「受験勉強なんて点取りゲームだ」
この言葉の”真意”を汲み取ってくれる人はどれだけいるだろう・・・
受験勉強をする目的は、
偏差値を上げて志望校に受かる以外にはない。
みんな頭では分かっている・・・
でも実際にはそれが出来ていない、という大きな矛盾。
これまで少なくとも百人単位で受験生から話を聞いてきた。
けど、それが出来ている人は殆どいなかった。
非情に残念だ。
でも同時に凄く有難い。
多くの受験生がそれを出来ないからこそ、
僕はクソ馬鹿だったのに秒で成績が上がったし慶應に行けた。
そして僕が教えている受験生も、
みんながチンタラやってくれるおかげで簡単に成績が上がる。
こんなヌルゲーは正直ない。
だから別に今の状況が続いてくれるのは、
こちらにはメリットしかない。
「受験は点取りゲームに過ぎない」という真意。
今回は敢えて、ここに言及する。
何故なら初回にお伝えした”お勉強”と”受験勉強”の違いが、
これ以上なく顕著に出てくるからだ。
恐らくあなたもこの言葉の真意を今は理解していない。
もし理解している確信があるなら閉じてもらっても結構。
今回の話を深く理解してくれたら、
あなたが受験強者への第一歩となることを約束しよう。
受験勉強は点取りゲーム
あなたは致命的な勘違いしている。
僕はそう推測する。
厳密にはあなただけじゃない。
殆どの受験生がそうだろう。
受験勉強で必要なのは「論理的思考」だとか「理解」なんて思ってないか?
逐一丁寧に暗記してとかって思ってるんじゃないか?
多くの受験生はこういう風に考えがちで、
しかもそれが絶対的に正しいと思ってしまう。
そんなズレまくったことを言ってるからだ、
いつまでだってもチンタラとしか進めないのは。
「結果が出ない?そりゃそうだ」
これ以外に言葉が見つからない。
冒頭でも述べたが、
この状況は本当に有難い。
そんな勉強をする人ばかりであるが故に、
僕と僕の教え子にとって受験が凄く簡単なものになっているから。
でも今回は「受験が点取りゲーム」という真意に言及する、
そう冒頭で言ってしてしまった。
ならばまずは上記のズレまくった考え方自体を、
正すことから始めなければいけない。
以下、実例を出す。
「あれ、なんか思ってた勉強と違う」、
と感じたらそれが”伸びしろ”。
そう思って読んで欲しい。
前置き:実例で考えてみよう
僕は英語も世界史も、
人並み以上には出来た方だと思う。
でもskinを”ハゲ”と訳す英語+ノータッチの世界史。
初回にお伝えした通り、ここから浪人が始まった。
「くそ馬鹿じゃん」って?
素直で宜しい。
僕もそう思う。
そこから1日4時間の勉強を2か月して、
勉強開始から4か月後の河合塾全統記述で、
英語80、世界史74(当然A判定継続)くらい。
冬に入る頃には合格が楽勝過ぎて、
手持無沙汰になってしまっていた。
多分ショボいって程ではないのではないか?
きっと今のあなたよりは、
伸び方や成績も良いのではないかと思う。
でも恐らくあなたがイメージする勉強はしていない。
どっちかと言えば、
寧ろイメージから外れた勉強。
きっとそう感じるであろう実例を出す。
このおかげで地頭が良くない僕でも、
優位に受験に挑むことが出来た。
例えば英語。
- 英検三級レベルからいきなり単語王とか英頻などをやる。
- 赤シート・青ペンなんて使ったこと無くペンですらチェックを付ける時くらい。
- 文法の講義本なんて手に取ったこともなく問題集のみ。
- 文法も英文解釈もそもそも理解しようと勉強する感覚がない。
- 論理的に読もう・解こうと意識した勉強も殆どしたことがない。
- 当然アクセントなんて全然知らないしリスニングや話すことはさっぱり。
世界史も同様です。
- 教科書や流れを掴む系の参考書は使ったことがない。
- 一問一答も使ったことがない。
- 用語一つしか知らないけどいきなり問題集から入る。
- 早慶で8割、9割取れても流れや体系的理解など求めたことがない。
- 慶應入ってから世界史選択を疑われるほどしか教養としては身に付いてない。
世間一般でイメージされる”勉強”とは、
ちょっと異なる感覚を持ったんじゃないか?
でも・・・
A判定なんてスグだった。
言わずもがな受験も楽勝。
これは僕が特殊なタイプだからではない。
地頭が良かった訳でもない。
僕が教えた受験生には偏差値40そこそこから、
3か月で慶應法に受かった人もいる。
そこまでとは言わずとも、
2か月前後で慶應A判定くらいなら山のように見てきた。
これが全てだ。
論理的思考とか理解って重要か?
