バカな高校生が慶應法学部に合格した方法~ビリギャル超えとか余裕~

K.O diary

学校や予備校では教えてくれない私立文系の受験勉強法

合格体験記①~優先順位の最適化~

ここでの内容を含め計3つの合格体験記を、

今からご覧いただくことになります。

 

しかしこれは単なる、

「努力の物語」ではありません。

 

「頑張れば報われるよ」といった、

綺麗ごとでもありません。

 

そんなんしょーもない。

 

もっと冷静で、もっと合理的。

もっと結果に直結する話をします。

 

私文受験が劇的に簡単になるカラクリ。

これを実例とともに暴くので、

脱・受験神話”の第一歩にしてください。

 

もちろん体験記ですから、

各生徒が「何をどれくらいやったか」も、

細かく紹介しています。

 

でも本当に見てほしいのはその“奥”です。

 

なぜそれを選び、

なぜそれが可能になったのか?

 

そして何故わずか数ヶ月で、

成績が爆発的に上がったのか?

 

その思考と設計を深い階層でお届けします。

それこそがリアルな受験の裏側であり、

教育的タブーの核心です。

 

体験記①のテーマは、

3要素の中でも入り口となる、

「優先順位の最適化」を扱います。

 

この選択時点で、

実際の勉強以上に今後を左右しかねません。

 

そしてメイン事例としてこの方を扱います。


2年間も毎日6〜8時間の努力を続けながら、

偏差値50前半止まりだったある生徒。


そこから約3ヶ月で、

慶應経済に合格した“逆転劇”です。

 

この方はまさに、

大多数とは違う優先順位に基づき選択を重ね、

合格を果たしました。

 

詳細は後ほどじっくりご紹介します。

 

その前にまずは、

「優先順位の最適化」とは何か?

 

ここからお話しさせてください。

 

優先順位の間違い=即、死亡。

大袈裟じゃなくそれくらい合否を分けます。

 

だから他人事じゃなく、

今のあなたの話として読んでほしいです。

 

優先順位の最適化について

前置き

優先順位っていうのは、

多くの人が少なからず考える。

 

志望校合格するために、

「これはやるべき」や

「これはやる必要ない」と。

 

たとえば数学が入試で課されてないのに、

数学勉強しようとは思わないだろう。

 

そりゃそうだよな?

 

だて受験勉強の目的は、

志望校に合格することなんだからw

 

入試に関係ない科目はいらん、となる。

 

そういう意味では殆ど全ての受験生が、

優先順位を無意識に考えてはいる。

 

当たり前のように。

 

けどここで言いたいのは、

それが”甘い”ってことだ。

 

フワッとしていて振り切れてない。

 

それ故に最適化されず、

無駄な時間を過ごすことになる。

 

このニュアンスを押さえて以降を確認してほしい。

 

優先順位とはコスパ

受験勉強を始めたその瞬間から、

入試本番までの日数・時間は決まっている。

 

1年なら1年だし、半年なら半年。

 

リミットは決まっていて、

そこは誰も操作できない

 

その残された時間の中で、

如何に上手く合格点を超えられるようにやるか。

これを競うのが受験勉強だってこと。

 

どれだけ上手く出し抜きながら、

そこに到達するかを争ってるんだ。

 

この認識が抜けてると、

優先順位は一生ズレ続ける。

 

勉強は手段であり目的は合格。

だから・・・

 

やった方が良いと言われることを、

何でもやるんじゃないんだよ。

 

自分に残された時間で”合格できるよう”に、

その目的を果たすために効率を最大化できるよう、

優先順位を付けてやる。

 

そりゃ、やった方が良いことなんて幾らでもある。

けど使える時間には限りがあるわけ。

 

だから難しいんだけど、

そこに他者を突き放す工夫の余地がある。

 

つまり優先順位とは・・・

合格に向けたやることの組み立て、だね。

 

これが上手いほど優先順位として強い。

 

同じだけやって1点上がることと10点上がること。

当然後者が優先だよな。

 

これがコスパって考え方。

 

費やす時間と労力に対する、

リターンの大きさ。

 

そしてこの前者の勉強を積み重ねるのと、

後者の勉強を積み重ねるのでは、

やった分だけ差となって現れる。

 

でも多くの人は、

この前者みたいな勉強めっちゃやってるぞ。

無自覚だけどな。

 

そんで勝手にやること増やす。

 

その割にリターンが少ないから、

時間を溶かすばかりになって、

自分で首を絞めては苦しんでる。

 

優先順位は常に、

このコスパの良し悪しで決まる。

 

1の労力に対して、

どれだけリターンがあるかだ。

 

それをやると点数が上がるかどうか。

そんな一面的じゃない。

 

「これやったら1点上がる」とか

コスパ悪いけどやったら点数上がる」とか

 

そんなもんいくらでもある。

受験神話で語られることは大概そうだ。

 

労力・時間とリターンの視点がない。

そのまま「やった方が良い」こととして押し付けてくる。

 

だから正直者が馬鹿を見るって言うんだ。

 

そうじゃなくて・・・

 

どれだけコスパ良く”点数が上がるか。

これが優先順位の基本。

 

これやったら1点上がるより、

これやったら10点上がる方がいいし。

 

同じ偏差値20上げるのでも、

1年かかることより2か月で済むことの方が良い。

 

残された時間が決まってて、

その中でどう合格するか。

そう考えたら常に判断基準はコスパだろ。

 

