質問の仕方で分かるあなたの現在地
あなたは質問をする際に意識していることはありますか?
言葉遣いとかではなくて、質問の内容に関してです。
このブログを始めてから、幸いなことに慶應受験に関する質問を100人以上から受けてきました。ありがとうございます。
「この人は頭良いんだろうな」とか「この人はちょっとヤバそうだな」と質問を受けるたびに判断できるものです。
今回は、その質問は流石にヤバくね?という質問をピックアップしました。
(頼むから傷つかないでね!質問頂けるのは僕にとっても嬉しいです!)
もしも、当てはまるものがあれば大問題です。
延長線上には不合格が待っていることでしょう。
脅しの様に聞こえるかもしれませんが、恐らく的中してしまいます。
少なくとも早慶には受からないです。
もしも傷ついてしまったらごめんなさい。
不合格にならないためには誰かが言うしかないことを理解してもらえると嬉しいです。
まずは、頭の悪い質問に共通する考え方からです。
頭の悪い質問の考え方
我ばかり強いくせに試行錯誤が出来ない。
受験に限らずですが、成果を出すということは自分の頭で何をすべきかを考える作業が伴います。
目標達成には何をすべきか、どのように弱点を克服するかなど自分で筋道を立て、課題を解決する必要があります。
勿論常にうまくいく訳ではないにしろ、試行錯誤して解決策を自力で模索できる力は必要でしょう。
大学受験でも早慶以上に合格する人の多くは自然とそれが出来ています。
僕の友人らを見ていてもそう思います。
一方で、成績が伸びない人は自分の頭で思考を凝らす、試行錯誤が苦手です。
自分では正しいと思ったやり方で勉強しているのでしょうが、それが上手くいかない時に次に何をすべきかを考えられません。
そこが考えられないと、成果の出ないやり方で勉強し続けるのですが勿論成績は上がりません。
試行錯誤が苦手なのでしょう。
その割には自分のやり方に強い持論を持っているようです。
上手くいかないなら何か策を考える、考えたうえで分からないなら聞く
これは成果を出していくためにはマストな条件です。
それでは、頭の悪い質問の具体例へ移ります。
その①「僕の勉強法どう思いますか」
結果見ればわかるでしょw
どう思いますか?と聞かれても、、、
まあ、勉強始めたばかりの人なら理解できます。
勉強したことなかったから、勉強法も始めて考えたんだなと腑に落ちます。
この手の質問をする人に、「その勉強法で勉強し始めて結構時間たった?」
と聞くと少なくとも数か月は経っている人が多いです。
数か月経ったら自分でも分かるんじゃないか、、、?
模試の出来とか、問題集といてる感じとかで判断は出来ないのだろうか?
受験なんて結果が全てなので、成績上がってるか否かで判断するしかないでしょう。
高三で、その勉強法で半年も経ってて偏差値60もないです、とか明らかに勉強法間違ってるって。
それを指摘すると、自分的には~と始まるんです。
でも、その持論は既に時間と成績によって否定されているんですが、それに気付けないんです。
ココが非常に大きな問題ですね。
もう少し自分を客観的に見て、強い我を持つだけでなく時には自分の考えが間違っていることを認める事も必要かと思います。
その②「~~って問題集はどう思いますか?」
そもそも問題集に沢山手を出す人は成績低迷しがち
めちゃくちゃ質の良い問題集以外は基本どれも変わらないです。
何を使うかよりも誰が使うかで成績は影響を受けます。
また、「自分の弱点である~~を埋めるために、○○を使おうと思うんですが、どう思いますか?」なら答えようはあります。
どう思いますか?って?
一体どこからどこまで答えればいいんでしょう?
その問題集を使おうとする目的意識が見えてこないんですね。
その質問自体が、自分の頭で考えずに他人に丸投げなんです。
これもまた成績低迷する人の特徴です。
つまり何が言いたいか
色々言いつつも質問してくれるのは好きなんだな
つまりですね、自分の頭で考えられない人っていうのは質問に色濃く反映されます。
そして、それは質問だけでなく普段から出てしまうので成績にも大きな差が生まれるんです。
別に人に聞くのが悪いわけではないですよ。
ただ、自分で考え、試行錯誤する力を持つことは必要と言う事でした!