「PDFをマネしてください」
これは初回のメッセージから一貫してお伝えしていますよね?
お送りしたPDFは中3レベルからでもマネすることが出来る内容です。
つまり元の学力や地頭は必要としていません。
しかし。
しかしですね、あなたが想像するよりもマネするって簡単ではありません。
繰り返しになりますが頭が必要だってことではないです。
マネする際のポイントを押さえていないと中途半端なマネになるってことです。
そして中途半端に表面的にマネしてみても思うような結果は付いてきません。
マネする以上は徹底的である必要があります。
今回は「マネの仕方」について説明します。
「こういうことに気を付けてマネしてね」ってことだと思ってください。
マネするフリ。
これほど不毛で時間を無駄にすることもないでしょう。
徹底的にマネをする。
これはPDFフル活用する上で必要不可欠です。
・マネは徹底しないと意味がない
・マネする際のポイント
・30秒ワーク
・質問に関して
マネは徹底しないと意味がない
マネするフリとは?
「マネをする」
一言で表現しても浅いマネと深いマネがあります。
浅いマネとは上辺だけ”それっぽく”やること。
深いマネとは意図や本質を汲み取って”忠実”にやること。
「マネの精度」とでも言いましょうか。
このマネの精度が低い、浅いマネをすることを「マネするフリ」と定義します。
誰かの動きや仕草をマネする時を考えてみて下さい。
AさんとBさんで、そのクオリティに差が出るって想像に難くないですよね?
これは勉強のやり方をマネする時だって同じです。
人によって再現率には大きな差が出ます。
限りなく100%再現できる人、80%、60%、40%しか再現できない人。
これは人によって異なります。
僕のPDFに関しては意識さえすれば再現率を高めることは出来ます。
でも、その意識が低かったりすれば再現率は低いまま勉強を進めることになります。
その再現率が低いってことは、マネできていないってことに同義です。
自分ではマネしているつもり。
マネできていると思っている。
だけど実際にはマネできていないんです。
そりゃ結果だって芳しくないものになって必然だってことになってしまいます。
マネするなら100%でマネしよう
「マネするフリ」
これまでに携わってきた受験生を見ても、これは良くあることです。
マネしているつもりでも後々相談を受けて話を聞くと全く要領を得ていない。
「そんな薄っぺらいマネして成績伸びる訳ないよね」ってことになってしまいます。
マネするフリは誰にでも出来ます。
一方で実際に自分の力だけで忠実なマネをできる人は限られます。
実はそれだけ難しいってことなんです。
マネするフリでも偏差値40を50や60くらいにまでなら伸びてしまうかもしれません。
それくらいお送りしたPDFの威力は強烈です。
でも、そんなレベルの低い結果を望んでないですよね?
少なくとも僕はそんな結果は望んでいません。
折角なら偏差値40からでも70や80にまで確実に伸ばしてほしいんです。
あなたが本気で成績を伸ばしたいなら・・・
絶対にマネをするフリで終わってはいけません。
マネすることに本気になってください。
文字通り100%マネするくらいで丁度良いです。
少なくとも僕のPDFに関しては忠実にマネをするのは意識次第で誰にでも出来ます。
頭の良し悪しではありません。
押さえるポイントさえ押さえれば再現率を極めて高くすることが可能です。
それを以降では説明していきます。
3つしかありませんので、一つも漏らすことなく押さえて下さい。
※補足:レベルが上がればオリジナルに改良してもOK
100%マネをする。
これは基本中の基本です。
特に今偏差値70すら取れない、慶應A判定すら取れないならマストでマネしてほしいです。
しかし、「A判定なんて余裕だぜ」となり始めたら話は少し変わります。
勉強を進め成績が上がるにつれて成績を上げるコツが分かり始める時期が来ることも当然あります。
「こうした方が良いんじゃないか」
「この方が自分的にやりやすい」
などなど。
然るべきレベルに到達したら自分なりにオリジナルを加え改良するのはアリでしょう。
(オリジナルを加えずPDFを終始マネするだけでも2科目で慶應に受かるくらいにはなります。なので勿論最後までマネするだけでもOKです)
僕自身もそうでした。
初めは教わった勉強法をマネするだけでしたが成績が劇的に上がってからは更に上を目指すためにオリジナルを加えていきました。
慶應A判定や合格点程度では物足りなかったからです。
