癖のある問題が出るでもなく、
非常に点を取りやすい試験です。
すでに過去問を解いている人もいれば、
これから過去問やる人もいることでしょう。
9割取れても凄いということはない。
出来る方ではあるけど圧倒的ではない。
これくらいに考えてもらうと、
丁度良いと思います。
慶應って響きやイメージからは、
難しいと想像しがちですが、
そんなことはないよってこと。
癖の強い問題が出るでもないし、
難しいことが出来なきゃいけないでもない。
イメージ先行で勝手に相手を大きくする、
ということはしちゃいけません。
それが今回のテーマです。
- 求められることや特徴
- 難易度
- 目標点数
- 各大問についてと注意点
- 過去問の取り組み
こういうことを網羅的にお話します。
この記事の信ぴょう性
高得点にしてきたから見えること
ただそれだけの話で、
この記事を書いているわけではありません。
というのも今は受験指導をさせて頂いています。
例えばその内の一つはこれ⇩
※この方の合格体験記はこちら
⇩
⇩
⇩
今教えている中で受験予定で、
既に合格ラインをちゃんと超えている方。
日々の勉強から過去問まで一緒に取り組み、
高得点取る過程を近くで多く見てきました。
だからこそ分かることがあるし、
感じてきたこともあります。
そういうことを本記事にはまとめました。
大いに役立ててもらえたらと思います。
また僕の教え子たちが成績爆上げした、
誰でもマネできる”慶應攻略マニュアル”を、
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きっちりやれば慶應は受かります。
決して才能とかって次元じゃない。
合格を掴んでください。
慶應商学部英語の全体像
特徴・求められること
”ただ量が多いだけ”
これが慶應商英語の特徴。
求められるのは、
早く正確な情報処理能力です。
高い英語力ではありません。
問題一つ一つは極めて簡単。
難しい何かが問われるんじゃない。
難しい単語を知らないといけない。
難解な文を読めなきゃいけない。
こういうことはありません。
対策がないと攻略が難しい大問がある訳でもない。
早慶を目指すレベルの英語力があれば、
総じて無難に対応できる程度のもの。
しかし量は多いんですよ。
大問8つくらいあります。
解けはするんだけど時間が厳しいとか。
時間に追われて取れるものを落とすとか。
苦戦するとしたらこういう躓き方になります。
根本的に自分の力で解ける問題が少ない。
これだと英語力が欠けている他にありません。
だから過去問を解いたり復習する中で、
まずそこの確認をしましょう。
時間との戦いという印象が持てるなら、
それはスタートラインには立っています。
逆に時間あっても出来なさそうなら、
何が足りないのかを明確にして、
そこを埋めないとそもそも厳しい。
問題は難しくない。
けど量が多い。
如何に無駄を省いて、
早く正確に問題を捌けるか。
一定の英語力があれば、
後はここだけの勝負です。
難易度
慶商英語の難易度は低いです。
順当に早慶受ける力がある人なら、
初見で解いた時でさえ控えめに言っても、
8割前後~8.5割は普通に取れます。
特に過去問対策を積むことなく、
それくらいは取れるってこと。
確かに初見だと少し時間が厳しいとか、
時間に追われ取れる点を落とすことは、
初見段階だとあるかもしれません。
でもある程度の力があれば、
それくらいは余裕で取れる。
もしもまだ英語力が固まってなくて、
という場合であっても同様。
過去問対策なんて積むこともなく、
~8.5割取れるくらいの力は、
短期間でも付けられます。
慶應商の英語で8割とかって、
受験期の水準としては、
普通に英語苦手レベルですからね。
そもそも難易度としてはこの程度。
そこから過去問を通じてなど、
処理の速さや精度を上げる練習をすれば、
平々凡々な人でも9割はキチっと狙える。
そういう難易度です。
目標点数
A方式での受験なら7割取れれば受かる。
8~8.5割取れれば圧倒的。
B方式なら8割は下限で欲しいし、
盤石を期すなら9割は取りたい。
この違いは各方式での、
合格最低点の違いからくるものです⇩
同じ8割取ったとしても、
A方式ならアドバンテージ、
B方式なら言うほどでもない。
これは各合格最低点を見れば、
言っていることが分かるでしょう。
この辺の詳しい話は、
以下の記事に譲ります。
⇒【戦略的抜け道】慶應商学部A方式がガッツリ穴場である理由とは?
