そろそろ試験が近づいてきたな!
こんばんは!
大学生の皆さんはそろそろ期末試験が近づいてきたころではないでしょうか。
慶應だと、7月2週目もしくは、3週目のはじめ位に語学の試験と授業内試験があって、3週目~4週目が他の科目の試験があったと記憶しています。
このブログでも以前書きましたが、僕は留年経験が二度あり、一度は復活しています。(復活制度に関してはこちら⇒https://www.bakademoko.com/entry/keio/fenikkusu/hukkatu/keikenndann)
法学部では必修は進級要件ではないので、僕が留年したのは圧倒的な単位不足によるものでした。
そのため、大学生活の終盤は怒涛の勢いで単位を取得しないと卒業できない状況でした。法学部は最大48単位申請なのですが、復活制度を利用して53だか55単位ほど取得し、大学四年の秋学期には20/20単位取って卒業しました。
大学一年目で留年し、大学二年目、三年目(二度目の留年)では二年続けて20単位も取れなかった僕が大学終盤にかけて単位を取っていく中で身に着け実践していた試験までの流れを、語学、それ以外に分けてご紹介しようと思います。
※語学と言っても、英語は何もせずテストに突っ込むだけだったので第二外国語になります。
語学に関して
胡麻擦ってでも好かれるのは大事だと思う
僕は語学でも遅刻、欠席をかなりしていました。遅刻 > 欠席=出席 くらいの感じでしたので、基本的には他の人よりもマイナスでスタートでした。
戦い方のベースは、自分の勉強+先生の感情に訴えるです。
自分の勉強は普通に分かると思います。先生の感情に訴えるとは何なのか?
先生も人ですので、情を持った生徒を無情に切り捨てることはしにくいのかなと思いました。
語学は生徒30人くらいで、毎回出欠取って、授業中も問題を生徒に当てるので名前と顔を割と覚えてくれています。
そんな中で、自分は試験に関心があって、単位取得に頑張りたいという意思を前もって見せることで先生も少し甘くなるという実体験があります。
僕は遅刻、欠席が多く「60点では単位をあげれない、75点くらいは取って」と先生に言われていましたが、先生に課された点数に対して10点近く及ばないことがありました。
そのスペイン語を落とすと留年だったので絶望して、授業後に先生に「僕の点数だと留年な感じでしょうか」と思わず聞きに行きました。すると先生は、「頑張ってるのは見えたから良しとしましょう」と言ってくれて無事単位を取得できた経験があります。頑張ってる生徒はかわいく見えるのでしょう。
勿論10点しか取れていないとかでは流石に難しいと思いますが、際どい勝負の時に効果を発揮する有効な手段ではないかと思います。(効果は人に依ると思いますが、少なくとも女の先生だと効果は結構あると実感しています)
以下実践していた具体例です。。
①自分の欠席回数と、このままだと何点くらいテストで必要かを先生に聞く。
この目的は二つあります。
一つ目に、どれくらい勉強しないといけないかが明確になる。
二つ目に、テスト及び単位に関心がある事を先生にアピールする。
一つ目は、単純で自分の立ち位置を把握するだけです。70点で良いのか90点必要なのかで勉強する量が変わるので、そこは知っておいた方がいいかなということです。
二つ目は、自分の意志や関心を先生に伝えることで、情に訴える手始めです。
②遅刻や欠席を補填する補修課題を出してもらえないか持ちかける
これは、僕と一緒にスペイン語を受けていた友達の話です。
彼は欠席が酷すぎて95点取らないと、単位をあげれないと言われていました。スぺ語ネイティブでもないし、普通は無理すぎますw
この時は先生が仏で、先生から補修課題の提案をしていました。そして、そいつは終盤は毎回補修課題をやって単位を取得していました。
先生からの提案でなくても、もし先生がやってくれるなら自分から提案するのもアリアと思います。
ただ、僕は断られたことがあるので人に依りけりです。断られても、これまでの埋め合わせをしようという姿勢を見せるのは情に訴えるという意味ではプラスだと思います。
③勉強して分からないことを聞きに行く。
これは自分の勉強のためでもありますが、やはり先生に頑張ってる姿を見せることが目的の一つでもあります。
④過去問を探す
これはヒット率が低いです。
しかし、当てればほぼ勝ちだと思います。語学は基本的に過去問が出回っていないです。(少なくとも法学部では回っていなかった)なので、先生の絵馬を省くため問題の使いまわしは多いと思われます。
たまたま、過去問を手に入れたことがあって、前期後期ともに過去問の暗記で乗り切ることが出来ました。
これに関しては出来れば履修登録の段階で過去問回ってくる先生の授業を選べるといいですね。
⑤勉強する。
過去問暗記の時は二日前からでしたが、それ以外は一週間前くらいに始めました。覚えるのは活用と単語の意味です。
教科書やプリントでは、動詞の活用を変えて埋めなさいみたいな問題なのに、試験本番では文に適切な動詞を選んで、活用させて埋めなさいといった問題だからです。マニアックに小さく扱われる知識は捨てて、教科書で大きく扱われるものを取りに行っていました。
語学まとめ
① 自分に必要な点数を把握し、動詞とその意味を中心に勉強する。マニアックなものは捨てる。
②様々な手を駆使して、先生に情を持たせる。情を持った生徒は切りにくく、若干点数が足りない時に救われる。
※欠席~回で一発アウトの先生には通用しないかもしれません。その手の先生あんまりいないけど。
語学以外(レポートを除く)
試験前も試験中もチーム戦
本当にチーム戦の方が有利です。最後まで読めばその理由分かると思います。ただ、二、三人もいれば十分戦えます。
前提:単位を取得しだしてからも、僕は語学以外の出席無い授業は本当に行っていなかった。出席ある授業は最後の10分とかに、たまーに行って出席カードある日だったら書いて出してた感じ。
以下実践していた具体例です。
①最後の授業がいつなのかを把握する。
基本授業に行っていませんでしたので、そこら辺の情報は友達に聞く、もしくは試験時間割(試験日程みたいなやつ)を見るまで入ってきませんでした。最後の授業はとても大事です。理由は二つ。
一つ目、授業内試験か期末試験か分かる。
いつ試験なのかを把握しないと計画を立てられないので必須です。
僕はかつて大きな勘違いをしたことがありました。期末試験前最後の授業だからと初めてその授業の教室に行ってみたら、授業内試験だったのです。しかも、これが大学三年目で愚かすぎる自分に腹が立ちました。
二つ目、最後の授業はテストに活かせることが多い
授業によるので一概には言えませんが、最後の授業は総括というか、まとめをしてくれることがあります。
全体のまとめを話してくれなくても、テストで活かせる事を話すことがあります。
それらが重要なポイントである事が多いので、それを録音して書き起こして、内容を理解するのはとてもコスパがいいと思います。実際僕はそれでかなり助けられました。
②早めに授業のノート(試験対策も含める)、もしくは教科書を早めに集める。
ノートに関して。
早めに集めると、ノートは授業最終回の分まではありませんよね。でも、それでいいんです。それは後から追加で見せてもらえばいいんですから。
なぜ、ノート集めを早めにするべきか?
