バカな高校生が慶應法学部に合格した方法~ビリギャル超えとか余裕~

K.O diary

学校や予備校では教えてくれない私立文系の受験勉強法

【厳しい現実】夏休みにいっぱい勉強したからと夏明けに成績が爆上げすると思ってはいけない

夏勉強した=成績が即上がるってわけじゃない真実

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8月下旬~9月と模試が結構行われますよね。

多くの人が夏休みの成果を実感する場として、これらの模試を受験すると思います。

 

「夏休み毎日12時間も勉強したし絶対成績上がるでしょ!」

 

もしもこんな淡い期待を抱いているなら少し待ってください?

それは事実というよりも、あなたの願望と言った方が正しいかもしれません。

 

夏休みにたくさん勉強したら必ずしも成績が上がるという訳ではないんです。

これは実に多くの人が勘違いしている思い込みです。

 

大学受験の現実というのは案外厳しいんです。

ここで勘違いしてほしくないのは、夏休みの勉強が無駄になると言っている訳ではないということです。

 

しかし夏明けに大きなダメージ喰らって戦意喪失するよりは、夏休みの勉強と夏明けの模試との関係は知っておいた方が良いでしょう。

 

てことで今回は、夏休みの勉強によって夏明けに必ずしも成績が上がる訳ではないという話です。

 

本記事のポイント!

・なぜ夏休みに勉強しても必ずしも夏明けに成績が上がる訳ではないのか

・それに対する今後の対応策

 

夏休みに勉強しても必ずしも夏明けに成績上がる訳じゃない

夏に勉強して成績が夏に必ずしも上がる訳ではないというのは大きく2つのパターンがあります。

 

・勉強時間は長いが、他の受験生に差を付けられないパターン

・他の受験生に差を付けられるような効果的な勉強をしたけど成績に反映されていないだけのパターン

 

どちらに当てはまるかで今後の対応策も変わるし、合格への見込みも変わります。

上から順に説明します。

頑張ってるのは自分だけじゃない

夏休みにたくさん勉強した!というのは、何もあなたに限った話じゃありません。

現役生、浪人生問わず多くの受験生がたくさん勉強していることでしょう。

 

そして偏差値というのは相対的なものです。

自分が他者と同じペースで進めば差は着きません。

 

同じペースで進む限りはスタート地点で既に発生している差が縮まることも広がることも無いということです。

 

つまり例えばあなたが偏差値50だったとしましょう。

他の人と同じ時間、同じ勉強効率なら夏明けに模試を受けてもその偏差値は大きくは変わりません。

 

勉強時間×勉強効率の値に差が出て初めて偏差値の差として現れます。

 

これを知らずに、単にたくさん勉強したから成績が上がると考えるのは、厳しい現実ですが単なる都合の良い思い込みにしかならないってことです。

学力が成績として反映されるには時間差がある

では仮にあなたが他者よりも優れた効果的な勉強をしていたとしましょう。

 

つまり勉強時間×勉強効率の値が他の受験生よりも大きい場合です。

この際は偏差値として差が付けられます。

 

しかし夏明けにスグかどうかは分かりません。

受験勉強と言うのは勉強の成果が結果として反映されるのに多かれ少なかれ時間差が生まれます。

 

今日やって明日には得点できる定期テストとは根本的に違うんです。

だからと言って、夏休みに勉強していたことが無駄になる訳じゃありません。着実に学力自体は向上しています。

 

あと2ヶ月~3か月もすれば間違いなく反映されます、それも少しじゃなく、一気に、自分でもびっくりするくらいの伸び方をするはずです。

 

夏明け以降が正真正銘の正念場

正真正銘の正念場になる理由

夏が明けてからが本当の正念場です。

 

これは成績が優秀な人も、そうでない人も同じことが言えます。

これまで順調に成績を伸ばしてきているなら、夏明けてからは過去問やったり志望校の対策を詰め始めたり今の優位性を確固たるものにするべきでしょう。ここの詰めさえ間違えなければ能力的に楽勝で合格に持って行けます。

 

一方で、ここまで成績が振るわなかった人は正念場と言うより最早ラストチャンスと言う方が正しいかもしれません。

 

12月や1月に入れば挽回するのは益々厳しくなってしまいます。そこからの巻き返しは実質不可能だと思うべきです。

それまでに少しでも巻き返しておかないと勝負が決してしまいます。しかし、秋なら間に合います。このラストチャンスで巻き返せるかどうかがターニングポイントになるでしょう。

他人よりも早く成長するしかない

夏終わるまで頑張ったけど上手いこと行ってない人は今の勉強法を根本的に見直す必要があるでしょう。

 

勉強しても成績が付いてこないのは偶然ではありません。

100%原因があります。それに人並み以上に勉強してきた場合であれば尚のことでしょう。

 

今すぐに勉強法を見直してください。このままの勉強法で続けても今までの繰り返しです。何かを変えなければ現状の打破できません。

 

勉強法を切り替えるチャンスはこの時期で最後です。

勉強法を変えても先述の通りすぐに結果に結びつくわけではないので、冬に入ってから勉強法を変えては成績に反映される前に受験が終了してしまいます。

 

今なら勉強法を変えて冬には成果が出るでしょう。

このタイミングで勉強法を変えるのは勇気がいると思いますが、やるかやられるかです。何もしなければ全ての勉強時間は無に帰して報われることは無いでしょう。

 

※私立文系で逆転合格するための勉強法はこちら

www.bakademoko.com

 

学力が反映されるまで辛抱強く勉強を継続するしかない

夏に勉強が上手くいっていたけど夏明けに成績に即反映されなかった人は、少しだけ辛抱して継続して勉強をしてください。

 

先ほども述べた通り、成果として反映されるのには時間が掛かります。

今までに身に付いた学力は必ず秋ごろには実感できるはずです。

 

もしも成果として反映されないからと勉強の手を緩めれば、それこそこれまで積み上げたものが崩壊しかねません。

 

今まで通り勉強に励んでください。

大きく上に飛ぶためには膝を曲げて溜を作る必要がありますよね?その膝を曲げて溜を作っている期間が今です。それが解放されるときは必ず来ます。そこまでの辛抱です。

 

腐らず前を向こう

さいごに

夏までに成績が上がらなかったとしても腐らないでください。

シンプルに勉強法が非効率だった可能性もあるし、一方で勉強法は正しかったけどまだ成果として反映されていないだけって可能性もあります。

 

どちらにしても腐ったら終わりです。

今やるべきことを積み重ねていけば結果は必ず付いてきます。夏で勝負が終わりという訳ではなく、こっからが本番です。

 

 

※成績を上げるにはスケジュールが命って話はこちら

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