丁寧に暗記するって必要か?
教養とか実用性って受験に役立つか?
みんな”それっぽい”言葉に流されて、
本当に必要なことが何かを見失っている。
本当に必要なこととは・・・?
点を取れる勉強だよ。
「受験なんて点取りゲーム」でしかないんだから。
点さえ取れれば良いだろ
先ほどの実例を是非思い出してみてほしい。
あんな勉強したって将来役立つ事は何もない。
実際にやった僕が言うんだから間違いない。
役立つのは受験だけ。
偏差値は高かろうと実用英語としてはカスだ。
何も世界史について知らなかったりもする。
教養としては無価値で、
実用性は何もなく、
何なら教育倫理や学問的意義としては最悪かもしれない。
ほんとクソだし終わってるよ。
分かってる、そんなこと。
でも、それで良くないか?
僕が言いたいのはこれ。
だってそんなの点にならないから。
受験なんて偏差値上がって行きたい大学行けてなんぼ。
その為には如何に点を取るかしかない。
模試で点を多く取るほど偏差値は高くなる。
入試でそれが出来れば即ち合格。
だから点を取れさえすれば何だって良い。
言ってしまえば、
金の亡者の如く点数だけを貪っていく。
こんな事を言っていたら嫌悪を抱く人もいるかもしれない。
薄汚いって軽蔑されるかもしれない。
「教育的意義に反してる~」とか、
「勉強の本質から逸脱してる~」とか。
その通りだ。
「勉強や学問は人生を豊かにするものだ。」
みたいな事には残念ながら程遠い。
決して高尚には受け取られないし、
どっちかというと低俗かもしれない。
この点については軽蔑されても仕方がない。
それは価値観の違い。
僕は受かれば何でも良い。
手段は一切問わないタイプ。
でも軽蔑する人はきっと、
教育や勉学に対して崇高な理念などを持っているのだろう。
そんな人はこれ以上ご覧頂いても、
ひたすら不快になるだけだと思う。
それもまた一つの見方だとは理解できるし、
速やかにお引き取り頂いて構わない。
「受かればなんだっていいわ!」
少なからずそう思える人のみこの先を確認してほしい。
当たり前である”点を取る勉強”が出来てない
「点を取れる勉強をする」
こんな事は当たり前に感じるかもしれない。
このメッセージを開く前は意識してなくても、
言われれば当然だと思うかもしれない。
そんなあなたに1つ問いたい。
学校や予備校などで、
点を取る勉強を教わると思ってたりしてないか?
冗談じゃない、というか勘弁してくれ。
それは全くの別物だ。
だってみんなが教わって手にしている情報なら・・・
何で僕が中学レベルから簡単に慶應A判定出て、
受験を前にしてやることがなく手持無沙汰になれた?
どうして僕が教えて受験生がグングン成績を伸ばせる?
もしみんなが教わっているなら、
そんなに上手く行く訳がない。
差別化できる要因がなく優位性が生まれないから。
僕や僕が教える受験生のような出遅れた人は圧倒的に不利なまま。
みんな出来ない中で僕たちがやるからこそ、
その効果が際立つ。
これまで数百人の受験生と話をしてきたが、
みんな点に繋がらない勉強ばっかりしてて悲しくなる。
話を聞く度に、
「あーそりゃ思う様に成績伸びないわな」と感じざるを得ない。
あなたはこれまでにどれだけ成績伸びた?
学校や予備校、オンライン指導にネットやYouTube。
幾らでも情報は得ることは出来たはず。
それなのに・・・何であなたは思う様な成績が取れない?
中学生レベルからでも数か月で取れるような成績すら取れないのは何故?
あなたがアルファベットも分からない小学生だから?
I like baseballも訳せない中学1年生だからか?
それなら仕方ないな。
が、そうではないはず。
だとしたら点を取れる勉強をしてないから。
「してるつもり」ではあっても実際には出来てないから。
自分が手にした情報が点を取れる勉強だと勘違いしているから。
先ほど僕が出した実例。
これだってそういうこと。
あなたが思っていた勉強、これまで教わってきた勉強とは違うかもしれない。
綺麗に・几帳面にやってる印象はなかったかもしれない。
それでも多くの受験生が出したいと思っても苦戦する成績を、
いとも簡単に取ってしまう。
いや寧ろ点取りに特化しているからこそ、
あなたが信じられないくらいのスピードで結果を出せる。
これでハッキリ分かるのでは?
