予備校、辞めたいですか?
「予備校は辞めるべきではない!!」
中にはこう断固反対する人もいますよね。
僕は頑なに辞めちゃいけないなんて、
言うつもりは無いです。
予備校を辞めることが、
あなたの受験に最適な選択なら、
全然辞めて良いと思います。
寧ろその場合は、
さっさと早くに辞めた方が良いとすら思う。
でも一概に、
「辞めたい人は全員いますぐ辞めるべき!」と、
言うのも無責任ではないでしょうか?
「辞めたい」と「辞めるべき」は別物。
切り離して考えた方が良い場合もあります。
「予備校を辞めない方が良い人」もいるし、
そんな人が辞めたらそれこそ、
彼らの受験が破綻してしまうからです。
予備校を辞める辞めないに善悪はありません。
どっちが正しいかを一概に断定も出来ません。
あなたがどんな人なのか、
今どういう状況・どのような思いで、
予備校を辞めようと思ったのかでも、
そこの判断は変わります。
あなたが「予備校を辞めない方が良い人」なのか。
そして辞めるのだとしたら早くに辞めた方が良い理由。
本記事ではその辺が良く分かります。
それでは紐解いてみていきましょう。
・予備校を止めるか悩んでるあなたへ
・あなたが今後どう判断すべきか分かります
この記事の信ぴょう性
実際に予備校行かなくなった
僕は予備校に関して少しだけ、
特殊な経験をしています。
入って1か月弱で授業を全部切りました。
しかしお金を通年分払っていたため、
受験まで籍を置きっぱなし。
時折自習室に行ったりチューターと話したり、
予備校との関わりは持ち続けていました。
けど勉強に関して言うと、
それは最早予備校を辞めたに等しく、
実質独学でやっていたようなものです。
だから予備校の授業や実情も分かれば、
予備校を辞めて独学で勉強することも分かる。
そういうちょっと珍しい経験をしながら、
志望校だった慶應法学部に合格しました。
そして今は受験指導をさせて頂いています。
例えばその内の一つはこれ⇩
他にも早大プレや慶大プレで一桁や、
予備校に行き続けて偏差値45から、
3か月弱で慶應合格するなど。
※この方々の模試成績や合格体験記はこちら
⇩
⇩
⇩
自分がそうだったというだけでなくて、
案外予備校辞めようと考える人っているものです。
予備校を辞めて歯車が狂ったことをキッカケに、
間に合わないからと僕を頼ってくれる方。
予備校行っても成績が伸びず、
僕を使うことをキッカケにして、
予備校を辞めることを検討する人。
沢山見てきました。
僕自身が予備校も独学も経験したり、
受験生から色々とご相談頂く中での、
知見を本記事には落とし込んでいます。
きっとあなたの選択に役立つ内容になっているはずです。
また僕の教え子たちが成績爆上げした、
誰でもマネできる”逆転合格マニュアル”を、
公式ラインにて無料配布しています。
予備校なくても成績はガツンと上げられます。
この意味を肌で感じてもらえると思いますよ。
辞めたいと思ったら1番最初に確認すべきこと
予備校を辞めて自分でやる事への根本的な向き不向きが分かる
あなたが予備校を辞める際に、
1番初めに確認してほしいことがあります。
辞める理由が前向きかどうかです。
(家庭の事情などやむを得ない事情は別)
前向きかどうかっていうのは要するに、
辞めた方が合格に近づけると思えるかどうか。
こういうことです。
別に細かい理由は大して重要ではありません。
例えば以下を見て下さい。
そして、✕と〇で何が違うか考えてみて下さい。
例1
✕予備校に行くのが面倒くさいだけ。
〇予備校に行くよりも自宅の方が集中できる、時間を上手く使える
例2
✕成績が上がらない理由は予備校のせいだと思っている
〇予備校の授業ではなく自分でやる方が成績を上げられる
言っていることは近いようでも、
✕と〇で意味合いは全然違いますよね。
〇つまり前向きな理由で辞めるなら、
自分でやっても上手く出来るかもしれません。
✕つまり後ろ向きな理由なら頑張れない、