それを最大化して優先順位は決定される。

 

やることは最小限。

けど成果は最大になる。

 

目指すはこれ。

そこに一点集中でやる。

 

そうやって合格への組み立てをすること。

それが優先順位をつける意味であり本質。

 

これが出来れば私文なんて、

本当にやること少ないものなんだよ。

 

「学校も塾も何をそんなにやってんのかね?」

こう心底思う。

 

僕の教え子があなたの想像を超え、

大多数の受験生と違って軽々と逆転合格している、

そのカラクリの一つは間違いなくここにある。

 

下段では優先順位を上手につけるコツを、

実例を用いて具体的にしてみよう。

 

で、まあここからあなたの常識が変わっていくはずだ。

 

優先順位の最適化 そのコツと実例

優先順位と言っても

 

「科目の取捨選択」といった大きな話から  

「各勉強内について」のような細かい話まで

 

様々ある。

 

いずれにせよ、

その中で上手に優先順位をつけるコツとしては

 

①「なんでもやる思考」の徹底除去

② やり方による優先順位の圧縮

 

この2点。

 

これだけじゃわかりにくいと思うので、

それぞれを分けて実例付きでじっくり見ていく。

 

①「なんでもやる思考」の徹底除去

出来るならやった方が良い

可能なら出来た方が良い

 

まずこういう考えを捨てよう。

 

先ほどの通り、こんなのは吐いて腐るほどある。

そこにはコスパの観点が欠如しすぎだ。

 

そんなものまで手を伸ばしてたらキリがない。

 

それは合格点を超える実力のある人が、

+αとしてやる分には良いんだよ。

 

けどそうじゃない人がやれば、

時間消費の割に点数にならない、

ということが多々ある。

 

なんでもやるんじゃない。

 

「出来た方が良いけど勝負はそこじゃない」

「出来なくても致命傷にはならない」

 

みたいなものをどれだけ切って、

より大きく点数や合格に寄与するものを見極められるか。

 

同じ時間をかけてもリターンが違うからな。

当たり前に良コスパのものが優先される。

それが合格へ合理化された優先順位を考えるコツ。

 

ここを取り違える人は例外なく遠回りをする。

 

「具体的にはどういうこと?」

 

こう思うかもしれないから、

ザックリ例を出してみよう。

 

2024年に教えた中で、

慶應は10名受験で9名合格した。

 

この慶應に落ちた一人はmarchにも落ちたが、

それ以外はmarchだとすべり止め・本命を問わず、

全員合格している。

 

慶應なら法、経済、商、文、SFC

marchは全大学。

 

その合格者は全員

 

・小論文をやってない
(一番やった人で1回書いただけ)

・国語をやってない

(これは本当に何もやってない)

・歴史総合をやってない

(これも本当に何もやってない)

 

 

「勝負はそこじゃないよ」

「別にやんなくていいよ」

という優先順位の話は終始していた。

 

けどこれは、

やる・やらないの二者択一じゃないんよ。

優先順位の話だから。

 

例えば早稲田法が第一志望で譲れないなら、

国語やった方が良いかもしれんしね。

 

だから全てをやる・やらないと、

一概に断定はしない。

 

あくまで状況などによって、

優先順位の程度も変わる。

 

ギリギリで慶應に滑り込んだ人たちは、

小論文は一切やってない。

 

過去問見てさえもいないか、

当日試験の休憩時間で初めて見るくらい。

 

それはそこまで小論の優先順位を削って、

他のやるべきことに全集中するため。

そういう動きになる。

 

小論文なんてオマケにかまけている余裕がなかったから。

 

一方で小論文は1回書く、

くらいの人はいた。

 

けどあくまで優先順位を限りなく低く、

他にやるべきことをやってくれていたから、

そこは全く問題ない。

 

それでも小論文がオマケ、

勝負はそこじゃないという認識は共通してる。

 

こういうのは国語や歴史総合だって同じだよ。

 

そんなものに時間使うよりも、

もっと点数になることやるべきじゃない?

合格に合理化した動きするべきじゃない?

 

というこれもまた、コスパの話。

 

「何故それらをやらなくても受かるのか?」

ここにはガチガチの根拠がある。

もちろん実際の指導ではその説明もしてる。

 

けれど、今ここで見てほしいのはそこじゃない。

大事なのは——


「やる・やらない」ではなく、

「やる価値があるかどうか」という視点で、

取捨選択していること

 

これが“優先順位の最適化”。

 

限りのある時間でリソースを割く価値があるかどうか。

それが自分のゴールに対して合理的かどうか。

 

それは科目の取捨選択だけじゃない。

本当に小さなものにも言えること。

 

マイクロ単位で言えば”書く”って作業もそう。

資料集や用語集を確認することだってそう。

 

このレベルまで言い始めたらキリがないな。

 

けどその一つ一つが割に合ってるか?

今その一瞬じゃなくて全体を見た上で効率的か?

