超簡単!マネするだけで偏差値UPな英語の解き方と解く順番
「受験の英語ってどんな風に解いたらいいんだろう?」
「効率的な解く順番は無いの?」
そんな人に是非知っておいてもらいたい話をします。
受験英語が得意な人なら誰でも、その解き方や解く順番に根拠を持っています。
そして受験英語が苦手な人は、この根拠をハッキリと持つ事が出来ていません。
そこには勿論学力的な要因があります。
しかし、それだけじゃありません。
いま受験英語が苦手な人でも、得意な人の問題を解く際の考え方や解く順番を知っておくのは非常に有効です。
試験の際にそれを活用することは勿論ですが、それを知ったうえで勉強するのと知らないで勉強しているのでは雲泥の差が生まれるからです。
手前味噌で申し訳ないのですが、僕は英語が人並み以上には得意だった自負があります。
今回は、僕の考え方や解く順番など意識していたことを各単元でお伝えします。
試験全体の解く順番について
時間が掛かるかどうかで優先順位を決める
英語の問題とひとことで言っても、時間の掛かる問題とそうではない問題がありますよね?
ざっくり分けるなら、注意深い思考を要するかどうかで一つ線引きは出来ると思います。
例えばこんな感じです。
まず基本的な考え方は時間を要さない問題から解きます。
その中での順番は特にないので出題順に解いて大丈夫で
そして、このj思考を要さない=時間を要さない問題は極力早く終わらせます。
考えても仕方のない&配点も大きくない問題なので、時間を幾らかけようと殆ど得点に差は付きません。
(※文法や並べ替えは思考を要するじゃないか!と思われたら申し訳ないですが、後ほど各単元毎に解説します。)
それならば、思考力や注意深さで得点が大きく左右されてしまう思考を要する問題に多くの時間を割く方が賢明でしょう。
その上で時間が残れば、思考を要さない問題を改めて見直すという順序をおススメします。
持ち時間の大半を思考を要する問題に割く事ができるような意識を持ちましょう。
配点の大きさや、集中力の注ぎ方からも思考を要する問題の方が優先順位は高いはずです。
各単元内での解き方や解く順番について
文法
選択肢から選ぶ空所補充系が一番オーソドックスな気がするので、それを前提に書いていきます。
文法問題は何を問いたいのかという出題者の意図は必ず決まっています。
しかも、その意図は分かりやすく選択肢に反映されているし、その意図が持つポイントを見抜いた上で正しい知識を持っていれば100%正解できます。
ダミーの選択肢がどのような意図を持って選択肢の中に混ぜられたのかも明確に説明できる位には分かりやすいです。
例えば、これとこれは数合わせの論外な選択肢、これは正答と間違えさせるための選択肢だけど~が理由で間違っているとか、ですね。
このように見抜けば、問題を解くのに大して時間は掛かりません。
問題文と選択肢を見たら分かります。
10問で構成されるなら3分以内では解きたいところです。
仮にそれで分からない問題があればテキトーに埋めて飛ばしちゃって大丈夫です。
基本的に時間を掛けた分だけ正しい答えが導き出せる類の問題ではないので、割り切りも大切です。
デキるだけ短い時間で、最大得点できるような意識を持って日頃から勉強しましょう。
※空所補充問題のテクニックを具体的に知りたい人はこちら
並べ替え
並べ替えも文法同様にポイントが決まっています。
文法問題とは見せ方が異なるだけで、文法知識です。
イディオム、関係詞、構文などパターンは様々ですが、必ずどれかには当てはまる問題です。
意図や意義を持たない問題は出題されないからです。
主語と動詞と目的語の3つの語句しかない並べ替えなんて出題しても仕方がないじゃないですか(笑)
なので必ず意図があります。
並べ替え問題のポイントはパズルでいうところのピースに該当していて、それを見抜けるかどうかが勝負の肝になっています。
パズルも各ピースの形さえ分かっていれば組み合わせるの簡単ですよね?それと地靴は同じです。
そしてそれは文法知識が十分に頭に入っていれば見抜くのは簡単です。
解くポイントが一つなら非常に簡単ですが、2つ以上の場合があり、これは語句の数も必然的に多くなります。
並べ替えは語句の数が多いと、上手く頭が整理できずに切れに繋げることが難しくなることがあるかもしれません。