上手くいかないと思った方が良いです。
前向きな理由というのは、
志望校合格に向けて思考して出た結論。
一方で後ろ向きな理由では、
現状から逃げ現実から目を逸らし、
楽な方へ甘えているだけ。
最もらしい言い分は、
後付けである可能性が高いです。
予備校を辞めて自分で勉強しようと思ったら、
少なからず自分を律する必要はあるし、
現実に向き合い続けなければいけません。
もしもあなたの辞めたい理由が、
✕寄りなら辞めない方が良いですね。
厳しい言い方をするとしたら、
✕寄りの人は自分でやるには、
あまり向いていないです。
自分を甘やかし楽な方に流れる人は、
絶対に独学をすべきではありません。
楽にはなるかもしれませんが、
受験に関しては状況が悪化しますので、
予備校に行き続けることをおススメします。
あなたはどうかな?辞めても後悔するかもしれない
辞めたら大きなリスクを伴うかもしれない
・サボって勉強しなくなるかも
・勉強法間違えて絶望的な成績になるかも
予備校を辞めるのは簡単です。
しかし辞めるには、
辞めるなりのリスクがあります。
当然メリットばかりじゃないってことです。
大きく括ると上記の2つですね。
これらのリスクを避けたい人、
もしくは対処出来なさそうな人は、
予備校に行き続けるほうが良いでしょう。
さもないと辞めてから、
後悔することになるかもしれません。
では上記2点をそれぞれ説明していきます。
サボって勉強しなくなる
予備校を辞めることで、
自制が出来なる恐れがあります。
そもそも予備校に行く事自体が、
サボり防止の抑止になっていたりする。
とりあえず授業を受けるだろうし、
完璧とは言わずとも予習や復習をしたり、
場合によっては友達がいることで、
授業行こうと思えるかもしれない。
それがどんな理由であろうと、
全くやらないということへの抑止にはなる。
予備校を辞めればサボり防止の抑止力を失います。
自分でサボらないように自制する必要があります。
「今日はやんなくていっかぁ」
「明日から本気出すわ!」
言い訳は幾らでも生まれてくるでしょう。
誰かに何を言われるわけでも、
誰かが支えてくれる訳でもない。
せいぜい親に何か言われようと、
テキトーに誤魔化せばいい。
ぶっちゃけサボり放題。
しかも一度サボり癖が付けば、
建て直すのは超絶しんどいです。
というか建て直せるかどうかすら分かりません。
人間は楽な方に流れてしまうものです。
なのでサボり癖が付いた時点で、
今の志望校は諦めた方が良いでしょうね。
勉強法間違えて絶望的な結果になる
予備校を辞めるってことは、
自分で勉強をするってことですよね。
これ自体は別に問題ないです。
自分で勉強して上手くいくこともあります。
寧ろ自分で考えてやることで、
予備校に頼るよりも遥かに速く大きく、
成果が出て功を奏することだって可能です。
幸いにも僕はそうでした。
でも見当違いな勉強をして、
絶望的な成績になる事もありえます。
そもそも何をすれば良いのか、
自分で考えられないかもしれないし、
考えてはみても的外れになるかもしれません。
全てのボタンを掛け違えたまま勉強しては、
絶望的な結果になるかもしれません。
ボタンの掛け違いを、
誰が教えてくれる訳でもないのですから。
そこに気づけなければ時間ばかりが過ぎ、
そこに気づけても修正出来なきゃ詰み。
上手くいく事も上手くいかない事も、
全て自己責任と思っていなければいけません。
自分で全てを考えるのが難しいなら、
せめてサポートしてくれる人が、
あなたの側にいると良いですね。
【注意①】辞める時は誰もが「辞めても勉強する」って思うんだよね
「予備校辞めても自分で勉強する」
こんなのは予備校を辞める人は誰もが口にします。
正確には自分を正当化する為に、
言い聞かせているのかもしれません。
辞めた直後は勉強するかもしれません。
でも1ヵ月、3か月、5か月。
もしくはそれ以上の期間その意識は続きますか?
自分にとって楽な選択を、
断ち続けることができますか?