2科目で慶應法学部に受かるための勉強を自分なりに考えて実行しました。
それを適切に考えられるだけの成績を上げるコツが掴めているなら問題はありません。
しかし、そのタイミングには気を付けなければいけません。
偏差値70や慶應A判定すら取れていないなら圧倒的に実力不足。
自分で考えるだけの能力が少なくとも現時点ではないと考えるほうが無難です。
なので最低限のレベルに到達するまではPDFをマネすることをおススメします。
PDFをしっかりマネしてくれれば慶應A判定とかなんてマジ一瞬ですからね。
別に自分なりの方法を模索することが必ずしも悪いとは言いません。
それに”自分なり”と言えば耳当たりの良い言葉に聞こえますよね。
でも実力が伴わない内にそれをしても当てが外れることの方が間違いなく多いです。
基礎が無いのに応用に手を出すようなものですからね。
何事もまずはマネから。
そして然るべきレベルに到達して必要に駆られたらオリジナルを加えるのもアリ。
踏むべき順序を踏んで最速で、かつ着実に歩んでください。
それがあなたの合格への最も近道になります。
マネする際のポイント
マネの三位一体
「マネをする」と言っても、そこには色々な要素が含まれます。
大きく上げると3つ。
・勉強法
・勉強の進め方
・持つべき意識
これを「マネの三位一体」とでも言いましょうか。
この内の1つでも漏れがあれば「マネするフリ」となります。
確実に全ての要素が満たされていなければなりません。
繰り返しになりますが頭の良し悪しは関係ないです。
自分の意識の持ち方次第で全ての要素を満たすことが出来ます。
そのエッセンスを一つ一つ見ていきましょう。
勉強法
これは基本中の基本ですよね。
先述の通り成績が上がって自分で考えられるようになってからオリジナルを加えていくのは問題ありません。
でも、成績の上げ方を知らない内からオリジナルを加える。
これは改善ではなく改悪になります。
なので70%マネするっていうのは何もマネしていない事と同義とお考えください。
これは間違いなく「マネするフリ」で終わってしまいます。
そうならないためにはどうするか?
目的意識を明確にしてください。
何を目的にその勉強法でやっているのか。
これを意識しないで薄ぼんやりとやる分だけ再現率が低くなります。
形だけを何となくなぞるだけになってしまうってことです。
これだとどれだけやっても意味がありません。
何を目的に、どんな効果を狙って、それをやるのか。
この辺りを腹落ちさせて取り組みましょう。
勉強の進め方
勉強の進め方は人によって異なります。
偏差値40の人と偏差値70の人がやるべきことは当然違いますよね?
偏差値は同じでも弱点であったり得意分野だって違ったりします。
なので然るべきタイミングで、自分に合った勉強を、正しいスケジュールの下で進めなければなりません。
自分の学力とやることが噛み合わなければ暖簾に腕押しになります。
少なくとも大きな非効率を生むでしょう。
どのタイミングで、どんな勉強をやるべきかという大枠。
これを見極めなければ×0のような状態になってしまいます。
そして、その大枠に基づいて2通目でお伝えした通り正しいスケジュールに基づいて勉強を進める必要があります。
自分の目標に対して漏れなくダブりなく一つの無駄もないスケジュールを作成して取り組まなければいけません。
つまり、どのタイミングでどんな勉強をするかという大枠の中で、それを細分化して目標に対して無駄のない一直線となるスケジュールに則り勉強する。
これら要素は全て掛け算です。
つまり一つでも外せば大きなロスが生じます。
そのロスが大きい人ほど当然成績は伸びない。
スタート時と同じような偏差値帯をウロウロしたり、目標とする数字に到達できずに苦しむことになってしまいます。
殆どの受験生がこの状態、もしくはこんなことを考えずに勉強しています。
そうならないために、まずは自分の現状を冷静に分析すること。
そして適切なタイミングで、適切な勉強を、適切なスケジュールで進めましょう。
持つべき意識
勉強にも当然”質”があります。
それは勉強法という意味だけではありません。
同じ勉強法を用いても成績の伸び方は大きく変わります。
そこには先天的な頭の良さも影響しています。
でも、そんな単純な話だけでもないんです。
僕が言いたいのは、勉強のアプローチに対する意識の問題です。
例えば1~100まで覚えるべき事項があるとしましょう。
Aさんは60~70”も”覚えたと感じる。
Bさんは90”しか”覚えていないと感じる。
これだけでも人によって感じ方って違いますよね?