 

そんなことの積み重ねオブ積み重ね。

 

全ての判断基準はコスパ

大きいことから小さいことまで。

 

コスパを無視した努力。

これは受験では大半が“自己満足”に終わる。

 

もしくは合格出来ても、

超鈍行列車だったが故に・・・

 

「A大学合格には○○時間必要だ」とか叫ぶ、

”受験神話のモンスター”が生まれる。

 

そんなのデマなのにな。

 

時間も集中力も有限。

だからこそコスパに見合った判断の有無が、

合格の明暗を分けるわけ。


コスパは正義。

優先されるべき唯一の基準なんだよ。

 

なんでもやるんじゃない。

 

それっぽいとか、感情とか。

そういう判断は薬物みたいなもん。

 

その時点では気持ち良く抵抗なく選択できる。

 

けどコスパを無視した甘い判断のツケは、

必ず後になって押し寄せるぞ。

 

だから常に、

「やる価値があるかどうか」

そういう優先順位を全てに持って動こう。

 

それだけでも無駄や非効率な勉強はかなりカットだ。

その分を実りのあるものにフル投入できる。

 

勉強時間を無理に増やすよりよっぽど負担少ないだろ?

なのに成績は笑っちゃうほど上がっていく。

 

やること少なく

成果は最大

これが優先順位の意義だからな。

 

意気込み通過者のあなたなら、

この意味は分かるだろう。

 

「何でもやる」で失敗した例

先ほどの通り、

慶應に落ちた1名はmarchにも落ちた。

 

この方は「なんでもやる」の失敗例そのものだ。

優先順位が如何に合否を分けるか良く分かる。

 

指導開始時点で成績は良くなかった。

が、それはたいして問題じゃない。

 

そんな人は沢山見てきたし。

どうとでもできる。

 

それよりむしろ・・・

とにかく優先順位をつけられない。

こちらから話をしても割り切れない。

 

なぞに国語もやるし小論文もやるんだわ。

それは各勉強の中でも同じ。

 

歴史総合も、

「一応少しやっておきます」とかな。

 

いらんって言ってることも、なぜかやる。

 

「やんなくていいよ」

「今そんなことやってる余裕ないよ」

「リソース使うのそこじゃなくてこっち」

 

こう話しても「いや、でも」ばかり。

 

そのうえ志望度高くもないのに、

学校に言われたからと半端に公立まで受ける。

 

何がしたいんだ?としか思えない。

 

そして結局marchまで全滅で、

その公立だけ受かった。

 

渋々そこに進学する旨を連絡頂いたが、

本人は残念そうだったよ。

 

だけど、だな。

これはあなたに是非伝えたい教訓だ。

 

限られた時間の中で厳しい状況に置かれた時、

優先順位を間違えたらこうなるんだよ。

 

偶然ではなくなるべくしてこうなる。

 

一方で優先順位を最適化できれば、

厳しい状況でも打破できる。

 

この彼より絶望的だった人でも、

慶應受かってるからな。

 

自滅的優先順位をつけなければ、

彼だって普通に受かってたよ。

合格させられると思ってたし余裕で。

 

だから勿体なく僕としてもやりきれない。

合格するチャンスを手放すことに苛立ちさえ感じる。

 

でもこれは、他人事じゃないんだぞ。

 

あなたにも、

いまこの瞬間から選択ミスのリスクがある。

 

その反面教師としてこの話を教訓にして欲しい。

 

優先順位の大切さを分かってもらえただろうか。

 

続いては、、

”②やり方による優先順位の圧縮”の説明に入ろう。

 

②やり方による優先順位の圧縮

やり方によって、

やることの優先順位は大きく変えられる。

 

というより、

やり方次第でやることが極端に減るから、

必然的に優先順位が変わると言った方が正しい。

 

こう言われてもイメージが沸かないかもしれないな。

もう少し具体的に話そう。

 

たとえば、こういうのだ。

 

英文法や解釈は、

偏差値関係なく最上位レベルの問題集を各1冊で十分。

簡単なものから~とかいらない。

 

熟語帳とかそもそも不要。

邪魔。

 

単語文法出来てから長文とかウソ。

初めから長文やれ他と並行で。

 

歴史科目は教科書・用語集・一問一答・資料集、

こういった類はどれも不要。

初学から終始問題集のみやって終わり。

 

さて、どうだろうか?

 

やることスッキリ、脱・参考書ルートの完成だ。

ルートなんていうほど、そもそもやることはない。

 

その時点での成績とか学力も関係ない。

ルートなんてまずいらない。

 

それなのに勝手にやること増やしてるのは・・・

受験神話に染まっているあなた自身だ。

 

「文法や解釈は簡単なものから順に~」とか

「長文は単語文法やってから~」とか

「歴史はまず流れを押さえて~」とか

 

まず、こういうのはウソ。

そこまで言うと語弊があるか。

 

ただ少なくとも“正論っぽく見えるだけ”だ。

実際にはやり方次第で圧縮できる。

 

受験神話的発想に囚われてるほど、

”参考書ルート”って響きは、

これ以上なく耳障りの良いものだろう。

 

気持ちが良いほど「それっぽい」よな。

何とも言えない”受験生感”も出るだろう。

 

だから受け入れたくなる。

 

で、その結果どうなるかっていうと?

勝手にやることが膨れ上がって苦しむわけ。

 

つまり

”受験神話的発想に基づく優先順位”

”脱・受験神話的発想に基づく優先順位”

これはまるで別物になる。

 

そりゃそうだ。

互いの話の前提が大きく異なってるから。

 

優先順位を組む際には、

やり方と切り離して考えることはできない。

 

だったら極力やることを少なくできる、

そんなやり方の方が良いに決まってる。

 

僕がこれまで教えてきた人たちが、

今まであなたが考えていたやるべきことを、

全部馬鹿正直にやってたと思うか?