一切の言い訳もせずに、
淡々と続けられますか?
どうでしょう。
自信を持って答えられるでしょうか。
この時点で、
勉強しなくなっちゃうかもなぁと思う人は、
辞めない方が無難でしょうね。
その程度の思いで自分でやると言ってるなら、
予備校辞めても上手く行かない説が濃厚です。
【注意②】こんな話には気を付けないといけない
ネットを調べれば独学で難関大学に合格した、
偏差値が爆上がりしたという人がいると思います。
多分それは本当です。
でもそれらを参考にするなら、
あなたと同じ前提であるのかどうか、
注意しないといけません。
あなたが進学校出身じゃないのに、
その人が進学校なら全然前提が違いますよね。
1を聞いて10理解できてしまう。
そんな人のやり方を参考にしても、
あなたも同じタイプじゃないと、
参考にしようがありません。
極論こういうこと。
あなたに都合の良い情報をネットで見つけても、
それがあなたに当てはまるかは別問題です。
僕がこう考えるのにはきっかけがあります。
某自習を中心とした学習塾の、
合格体験記的なものに大学同期が載っていました。
そこでは英語の偏差値が50も無かったのに、
その塾に入ってから偏差値がグングン伸びたと。
でもその彼は都内でも上位の進学校出身でした。
記載されていることは正しいのですが、
そもそも地頭良いので書いてあることを、
あんまり真に受けるのもどうなんだろうねぇと、
思わざるを得ません。
あまりにも不親切な書き方と言いますか。
真に受けてる人は痛い目を見るよな、と。
この現象は独学で偏差値上がったとか、
志望校に受かったと言っている人にも、
同じことが言えるでしょう。
ネットで色々調べるにしろ、
その情報の前提には気を付けて下さいね。
辞めたいならさっさと辞めよう!
【ここからが本題】色々言ったけど独学には肯定的です
ここまで予備校辞めることに、
否定的な意見を言っていると、
思われたかもしれません。
先述の通り僕自身も予備校の授業に、
1ヵ月で行かなくなって独学にしたので、
反対する義理はないのです。
寧ろ可能なら独学の方が良いとすら思っています。
でも全員に無責任に独学を、
おススメすることは憚られます。
これまでに説明してきたようなリスクが、
どうしたって伴ってしまうからです。
それでも・・・
「リスクはあっても予備校辞めて自分で勉強する!」
もしこう思えるならさっさと辞めてしまいましょう。
早くに腹を括って本腰れて勉強した方が良いです。
”予備校をさっさと辞めた方が身のため”
この先はここを中心にお話しします。
いやいや通っても成績は上がらない
予備校を辞めたいと思う理由は、
人それぞれだと思います。
授業が合わない
講師が合わない
人間関係的なこじれ
などなど
「自分でやった方が良い!」と思えるなら、
どんな理由であっても構いません。
きっとあなたも気付いていると思います。
嫌々な状態で何となく予備校に通っていても、
効果は無いんじゃないかということに。
その通りです。
「予備校に行かないといけない」
こんなことは断じてありません。
行く意味・行く理由があるから、
というのであれば否定はしませんよ。
でも合わない・行きたくないと思いながら、
無理して予備校続けてもその結果は知れています。
何事もそうかもしれませんが、
前向きに取り組めないと、
自分が望むような結果は期待できないものです。
とはいえ嫌々だとしても、
予備校に行った方が良い人はいます。
それは先述した内容に当てはまる人ですね。
全てが破綻するよりは行った方が良い。
0よりは1の方が良いよね、くらいなもん。
けどあなたがそこも含めて、
自分でやるべきだと思えるなら、
何となく予備校に通い続けるより、
サクッと辞めて独学に切り替えましょう。
そのまま嫌々で続けていても、
あなたが望むような結果は得られませんからね。
悩むのは時間と労力の無駄遣い
あなたが気が進まない状態で、
予備校に行く・辞めるべきか悩む。
この時間と労力は何も生み出しません。
受験勉強という限りある時間を、
無駄に潰していく事にしかならないでしょう。
そして抱える必要のないストレスを抱えるだけです。
あなたが勉強に集中できていない時間に、
他の受験生は勉強しています。
悩む時間が長引くほど勉強の進捗に、
大きな差が生まれていくでしょう。
”辞める悩む時間=あなたの成長の機会損失”
こういうことになります。
あなたが悩みたくなる気持ちは分かるんですよ。
でもいたずらに時間を掛けて考えれば良い、
というものでもありません。
予備校に行きたくないなぁと思っているなら、
早くに辞めてしまって気持ちをリセットし、
勉強に集中した方が良いです。
そうやって合格に向けた歩みに、
時間や労力を割く方がよっぽど、
生産的ですからね。
予備校を辞めることに罪はない
実際に予備校を辞めることへ、
躊躇・ためらいがある気持ちは分かります。
先々のことが不安に感じたり、
親への申し訳なさや周囲の目線など。
色々なことが頭をよぎりますよね。
でも予備校を辞めることに罪はないんです。
予備校に通う理由は、
志望校に合格するためですよね?