いずれにせよあなたがA方式とB方式、
どちらで受験するのかによって、
目標点数は変わります。
それでも上段にある通り、
難易度としては高くない試験。
受験期段階の仕上がりとしては、
8割程度じゃ英語苦手レベルで、
9割取っても凄いことはない。
そんな程度の難易度だからこそ、
サクッと9割取れるようにしてしまう。
これが理想でしょう。
A方式ならお釣りが来るどころじゃないし、
B方式でも優位に立てますからね。
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各大問について
まずは前置き
ここから各大問に触れますが、
前置きしておきたいことがあります。
冒頭でも述べましたが、
慶商に癖のある問題はありません。
本当に模試の延長くらいの試験でしかない。
極めてオーソドックス。
単語・文法・解釈・長文。
早慶目指す受験生として、
当たり前に出来なきゃいけない、
ということがありますよね。
こういう普通のことを普通に出来るだけでいい。
これが基本線としてあります。
それが出来るだけで初見でも点取れる。
せいぜい過去問解き慣れれば十分。
逆にそれさえままならない場合は、
過去問だけでどうこうじゃなく、
やるべきことをやらなきゃいけない。
こういう前提の上で、
下段以降をご覧ください。
- 長文
- 空所補充
- 文法
- 語形変化
この順番で見ていきましょう。
長文
総じて難しいってことはありません。
特に癖もないシンプルなもの。
ゆっくりやれば普通に出来る。
間違えた問題も復習で見返せば、
普通に解けたなって感じる程度。
初めて解いた場合でも、
各長文の大問で満点から、
せいぜい1ミスくらいで済むな、
という感覚にはなれると思います。
仮にもう少し間違えてしまっていても、
復習の段階で分析をしてみたら、
それくらいの手応えを感じられるはずってこと。
もしもその感覚になれないなら、
そもそもの英語力が少々低いです。
知らなきゃいけないことを知らなさすぎる。
読めなきゃいけないレベルが読めない。
問題の中での処理・得点に繋げる力が弱い。
などなど。
そういうことを見直し改善するしかない。
ただ慶商は先述の通り、
問題の難しさよりも量が特徴だし、
それなりに高得点を取りたい試験。
だから・・・
ゆっくりなら出来るとか。
取れたはずの問題を結構落としたとか。
この類の感想が出てきているうちは、
最早お手上げを宣言しているに等しい。
そういう状態を脱して、
いかに早く正確に出来るかが本当の勝負。
言わば処理ゲーです。
単に早くても正確さに欠ければ点は伸びない。
正確さがあっても遅ければ点は伸びない。
長文の読み方。
設問の解答根拠の見つけ方。
解答根拠を見つけてから答えの出し方。
などなど。
こういうことを洗練させられるように、
課題を持って問題を解き復習すること。
ただ、ここでの課題は人に依ります。
一般論としてどうかではなくて、
自分固有の課題を見つけ解消しなきゃいけません。
こういう読み方してるから遅いとか。
こうアプローチしてるから正確さに欠けるとか。
こういう失点の仕方が多いから伸び切らないとか。
などなど。
これは自分の中にある問題なので、
通り一辺倒に解説読むだけじゃ、
改善につながりません。
単に読むのが遅いとか精度が低いじゃなくて、
その原因は何なのか・どうすれば良いか、
そういうことまで分析した上で、
その解決を図るように過去問でも、
長文問題集でもやりましょう。
ただ繰り返しになりますが、
長文のレベル自体は本当に簡単です。
最低限の地力が身に付いていれば、
各大問で満点~1ミスで済む程度でしかない。
そもそものレベルとしてはそんなもん。
極めてベーシック。
そこへの地力がある状態なら、
その処理速度・精度を上げることは、
的確な復習をして課題を潰せば、
