国語ノー勉でもできた慶應の併願校について
「第一志望は慶應」
「併願するのはどこが良いんだろう??」
これは慶應志望にあるあるかもしれません。
ご存知の通り慶應には国語がない。
だから英社が出来れば良いって考えになりがち。
僕もそうでした。
国語の勉強は一切したことがない。
慶應だけを考えればそれでいいのですが、
不安もなくはないですよね。
「国語できないと併願できる学校減るんじゃないのか」
こんな風に思うかもしれません。
問題はそれだけではありません。
できれば慶應の受験の前に幾つか試験を受けて、
試験慣れしておくことも大切だったりする。
受験一発目で本命は避けたいからです。
国語をやらなかったら、
ここでの受験校選定にも、
頭を悩ませるかもしれない。
つまり慶應の併願校を考える上で肝になるのは
・国語が苦手でも大丈夫
・慶應よりも前に行われる試験
この2軸になります。
今回はそんな悩みを解決すべく、
慶應志望の人の併願校の決め方についてです。
おススメの併願校も分かると思います。
国語苦手でも出来るベストな併願を考えましょう。
・あまり国語を勉強していない慶應志望のあなた
・併願校の決め方・考え方・オススメ
この記事の信ぴょう性
慶應志望あるあるだからさ
僕は慶應法・経済・商を受けて、
法学部へ進学しました。
冒頭の通り国語は勉強していません。
入試日程も慶應に焦点を置き、
そこで最善を尽くせるように、
考えるようにしていた。
だから国語に悩みがあることも、
慶應受験にどう持っていくかも、
一通りは経験済みです。
でも、それだけじゃない。
僕は今受験指導をさせて頂いています。
例えばその内の一つはこれ⇩
他にも早大プレや慶大プレで一桁や、
予備校に行き続けて偏差値45から、
3か月弱で慶應合格するなど。
※この方々の模試成績や合格体験記はこちら
⇩
⇩
⇩
慶應志望の受験生から、
毎年のように相談を頂きます。
どこがお勧めとか、
どういう考え方をすべきとか、
古文がない学校とか。
そういうことへの知見も勿論ある。
僕自身の実体験からも、
これまで教えてきた経験からも、
そこでの知見を本記事には詰め込んでいます。
だから大船に乗ったつもりでご覧ください。
「本命の慶應に集中できる」
そんな併願校を決められると思いますよ。
また僕の教え子たちが成績爆上げした、
誰でもマネできる”慶應攻略マニュアル”を、
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成績上げるのなんて一瞬。
英社共にぶっちぎりで仕上げちゃいましょう。
国語が苦手な慶應志望の併願校の決め方
併願する一般的な意味合い
まずは併願する意味合い。
ここから共有します。
「そんなの知ってるよ」という方は、
ここは飛ばして貰ってOKです。
併願する意味合いは、
大きく以下のようになると思います。
本命前の場慣れは絶対に必要です。
いきなり本命の受験は、
避けた方が良いと思います。
一発目の受験は緊張するから。
格下の学校の受験でも、
一発目はそれなりに緊張します。
場数踏んでから本命が無難でしょう。
滑り止めの確保は人によります。
「別に滑り止めなんて不要だよ」
そう考える人もいると思います。
ぼくは慶應以外なら、
大学に行く気はありませんでした。
場慣れという意味では幾つか受けましたが、
滑り止めという意味合いは含んでいません。
単なる場慣れでしかなかった。
ただ、みんながみんなそうではないと思います。
「滑り止めで合格持っておかないと本命の受験が怖い」
という人もいるでしょう。
そのような人は、
本命の前に合格が出る学校の受験をおススメします。
じゃあ慶應志望の受験生が検討すべき、
併願校について見ていきましょう。
国語苦手な慶應志望の受験生でも出来る併願校について
慶應志望で古文が苦手だったり、
国語の勉強をあまりしていないとして・・・
併願校が減るのでしょうか?
やはり国語も出来る人と比べると、
選択肢が狭まる事は避けられません。
とはいえ誤差です。
直感的に感じるほどには減らない。
古文が苦手だとしても、
国語の勉強してなくても、
それらを課す学校に合格できるからです。
このやり方は多くの人から反対されます。
「無謀」
「いくらなんでも無理がある」
などなど。
たしかにセオリー的に見れば、
一見厳しいようにも見えるでしょう。
でも、やってみればなんてことはありません。
国語出来なくてもというか、
勉強してなかったとしても、
marchや早稲田に合格できます。
⇒【選択の自由】国語が苦手?文系でも国語を捨てるという選択肢を考えてみよう
後述しますが僕自身、
国語なしで明治等に受かってます。
僕の教え子も国語ノー勉で、
marchだけではなくて、
早稲田にも受かっています。
そんなもんです。
早稲田のごく一部だけ、
選択肢から外れるくらいなもの。
どうです?
