バカな高校生が慶應法学部に合格した方法~ビリギャル超えとか余裕~

K.O diary

学校や予備校では教えてくれない私立文系の受験勉強法

早慶の英語長文に背景知識は必要?勝負を分けるワンピース!?一石二鳥な身に着け方を紹介!

英語長文と背景知識の関係

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早慶の英語って難しいですよね。

そんな時に思うのが、英語長文て背景知識あった方が良いの読みやすいの?ということ。

 

まず結論から言うと、それを目的に勉強する必要はないが持っているに越したことはない、ということです。

もしかすると合否を分ける最後のワンピースになる可能性も否めません。

 

今回は背景知識の必要性と日頃の勉強の一環で身に着ける方法を紹介します。

 

この記事について

ポイント:背景知識があると役立つ理由と、日頃の勉強の一環で身に着ける方法

信憑性:慶應法の英語で平均点の2倍取って合格した。

 

 

背景知識の必要性について

別に無いなら無いでも支障はない

ぶっちゃけ背景知識が無いからって読めないなんてことはありません。

受験英語レベルならそんなに背景知識が無くても内容を理解するのが大変てことは無いからです。

 

普通に英語力を高めれば十分対応可能ですし、少なくとも文章を理解できない理由を背景知識に求めるのは間違いでしょう。なので背景知識が無いからと言って悲観するのはやめて下さいね。

 

もしも今長文を全く読めないんですというのであればまずは普通に読む力を身に着けて下さい。いま読めていない理由は背景知識の有無ではなくて単なる実力不足です。

 

極端な話、アラビア語の文章読んでって言われて読めない理由がその文章の背景知識が無いからにはならないですよね?そもそもその言語を知らないからですよね?

受験英語って言うのは基本的にはそんなレベル感です。背景知識以前に英語力でどうにでも対処可能です。

 

背景知識どうのこうのというのは、最低限の英語力が備わった人が競争者にどうにか勝つために少しでも読みやすくするための道具に過ぎません。

 

英語力を置いてけぼりにして背景知識を求めるのは絶対に違います。

求める順序だけは間違えないようにしましょう。

 

あると役に立つ理由

背景知識に頼る必要なんてないみたいなこと言いましたが、実は背景知識は結構役に立ちます。これは文章のレベルが上がるほど、専門的な内容なるほどに顕著になります。

 

なのでないよりは絶対にある方が良いのは間違いありません。

 

長文の内容理解は英語力×内容への知見だと思っています。

比率的には9:1で英語力の方が大事なのは間違いないんですが、内容への知見、背景知識というのはあるに越したことはありません。

それこそ受験なんて、その少しの知見の差で他の受験者と勝負を分けることだってあるでしょう。

 

僕自身も訓練で速読とか精読を鍛えた事も勿論ありますが背景知識があるからこそ、より早く読めたり内容がさっさと分かるという経験も幾度となくしてきました。

 

「こういう話ね」って思いながら読み進めるのと、一から背景まで汲み取って読み進めるのでは英語力があっても結構違うものです。

 

前者であれば、話の大枠は既に分かった状態で読むことになるので当然ですが後者よりも読む速度、理解の速度は速くなります。

 

これは日本語でも同じじゃないですか?

あなたが日本語で詳しいものを見たり読んだりして内容を理解する際は、詳しくない物へのそれと比べて絶対に早いはずなんです。

全くの無知な分野のものの本を読めば「え、つまりこれ何が言いたいの?」とか「どゆいみ?」とかってなる事ってあると思うんですね。

 

それは英語でも同じだよってことです。

例え英文自体が簡単な文章であってもジャンルや分野が合致していれば、その知識自体は英文レベルが上がっても大いに役立ちます。

前提知識を持っていると、その知識が仮に少しであってもその知識量以上に恩恵に預かる事が出来ます。

背景知識を日頃の勉強で身に着けるには

一石二鳥な身に着け方

別に特別なことはしなくて良いです。

背景知識を身に着けるためにこれをやれ、あれをやれというつもりはありません。

 

単に背景知識だけを身に着けようと工夫をするには時間が勿体ないです。

背景知識だけを身に着けようとしても、どこからどこまで覚えればいいんだって話です。これを覚えれば大丈夫!みたいな線引きは無いんですよね。

 

なので無理なく自然に身に着けられるのがベストで、日頃から多読をしましょうってだけです。

多読する文章は何でも良いと思います。

 

多読なら、特に無理をすることのなく背景知識に別途で時間を確保することも無く多くの文章に当たるうちに背景知識のストックを自然と増やすことができます。

その中で同じ分野の長文には絶対に何度も出くわすので、そのたびに記憶は定着してその大枠はつかめるようになるはずです。

 

また多くの文章に当たってその都度復習まですれば、当然読むのも早くなりますし正確に読む力も身に付きます。

これは僕自身が受験の問題集、早慶の過去問、英検一級の問題集まで受験でやって気付いた事なんですが、読む&復習の回数が多ければ多いほど英語力は伸びていきます。

 

つまり、多読をすれば背景知識と英語力の両方を一気に身に着けられるってことです。

 

重要なワンピースになるかもしれない

さいごに

気品的な考え方としては単語や文法、英文解釈や速読など英語力を上げる作業に比重は置くべきでしょう。そもそもの英語力を上げるほうが合格には近いです。

 

それでも、もしかしたら最後に勝負を分けるワンピースは背景知識「かも」しれません。

無いよりはあった方が読みやすくなるのは明らかですし、それが入試当日に出ればそれ合否が変わるかもしれないです。

 

なのであくまでサブ的な役割ではありますが、日頃の長文などの学習の中で無理なく身に着けることをおススメします。

 

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