そんな上手く頭が整理できない時は、一度その問題からは離れましょう。
頭が混乱した状態だといくら考えても負の連鎖にハマって抜け出せなくなる恐れがあるからです。これは非常に大きな時間ロスです。
また、一度思考をリセットしてまっさらに戻してからの方がスッキリしてあっさりと問題を解けたりします。
なので一度離れて他の並べ替え問題を先に片づけます。
他の並べ替えを一瞬で片づけて時間に余裕がありそうなら、今一度できなかった問題へ戻って解きましょう。
その際には、戻った問題に書ける時間には制限を掛けておくべきです。あくまで長文などに時間は割くべきなので、そこで時間を費やし過ぎるのは避けたいからです。
そして、他の並べ替え問題を終えて想定よりも時間が掛かってしまっている場合にはできなかった問題へ名戻らず長文などを優先します。
そして、試験全体を解き終えて残った時間で解けなかった並べ替え問題に戻ってきます。
原則的にはポイントを見抜けば簡単に解けますが、そうでなかった時は一旦後回しにして後から解き直すという考え方で良いでしょう。
※並び替え問題を得意にしたい人はこちら
長文
長文は問題が1問で構成されるわけではなく、文章を基に何問か出題されます。
そして、知っているだけで解けるという問題だけではないので多少は頭を使わないといけません。
出来る事なら何度も設問と長文を照らし合わせて考えるなんて手間は省きたいはずです。その回数が多いほど時間が掛かってしまうからです。
英文を性格が読める事は前提にしたうえで意識すべきことをお伝えします。
最も大事なのは上2つです。
つまり最も大事な2つとは、設問に目を通して次の設問該当箇所まで文を読み進めたら解くということ。
幾つか注意事項はあるのですが、先にイメージだけ共有しておきます。
このやり方のメリットは、設問の解答数と英文の進行が同ペースになるので英文を読み終わる頃には問題を解き終えていることです。
さいごの”次の”設問該当箇所に辿り着いたら、前の設問を解くとはどういう意味でしょうか?
それはこう言うことです。
例
設問1を読む→英文を読む→設問2に該当するような下線部や空欄に辿り着く→設問1を解く
何故このようなことをするかと言うと、設問1の該当箇所に辿り着くまでに必ずしも海洋の根拠がある訳ではなく設問1の解答の根拠は”設問1の該当箇所~設問2の該当箇所の間”にある場合もあるからです。
設問1が、その下線部以前に回答根拠があれば問題ないのですが下線部2との間にある可能性もあるってことです。
なので、そこまではしっかり読んだうえで、下線部1の解答を行ってください。
また、先に設問は見ても選択肢全てを見ることはしないでください。
というのも選択肢には文章の内容と異なる内容の記述もありますよね?ダミーの選択肢です。
それらダミーの選択肢を全部読んでる時間は勿体ないですし、文章内容と誤ったイメージが頭に残る可能性もあります。百害あって一利なしです。
ここまでで重要ポイントの2つ目までが終わりです。
ここからは3つ目と4つ目についてです。
分からない文章があってもあまり考えすぎないでください。
自分が読めない文章に出くわすと、ムキになってそこで時間を掛けようとする人が多いのですがあまり得策ではありません。
そこが回答の根拠になる超重要箇所であればそうするべきなのですが、そうでない場合は立ち止まる時間の分だけ無駄になってしまいます。
大事なのはあくまで全体像で、その上で個別の文章です。
解答の根拠に成り得ない限りは、その一文が読めないからと言って大きな支障はありません。
さいごに、速読は無理にはしなくて大丈夫です。
できた方がいいに決まっているのですが、速読は早く読んでも正確に読める人に限定します。
正確に読めないと問題は解けません。
早さを求めて正確さを失うのは、本末転倒ってやつになります。
なので速読が苦手なら、正確に解ける問題を確実に解くのが優先です。
※長文苦手な人はこちら
テクニックは身を助ける
さいごに
基本的には成績は学力によるところが大きいです。
これは言われなくても分かっているでしょう。
しかし、解き方や解く順番などのテクニックを知っていると身を助けてくれることがあります。
知っているということは武器なんですね。
あなたも今回授けた武器を基に英語を得意になってください!