 

そんなわけないだろ。

 

同じ土俵で戦っていたら、

逆転合格に再現性は生まれない。

偶然じゃなく必然で逆転合格させてるんだから。

 

そしてそのラクリの大枠としてまずは

 

やり方を工夫して、やることを圧縮し

あなたが目指す到達地点に早く辿り着いている

 

ってことだ。
(厳密に言えばまだ他にもあるが)

 

それが“やり方を起点にした優先順位”の本質。

やり方で優先順位を圧縮する意義。

 

ここまで触れた

①「なんでもやる思考」の徹底除去

②やり方による優先順位の圧縮

 

これが顕著で分かりやすい合格者を、

一つ事例としてピックアップしよう。

 

何の参考書をどれくらいやったかなど。

そういうこともまとめている。

 

合格体験記

この方は現役~浪人まで1日6~8時間も勉強してきた。

それでも模試は最後まで偏差値50~55を右往左往。

 

やってないから出来ない、じゃないんだよな。

やってなくて偏差値40台とかじゃない。

 

ゴリゴリやりまくってるのに・・・

一向に伸びないまま時間ばかり経つ。

 

当人としては自分の限界MAX値が偏差値50前半で、

どれだけやってももうその先はないんじゃないか、

こんな風に思っていたらしい。

 

そんな中、10月末からの指導。

11月・12月・1月と残りは3か月。

 

無事、慶應経済、明治政経、青学経営に合格した。

 

「どれだけやっても出来なかった」あの頃から、

受験までの3か月で何が変わったのか。

具体的にどういうことをやったのか。

 

指導中のやり取りや、

受験後に聞かせてもらった話を交えながら、

軌跡と全容を余すことなくお届けする。

 

ちなみにだが、

この方がライン追加してから合格報告まで、

”すべてのやり取りを画面録画”として、

ページ最下部に貼っておいた。

 

全部リアルに見れるよ。

でも、注意がある。

 

いきなりそこに飛んで見ても、

得られることは少ないってこと。

 

大事なことは通話で話してたりするし、

どういう意図・どういう判断・どういう動きをしたか、

メッセージだけでは汲み取れないだろうから。

 

ここから先でどの辺をガッツリ説明する。

 

順を追って最後に確認してもらった方が、

得られることも多いし腹落ち感もあるはずだ。

 

というわけでまずは、

この方の”普通”を知ってもらおうかな。

 

あなたの常識とは悉く違うはずだよ。

 

合格の裏側にある土俵の違い

まずここでお見せするのは、

この方にとって”普通”で”当たり前”だったこと。

 

もちろんそれを教えた側の僕や、

他の教え子にとってもね。

 

けど、今のあなたは「え?」ってなると思う。

「まじ?それで受かんの?」と。

 

そう、まさにそれだよ。

受験神話に染まっている証。

 

受験神話と脱・受験神話。

ここではもはや”普通”とか”当たり前”から違う。

 

この方がやったことの一例を見るだけでも、

染められてきた常識や固定観念が、

綺麗に吹っ飛ぶんじゃないだろうか?⇩

 

✅ 過去問始めるまで”一度たりとも”何も書いてない

✅ 国語は試験当日の休憩時間に大問を確認しただけ

✅ 小論文は一度もやらず試験の休み時間に初めて確認

✅ 歴史総合は一切やってない。けど全く支障なかった。

 

これは紛れもない事実。

 

というよりむしろ、

こういう動きを出来るから、

苦境をひっくり返し当然の如く、

慶應経済やmarchにも合格してるんだよ。

 

「これで受かるの?」じゃなくて、

「これだから受かった」の方が正しい。

 

残された短い時間の中で、

最大限点数を伸ばすコスパの見極め・判断。

 

やり方によって優先順位を、

可能な限り圧縮してやることを減らす。

 

すると同じ3か月であっても出来ることが違う。

コスパなことしかしないから点数の伸び幅も違う。

 

これまでのあなたが想像するような勉強を、

残り3か月で全部やって合格しようとすれば、

それは地頭強者じゃなきゃ難しいだろう。

 

でも、それじゃダメなのね。

僕が教える人に逆転合格の再現性が出せないし。

 

もしそんな芸当ができるなら、

そもそもこの方は2年も1日6~8時間勉強して、

偏差値50~55なんてことにはならない。

 

だからさ、そもそも違うわけ。

戦い方の土俵が。

 

慶應くらいなら3か月でやること終わるんだよ。

本来なら、そんなもんで済む。

 

それを要領得ずに、

ダラダラと1年も2年もやるから、

必要以上に難しく感じるだけ。

 

優先順位を工夫して、

キュッとまとめれば3か月で十分戦える。

 

じゃあこの先では

 

  • 指導開始時の状態の共有
  • 何の参考書を、どれくらいやったか
  • 語られた“脱・受験神話”のリアル(本人談)

 

を順に押さえていこう。

知れば知るほど今よりも更に驚くと思うよ。

 

これまでの”常識”ではまず測れないんで、

クソみたいな先入観は一旦脇に置いておいて欲しい。

 

それができるかどうかが、

脱・受験神話の最初のハードルだ。

 

指導前の状態

まず初めに指導開始時点で何をやっていたのか。

また、それがどの程度の仕上がりだったか。

 

この辺りをを共有しておこう。


初めは酷かった。

まさに受験神話にどっぷり。


こう言ってはなんだが・・・

「これまで何をしてきたんだろう?」

そう感じずにはいられない。

 

指導開始時点ではこんな感じ⇩

 

