえばそれで勝ちです。

対策どうこうの次元じゃなく厳しい戦いが予想されるなら一つでも可能性を多く持ちたいし、それで受かるかもしれないなら万々です。

 

まあ、これは本当に置かれている状況とか考え方によって答えは変わると思います。

どちらが正しいということも無い問題なので、自分の状況を踏まえて何が最善か考えぬいた先に出た結論であればそれを信じるのが良いのではないでしょうか。

 

そもそも、乱れ打ちしなくても合格できるような学力付けられるのが一番良い事なので、乱れ打ちだけじゃなく勉強も頑張ってくださいねw

 

※乱れ打ちをしないための逆転合格計画はこちらから

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