今まで見聞きし・教わり信じてきた勉強は、
点を取る勉強とかけ離れている恐れが極めて高いってこと。
(勿論、一部そういう事を教えてくれる場もあるかもしれないが)
僕が特別なわけでも魔法を使ってる訳でもない。
単に点の取り方を知っているかどうかだけ。
あなたが今まで思う様に成績を取れていないなら、
それは点を取る勉強を知らないだけ。
この差がまんま結果になって出てしまっているに過ぎない。
綺麗ごとのために合格を捨てる覚悟はあるのか?
学校・塾・予備校・受験指導のオンラインサービスでも。
もっと言えばネットだろうがYouTubeでも同じ。
勉強に対する理解とか本質や論理的思考のような、
点数に繋げにくい事ばかりやっている。
すると必然的に殆どの受験生は、
そこに従って勉強することになる。
「いや成績上げるには勉強の本質や理解、論理的思考は重要なのでは?」
だからこれがもう間違い。
そんなことに固執するから、
いつまでも成績が上がらない。
さっきの説明で分かったでしょ?
あなたが信じ込んできた勉強。
それは点を取る勉強とはかけ離れている可能性が高い。
受験は学問じゃない。
点取りゲームなのよ。
学問としての勉強や、
深く何かを学ぶなんて大学に入ってやりたい人だけやれば良い。
パパっと偏差値上げて志望校に受かりたいならそこじゃない。
点の取り方。
これだけ身に付ける。
そりゃ一般的な正攻法=お手本通り・セオリー通りにやって、
目を見張るような成績を取れてしまう人もいる。
地頭・要領の良い人なんかはその類だろう。
普通にやってるだけで思うような成績が取れちゃう。
順風満帆ってやつだ。
自分が落ちこぼれだったからこそ素直に羨ましい。
でも、受験で苦戦するのはいつだって”そうじゃない”人なわけで。
しかも、かつての僕も含めて”そうじゃない”人の方が圧倒的多数。
その人たちにとっては、
甘美な響きを持つ”それっぽい”=綺麗ごとだけじゃどうしようもない。
しかも短期間で大幅に成績を上げたいだって?
そんな都合の良い事をしようとするなら尚更。
綺麗ごとだけじゃ無理。
だから言ったよな?
金の亡者の如く点数だけを貪っていく、と。
学問的・教育意義的に正しい事をするのが、
受験で結果を出す上で必ずしも正しいとは限らないんだ。
こんなことは死ぬほど当たり前なのだが、
ビックリするくらいにこの区別が出来ない。
だから多くの人が受験勉強で苦労する。
綺麗事や”それっぽい”響きのために、
合格を捨てる覚悟があるのか?
僕にはなかった。
そんなモノはクソ喰らえで、
早くA判定出したかったし、
とにかく受かりたかったから。
同じ心意気の人だけ以降を読み進めて欲しい。
- 点取りゲームを制するには?
ここからが本番。
点取りゲームを制するには
各勉強の”ツボ”を押さえる
点取りゲームを得意にする。
これは言い換えれば、
他人よりも短い時間で、
他人よりも多くを身に付け得点に落とせるようになること。
そのために受験生は頭を悩ませる。
「何から始めるべきか」
「どんな参考書をやるべきか」
「勉強法はどうするべきか」
などなど。
でも、これらは全て言ってしまえば小手先。
他人よりも短い時間で多くを身に付け得点につなげたいなら、
各勉強の”成績を上げるツボ”を押さえること。
この”成績を上げるツボ”を押さえた勉強こそが、
点を取る勉強そのもの。
まさに攻略法を見ながらゲームをやるようなものだから。
2通目の「戦略と準備」にて、
みんな実際の勉強には力を入れるけど、
勝負はその"前段階"にあると表現した。
この話に大きく通じてくる。
ゲームをいち早くクリアしたいなら、
闇雲に手探りでやるよりも攻略法を調べてからやる方が早い。
単純に勉強でこれをするだけ。
あっという間に点取りゲームが得意になる。
先ほどの実例であなたが違和感を感じたなら、
それは僕がツボを押さえてやっていて、
あなたがツボを知らないから。
じゃあ、そのツボとは具体的には何か?