必ずできるようになります。
つまりちゃんと時間内に終わるペースで解いて、
それぞれ満点~1ミスでこなせるようになります。
また過去問の復習でやってほしいことは、
後述しているのでそちらもご覧ください。
空所補充
短めの長文での空所補充。
大問としての空所補充だけでなく、
上段の長文の中にもありますが、
考え方としてはどちらも同じです。
これも文が難しいことはありません。
内容が取れないとはならないはず。
もしそうなるとしたら焦りから、
読めるはずのものが読めなかった、
みたいなパターン。
ではなく普通に内容取れないなら、
そもそもの英語力に問題ありってレベル。
そういう訳で基本的には文の内容に沿って、
文脈的に当てはまる語を選べばいい。
そこで注意するとしたら2つ。
- 文法的な視点
- 選択肢の語を知らない場合
意味的に整合的であるだけじゃなくて、
文法的な視点を持ちましょう。
意味としては間違っていなくても、
文法的に間違えていれば、
正解にはなりえません。
例えば自動詞他動詞の区別とか。
文に入るのがどちらか見極め、
選択肢の語で自他を区別できなきゃ、
意味を知ってるだけでは正解できない、
はたまた単語に伴う前置詞もそう。
意味的にはどちらも入りそうでも、
続く前置詞的にこっちみたいに、
絞らなきゃいけないかもしれない。
勿論これら以外でもあると思いますが、
いずれにせよ文法的視点は大切。
意味一辺倒で考えたり、
意味的にこれだと飛びついて答えを出して、
文法的な視点がないと失点することがある。
しかし文法事項的に難しいことはなく、
知識として知っているかどうかよりも、
ちゃんと気付けるかどうかの話。
だから文法的視点を持って答えるようにする、
という解き方を習慣にするってことですね。
そして選択肢の語が分からないことは、
基本的には多くないと思います。
難しい単語や表現が出来なきゃいけない、
ということはありません。
もし知らないものが出てきても焦らない。
選択肢を上手く削っていくとか、
持ってる知識を活用して解くとか。
知ってる知らないに全て依存し、
知らないからと振り回されるではなく、
そういうアプローチの仕方を身に着けましょう。
文法
シンプルな文法問題です。
短文があってそこへの空所補充。
模試なんかでも良く見る形式だと思います。
いわゆる大学受験用の文法問題集。
これが一冊仕上がっていれば問題なし。
難易度としては至って標準。
ただここに時間を使うのは勿体ないので、
短い時間で瞬殺する練習はしておきましょう。
また標準と言っても必ずしも満点は、
さすがに厳しかったりします。
満点も十分に狙えるけど、
必ずしも取れるものじゃないみたいな話です。
サクッと満点取れるのがそりゃベストだけど、
そこに拘り過ぎるが故に、
たかが文法で過度に時間を使いすぎると、
他にしわ寄せが来るのでそれは避けたい。
試験全体で首尾よく点を取ることが優先。
そういう判断を速やかに行う意識も、
過去問の中で育むべきですね。
試験全体の中での位置づけとして、
どう動き・どう処理するかという感覚を、
ちゃんと養いましょう。
過去問以前に模試を受ける段階で、
そういう取り組みになっている人なら、
改めて過去問でということもなく、
普通に出来る判断・動きなはずです。
語形変化
中文の中に空所にがあって、
選択群から語を選び、
形を変えて入れる問題。
文中でHe () baseball.みたいな空所があり、
複数の語からなる選択群があり、
playを選んでplaysにして入れるみたいなこと。
また選択群から同じものは2回使えない、
という縛りもあるので1つ選び間違えると、
漏れなく2つ間違えることが確定します。
こういう大問は慶應商以外だと、
あまり見たことがないかもしれません。
一回過去問を解けば分かることですが、
意識すべきことを整理しましょう。