予備校はあくまで手段でしかありません。
予備校に通って成績が振るわない人もいます。
一方で予備校に行かずとも成績が良い人もいる。
あなたが予備校に行かなければ、
志望校に合格できないということではありません。
予備校に通うことに固執する必要はないんですよ。
結局あなたの志望校合格に、
最も正しいと思える選択をすればそれが正解です。
辞めても自分でしっかりできる自信があるなら、
辞める自体にためらいを持つ必要はないのです。
結局自分次第。独学だって合格できる
元も子も無いかもしれませんが、
結局は自分次第です。
例えば早慶志望で予備校に通っても、
⇒【水増し注意】予備校の早慶コース全然受からなくて草。リアルな合格率は?合格数のカラクリも
受からない人は予備校関係なく受かりません。
全てはその人の選択と取り組みの結果です。
予備校に行っても行かなくても、
どんな取り組みをしようとも自己責任です。
難関大学であっても、
予備校に通わずに合格している人はいます。
しっかりやることやれば、
独学だろうが結果は出るものです。
そして僕もその1人。
先述の通り正確には辞めずに、
籍は置いていましたが、
1ヵ月せず授業に行かなくなりました。
その後は独学です。
しかし僕が籍を置いていた早慶コースからは、
合格率3~4%ほどだった慶應法へ進学できた。
高卒就職も多い高校出身、
skinを「ハゲ」と訳す英弱、
同等以下の無知な世界史弱でしたが、
模試でもA判定しか取ったことがありません。
これで分かってもらえると思いますが、
予備校に行くかどうかじゃないんです。
結局その人がやる事をやるかどうか。
独学だからといって合格できない?
こんな心配はしなくて大丈夫。
塾がどうこうじゃない。
あなた自身がどうするか次第です。
※追加後スグにあなたのラインにPDFが届きます!
さいごに
まとめ
・予備校を辞めるなら、辞めた方が合格に近づけるかどうかが基準であるべき
・辞めるのにもリスクがあるよ
・独学でも合格するチャンスは全然ある。
・それでも辞める覚悟があるならさっさと辞めてしまおう!
これが今回のまとめです。
あなたが予備校を辞めるのを、
引き留めるつもりはありません。
考慮すべき事情を考慮した上で、
というならばさっさと辞めてしまいましょう。
そして今費やす無駄な時間や労力を、
勉強に回した方が良いですよね。
辞めても自分で頑張れるならどうにでもなります。
一方で予備校辞めない方が良い人もいます。
今回説明したリスクを避けたかったり、
対処出来なさそうな人は何だかんだ、
予備校通い続けるほうが良いのでは?と思ってます。
あなたがどちらなのかは一概には言えません。
どちらにせよ、どっちつかずが一番良くないです。
自分に合った判断をした上で、
割り切って取り組んでください。
⇒ 大学受験で独学がきついは一理ある。けど、これさえ軸に据えれば大丈夫!
⇒【分岐点】逆転合格って塾なしで行けんの?やっぱり塾行った方が良い?
⇒ 予備校に行っても伸びない?受からない?夢も希望もない現実と原因を徹底解説はこちら