ドラゴン桜から学べ!!
みなさんは「ドラゴン桜」を見たことありますか?
漫画でもドラマでも構いません。
ドラゴン桜2は僕は見たことが無いのですが、ドラゴン桜1は受験期に息抜きで漫画やDVDで良く見ていました。
そこではこのような有名なセリフが生まれました。
「バカとブスこそ東大へ行け!」
受験生当時はその意味が良く分からなかったんですが、「バカ」に学歴が必要な理由は大学入学以降に僕なりに少し理解できるようになりました。
僕は東大に行ったわけではありません。
しかし、東大ほどではなくとも慶應でも通ずる部分はかなりあります。
これからお話しする内容は、特に非進学校に通う人に知って欲しいです。
いや、非進学校だけじゃなく自分で地頭が悪いと感じる人に重要な話になると思います。
「なぜ馬鹿にこそ学歴が必要なのか」
非進学校から慶應法学部へ進み、慶應や東大の友達を時間を共にして感じた事をお伝えします。
バカこそ学歴が必要な理由
逆立ちしても敵わない学歴以上に感じる地頭の違い
僕は非進学校出身です。
みんな似たり寄ったりな学力で、MARCHが神と崇められるレベルなので凄まじい地頭を持ち併せる人に巡り合うことはありませんでした。
その友達のつながりで東大生とも仲良くなっていきました。
そして時間を共にし、一部の人間に対してある思いが強くなったことがあります。
「こいつら頭良すぎる。意味が分からん。」
どうやら自分が想像していた以上に、ぶっ飛んで頭が良い人は世の中にいるんだと確信しました。
それは一概に学歴だけによるものではないと思います。
東大生の友達全員に同じ思いを抱いたわけではないからです。
そして、東大生よりは数は少ないですが慶應生の中にも同じ思いを抱かせるような頭のいい人間はいます。
単に受験勉強が得意というよりも、根本的な頭の作りに決定的な差を感じてしまいました。
そして、恐らくその割合は学歴が上がるほどに高くなるはずです。
ここでの教訓は、世の中には覆す事の出来ない地頭の差が存在するということになります。
その差はハッキリしていて、比較的地頭の悪い人ほど自覚しておく必要があるでしょう。
頭の良い奴らが上に立つ世界
ドラゴン桜ではこうも言っています。
「頭のいい人間がルールを作る。そして、それは頭の良い人間に都合よく作られていて、頭の悪い人間は知らず知らずのうちに搾取されながら生きていく」
これは真理だと思います。
法律や国の政策のような大規模なものだけではなく、民間企業同士でも同じことが言えるでしょう。
恐らく就活を意識し始めれば分かると思いますが、世の中の会社には大企業とその下に属する企業の大きく二つに分けられます。
大企業に属する関連企業や下請け企業は、上の会社の言うことを聞くしかありません。
簡単に言うと、上司と部下の従属関係のようなものです。
そして上に位置する会社には高学歴が、下に位置する会社には非高学歴がメインに集まります。
あなたも知るような大企業はその大半が高学歴の人達です。
高学歴が集まる大企業は、駒のように下の会社を使います。
自分たちに都合の良いように、自分たちが美味しい思いをできるように使うでしょう。
国の法律が頭の良い、上に立つ人間に都合よく作られるように民間企業でも上に立つ人間に都合よく作られているんです。
要するに公的機関、民間機関を問わずに搾取するかされるかというのは上に立つ人間でいられるかどうかによって決まるということです。
そして、飛びぬけて頭が良かったり超強いコネがある場合を除くと高学歴であるほど上に立つ人間になりやすいということになります。
頭が悪いなりに対抗する手段の一つが学歴
ここまでを一旦整理しますね。
もしも、あなたの地頭がずば抜けて良いわけではなく、強いコネも持っていないならばうまく生き抜くためには凡人なりの対抗手段を持つ事が最低条件でしょう。
その一つが学歴です。
学歴は極めて平等です。
ごく一部金とコネでどうにかなることも0ではありませんが、「0ではない」と表現するくらいに超少数と言っていいでしょう。
国立なら本当に0でしょうし、私立大学の受験であってもあなたが高学歴を手にするのに全く支障が無いレベルでしか存在しません。
いかに高校までバカであろうと、その評価を大学で一変させることが可能です。
高校に順当な大学に進めば面接にも行けないような企業であっても、学歴さえあればフリーパスで面接を受けることができたりします。
それはつまり、学歴によって搾取される側から搾取する側への転身を可能にしているということです。
地頭が悪くとも地頭の良い人間と肩を並べ、横一線で戦うことが許されるようになります。
学歴は他の対抗手段よりも安く安易に手に入る
もちろん学歴だけが対抗手段ではということではありません。
弁護士や医者のような資格、資格ではなくても目を見張るようなスキルがあれば対抗可能でしょう。
実際最近では、学歴に頼らず搾取する側に回る人も多いです。
これを否定するつもりは全然ないし、そうなれるのであれば確かに学歴はマストではないでしょう。
ただ費用対効果という点においては学歴ほど優れたものは無いのではないかと思います。
受験勉強であれば、超難関資格や目を見張るようなスキルを手にするような血の滲む努力は必要ありません。
医者は100%、弁護士も一年ではなるのが難しいでしょう。
起業や個人事業主で搾取する側に回るにしても、受験勉強のような短期間で確実な成果を得られるわけではありません。
当然、学歴を得たからと言って100%搾取する側になれるという訳ではないかもしれません。
社会に適合しない人は学歴があっても就活が上手くいかないかもしれないからです。
しかし、学歴を使う方が他の何かを通じて搾取する側になるよりは確率が高く、労力も少なく済むことでしょう。
受験勉強は頑張った分がある程度は自分に返ってきます。
国立の一発勝負だと落ちる事はあっても、早慶の上位学部程度なら全滅はあり得ません。
学歴が全てではないというのは完全に同意ですが、地頭の悪い人間にとって学歴がコスパの良い生き方であることは間違いないはずです。
さいごに
頭の悪い人が生き抜くのを助けてくれる学歴
ここまで色々話してきましたが、地頭が良くない人にとっての学歴の重要性は分かってもらえましたか?
地頭悪いルートの人生を歩んでいくのか。
それとも、地頭悪いなりに搾取る側に回って生きていくのか。
人生を変える転機があるとしたら、大学受験はその一つにはなるでしょう。
そして、他の手段よりも遥かに簡単で確実だってことは覚えておいてください。
※とにかく言い訳せずに結果に拘るのが大事って話。
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