英語の偏差値を高くするうえで、
もしくは難関大学の合格を目指す上で、
長文攻略は避けて通れませんよね?
「短めの長文は読める」
「だけど長くなると読めない」
受験生には良くある話です。
たとえば300文字の長文は読めるのに、
500文字になると読めないとか。
500は読めるのに700は読めないとか、
もしくは1000文字になると読めないとか。
はじめに言っておくと、
殆どの受験生はこの問題を自力で解決できません。
というのも何故長文が長くなると読めないのか、
コツを知らないとその原因を把握することすら非常に難しいから。
原因が分からない為に、
解決策は打ってみるものの、
結局のところ堂々巡りになる。
これが多くの受験生が陥る沼。
そこで今回は・・・
「長文が長くなると読めなくなる」
その原因追及の手助け記事となります。
一言で長文が読めないと言っても、
その原因は人により様々です。
従って幾つか場合分けをしながら進めていきます。
自分がどこに当てはまるかを意識してご覧ください。
・長文が長くなると読めない、と感じる人へ
・原因究明と対策が分かる
初めに:この記事の信ぴょう性
乗り越えよう
僕はskin=ハゲと訳すほど英弱でしたが、
2か月後で慶應法A判定を出し、
4か月後の河合では偏差値80になりました。
元はとんでもない英弱ですから、
長文が長くなるたびに乗り越えて、
どうにか得意にしていったんです。
だからそうなってしまう原因や、
そこへの解決策も十分わきまえています。
でもこれは僕だからできた、
ということではありません。
あなたにだって必ず解決できること。
こう言うのには根拠があります。
僕は今受験生に指導させて頂いていますが、
みなさんすこぶる成績を上げておられるんです。
例えばその内の一つはこれ⇩
他にも早大プレや慶大プレで一桁や、
予備校に行き続けて偏差値45から、
3か月弱で慶應合格するなど。
※この方々の模試成績や合格体験記はこちら
⇩
⇩
こういう力を付けていく中で、
「長文が長くなっていくと・・・」、
みたいなことはやっぱり多くあります。
でもそこを乗り越え解決したからこそ、
ちゃんと成績を上げてくれた訳です。
つまり僕だから上手くいった、ではないってこと。
僕以外の人もこの問題を解決して、
英語を得意にしてくれています。
僕自身の受験勉強時の経験からも、
これまでに教えてきた経験からも、
その知見を本記事に落とし込みました。
だから大船に乗ったつもりでご覧頂き、
取り組んで貰えたらと思います。
一緒に乗り越えましょう。
また僕の教え子たちが成績爆上げした、
誰でもマネできる”英語勉強マニュアル”を、
公式ラインにて無料配布中です。
成績上げるのなんて一瞬。
英語を一気に「超得意」に変えてしまってください。
前提:「短い長文は読める」という認識を疑え
実は読めていないことが多い
「短めの長文は読めんですけど」
こうやって言う人にありがちなのは、
実はそれすら満足に読めていなかったということ。
「読める気になっている」現象
長文が長くなったせいで読めなくなった。
こう認識してしまっている。
けど実際は短いものも正確に読めておらず、
長くなった分だけ益々分からないってだけ。
これはめちゃくちゃ多いですよ。
河合で偏差値70未満の場合なんかは、
自分では読めていると思っていても、
まず満足に読めていません。
この場合は長めの長文に対してどうするか以前に、
「短めの長文」だったら本当に正確に読めるのか?