ここでまずやってはいけないことは、
入れるべき語を間違えることです。
語形をどう変化させるか以前に、
入れるべき語を選び間違えたら、
そこで終わってしまいます。
それに選択群から二度使えない以上は、
一つ間違えれば二つ間違えることになる。
だからそもそも何を入れるかは、
間違っちゃいけません。
ただこれは文脈が掴めてたら、
決して難しいことじゃありません。
読めてればそこは出来るよねってライン。
その上で語形をどう変化させるかの勝負。
変化させるべき品詞が指定されている場合と、
必要に応じて変化させて入れる場合があります。
前者は選択群から選んで、
名詞にして入れろみたいなやつ。
後者は選択群から選んで、
どういう形で入れるかを見極め、
そこに沿って変化させなきゃいけない。
つまり後者は前者よりも一つ、
解答までの手順が多いですが、
落ち着いて読めば入れるべき形は分かります。
文脈・文構造・文法。
この視点が揃っていれば大丈夫。
だから前者においても後者においても、
適切な形に語形を変化させられるかが肝。
そこまでの過程で躓くのは正直厳しい。
そしてこの語形を変化させることにおいては、
特別な対策が必要なことはありません。
難しいものが出るわけじゃないし、
あらゆる語形変化を覚えようとしたり、
どう変化させるのかを練習するようなのは、
寧ろコスパが悪いので避けましょう。
単語帳の派生語を覚えていたり、
日頃長文演習を重ねる中で、
変化の規則性を感覚として掴んでいれば、
着実に高得点を取り切れる問題です。
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過去問でやってほしいこと
取れる問題をちゃんと取る練習
繰り返しになりますが慶應商は、
決して難しい試験じゃありません。
慶應を目指すべきレベルにある人なら、
必ず高得点取れるレベルの問題が並んでいる。
だからやってほしいのは、
自分の力で取れる問題をちゃんと取る練習。
そこで過去問でやってほしいことを、
2つのステップに分けて具体的に説明します。
ステップ①
過去問を解いたら採点して、
復習しますよね。
その復習で意識してほしいことがあります。
間違えた問題に対して、
自分の力で解けるものだったかを、
確認することです。
難しい訳でもなく解けるレベルだったのに、
何か処理を誤って失点したなど。
こういうのは本来自分の力で、
得点出来なきゃいけなかった問題です。
例えば点数は7割だったけど、
そういうのを含めれば8割取れてた、
という場合は8割取れてなきゃいけない。
自分の力で取れる問題をちゃんと取る、
というのはつまりこういうことです。
もちろん中にはその時点の力では、
どうしようもなかった問題もあるでしょう。
それはその時点では仕方がなく、
今後の学習で出来るようにするべきだけど、
取れたはずの問題は取れなきゃいけません。
この際は知識を知ってる知らないとか、
読めた読めないだけに依存するではなく、
「こう工夫して処理すればできた」的な、
見方を持つことも大切です。
例えば選択肢を削ればできたとか。
はたまた単語を知らないなりに、
こう処理すれば問題解くのに、
支障は出なかったとか。
自分の力で取れるはずの点数を取る、
というのはこういうことも含まれます。
勿論これらは例ですから、
その人の課題に応じて色々ありますけどね。
この辺は解説には書いてないことなので、
解説読んで終わりみたいな復習じゃなく、
ちゃんと自分なりに分析することが大切です。
こんな風にして間違えはしたけど、
自分の力で取れたはずの問題をあぶりだす。
まずはこれが第一歩です。
ステップ②
ステップ①でのあぶり出しが済んだら、
過去問を解いた際の点数と、
自分の取れたはずの点数と、
その乖離が明確になるはずです。
8割取れたはずだけど7割だった。
