読解が得意になる問題集たち
前回は単語帳、文法問題集を紹介しました。今回は、精読、速読のための問題集、参考書を紹介していきます。
精読
英文解釈教室 改訂版
名著。これを完璧にすれば怖いものなし。色々な問題集に手を出すのではなく、これを完璧に仕上げる。300ページに及び、分厚くて一周するのも大変だが、文をメチャクチャ細かく分解して、一文に対して構文、節、単語や熟語の意味、文法も含めて全てを一つ一つ論理的に分かりやすく解説、説明してくれていて、どんな文章が来ても怖くないレベルに引き上げてくれる。出会えてよかったと思う一冊。難解だが、食らいつこう。
「ポレポレ英文読解プロセス」や「英文読解の透視図」は、この「英文解釈教室」を何週もし終えた後に、腕試しでやってみましたが簡単に感じました。とはいえ、「ポレポレ」「透視図」も、厳選された問題と丁寧な解説で分かりやすいです。
もし、「英文読解教室」にとっつきにくいと感じる人は、この二冊を手始めにやってみるといいと思います。薄いし、程よく難しい内容です。
精読は量よりも質なので、あまり手を広げず完璧を目指しましょう。
速読
以前お話しした通り、僕は速読力をつけるための問題集は基本何でもいいと思っています。とにかく多読です。その上で、復習です。(この辺は
慶應法学部の英語で、ぶっちぎりに差をつけた勉強法。 - バカな高校生が慶應法学部に合格した方法~ビリギャル超えとか余裕~ に詳しく書いておりますのでご参照ください)
とはいえ、以下三冊は、難関私大の長文に勝つ上で是非お勧めです。
これら三冊は、あらゆる問題集や参考書の中で数少ない超長文(1000字以上)に触れることができ、長文の体力がつきます。特に慶應SFCの過去問はワード数が半端ではないので、難関私大の長文を読み切る力をつけるにはもってこいだと思います。ある程度長文慣れしたら、ぜひ挑戦しましょう。その際に復習は忘れずに。
また次回お会いしましょう。
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