次はあなたに質問です。
正直にお答えくださいね。
英語の文法問題集は見開きで問題が並んでいますよね?
その見開きで1問間違えたとします。
さて、あなたはどう感じるでしょうか?
これは1問”も”間違えてしまったと捉えなければいけません。
使っている問題集の問題なんて100%全問正解は出来て当たり前。
そして、その解説の根拠まで全て頭に入っていて然るべきです。
1問”しか”間違えない。
1問”だけ”間違えた。
こんな風に自分に甘い考えは捨てましょう。
自分の成長に自ら蓋をすることになります。
その学習精度に対する拘り。
自分への甘さ・厳しさ。
これらは今後の成長を左右します。
今回は例えとして英語の文法問題集を用いました。
でも、それ以外においても意識の持ち方は同様です。
昨日お伝えしましたよね?
とにかく使う参考書・問題集から得られる情報は100%吸収出来るようになってくださいと。
絶対に間違える事のないレベルで、身に着けられることは1つの漏れもなく吸収する。
とにかく貪欲であってください。
60~70%覚えている・解けるなんて論外。
90%だって全然足りません。
それ”しか”出来ないんです。
解説も全て頭に入ってる?
英単語帳なら一語一義ではなく、品詞や派生語、前置詞、見出し訳以外の意味、自他動詞の区別など必要な情報は単語見た瞬間に頭に全部浮かんでくる?
妥協は絶対にしないようにしましょう。
そこで手を抜いた分は模試の成績や入試の合否で容赦なく自分に返ってきます。
ただし、1つ注意点があります。
初めから完璧を求めすぎないこと。
完璧を求める心意気は素晴らしいです。
僕がお伝えしたことを意識しようとしてくれている証だとも思います。
でも、初めから完璧を求めるのは圧倒的な非効率を生みます。
完璧を目指すべきだけど、それを一回で求めてはいけないってことです。
そもそも1回で完璧にできる人なんてそうはいません。
それが出来るなら今あなたは成績に悩むこともないでしょう。
別に1回で完璧になる必要もないですしね。
それでも最終的には文字通り”完璧”と言えるような学習精度を目指す意識は忘れないでくださいね。
30秒ワーク
今回の30秒ワークは?
目的:PDF活用への不安要素除去
・PDFを十分に理解して先述のポイントを押さえてマネできそうですか?
⇒はい・いいえ・際どい
・「いいえ」「際どい」であった場合は不安要素を教えて下さい
例)
・はい
例)
・際どい
・勉強法は何となく分かったが、忠実に再現できるかどうかは分からない
前回説明したように30秒ワークの目的は現状把握になります。
その応用系として、現状PDF活用に対して抱く不安要素を除去することがここでの主目的になります。
自力で完璧にマネできるよ、というのであれば最高ですね。
後は本当に実行に移すだけでも結果が付いてきます。
一方で、PDF活用に不安を抱く人もいるでしょう。
それを放置しておいても状況が良くなることはありません。
寧ろ時間ばかりが経過して相対的には状況が悪くなります。
模試も何かしら不安要素があれば是非教えて下さい。
恥ずかしい事は何も一つありません。
どんな答えになっても結構です。
とにかく正直に分からない事や不安があれば素直に答えて下さいね。
⇩回答のコピペ用⇩
⇒はい・いいえ・際どい
・「いいえ」「際どい」であった場合は不安要素を教えて下さい
※お送り頂く30秒ワークには”必ず”ご返信させて頂きます。
質問受け付けに関して
質問どうぞ
本ラインマガジンを配信している間、頂いた質問にお答えいたします。
24時間OK & 質問回数は制限なし。
質問内容や時間帯など気にせず、送って下さいね。
30秒ワークではPDFについてお伺いしましたが、それ以外に関する質問でも構いません。
・今偏差値芳しくないけど何からやれば良い?
・こんな風に進めようと思ってるけど合ってる?
・大学どんな感じ?
などなど。
何かご質問ございましたら気兼ねなくお送りください。
次回で最終回になります。
これまでに総まとめと、今後についてのお話です。
それでは明日またお会いしましょう。
⇩30秒ワーク回答のコピペ用⇩
⇒はい・いいえ・際どい
・「いいえ」「際どい」であった場合は不安要素を教えて下さい
※お送り頂く30秒ワークには”必ず”ご返信させて頂きます。