こうなると思う。
成績を上げるツボとは
成績を上げるツボ。
それを端的に表現する。
それは・・・
英単語・文法・解釈・長文・歴史科目等のそれぞれについて、
各勉強を得意にする”仕組み”を知ること。
人間に弁慶の泣き所や股間のような急所があるように、
それぞれの勉強にもポイントがある。
そこに則ればゼロから短期間であっても、
手っ取り早く得意に仕上げられる。
そしてその際は、
「受験科目としての欠陥」
これをとことん利用する。
人間の急所を鉄パイプでぶん殴るように、
各勉強のポイントを死ぬ気で突いていく。
だから先述のように所々で少し非教育的にもなるが、
単に結果を出すだけなら手っ取り早い。
ジワジワとビンタするより、
急所狙い撃ちで潰す方が確実で早いに決まってる。
一般的な勉強がどうこうではなく、
得意にするためだけの流れやポイント。
これを各勉強の構造も踏まえて把握する。
それが”仕組み”を知るってこと。
ここまでがゲームで言うところの攻略法、に該当する。
後は簡単。
やるだけ。
その仕組みに沿って勉強する。
これが実際にゲームをプレイして進める作業、に該当する。
「ここはこれに気を付けてこうやって進めれば良いんだ。」
ゲームの攻略法を見れば、
体系的にこんなことが分かると思う。
その順序通りに進めれば、
段取り良くクリアできる。
初見で闇雲にやるよりも、
遥かに早くて確実なはずだ。
ツボを押さえて勉強するっていうのは、
ゲームと攻略法の関係と本質的には同じ。
確実に点を取る勉強になる。
ツボを知ると?
ツボを押さえる=攻略法、のようなもの。
だとしたら、
それを知る人とそうでない人とでは、
勉強自体への見方が大きく変わる。
攻略法アリでのゲームと、
攻略法なしでのゲームの捉え方がまるで異なるように。
そもそも何をすべきかも、
優先順位の付け方も、
どんな風にやるかも。
色んな角度から別の物になる。
そういった見方や捉え方の差異が、
成績の伸び方やスピードにそのまんま還ってくる。
そりゃそうだ。
取り組み方が全く別になるんだから、
差が付かない方が寧ろおかしい。
僕がクソ馬鹿から2か月で慶應A判定出たのも、
教え子が3か月で偏差値40そこそこから慶應法に受かったのも、
そういうこと。
一方あなたが思うような成績を取れずに苦しんでるのも、
先ほどの僕の実例を見て違和感を感じたのも、
そういうこと。
結局はツボを押さえて勉強できてるかどうか。
この違いでしかない。
攻略法見ながらゲームする。
攻略法なしでゲームする。
「どっちがクリアしやすいですか?」、
って言うのと同じくらいシンプル。
きっと感覚としては、
言わんとしていることを理解してくれると思う。
でも具体的に何にどんな風に差が付くのかは、
もしかするとイメージできてないかもしれない。
だから、ここからは概念や感覚ではなく理屈で紐解く。
- スケジュール
- 勉強法
大きくはこの2点に対して、
かなりの影響を及ぼすことになる。
それぞれ順に見て行こう。
ツボへの理解が及ぼす影響①:スケジュール
そもそもやるべきことが大きく変わる
前回の配信ではスケジュールについて話した。
ツボへの理解はそこと密接に関わることになる。
何故なら・・・
ツボを押さえられるかどうか。
それだけでやることが大きく変わるから。
再度になるがツボを知るとは、
各勉強の仕組みを知るということ。
一気に得意にするための流れやポイント。
時にそれが受験の欠陥を利用した非教育的だったりする。
その構造に則りアプローチしていく。
これはスケジュールを組む際、
何をやるか決める時に大きく関係してくる。
パズルを想像してほしい。
パズルっていうのは、
出来上がりの完成像があって、
そこに基づいたピースがある。
そこが互いに噛み合わなければ、
ピースはハマらないし、
無理にハメても良く分からないものが出来上がる。
仕組みはこれと同じだ。
成績を上げるツボを押さえたパズル。
そのツボを押さえていないパズル。
当然出来上がりは違うし、
ピースだって必然的に変わってくる。
前者のパズルをやれば、
無駄もなく効率的なスケジュールが出来上がる。
得意にするために、
やることを最小限にも出来るし、
威力の高い勉強だけを逐一選定できるから。
でも後者をやれば、
そんなスケジュールを作るのは難しくなる。
一気に得意にするための流れやポイントを知らないから。
無駄なことや効果の薄いことも、
ふんだんに盛り込みかねない。
前者の方が後者よりも圧倒的にやることは少なく済むし、
得意にするための期間も短くなる。
だから昨日お伝えした通りにスケジュールを作ろうと、
ツボを押さえているか否かで全くの別物が出来上がる。
効果的なスケジュールを作る上で、
ツボへの理解は切り離すことは出来ない。
そして、もう1つ。
ツボへの理解は勉強法にも響いてくる。
その結果、勉強を進める速度にも大きく影響する。
それを下段で見て行く。
ツボへの理解が及ぼす影響②:勉強法
ツボへの理解は勉強法にも大きな影響を与える。
そして、そこには2つの意味が有ると思ってほしい。
- 勉強法の威力に関して
- 勉強法をマネする際に関して
前者は勉強法自体に関する話。
後者は誰かの勉強法をマネ・参考にする際の話。
一つずつ確認する。
ツボへの理解と勉強法の威力
成績が上がるツボを知っているほど、
効果的な勉強法でやることが出来る。
人間の急所を思いっきりぶん殴るように、
各勉強のポイントをガッツリ掴む。
そこを軸にした勉強法であるほど、
威力があるに決まっている。
「こうやって行けば絶対に伸びる」
そんな要領を詰め込んで形にした勉強法になっている訳だから。
まさにゲームの攻略法を片手に進めるようなもの。
ただただ後はそこに沿って勉強を進めるだけ。
他人よりも速く大きく伸びていく。
これは間違いない。
断言しても良い。
逆に、その軸から逸れた勉強法であるほど効果は薄くなる。
言うまでもないんじゃないだろうか?
