早慶とMARCHの差はどれくらい?
早慶とマーチは共に、
難関大学という位置付けです。
そしてご存知の通り偏差値的には、
早慶>marchとなっています。
しかし数字だけでは、
どの程度の差があるのか、
イメージ湧きにくくないですか?
今回は両者における、
具体的なレベル差を解説します。
単に”差”といっても、
抽象的でイメージが湧きにくいでしょう。
”どの程度の差があるのか”
感覚的にも理屈的にも分かってもらえるよう、
極力言語化して多角的にお話しします。
この記事の信ぴょう性
経験もしたし、見ても来た
慶應法・経済・商に合格。
marchは明治と青学に合格。
そして慶應法に進学。
これが僕の受験歴です。
早慶・marchのレベル差については、
実体験としても良く分かります。
でもそれだけじゃありません。
今は受験指導をさせて頂いています。
例えばその内の一つはこれ⇩
他にも早大プレや慶大プレで一桁や、
予備校に行き続けて偏差値45から、
3か月弱で慶應合格するなど。
※この方々の模試成績や合格体験記はこちら
⇩
⇩
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詳しく確認する
その中で早慶とmarchの差は意識するし、
それを勉強を反映させることもします。
自分の受験経験だけではなくて、
そんな指導経験から得た知見も、
本記事にまとめました。
信憑性はかなり高いはずだし、
あなたの今後に大いに活きると思いますよ。
また僕の教え子たちが成績爆上げした、
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成績上げるのなんて一瞬。
marchだろうが早慶だろうが、
一気に仕上げてしまってください。
早慶とmarchの差はどんなもん?
差はこれくらい!
まあ感覚的にはこれくらい違います。
早慶だといやらしい問題や、
少なからず捨て問があったりします。
マーチでは原則ありません。
どれも標準的な問題だし、
特に出題に捻りもない。
また早慶では少し時間を気にすることもあります。
しかしマーチでは普通に解いていれば、
時間を気にすることなく解き終わります。
早慶上位学部合格者からすると、
marchは鼻ほじりながら受けても受かる。
極端に言うと、それくらいの感覚。
偏差値の数字以上に、
両者の差はあるように感じます。
ただしこれはmarchを舐めて良いってことじゃない。
marchも難関大学であることに変わりないし、
あくまで早慶と比較したらという話です。
march舐めてて落ちる人はたくさんいます。
そこは誤解しないでくださいね。
⇒marchは甘くない?小中公立でバカ高から慶應行った僕が客観的に解説してみよう
標準問題が解ければマーチは受かる
marchに合格するためには、
とにかく基礎を完璧にしましょう。
難しい問題が出来る必要はありません。
標準レベルを完璧に解けるようになれば受かります。
英語ならベーシックな単語帳が、
完璧にできれば単語は十分。
長文も最難の手前レベルの問題集を、
着実に解けるようになっていれば大丈夫。
マニアックな知識に手を出したり、
難解な英文を解く方が、
頭良くなってる感は得やすいかもしれません。
でも、そんなことする必要ない。
そこに手を出すよりも、
基礎をしっかり高めるほうが圧倒的近道。
これはどの科目でも言えることです。
標準レベルで良いので、
完璧に解けるようになりましょう。
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標準問題だけじゃ早慶は受からない
早慶受けるのであれば、
標準レベル以上もできた方が無難。
下位~中位学部に関しては、
標準レベルを”完璧”にすれば、
合格点くらいまでは行けるでしょう。
ただし、それでも余裕って感じではありません。
上位学部に関しては、
まず難しいでしょう。
やっぱり早慶を受ける以上は、
標準よりも上のレベルが出来る状態を、
目指しておくべきです
共通試験レベルで9割とか取れても、
そんなの有利にはなりません。
割とみんな普通に取れちゃうので、
その先まで見据えて学習する必要があります。
解くべき問題集もmarchよりも、
ワンランク上のものを解けるようになる、
ということが望ましいでしょう。
英語でも問題量が多くなったり、
選択肢に際どいものが混じるようになります。
社会科目でもマニアックな知識を、
問われることが多くなります。
勿論これらは学部間での差はありますよ。
そこは正直否めません。
しかし標準問題を超えても、
ある程度は対応できる知識や、
スキルを身に着けておく必要がある。
それは早慶に必然的に合格するためには、
持ち併せておくべき意識です。
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marchで難しいとされる問題=早慶の標準的な問題
marchと早慶では
「問題難易度にワンランクずつズレが生じる」
こう思ってください。
問題難易度を以下のように、
ランク付けしたとしましょう。
難
「捨て問」
⇩
「差を付ける問題」
⇩
「正答すべき標準問題」
易
この基準はmarchと早慶によって異なり、
1つずつズレるってことです。
例えばmarchでは、
「差を付ける問題」の場合。
早慶では、
「正答すべき標準問題」に含まれたりします。
そこで間違えるようだと、
早慶では悪い意味で差を付けられてしまう。
そしてmarchでは「捨て問」レベルの問題が、
早慶だと「差を付ける問題」になる。
これくらいのイメージで良いと思います。
もちろん全ての問題で、
ズレを感じる訳ではありません。
早慶にも簡単な問題は出ます。
早慶落ちmarchの人も普通に解ける問題だって、
そこそこ出題されます。
それでもmarchなら落として支障なくても、
早慶なら得点しないといけない問題は、
往々にして良く出題される。
だからこそ先ほどもお伝えしたように、
早慶では標準レベルを超えても、
ある程度対応できるようになるべきなんですね。
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march落ちても早慶に受かる事ってある?