という点を初めに確認しなければいけません。
「正確に読める」とは、
何となく読める気になっている事と大きく異なります。
自分の解釈と日本語訳とを全文比較して意味的に相違が無い。
これを正確に読めていると認識してください。
読み違いがあるのであれば、
それは正確に読めているとはいえず、
「読める気になっていた」ということです。
まず初めにあなたにやってほしいのは、
本当に「短めの長文なら正確に読めるのか」を確認すること。
短めの長文ですら正確に読めていないのであれば、
それよりも長い長文を読むための土俵に立てていない。
こう言う他にありませんからね。
短めの長文を正確に読めるようになる。
ここからスタートしなければなりません。
本当に短めの長文なら読める、
という方のみ下に進んでください。
短めの長文すら読めないのであれば、
そこから始めていきましょう。
長文を時間無視でゆっくり読んでみよう
長文を読む際は多くの場合は、
問題集や過去問を通じてになりますよね?
そうなると時間が決められた中で、
問題も解きつつ読まなければなりません。
特に長めの長文になってくると、
時間との勝負に気が奪われて、
「正しく読む」ことにフルパワーを使えない、
なんてこともあるでしょう。
特に英語力が発展途上の段階では、
速さと正確さを高い次元で両立することは、
難しかったりもしますしね。
そこで1つ試してほしいことがあります。
それは時間無視でゆっくり読めば、
正しく意味が取れるのか確認することです。
時間との勝負は一旦忘れて下さい。
正確に読むことだけに、
フルパワーを使って読んでみて下さい。
この結果に応じて、
この後で取るべき対策が変わります。
- ゆっくりなら読める場合
- ゆっくりでも読めない場合
場合分けで見ていきましょう。
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ゆっくりなら読める場合
もしあなたがゆっくりであれば読める、
という場合はまだ軽症です。
単語や文法等の知識も充足し、
それらを使って解釈することも、
ちゃんとできているはず。
スタートラインにはちゃんと立てています。
けど時間との勝負に気を遣うあまりに、
正しく読めていなかっただけ。
焦って何かを読み間違えちゃうとか。
冷静さを欠き正しく文構造が取れないとか。
急ぐあまりに全体像を整理しきれないとか。
ゆっくり読んだ時と同じ正確さで、
時間内に収まるような、
全体像を整理するよう訓練をすれば問題は解決です。
これは日頃の長文学習であったり、
その復習法を工夫するだけでも、
比較的簡単に改善可能なもの。
具体的な学習法や、
その効果的な復習法は、
別記事にまとめています。
目次からあなたに合いそうなものを、
ご覧になってください⇩
【徹底攻略講座】英語長文が読めない全受験生へ!サクッと原因特定・解決するための3ステップ
ゆっくりでも読めない場合
ゆっくり読んでも意味が掴めないなら、
それは少し重症です。
そもそもその長文を読む英語力が欠如している。
こういうことになります。
まずはゆっくりなら読める、
というレベルになる必要がありますね。
その上で速読であったり、
全体像を把握できるようになったり、
目指すべきゴールにはまだ遠いです。
その長文を読むためのベースを、
ちゃんと確立させることから始めましょう。
語彙や文法等の基本知識が不足しているなら、
それらを補うことからやらなきゃいけません。
必要な知識が揃っているのであれば、
それらを使って正確に読めるようになる訓練が必要です。
ただあなたの弱点が何処にあるかまでは、
ここでは特定するのが難しい。
そこは人によって異なるし、
話を聞かないと何とも言えません。
語彙・文法・英文解釈力。
それぞれに対策を以下に貼っておきます。
自分の弱点に合わせてご覧頂き、
適切な対策を行ってください。
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さいごに
闇雲にやっても読めるようにはならない
「なんで長文が読めないんだろう?」
そう思って闇雲に長文を読み続けても効果はありません。
それは沼にハマっているからです。
沼から抜け出すにはピンポイントで、
効果的な対策を打つ必要があります。
多くの受験生がそれを自力で出来ない。
だから沼を抜けられずに、
時間だけ経過して受験が終了します。
でもこの記事を上から順に丁寧に確認し、
記事にもまとめてある対策を実行すれば、
自ずと結果は付いてきますよ。
もしも自分では原因分析が難しかったり、
どうしていけば良いのかわからなければ、
下記ラインを追加してご相談ください。
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