当たり前だ。
”成績が伸びにくいツボ”に沿って勉強するんだから。
これだと初見で手探りな中でゲームを進めることになる。
これは自分で勉強法を考える時だけに限らない。
「なんか良い勉強法ないかなぁ」
なんて調べる事もあるだろう。
そんな時だって同じ話。
マネ・参考にする勉強法が、
成績が上がるツボを押さえたものになっているかどうか。
そうなっていれば効果は期待できる。
そうなっていないなら効率は落ちる。
他人の勉強法を採用する場合は、
この時点で勝負が大きく決まってしまう。
でもツボを押さえた効果的な勉強法を採用したとしても、
必ずしも結果が出る訳じゃない。
ここが厄介な所。
下段ではその理由から説明する。
ツボと勉強法をマネする際の関係
ツボを押さえた威力のある勉強法をマネ・参考にしても、
必ずしも結果が出る訳じゃない。
それは何故か?
勉強法の表面だけマネしても、
そのツボを汲み取れなければ意味がないから。
これだと、ただ”パッと見”が似てるだけ。
本質的には別の何かに過ぎない。
素人のモノマネ以下。
それくらいのクオリティになる。
結局、意図もポイントも何も分からない。
だから要領を掴まず”パッと見”がちょっと似てるくらいの、
的外れムーブを連発。
「違う、そうじゃない」を、
躊躇なく平然とやってしまう。
これでは勉強法本来のポテンシャルが発揮されるはずがない。
無駄に時間が掛かったり、
得られることを得ることなく進んでしまう。
これはお送りしたPDFやブログでも同じこと。
「実際やってみたけど、そんなに短い時間で済む気がしない」
「これだけ進めるのに50分も掛かってしまった」
こういう類の相談は実に多い。
でもそれだってツボを授けて、
そこに則してやってもらったら「10分で終わった」と報告が来る。
これは単なる時間の問題だけでなく、
その効果にだって間違いなく影響する。
つまり短い時間で済むけど、
大きな効果が期待できるということになる。
ツボを知っているという事は、
何を軸にどんな意識でやればガンガン身に付けられるのかも、
手に取るように分かるってことだから。
それ故に”攻略法”と表現している訳なんでね。
逆にツボを理解してないというのは、
これが出来ないってこと。
その状態で表面だけすくってやっても、
時間が掛かるだけで得るモノはない。
だから間違っても、
見た目や形だけ寄せて満足にはならないで欲しい。
長くなったので一先ずまとめる。
正しくツボを押さえた勉強法ほど効果は高い。
でも、それをマネするならツボも汲み取れているか否かで結果は大きく変わる。
だからツボと勉強法は切り離せない、
互いに密接な関係にあるってことだ。
”お勉強”と”受験勉強”
一番の違い
初回の配信を覚えているだろうか?
ぜひ少しでも思い出してほしい。
僕が指すのは”受験勉強”で、
多くの受験生がするのは”お勉強”。
パッと見は似てても、
まるで中身は違う。
そういう話をしたと思う。
点を取る勉強や成績を上げるツボというのは、
その最たる違いと言っても過言ではない。
序盤で僕の実例をご覧頂いた。
”お勉強”では、あんなの有り得ないだろう。
あなたも直感的に違和感を感じたかもしれない。
でも僕や僕が教える受験生たちにとっては、
寧ろ当然なことなんだ。
これが”お勉強”と”受験勉強”の差。
そして、そのまんまあなたの”伸びしろ”になる。
頭の良し悪しじゃない。
知ってるか知らないか。
だったこれだけの差で、
竹槍を核兵器に生まれ変わらせるための大部分を占める。
そりゃスケジュールにも勉強法にも、
多大な影響を及ぼすんだからね。
じゃあ、具体的にそれは何なのか?
