「慶應以外行かない!!」
慶應一本に絞った受験を考える人もいるんじゃないでしょうか?
僕自身「慶應に落ちたら大学には行かない」と決めていました。
それを親含め周囲の人間にも公言していたくらいです。
慶應一本に絞った受験を考える人の気持ちも大いに理解ができます。
その場合は以下のような選択が頭に浮かぶと思います。
・古文・漢文を含め国語の勉強を止める
・慶應以外は受験しない(併願無し)
当然僕は国語の勉強は一切していませんでした。
でも何だかんだ上智や明治なども受験しています。
結果的には受験した慶應法・経済・商に合格。
なので慶應しか受けないという受験の仕方をしても良かったのかもしれません。
でも、いざ国語を捨て併願もしないとなると、
「本当に大丈夫なのか?」と不安と感じる人も多いと思います。
周囲の人に相談すれば考え直すように諭されるのがオチでしょうw
僕もそうでした。
慶應以外に進学の意志が無かった僕が国語の勉強を止めて感じたこと。
また、何だかんだで他大学も受験したことで感じたことも多々あります。
今回は「慶應しか受けないんだ!」という選択肢を持つ人向けの内容です。
慶應一本に絞る受験について
その心意気や良し
まず大前提ですが慶應一本に絞ろうと考える事自体は否定しません。
現状を鑑みた上で多少のリスクは承知で慶應受験に掛けるのだと思います。
多くの人には中々取れない選択を取ろうとする覚悟は素晴らしいです。
ただ1つ覚えておかないといけないことがあります。
この選択を取って仮に上手くいかなかったとしたら・・・
皆と同じ選択を取った時よりも周囲の見方は厳しいかもしれないということです。
「ほら、そんな上手くいく訳ないじゃん」
「危ない橋渡るからだよ」
勝てば官軍負ければ賊軍。
これと同様です。
周囲から大いに称賛されるか。
厳しい見方をされるか。
その評価は極端なものになるかもしれません。
他人と違う選択をする。
それは良くも悪くも当たり障りのない評価はされなくなるということです。
このリスクを踏まえても慶應一本に絞る決意があるのなら?
死ぬ気で頑張りましょう。
以降であなたが最善の選択を取れるように僕の経験をお伝えしていきます。
国語を捨てる事について
選択肢は狭まるが周囲が言うほどリスクは無い
古文や漢文、ひいては国語の勉強そのものを止める。
ここでのリスクは慶應以外の受験校の選択が狭まるということです。
国語が受験科目に無い大学はそう多くないです。
学部単位で見ればポツポツあるかもしれません。
大学単位で国語がない学校は有名大学では存在しないのではないでしょうか。
国語を勉強していれば早慶という選択が取れます。
しかし国語を捨てると早稲田の併願は難しくなるかもしれません。
以上が、恐らく一般的な見方になるでしょう。
これはこれで間違ってはいないです。
でも、、、
大事なのはここからです。
以降、国語を1分も勉強せずに慶應に行った僕の実体験に基づいた事実のみ述べます。
注意して読み進めて下さい。
どれくらい選択肢が減るのかを具体的に考える
「国語を捨てると選択肢が減る」
この一文を見ると凄くリスクが大きく感じます。
でも、重要はどれくらい選択肢が減るのか?ということです。
例えば国語を捨てた時の幾つかの状況を考えてみて下さい。
それぞれで感じ方は大きく変わるのではないでしょうか?
A.早稲田の1学部だけ受けられなくなる
B.早稲田を全て受けられなくなる
C.早稲田、上智が受けられなくなる
D.早稲田、上智、MARCHが受けられなくなる
仮にDだった場合。
慶應に落ちたらMARCH未満、つまり成城や日大まで堕ちる可能性がありますね?
一方で、Aの場合。
慶應に落ちたとしても早稲田のどこかには行ける可能性が残ります。
A~Dで抱えるリスクが全然違うと思いませんか?
仮に英社が十分に整っていると仮定すれば、
早稲田商学部くらいまでは全然併願できます。
僕は国語の勉強は1分もしていませんでした。
でも早稲田でもA~B判定が出ていました。
国語が偏差値を下に引っ張っての、その判定です。
なので慶應法学部でも当然A判定出るくらいの英社ではあります。
>>「え、まだ慶應A判定出てないの?」1~2か月ありゃ誰でも取れるのに・・・
そんな中で早稲田商学部には実際出願しました。
慶應法の合格発表日と早稲田商の受験日が被り、慶應法120%受かってる自信(2科目で合格点超えてる)があったので結局受験に行かず不合格でしたが・・・
それでも上智や明治、青学など。
慶應よりも前に受験があった大学には合格しています。
どうですか?