指導開始時点のスペック

単語:
鉄壁を使ってたが覚えるべきことも満足に覚えてない

 

文法:
スクランブルを繰り返してはいたけど答えを場所で覚えてるだけ

できてる感じはなく実際模試では全然できてない

 

解釈:
入門英文問題精講義を終えたばかり

ポレポレはやったことあるけど何も分からずやめた

 

長文:
日東駒専レベルなら

 

世界史:
流れを押さえたり一問一答をやってチマチマ覚えてるかどうか

 

 

浪人で受験まで残り約3か月。

それでこんな有様。


時間をかけてやっていたとは思えないが・・・

 

けど受験神話に染まっていれば、

これも不思議なことじゃない。


「こんなもんだよな」とも思う。

 

本人もメッセージにて

「今まで多くの時間を非効率的に過ごしてきてしまった」

こう仰っていたが、まさにだな。

 

ずーっとその中をグルグルしてる。

だから偏差値は上がらないんだ。

 

量産型受験生の典型例と言ったところか。

やってもやっても報われない。

 

ガツンと伸びる手応えもない。

時間ばかりが過ぎていく。

 

程度に差こそあれ、

今のあなたも同じように感じているのでは?

 

ここから、どうまくって慶應経済に辿り着いたか。

核心に迫っていこう。

 

受験までに何をどうやったか

ご覧いただいた状態から残りは3か月。

この時間は決して増やせないし待ってもくれない。

 

定められたこの3か月でどうにかするしかない。

 

3か月で間に合うか?じゃない。

3か月で間に合わせるようにやるの。

 

そこで優先順位がつけられないとなったら。

そんなのは死を意味するわけよ。

 

とにかくコスパ重視で何をやるか、

自分の動き方を考えなきゃいけない。

 

だから分かりやすいとこで言えば先ほどの通り

 

・国語をやらない

・小論文をやらない

・歴史総合をやらない

 

このようになる。

 

他にできなきゃいけないことが多すぎる。

圧倒的にそっち優先。

 

この辺はコスパ悪すぎるからやっても超後回し。

 

やらなくても受かるから、

状況次第ではスルーで全然いい。

 

そしてまた細かい動きについても同様。

ロスは極力減らさないと無駄な時間を喰う。

 

そこで

 

・極力書かない

・「このページで来てから次のページ」みたいな完璧症候群の排除

・問題解くのも解説読むのも無駄な時間と手間を削減

などなど

 

を徹底してもらう。

 

こんなものが積み重なったらバカにならない。

時間がいくらあっても足りないよ。

 

あとは”やり方”でやるべきことを圧縮。

 

その結果として、

彼女が受験までにやったことは、

以下のようになる。

 

🟦 英語

  • 単語:鉄壁+英検準1級 → 20~30周

  • 文法:スクランブル → 20~30周

  • 解釈:ポレポレ → 15~20周

  • 長文:2000語以上/日 × 毎日

🟨 世界史

  • 通史:ヒストリア・標準精講・完全版 → 20~30周

  • テーマ史:各国史近現代史20~30周

📝英社共通

  • 過去問

※勉強時間は6~8時間ほど
(バイトもしていたので)

 

3か月ちょいで20周とか30周とか・・・

これは、にわかに信じられない数字だと思う。

 

「うそだろ?」

「そんなに出来る気がしない」

「てか、そんなにやらなきゃいけないの?」

 

安心してくれ。
その感覚は正しいから。

 

別に僕もここまでやれとは言ってないw

ここまでやる必要はない。


こちらの定めた量に対して

彼女が前のめりにガツガツ多く回しただけ。

 

当の本人も

「少なくとも20~30周はしてると思う」

「けど、やりすぎて正確には数えられてない」

ということだったしな。

 

その姿勢は素晴らしいと思うけどね。

ここまでやらずとも受かるよ。

 

この方の勉強時間は1日6~8時間ほど。

 

残り3か月で偏差値50前半の受験生としては、

決して多くはないだろう。

 

それでも”やり方”次第では、

3ヶ月でこれだけこなせるってことだ。

 

勿論こなすだけじゃなく、

慶應に受かる力”も付けられる

 

受験神話では考えられないんだろうね。

まあそれは仕方ないよ。

 

けど点取りゲーム的に受験を捉えると、

そういうやり方って確かに存在する。

 

そしてまた、

あなたはこうも思ったかもしれない。

 

「この人、ポレポレ出来るレベルじゃなくね?」

「その状態からできるようになるの?」

 

その通りだ。

彼女の元のレベルは余裕でポレポレ未満。

 

河合で偏差値50前半だったし、

それまで使っていた問題集的にもそう。

 

ポレポレやって挫折した過去もある。

 

けどな、関係ないんだよ。

そういう”頭でっかち理論”は。

 

偏差値40からでもポレポレ出来るようになる。

高1だろうが高2だろうが、そこも関係ない。

 

そんな”頭でっかち理論”を持ち出せば

 

スクランブルを場所で覚えてるのにやる意味あんの?」

「単語も文法も十分じゃないのにそんなに長文やるの?」

「いきなり世界史問題集なの?しかもそんなに」

などなど

 

突っ込みどころばっかりだろ。

もっといえば・・・

 

「小論文やらなくていいの?」

「国語やらないでmarch受かるの?」

「歴史総合やっといたほうがいいでしょ」

「書かない勉強なんてある?」

などなど

 

あらゆることに突っ込みたくなるかもしれない。

 

そうだな。

どれも正解だよ。

受験神話的に言えば、ね。

 

いかに染まってるか良く分かる。

素直で馬鹿正直なお利口さん。

 

けど、ちょっと考えてみてくれ。

 

「段階的に勉強を進めていく」

こんなのだってよく聞くだろ。

 

こんなんさ・・・あほか?って話。

そんなこと言ってたら間に合わないんだよ。

 

3か月で間に合わせなきゃいけないのね、こっちは。

そんなお利口さんにやってて間に合いますか?てこと。

 

間に合わないだろ?