一体何を知り意識すれば良いのか?
その正体は?
そこに関しては明日の配信を確認してほしい。
その前に、
考えてみて欲しいことがあるからだ。
それが今回の”宿題”になる。
30秒ワーク
今回の内容
・学校や予備校等では点を取る勉強や成績を上げるツボを教えてくれない。
その理由は何だろうか?
⇒
※答えが「分からない」でも大丈夫。
今回の目的は、”自分事として考える”だ。
先述の通り学校や予備校等で教わるのは、
点を取る勉強や成績を上げるツボとは異なる。
教わっているつもりになっていても、
それは勘違い。
だからチンタラ成績を上げるしかない。
でも何でだろう?
何故そんなに効果的・威力的なことを教えてくれないのか?
この理由をあなたは一度自分で考える必要がある。
あなたが本気で受験を上手く行かせたいなら、
ボンヤリと僕の話を聞くだけではダメだ。
受動的ではなく能動的になって欲しい。
今回の”宿題”の内容は、
あなたの今後の舵取りにも強く関係する。
だから今回は少なからず自分の頭で考え、
他人事ではなく自分事として明日の配信を確認してもらいたい。
それが出来れば必ずあなたの受験は変わるから。
とはいえ「ゼロから考えろ」、
なんてクソ面倒な事は言わない。
実は、その答えは既にお伝えしている。
今回の配信にヒントはあるが、答えはない。
PDFには当然そんなこと載せていない。
でも、これまでに既にお伝えした。
嘘じゃない。
ちゃんと伝えている。
日頃しっかり読んでくれていれば一瞬で分かるし、
考え込む必要なんてないと思う。
もしも今の時点であなたの頭に、
パッと答えが浮かんだなら多分それで合ってるだろう。
それくらいにはハッキリ答えを出している。
回答期限は本配信時刻より24時間以内。
期限内の回答のみコメントする。
それ以外にも目は通す。
けどコメントはしない。
これまで通りだ。
期限内回答を優遇する。
また今回の”宿題”を期限内に回答頂いた方限定で、
「絶対にやってはいけない3選の③」をお送りする。
かなり多くの受験生が無自覚にやってしまっているけど、
言われれば「確かにそうだ」となるはず。
でも、その無自覚な行為で著しく効率は低下する。
自分で自分の首を絞め続けることになる。
だから絶対にやってはいけないし、
やってしまっていたらイマスグ止めるべきだ。
ということで以下のテンプレを使って、
このページを閉じたらしっかり”宿題”を送って欲しい。
⇩30秒ワーク回答のコピペ用テンプレ⇩
※期限内の回答には必ず返信する。
・学校や予備校等では点を取る勉強や成績を上げるツボを教えてくれない。
その理由は何だろうか?
⇒
※答えが「分からない」でも大丈夫。
ご質問に関して
こちらも助かっています
日々ありがたい事に多くのご質問を頂く。
中には返信作るのに1時間掛かったりするなど、
ぶっちゃけ腱鞘炎になりそうなくらい。
携帯で返信するのが悪いのかもしれないが・・・
そんなこともあり30秒ワーク(過去分も含む)に回答頂いた方に絞って、
返信することにしている。
これは何度もお伝えした通りだ。
とはいえ沢山の質問を頂けるのは苦労ばかりじゃない。
僕にとっても非常に有益で助かっている。
何故なら、
受験生がどんな悩みを抱えているか生きた情報が多く手に入ったり、
自分の頭の整理にもなるから。
そして、それは今受け持っている受験生に還元できる。
僕は自分が教えている受験生には、
死ぬ気で受かってほしいと思っている。
折角塾や予備校ではなく僕を頼ってくれたのだから、
絶対に後悔はさせたくない。
もっと言えば僕自身のプライドを保つためにも、
絶対に落ちて欲しくない。
だから多くの質問を頂くほど僕の知見や引き出しが増えて、
彼らに還元できるというのは心底ありがたい。
僕はあなたから頂く質問を上手く使わせて頂く。
だから、あなたもそれ以上に僕を使い倒してほしい。
何度でも答えよう。
質問への回答、に対して再度質問でも構わない。
悩みを出し尽くして解消するまで幾らでも付き合う。
質問をするあなた。
答える僕。
互いに得しかない。
だから遠慮は不要。
何かあれば”宿題”と共に、この後すぐ送って欲しい。
※日々大量に届くのでテンプレを置いておく。
⇩30秒ワーク回答&質問テンプレ用⇩
・学校や予備校等では点を取る勉強や成績を上げるツボを教えてくれない。
その理由は何だろうか?