もし、周りに同じ授業の友達がいなかったり、周りの友達もノートを取っていないとしたら、それにいち早く早めに気づくことが出来るからです。テスト直前にこのことに気付くのはヤバいです。そのままノート集められずにテストになるかもしれません。
早めに気づけば、友達も巻き込んでどうにかノート集めたり、授業の知らない人にお願いしてノートを見せてもらうなり手を打つことができます。
教科書に関して
教科書は人に見せてもらうノートよりも体系的に理解することが出来たりしておススメです。教科書を一読して、まとめを書いて理解するほうがコスパがいい時があります。そこは、入手したノートとの相談です。
また、持ち込み可のテストでは教科書を買う場合もあるでしょう。
しかし、案外教科書が生協に売ってなかったり、アマゾンでは凄い高くなるか届くのがだいぶ先になったり、書店では取り扱われていないこともあります。全て経験しました。なので、必要な教科書は早めに手に入れておきましょう。
③過去問を集める
友達からもらいます。
過去問を参考にどんな勉強をするかを練っていた感じで使っていました。一応過去問は出来るようにはしていました。
④試験中、友達と近い席に座る
ばれないようにカンニングをしてる人は多いです。カンニングはいけません!許されることではないし、罰も与えられます!(慶應だと、当該科目の不合格、及び今期の試験の全科目の評価が一段階落ちる、とかだったはず)
僕もしてました、とは勿論言いませんがカンニングしている人がいるのは事実です。以下僕が目撃したカンニング、もしくは友人のカンニングの話です。
例① 後ろから覗く、のぞかせてもらう
Aさんが後ろ、Bさんが前の席に座っていました。
Aには分からない問題がありました。AはBに少し触れ、それが合図でBは答案用紙に被らないように自分の体を動かしました。すると、AはBの答案が丸見えで全て写して答案用紙を提出しました。
このテストは授業内試験で、見回りは講義担当者のみという、この手のカンニングは注意を払えばほぼばれない環境だったそうです。
例② 持ち込んだ教科書に答えを書いて渡す
CさんとDさんは、テスト前日に持ち込むためのテキストを一緒に買いに行きました。そのテキストがあれば解けると評判のテストでした。
Cはそのテキストのみ、Dはそのテキストと一緒に講義担当者の本を買いました。Cが後ろでDが前の席に座り、試験本番を迎えます。
Cはテキストを幾ら見ても答えが分かりません。一方Dは手がすごい勢いで動いています。Dは早々にテストを終わらせ、後ろの机に手をついて立ちあがりました。(高校までの教室の席ではなく、横並びになっていて前後が狭い三田の西校舎の教室です)
Dが机から手を離すとテキストとは別の本がCの目の前にありました。Cは始め何をしているのか分からずにいましたが、ペラペラめくると書き込みがあったので良く見ると、テストの答えの該当箇所でした。
そう、Cの持つテキストでは答えられないと気付いたDはとっさに別の本をCに渡したのです。
カンニングは良くないですが、Dは良い人ですね。
例③いわゆるカンニング
これは僕が二年生の頃。確か再履修の経済原論だったとおもうが、6人くらいが席順を決めていた。会話をよく聞くと、「おれがお前の見るから」「こんな感じで見える」などと話しているのでカンニングだと悟った。人数いるとこれが出来てしまう。
例④巧妙な手口を使うもバレた例
女の子が短いスカートで、太股の間、股付近にスマホを置いていたそうだ。
そんな際どい場所を教員は凝視するのは中々難しいだろう。なるほど、考えたな。巧妙な手口に思い、カンニングはいけないと思いつつも、感心してしまう。
しかし、結局はバレてしまったらしいw
語学以外まとめ
最後の授業の日を確認。ノートや教科書、過去問は早めに集める。友達と近い席に座るといいことがあるかも?
終わりに
もうすぐテストですが、気負わずに頑張ってください!僕みたいな本当に単位を取れなかった人間でも、どうにかできたので割とみんなどうにかなると思ってます!
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