それこそ地頭が抜けた人じゃないと。

 

だから逆転合格は難しいって思うんじゃないの?

受験神話組のみなさんはさ。

 

けど、この彼女は上の通りこなして受かってる。

 

慶應合格に必要な事なんて、これが全てよ。

以下はあっても、以上はない。

 

そして、こんなのは3か月でも完了する。

 

厳密には20も30周も必要ないから、

彼女よりも少なく済むよw

 

あなたがこれまで頭に思い浮かべてきた受験神話。

その前提で考えるから受験が難しくなるんだ。

 

これはマジで覚えておいた方が良い。

じゃなきゃず~っと信奉者から抜け出せないぞ。

 

合格体験記②で説明する

”やり方の最適化”

これを知れば今よりしっくりくるはず。

 

というわけで、

”やり方”のカラクリ詳細は体験記②に譲る。

 

その上で英社それぞれについて、

今ここで触れるべきことには触れておこう。

 

英語

単語、文法、解釈。

 

ここで触れるも何もない。

馬鹿でも出来るし3か月マジメにやって、

出来るようにならない訳がない。

 

特に文法と解釈。

 

こんなのは段階踏まず1冊で十分だよ。

学年とか偏差値問わず。

(中学レベルが壊滅とかじゃなければね)

 

その辺は完全に”やり方の最適化”の領域。

だから体験記②に譲るとして・・・

 

今ここで触れるべきは長文・過去問について。

 

一緒にやり始めて1か月半ほど経った。

残り3か月から始まり、およそ折り返し地点のある日。

 

こんなメッセージを頂いた。

 

 

平たく言えば、

世界史と比べ英語が伸び悩んでるって話だ

 

1か月半前まで日東駒専レベルやっていた。

そう考えれば悪くはないんだが。

 

もう残りここから1か月半。

そう考えると確かに良くないねっていう。

 

慶商は60%弱~70%

慶経は60%~86%

 

でも本番までには両学部とも85%を下限で安定。

それ以上は取れるようになったらしい。

 

慶商は本番ミスって落ちてしまったが。

それくらい安定した力が付いて慶應経済に合格した。

 



 

 

その飛躍には何が大きかったのか?

これは今のあなたも知っておく価値がある。

 

合格報告のメッセージにある

 

「PDF見返してやり方修正して、何が足りないかしっかり考えて勉強する」

「次に活きるように考えて勉強していくことの大切さ」

 

このニュアンスこそが、

あの悩みラインをもらった日からの変化。

そしてまた、点数向上&安定の要因だった。

 

これは受験の後に確認させてもらったこと。

 

けどそれが通話だったので、

画面録画やスクショは出せない。

そこはすまん。

 

ザックリ言えば

 

僕がお送りしたツボのPDFや、

通話で話してきたことを徹底するようになった。

そしたら一気に伸びたし安定もした。

 

ということだったんだよね。

 

これだけだと、

単なる自慢になっちゃうので、

もう少し詳しく話そう。

 

ツボのPDFでは例えば音読一つとっても

 

音読の際にどういう準備をして

どういう目的で

どういう意識で

どういう状態になるまでやる

 

みたいなことを全部びっしり説明してる。

イメージは取り扱い説明書だな。

 

それを全部その通りにやるか。

作業的にフワッとやるか。

 

これは当然違うわけ。

 

けど彼女は折り返しまで、

やや後者よりでやってたらしい。

 

それは音読だけじゃなくて、

あらゆる復習の深さでも同じ。

 

「この深さまで考えて復習しなきゃ意味ない」

みたいなことは当然伝えてある。

 

なんなら一緒に長文や過去問の振り返りをして、

何度もそれを実演している。

 

けどそれを自分一人の時にやれるかは別問題。

 

厳密に言うと、

やれるかどうかよりも、

やろうとできるかどうか。

 

これもやっぱ作業的になりがち。

 

僕は受験神話では教わらないことを教えるわけさ。

効果があることでも、普段なじみが薄いわけじゃん。

 

それって普段使わない筋肉を使うようなもの。

意識しないとできないんだよ、はじめは。

 

けど普段使わない筋肉使えば筋肉痛にもなる。

すると楽な方に流れていって作業的に成り下がる。

 

ということがあるわけ。

特に受験神話に染まり切ってた人ほど。

 

そこに気づいてから意識を改めたら、

高い水準にまで伸び安定もした。

ということを話してくれた。

 

難しいことじゃないんだけどね。

常に目的意識を持ってやろうとできるかどうか。

 

自分の問題。

だから意気込みで線引きするようにしてる。

 

ちなみに慶應経済は論述あるけど特別なことはしてない。

英作文の問題集とかやってないし例文暗記もやってない。

 

過去問解いて添削。

以上。

 

少し話逸れるけど、慶應文学部も英作文がある。

そこの合格者たちも同じく特別なことしてない。

 

過去問解いて添削。

以上。

 