9割取れたはずなのに8割しか取れなかった。
などなど。
本当に慶應目指すレベルの受験生なら、
ここで8割やら9割取れたはずとなります。
取れたはずの問題を含めて6割とかなら、
何もやってこなかったようなもん。
ここでの取れたはずの点数と、
実際の点数の乖離というのは、
英語力起因ではありません。
その時点で本当は取れたはずの問題、
ということはそれを解くだけの力は、
ちゃんと持っていたからこそです。
そもそも自分の力ではどうしようもないなら、
そこには含まれないんだから英語力じゃなくて、
過去問を読み解く際の処理に起因した失敗。
だからこのステップ②でやるべきことは、
取れるはずの問題をどうして落としたのか、
どうしたら取れたのかを明確にしましょう。
こういうことに気を付ければ、
次は取れる問題を落とさないな、
みたいな。
それは読み方や解き方かもしれないし、
文中における処理の問題かもだし、
時間の使い方かもしれない。
これはその人の課題に応じて色々ある。
いずれにせよそうやって
過去問を解いた際の点数と、
自分の取れたはずの点数と、
その乖離を埋めていく。
前置きが長くなったけど、
これがステップ②でやること。
ここの差を詰めることは、
根本的に英語力を上げるよりも、
遥かに簡単な作業です。
取れるはずの問題を落とした原因。
どうしたら取れたのかという解決策。
復習でここを正しく分析し導けば、
容易くその差を埋められます。
僕が今教えている方を一つ例に出してみましょう。
その方は9月に進捗を確認した際に、
7.5割前後しか取れてませんでした。
でも単語~長文までの、
いわゆる英語の勉強の出来的には、
あまりに低すぎるなと感じたんです。
そこで間違え方とか、
どういう感覚で読んでるとか確認すると、
「あ、それが悪いじゃん」が見えたので、
「こういう感覚で読んで解いてみて」と、
お伝えしました。
すると150点前後だったのが、
次回は166点になって、
その次は170点を超えた。
全員が全員1日や2日とはいかなくても、
英語力を根本的に上げるよりは、
取れる点数を取れるようにする方が、
圧倒的にコスパが良いです。
ただそのためには・・・
取れるはずの問題を落とした原因
どうしたら取れたのかという解決策
こういうことを”正しく”探り当てないといけない。
そこがズレてたら何も生みだしません。
逆に言えばそれが出来たら、
次解く時にそこを意識していけば、
短期間でも点数を伸ばせます。
ただこれで終わりじゃありません。
そこで下段のステップ③です。
ステップ③
自分の力で取れる問題を、
ちゃんと得点できるようにする。
そのためにはどうするべきか。
ステップ②までで、
ここはハッキリしているはず。
ステップ③はその再現性です。
自分の力で取れる問題は、
本来落としちゃいけません。
8割取る力があるなら8割取らなきゃいけない。
9割取る力があるなら9割取らなきゃいけない。
取れない問題を取れって話じゃないんだから。
自分の力を点数に落とし込める時があれば、
自分の力を点数に落とし込めない時もある、
ではダメだってこと。
だからステップ②までで出した策は、
いつでも息を吸うかの如く、
再現できるようにしていくこと。
何か読み方に課題があったなら、
解決策に基づいた正しい読み方を意識し、
いつだってそう読めるようにするとか。
そこに粗があればあるほど、
取れる問題を落とすことになるし、
そうなれば点数も安定しない。
だから自分の力で取れる点数は、
常に漏れなく取れるように、
再現性を高めましょう。
勿論過去問固有ではなくて、
根本的な英語力を上げることも、
日頃の学習や過去問通じて、
並行してやるように。
英語力そのものも上げつつ、
自分の力で取れる問題は確実に取れるようにする。
こういう二軸ですね。
※追加後スグにあなたのラインにPDFが届きます!
