問題を沢山解け!
こんばんは。
僕は、大学受験の勉強では基礎が固まり次第多くの問題を何度も解くべきだと思っています。
実際に自信の経験として受験勉強では、基礎が固まるまでは質を、基礎が固まってからは過去問などを活用して量を重視していました。
では、なぜ問題を多く解くべきなのか?その理由について、僕の体験に基づいて思うところをお話したいと思います。
基本的な考えとして
問題慣れ
知識問題
英単語、文法、社会の用語や年号などのインプットの作業をまずは基礎として取り組むことと思います。
もし、これらのインプットを完璧にアウトプットできる(インプット量=アウトプットできる量)インプットならをとにかく増やせばいいと思います。
しかし、難関大学の問題ではそう簡単にいきません。難関大ほど問題の出し方を変えて、アウトプットしにくくして出題してきます。その意図に気づくことが出来なければ、知識自体は知っていようとも問題を解くことはできません。
※地頭のいい方は例外かもしれません。ただ、大半の方は当てはまるはずです。
つまり、インプットした量=アウトプットできる量に近づけなければいけません。
多くの問題に触れることで、様々な出題パターンを認識することができ、出題形式をストックします。このストックが増えるほど、インプット量=アウトプットできる量に近づきます。
以下が英語を使った具体例になります。
例:英語では単語、熟語、文法、構文、様々な知識を問われます。
そして、それらは単体の問題構成もあれば、長文の中に織り込まれていることもあります。
例えば、分詞構文は文法問題として出ることもあれば、長文の和訳問題として出ることもあります。
どちらの出題形式であろうとも、この問題は分詞構文の理解を問いたいんだなという問題の本質に気付けば解けるはずです。
早慶レベルになると、もっと高度になり、問題が何を問いたいのかを隠しながら出題してきます。それに気づかなければいけません。
知識の基礎的な理解に加え、様々な角度からの出題に慣れておけば、問題に問われていることに気づきやすくなるはずです。
知識問題以外
これは知識問題のみに留まりません。
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こちらで以前英語長文の選択肢を絞ることが一つのコツだとお話ししましたが、多くの問題に触れていると、「この選択肢はこの様にしてひっかけたいんだな」と選択肢の意図が見えてきます。
選択肢の意図を理解するというのは社会科目でも同様です。
知識問題でも、長文の選択肢でも、多くの問題を解いていると問題を解く際に「この問題はこの知識について問いたいんだな」「こんな風にひっかけたいんだな」という感覚で問題を解くことができるようになります。この感覚を養えると、解答の根拠に自信をもって問題を解くことができ正答率が上がるはずです。
未知の知識の吸収
英語でも社会でも知識問題に完璧はありません。いくら勉強しても、知らない知識は存在します。
それでも、受験勉強という枠組みにおいて完璧に近づけることはできます。
少なくとも、過去問に出てくる程度の知識は自分が受験当日に再び出会う可能性があります。
これまで解いてきた問題集で出会うことがなく、過去問で未知の知識に出会ったときは知識を吸収するチャンスです。知識のストック量を増やし受験本番に備えましょう。
最後に
問題慣れと未知の知識の吸収の大きく2つが、多くの問題を解くべきと考える理由です。
ただ漠然と多くの問題を解くのではなく、これらを意識して多くの問題を解いていくことで、知識のストックが増え、問題を解く際の捉え方が変わるはずです。
基礎が固まった人は、問題量を意識してみて下さい。
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