「こういうことを意識して」

というのは伝えてる。

 

でもゴリゴリ英作文対策とかいらんよ。

 

その選択自体もしくは、

それしなきゃいけない状況そのものが間違っている。

 

これもコスパだな。

 

話を戻そう。

論述は世界史ではさせた。

 

その辺も含めて、

彼女の世界史についても触れていこう。

 

社会(世界史)

もともと彼女がやってのは、

一問一答やら流れを押さえるやら。

 

そこから指導直後に、

通史問題集3冊に切り替えさせた。

 

  • ヒストリア
  • 標準問題精講
  • 世界史問題集完全版

 

3冊並行でやるのには勿論意図がある。

相応のやり方もある。

 

その辺も伝えて指導開始から1か月後。

慶商の過去問解いたら85%取れた。

 

▼ 実際にこの時期のLINEがこちら

 

このタイミングでテーマ別の問題集を追加。

 

3冊並行でやってることも

これらを3か月で20周以上出来ちゃうことも
(そこまでやれとは言ってないが)

早々に高得点を出せてしまうことも

 

これらは”やり方の最適化”によるものだ。

 

体験記②では

「12月から日本史初学で慶應法合格」

これを例にしてまとめている。

 

英社共に”やり方の最適化”が如何に強力か。

良く分かるだろう。

 

この方だってそのやり方通りにやっただけ。

だからここで話すことはあまりない。

 

その中で言えば論述には触れておこうと思う。

 

慶應経済は論述がデカい。

けど論述問題集とかいらんよ。

 

そんな特別対策しようとしなくても受かる。

これが結論だな。

 

この方は過去問ベースでしか動いてない。

その中で書き方を学んでいく。

 

その材料として12月に軽く教科書は使った。

これも優先順位の問題だ。

 

まずは問題集で”点になる知識”を仕込む。

これが一番大切。

 

ここから1か月で上に貼った通り、

慶商では85%は取れるようになった。

まだまだ未完成なんだけどね。

 

それでもこれくらい取れるようになるし、

何よりも短期で仕上げる即効性がある。

 

だからまずは、

”点になる知識”を仕込むのが早いし強い。

 

教科書はその”点になる知識”の、

まとめ方を身に付けるために使っただけ。

しかも全部じゃなくて慶應経済の該当範囲だけ。

 

そういう意味では、

終盤での超補助的な位置づけ。


初めに流れを押さえるとか。

そんなのとは目的が違えば効率も違う。

 

実際別に教科書使わなくても。

流れを押さえるとかしてなくても。

”点になる知識”さえ仕込んでれば点は取れるよ。

 

そして記述でもある程度書けるようになる。

書くべき内容が頭にあるからね。

 

ラインマガジンで紹介した日本史全国63位の方もそう。

こんなの記述も出来なきゃ無理でしょ。

 

別の方で昨年、

慶大プレ(法だから論述あり)で2位とかも出してる。

 

書く練習してない人でもこんだけ取れる。

つまり書けてしまうんだよ。

 

▼ 実際の模試成績画像がこちら  

 

ただ、彼女は論述が多い慶應経済が第一志望。

それに残り3か月で始めたけど少々余裕もありそう。

 

だから過去問ベースで教科書を補助に、

論述対策をしてもらっただけ。


受験後の本人談だと

「この役割は教科書じゃなくて問題集の中でも本来はできたと思う」

とのことだった。


そこは僕も完全同意。

 

書き方を身に付ける役割において、

教科書使う使わないはどっちでも良い。

これが正直なところ。

 

問題集の中でそれをやってもいいし

教科書でそれをやってもいい

 

この方は教科書を選んだだけ。

 

ピンポイントの補助だからね。

どっちでもいいんだわ。

 

詰まる話、

教科書とかそういう類はなくても成立する。

 

過去の慶應経済合格者も、

昨年から論述が導入された法学部の合格者も、

教科書やら流れを押さえる系なんて使ってないし。

論述問題集もやってない。

 

そんなのやらなくても書けるようになるんだって。

 

昨年の法学部の合格者たちなんて、

論述対策さえ1つもせずに受かってるし。

その程度なもの。

 

ましてや学習序盤で、

「まずは流れを押さえて~」とかは論外。

 

黙って”点になる知識”仕込め。

早慶A判定とか早慶合格とか、

それだけで越えられるよ

 

私文の世界史・日本史はそれで終わりだから。

3か月あれば十分だ。

 

この辺は体験記②で詳しく話そう。

 

さて、ここまで読んでくれてありがとう。

そろそろ今回の締めに向かう。


脱・受験神話を果たした、

彼女の“リアルな声”をお届けしよう。

 

語られた“脱・受験神話”のリアル

受験を終えた後、

通話で振り返りをして、

色々と話を聞かせてもらった。

 

彼女はもともと、

受験神話の典型例のような受験生だった。

 

僕が教えることは初めて聞くことばかりだし、

実際にやるまでは不安に感じることも、

きっと多かっただろう。

 

だからこそ、

そこにあるリアルな声、

気付きや変化には意味がある。

 

それはまさに、脱・受験神話への動きだから。

 

以下に通話の中から印象的だった言葉を、

ピックアップして紹介する。

 

あなたと同じだった彼女。

それが進化の過程でどう変化し何を感じたのか。

 

ここから垣間見ることができるんじゃないだろうか。

 

▼ 小論・国語・歴史総合は本当に要らなかった?