march全滅で受かる早慶の学部もある~問題の難しさだけで決まる訳ではない
ここまで早慶の方が、
遥かに難しいと話をしてきましたね。
しかし、これはあくまで全体論的な話です。
受験は一発勝負。
いざ本番でそこが揺らぐことも、
全くない訳ではありません。
marchに落ちても早慶に受かる。
これも多くはないけど”ある”ってことです。
ギリギリで早慶に受かる程度の層は、
本番失敗すればmarchを落ちることもあります。
早慶に受かった人でも、
全員がmarchに余裕で受かる訳ではありません。
この逆だって当然ある訳ですよね。
余裕とは言わずともmarchに受かる力があるなら、
受験本番の一発勝負で「なぜだか早慶受かっちゃった」、
ということがあっても驚きはありません。
そして、もう1つ。
僕の知る限りでも、
march全滅で慶應文に合格した友達が3人います。
初めて聞いた時は耳を疑いましたが、
いるんですよねこのような人も。
学力的には不合格が妥当だったのでしょう。
しかし問題のレベルだけでは、
全てを計り切れないのが受験の怖い所です。
例えば受験日程の兼ね合いで受験者層に若干恵まれたとか、
英語の試験で辞書を使える事の恩恵を大きく受けただとか。
意図したのか偶然なのかは分かりません。
でも何かしらのもしくは様々な要素が絡み合えば、
march全滅でも早慶受かることがある訳ですね。
であればmarchをちょこちょこ落ちてしまうくらいなら、
「早慶に絶対受からない」なんて思う必要はないでしょう。
march落ちても早慶に受かる事はあるっちゃあるんですから。
もちろん割合で言えば低いし、
難しいことに変わりはありません。
それでも早慶に挑戦する価値や、
合格見込みはあるってことです。
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余談:就活でも受験と同じ論理が働く
marchの上位=早慶の平均
受験勉強において、
marchと早慶ではワンランク違いますよね。
早慶はmarchの上に位置していると世間は思っているし、
先述の通り問題のレベルだってそうです。
そして、この差は就活でも続きます。
たとえばmarchから、
三菱UFJ銀行行けばmarchの中では上位です。
でも早慶だと凄くもへぼくもない、
極めて平均的な位置にあります。
学歴フィルターも、
marchと早慶の間に引かれることは多いです。
早慶以上の学生は余裕でパスのところを、
marchの学生は振るいにかけられたりしています。
受験勉強から就活まで、
早慶とmarchの差は継続するということですね。
・現役marchと浪人早慶どっちが良い?⇩
現役marchと浪人早慶どっちが良いの?一浪慶應が多角的に解説しよう!
早慶とmarchに差は大きい。けど場合によってはひっくり返せる
さいごに
基本的な認識として、
早慶とmarchには大きな差があると思ってください。
早慶を狙う際はmarchよりも、
ワンランク上が出来るようになることを、
目指しておくと良いでしょう。
ただ受験は問題の難しさだけでは決まりません。
早慶でも学部次第では絶対的な差ではなく、
ひっくり返せることもあります。
学部や戦略次第では、
思い切って早慶に挑戦してみるのもアリですね。
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