⇒
※答えが「分からない」でも大丈夫。
・質問:
・質問の背景:
・自分はどう考えているか:
【実例】頂いたご質問と回答
以下、実例として頂いた質問と回答を一部だけ載せておく。
ラインのやりとりまんまコピペだ。
そのせいで一部読みにくかったり、
文脈的に分かりにくい箇所があるかもしれない。
そこは優しく目を瞑って欲しい・・・
でもこんな風にガッツリ返信していくから、
ガンガン質問送ってほしい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Q. 語彙定義の問題では意識すべき事はあるでしょうか。
品詞で区別したりはしています。
また語彙定義の問題の長文を全て読むべきでしょうか?
A. ※二つが関連するんでまとめて返します。
そもそもですが特に意識すべきこと、というのは別にありません。
どちらかというと、解こうと思ったら普通にこう考えるよね、みたいな話になります。
これは先にお伝えしておきます。
品詞での区別も結局そのニュアンスなので。
それに類するもの、としてお考え下さい。
まず基本的には品詞、文脈。
場合によってプラスマイナスの方向性や接頭辞・接尾辞とか。
多くは品詞で選択肢絞って文脈で当てはめる、になると思います。
だから二つ目の質問にも絡むけど流れに沿った文意は押さえておいた方が良いです。
これがないと品詞で選択肢絞っても、そこから最後に絞りきれなくなるので。
そこで全てを読むべきかどうかは個人の力量によりますね。
全文を事細かに読まなくても上記ができるならそれでいいし、それが無理なら読んだ方が良いとなります。
プラスマイナスの方向性っていうのは例えば、役に立つ・役に立たない、体に良い・体に有害みたいな、ざっくりしたイメージの方向性です。
良いニュアンス。
悪いニュアンス。
くらいに思って下さい。
これも品詞で絞って文脈に沿うという点では大まかに言えば同じですが、その意味が持つニュアンスのベクトルがハッキリしてくれていれば、イマイチ文の意味が正確に掴みきれなくて具体的に話の状況とかが分からなくても「流れ的に悪いニュアンスは入んないだろう」と最終的な選択肢の絞り方に役立ちます。
日本語で考えると分かりやすいかもしれません。
彼は暴飲暴食をしてた。
だから〜になった。
〜は激太りかもしれないし、糖尿病かもしれないですよね。
でも少なくともザックリと良くないニュアンスが入ることは想像つくと思います。
上記の例だと、「〜になった」の後で状況の説明が入ったりしてそこが厳密には解答の根拠になることが多いと思いますが、その説明が良く分かんなくても良くないニュアンスの意味が入ることは一文目から分かると思います。
だから、選択肢を品詞で絞った後に他がプラスの意味とか、プラスもマイナスもない意味ばかりなら、マイナスの意味を持つ選択肢に絞れる。
とまあこんな感じです。
とはいえ、これは全てに使える訳ではありません。
でもちょこちょこ役に立つので引き出しにあると便利です。
あとは使える場合が限定的かもですが接頭辞とか接尾辞も役に立つ。
実際に解かれた慶應法2020にあるincontrovertibleとかは、どちらもまとめて説明できる良い例。
接頭辞in +○で、○の否定(反対・逆)の意味になることは多々あります。
だからcontrovertibleを知ってればすぐ解ける。
またはcontrovertibleを知らなくても、controversialを知ってれば、それの〜able(接尾辞)の形なんだと判断できて、「物議を醸す」→「物議を醸しうる、議論の余地がある」となり、その否定・逆の意味になると考えることができます。
仮にどちらも知らなくても、この考え方が出来るだけで形容詞の中から否定に近いニュアンスのものに絞りやすくなったりはする。
でも接頭辞inが必ず否定の意味になる訳じゃないので、そこは文脈との兼ね合いを確認することは必要。
そして当然なのですが、controvertibleやcontroversialを知ってたとしても文脈的に整合的かどうかは念のために一応確認はした方が良いです。
それは、そもそも意味を知ってると判断した単語でも念のためにした方が良い。
時間がよっぽどないなら、その限りではないですが石橋はある程度叩いた方が無難です。
色々言いましたが、冒頭の通り意識すべきというよりは普通にこう考えるよねみたいな感じです。
文意のプラスマイナスとか接頭辞とか、これらは普段の学習の中で学び気付けることなので、語句定義の問題でも当てはめてやるだけって感覚です。
勿論過去問の量を積むことでアプローチの仕方を掴んだり、新たな発見もあったり有効であることは疑いようもありません。
ただ、日頃から細やかな意識を持ってやっておくと、それだけでかなり身を助けることになります。
過去問同様、普段からそういう意識で勉強なさって下さい。
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Q. 2020の慶應法の英語を解いて6割でした。
インタビュー問題で9問中3問しかあっていなくて、そこを対策して、語彙定義を落とさなくなれば8割いけそうなのですが、インタビュー問題の戦略は何かあるでしょうか?