 

🗣️ 「小論文は重要じゃない」

結局は英社で決まると思った。

落ちるのは英社できてないだけ、小論なんて関係ない。

実際に一回も小論文やらず、試験の休憩時間に形式確認しただけ。

あとは「やっちゃえ」で埋めただけだけど受かった。

そこに時間割くなら英社をやった方が良い。

 

🗣️ 「marchまでは国語なしで大丈夫」

試験当日にネットで大問を確認しただけ。

それでも、0点になる訳じゃない。

英社が出来てればmarchまでは引っ張り上げて合格できる。

国語をやらないことに不安はあったが、切って正解だった。

 

🗣️ 「歴史総合はオマケだった」

歴史総合は結局何もやらずだった。

明治や慶應では出題されたけど全く支障ない。

他でちゃんと取れるし、そっちの方が遥かに大きいから。

従来の世界史(日本史)を仕上げてから、時間あったら教科書をサラッとさらうくらいに留めた方が良いい。

そこの優先順位間違えるとしんどくなる。

あの時点からだと歴史総合のフル無視は完全に正解だったと実感した。

 

 

▼ 点になる勉強・効率化の転換点

 

🗣️ 「“点を取るため”の勉強をしなきゃいけない」

英語も世界史も単なるインプットだけでは点数になりにくい。

単に知識が入った=点数じゃない。

点になる知識と、点になる知識の出力も大事。

常に点を取るために足りないものを埋めていく感じ。

”点数を取る”という目的に適った勉強じゃないと意味がない。

 

🗣️ 「分析と改善、常に次につながるように」

何が悪かった、どう改善するか。

長文演習・模試・過去問、全て解説に記載のある表面でしかできてなかった。

そこより先に”神髄”があることに教えてもらって気付いたが、初めはそこに気づけなかったし、それまでそんな見方や考え方を教わったことがなかった。

そこを半端にするんじゃなく徹底して長文で考えるようにしたら2週間でかなり変わった。

 

🗣️ 「見えない課題の炙り出しが効果的だった」

長文や過去問で一緒に振り返りをしたことで、課題を客観的に埋められた。

やろうとしてもなかなか自分ではそこに気づけない、辿り着けない。

そこが大切なのに自分では見えない課題がある。

それを炙り出して潰すうちに、自分の復習でもそこまで出来るようになっていった。

 

🗣️ 「段階的に、は杞憂だった」

正直初めは知らない・難しくて分からない。

けど何周も繰り返しやる中で、またほかの勉強も並行してやる中で、理解が追い付いてきたり、初めは点だったものが線になって繋がってくる。

結果として段階的にと冊数重ねるより、よっぽど早く目標レベルに到達するし、その過程の中で基礎的なことも自然とついてくる。

大は小を兼ねる、みたいなイメージに近いかも。

そういう勉強を意図して設計できると強いと思った。

 

🗣️ 「”ただやる”勉強がなくなった」

言われたからとりあえずやってる、こういう勉強が本当になくなった。

なんでその勉強を今していて、どういうことを意識してやるべきか。

それがどうゴールに対して合理的なのか。

マーカーを引く・書くのような小さなことまで、それが目的にして効率的なのか。

どんなことも目的ありきで動けるようになった。

作業的な勉強は意味がない。

 

🗣️ 「問題集の解き方や、解説の読み方まで変わった」

何でも丁寧にやるのが正しいと思っていた。

一言一句、端から端まで解説を読んでいた。

でも、それだけ無駄でポイントのズレた勉強はない。

丁寧より目的に沿った動きの方が大切。

それが出来るようになってから、時間は何分の一にもなったのに、どんどん力が付いて行った。

同じ問題を解く・解説を読むなのに、こんなにも差を感じるとは思いもしなかった。

 

🗣️ 「参考書にこだわることはない」

参考書は拘らなくていい。

色々やることもない。

網羅的に情報を扱っているものをやり切る。

その1冊から全てを吸収する。

圧倒的に1冊の質を高めていく。

 

🗣️ 「じっくり完璧に、を捨てた」

もともとは1ページ1ページ完璧にして進んでた。

でも、それは大事じゃない。

一周で完璧しようなんて考えは捨てた。

それだと進まないし、次に周回した時に忘れてるから。

それよりも出来ることを増やして、最後に完璧になっていればいい。

そういうマインドに変えて楽になったし、結果早くできるようにもなった。

 

 

入試の少し前まで受験神話にどっぷりだった。

それが受験後にはこんな言葉を“自然に”話している。


たった3ヶ月やそこらで、だ。

良く変わったものだ。

 

もはや視座が違う。

 

やったことは、誰にでもできること。

でも、“やり方”と“意識”が違えば結果は全く変わる。

 

そんな生の声を感じてもらえたら嬉しい。

 

ボリューミーな体験記①はここで終わり。

 

”やり方の最適化”と”得点変換技術の最適化”

これらもがっつりお届けしてる。

 

では続いて、体験記②をご覧ください。

 

高3の12月に日本史初学。

そこからキッチリ仕上げて、

慶應法・文に合格。

 

どうやって間に合わせたのか。

その仕組みが分かります。

(英語にも言える内容です)

合格体験記②を確認する

 

 

この体験記のやり取り画面録画はこちら⇩

サムネは見にくいですが再生したらちゃんと見れます。

 

 

体験記②はこちらから


12月に日本史初学。

そこから慶應法と文学部合格へ

合格体験記②を確認する