慶應商の英語で絶対注意すべきこと
何度も何度も繰り返すけど、
慶應商の英語は難しい訳じゃない。
普通に慶應目指すレベルにいれば、
ちゃんと高得点取れる。
だから上段で主に話したように、
自分の力で取れる問題を、
着実に取ろうってこと。
そのための課題は細かいことを言えば、
当然人によって異なるし、
ここで全ては話せません。
だけどそれなりの力があるのにも関わらず、
点数が思うように伸びないとなる、
注意してほしいポイントが大きく2つある。
これは細かい個々の課題というより、
絶対にやってはいけないことだけど、
意外と多くの人がやりがち。
- 目の前の1問に振り回され無駄な時間を掛ける
- 時間に追われ過ぎて自滅する
この辺はやった時点で厳しくなるので、
注意してほしいです。
じゃあそれぞれ見ていきましょう。
目の前の1問に振り回され無駄な時間を掛ける
試験というのは限られた時間の中で、
如何に多く点数を取るかの勝負。
これは当たり前ですよね。
だから1問を取るために、
2問落とすことになるなら、
1問は捨てて2問取る方が良い。
それが限られた時間の中で、
少しでも高い点数を取るってこと。
とにかく量が多い試験です。
だから1問に振り回されたりして、
掛けちゃいけない無駄な時間を掛けると、
後ろが結構詰まってしまいます。
解き切れなくなってしまうとか。
焦りが生まれて取れる問題を落とすとか。
こうなれば試験全体での点数は、
どうしたって思うように伸びません。
いくら慶商の英語の問題が、
難しくないとは言っても、
中には迷ったり間違える問題はある。
満点を狙える実力が付けばいいけど、
そうじゃない限りはどうしたって、
そういう問題が出てくることは避けられない。
そこで目の前の問題に振り回されて、
試験全体の中で取れるものを失点する。
これはやっちゃいけないこと。
だから自分の力で取れないなとか、
答えに迷ってしまった時なんかに、
そこで過度に時間を使いすぎちゃいけません。
ある種の割り切りを持ちましょう。
目標点数が8割にせよ9割にせよ、
別に満点取らなきゃいけない訳じゃない。
落とす問題があってもいい。
だから自分の実力をちゃんと知って、
出来ない・答えを出し切れないものに、
不毛な時間を使うのではなく、
自分の力で取れるものを取り切ること。
そういう判断や試験全体での動き方。
ここに注意してやるようにしましょう。
ついでにもう一つ言えば、
力が及ばない問題だけじゃない。
自分の力で取れる問題に、
過度に慎重になっても良くない。
確かにそれは確実に得点すべきだけど、
そこに必要以上に神経質になり、
時間的に他にしわ寄せを喰らって、
試験全体で点数が伸び悩めば本末転倒。
だからここにも注意すべきだし、
自分の力で取れる問題は、
サクッと答えを出し正解できる、
という感覚を養うような取り組みを、
過去問も日頃の学習でもすべきですね。
時間に追われ過ぎて自滅する
時間に対する意識について、
上段では話をしました。
けど時間に追われ過ぎて、
自滅はしちゃいけません。
上段での話はあくまでも、
無駄な時間を使うなってこと。
闇雲に早く読め・解けとは違います。
ある程度の力があるのに、
慶商で思うように点を取れない場合、
自滅しているケースは多いです。
量の多さに意識が行きすぎたりして、
自分が正確に読める・解ける速度を、
超えてしまうばかりに失点する。
これは本当に勿体ないこと。
特に慶商は難しい問題ではなく、
ある程度高い点数を求められるので、
そういう自滅による失点は、
避けなければいけません。
時間に対する意識を持つことは大切。
でも時間に追われて自滅は本末転倒。
そのラインを自分でしっかり持っておく。
これも過去問の中で意識しましょう。
さいごに
まとめ
慶商の英語は変哲がありません。
ストレートな試験。
今回お伝えしたことは総じて、
日頃の学習や模試及び復習で、
やることやってれば普通にできること。
別に特別なことが求められるわけじゃない。
だから初見でも高得点は普通に取れる。
普段から高い意識でやれている人は、
とりわけ対策らしい対策は不要でしょう。
それくらいのものです。
これまで取り組みの精度が低かったとか、
やることをサボってきたりいてたら、
思うように点数が伸びないかもしれません。
だけど変哲のない試験だからこそ、
短い期間の中であっても、
ちゃんとやれば出来るようになる。
9割取れても凄いって程ではないくらいなので、
がっぽり点数稼いじゃってください。
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