A. 2020で6割は受験者平均くらいですね。
そう考えると現時点では悪くはないですが、こっからが本番みたいな状態でしょうか。
インタビュー問題は結局は如何に上手くというかパッパと選択肢を絞れるかだと思います。
ありがちな所だと時制とか指示代名詞とか。
選択群の中には絶対答えにならないようなものも多くある訳なので、そこの仕訳が上手に出来るほど時短できて正答率も高くなる。
でも、この感覚は正直解いて身に付けるしかないですね。
頭では分かってることと体現できることの違いが顕著に出る系の問題な気がします。
たくさん解いて復習する。
そして分析する。
どうやったら早く選択肢を絞れたのか。
どこに気付けば簡単に解ける問題だったのか。
もしくは捨てる覚悟で後回しにして最後は勘でやるべき問題だったのか。
こういう目を養って肌感覚として身に付ける。
この経験値が増えるほど自分の引き出しに当てはめて解きやすくなる。
単に過去問解いて答え合わせやって、一通り復習してだけだとそれは身に付きません。
だから分析が必要。
それを重ねていけば僕が言ってる意味は分かるようになるはずです。
あるいは薄ぼんやりとでも僕が言ったことを意識しながら分析していくと多少早いかもしれません。
ただ、安心させたい訳じゃありませんがインタビュー問題は本当に慣れです。
慶法に挑めるだけの英語力があれば、解く〜分析をちゃんとやった分だけできるようになります。
長文のような英語力依存というより慣れ要素がかなり強い。
だから気を落とす必要はありません。
まあいずれにしても、今お伝えした分析というのはインタビュー以外にも当てはまります。
これが過去問対策する意義の一つですので、それ以外の問題でも是非やってみてください。
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Q. 親に慶應行きたいって伝えたんですけど、絶対受からないし私の学年は浪人できないから青学の指定校出せってすごい言われてて謎に自信あったのに負けそうです…
A. そこは僕が介入できることではないですし、自分がしたいようにするのが一番です。
ただ挑戦もせずに諦めるというのは、個人的には大きな後悔が残るとは思います。
僕がリカさんの立場なら即却下します。
落ちても浪人しない、マーチも早慶も受かるって言い切って押し切る以外には頭に浮かばないです。
親に言われたくらいで折れるものなのか、そんなの気にせず合格するつもりがあるのか。
難しく考えず、自分に素直になれば良いと思います。
それも含めて自分がどうしたいか、ですね。
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Q. すみません質問なのですが、英文法や世界史の問題集は解いたやつをノートか何かに書いて、答え合わせしてましたか?それとも書かずに分からなかったら答え確認というようにやっていましたか?
A. ノートに書くことはしません。
ただ、分からなかったら都度確認ということでもないです。
ある程度ノートに書かず一通り解いて、まとめて答え合わせと解説の確認。
ざっくり言うとこうなります。
その細かい手順については、文法と世界史に分けてお伝えします。
まず文法に関しては、例えば1ページ分を一通り解いて答えと解答の確認。
勿論この解く際にノートに書く必要はないです。
また、"例えば1ページ分"と表現したのは、それが別に片ページだろうが見開き1ページだろうがどちらでも良いと言うことです。
「自分が選んだ答えはこれだったな」とある程度覚えていられる範囲でまとめて解いてから、その分を答え合わせというニュアンスです。
世界でも基本は同様の考え方になります。
大問一つ分とか、で上記の文法の要領だとお考えください。
とはいえ、今お伝えしたやり方でなくても自分がやり易ければそれで良いとは思います。
ただ個人的にはノートに書くとか面倒でやりたくないし、都度都度分からない箇所が出るたびに問題と答えや解説を行ったり来たりするのも面倒&気持ちが分断される(解く時は解いて復習する時は復習する、と線引きをある程度したかった)
だからある程度はノートに書かないで一気に解いちゃって、まとめて答え合わせなんかをやる方が実際の手間や気持ちのメリハリ的にスムーズかなとは思います。
そうは言っても、大量に解いてからまとめて答え合わせとかだと流石に何の問題だったかも自分が何を答えたかも忘れちゃう。
そこで上記くらいの量で設定して、良い具合に真ん中を取っていた、というように受け取って頂けたらと思います。
参考になれば幸いです。
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