言うほど選択肢が減っている訳では無いかと思います。
「選択肢が減る」という抽象的な捉え方は避けましょう。
「どれくらい選択肢が減る」と具体的に考えると実は案外選択肢は減りません。
重要なのは、あなたの英社の学力次第でどれくらい選択肢が減るかが決まるということです。
英社を高いレベルに仕上げれば無視可能なリスクにしかなり得ません。
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慶應以外の受験をしないことについて
その人のメンタルの強さ次第
慶應以外は受験しないか。
一応他も受験しておくか。
これは僕も当時少し悩みました。
既に述べた様に結局慶應以外にも受験しました。
でも慶應のみの受験でも合格できる自信は十分あったんです。
実際に慶應軒並み合格でした。
なので、どちらにしても結果が変わらなかったという説も十分に考えられます。
それでも僕は慶應以外にも受験しておいて良かったかなと思っています。
だからと言って「慶應以外も絶対受けましょう!」
こんな事をあなたに言うつもりはありません。
これは結局メンタル次第だからです。
屈強なメンタルがあれば併願なんてしなくても良いでしょう。
でも僕は心配性なので受けて良かったってことです。
僕が慶應以外も事前に受験しておいて良かったと思う理由は大きく2つ。
慶應以外も受験した方が良さそうか。
以下2点を踏まえて、あなたなりに考えてみると良いと思います。
順に説明しますね。
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場慣れできてよかった
なんだかんだで受験は緊張します。
別に志望度が高くなくても、落ちる訳ないって思っていてもです。
やっぱり不合格になったら嫌じゃないですか(笑)
模試と受験本番で感じる緊張感はまるで別物です。
本番にしか味わえない独特なもののように僕的には感じました。
一発目が本命で緊張に飲まれるくらいなら、前もって味わって場慣れしておくのはアリかな?という感じですね。
「別に一発目本命でも緊張なんてしねーよ!」
こんな強靭なメンタルがある人には、どちらでも良い話かなとも感じます。
僕は臆病です・・・
だから無難に場慣れしておいて良かったと思っています。
本命でなくても合格を得ると自信になった
また、仮に本命でなくても実際に合格すると自信にはなりました。
小さな成功体験でも自信になります。
いかに模試で成績が良くても合格した経験はそれまでないわけです。
僕の一発目は上智でした。
国語壊滅ながら英社は余裕で結果合格。
これによって今までやってきたことが間違っていなかったと改めて確信出来ました。
ただ、これもメンタル問題です。
「そんな気休め程度の自信なんて関係ないね!」
こんな風に心から思える人であれば特に深く考える必要は無いと思います。
補足:滑り止めについて
ここからは補足です。
結果的に慶應以外に受けていた学校が滑り止めとして機能しました。
でも僕個人としては滑り止めは必要ありませんでした。
別に僕は大学に行きたかったわけではありません。
将来を考えて受験勉強していた訳でもないです。
シンプルに慶應に受かるかどうか。
自分との勝負みたいな感覚でしたので滑り止めって概念は自分の中にはありませんでした。
上智から早々に合格を貰った時も親に「慶應落ちても行かないよ」と言っていましたが、親は入学金払って保険張っていましたw
(親の立場からすれば当然ですけどね)
なので滑り止めを理由に慶應以外も受けた方が良い的な考えは僕にはありません。
あくまで自分が最善の状態で慶應の受験を迎えるために併願は役に立ったという考えです。
さいごに
最も大事なことはこれ
当たり前ですが、あなたが一番に考えなくてはいけないのは合格するためにどうするべきか、ということですよね?
何が言いたいかと言うと、、、
あなたの目的達成に国語が必要なのか
あなたの目的達成に慶應以外にも受験した方が良いのか
シンプルに考えればこれだけです。
あなたがどんな選択を取ったとしても、その結果は受験が終わらなければ、もしくはもっと先の未来にならなければ分かり得ません。
どんな選択を取ろうとも、一度した選択に腹を括って覚悟を決めて突き進む。
結局はこれが一番大事です。
後悔しないよう選択し、後はひたむきに頑張ってください。
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