思ってたより選択肢狭まってないのでは?
慶應志望であれば英社は得意だと思います。
(少なくとも得意に仕上げる予定なはず)
それなら英社で稼げば合格できる。
※まだ英社に不安があるならサクッと得意にしましょう。
>>「え、まだ慶應A判定出てないの?」1~2か月ありゃ誰でも取れるのに・・・
英社がどれくらい得意なのかによっても、
併願できるラインが多少変わるので、
下段で場合分けしてみますね。
国語出来なくても、この辺までは受かる
こんな風に考えることができます。
どれだけ国語が苦手でも、
慶應法に余裕で受かる位なら、
早稲田の難関学部以外は、
英社で引っ張りながら合格が可能でしょう。
国語なら0点になる事はない。
現代文で何となく点取って、
古文も分からないなりにでも解けば、
3.5~4割は取れるはずです。
あとは得意の英社で爆稼ぎ。
それで合格点は十分取れる。
早稲田中位学部くらいまで、
もちろんMARCHも併願校に入れて大丈夫。
殆ど選択肢は狭まりません。
僕は早稲田は受けませんでしたが、
模試では国語の偏差値40ながらも、
早稲田商でB判定は出ていました。
2024年に教えている方で言うと、
国語の偏差値27.5しかなくても、
明治でA判定を出したりしている。
(その模試成績画像は公式ラインにて)
所詮はその程度なので、
国語の勉強せずとも、
marchや早稲田に受かる人は、
過去に何人も見てきました。
さすがに早稲田法とかになると、
厳しいなって印象ではありますが、
その辺くらいまでは受かりますね。
標準的な慶應の合格水準レベルという人は、
国語なしでの早稲田の併願は厳しいと思います。
国語で落とす点数を英社でカバーしきれないから。
早稲田も英社難しいし、
慶應みたいに傾斜激しくないので。
慶應が妥当くらいのレベルだと、
国語のカバーは難しくなると思います。
ただマーチは特に問題ない。
英社で稼ぐ戦略が現実的に可能。
これが可能じゃない場合は英社弱すぎて、
慶應の受験も不安だなという印象です。
キッチリ慶應受かる英社があるなら、
marchは国語のハンデ負っても、
楽勝で合格出来るはずですよ。
とはいえ古文が無い学校の方が、
併願する上で安心なのは間違いないと思います。
そこで古文を課さない併願例をまとめてみました。
(編集:2024年4月時点)
是非参考になさってください。
※追加後スグにあなたのラインにPDFが届きます!
日程的に慶應よりも前に受けたい併願校について
併願先のイメージは湧いたでしょうか。
しかし併願校は本命との兼ね合いも大切です。
第一志望を起点に日程的に、
慶應よりも前の学校を受けておいた方が良い。
試験慣れなしで本命は絶対に緊張します。
慶應は文系各学部が基本2/15前後に集中する。
学部による順番が入れ替わる事はあれど、
時期は基本変わりません。
なので試験慣れを考えるなら・・・
可能であれば2/10までに、
2つくらいは受けるのがベター。
2/11~15までの間に併願校を入れると、
併願校と慶應の連戦になる恐れがあります。
併願と言えど緊張や疲労はあるので、
本命の慶應で力を発揮できなくなる恐れがある。
慶應が本命であれば
併願校との連戦は避けましょう。
余裕を持って本命の受験に臨むほうが絶対に良いです。
2024年の入試日程で2/10までに行われる、
一般入試をまとめてみました。
この中から受ける併願先を幾つか持てると良いと思います。
慶應志望者への併願校おすすめ
国語をやっていなかった僕の併願校での作戦
「如何に万全な状態で慶應の受験に臨めるか」
僕が併願校を考える際は、
これだけを考えていました。
つまり慶應以外の受験は全てが、
慶應の受験に向けた調整でしかない。
調整をうまく行って、
慶應の受験日に自分のピークを持っていく。
そういう考え方で併願校を決めていた。
国語は何もやってなかった、
僕の併願校は以下の通りです。
- 上智:経済→合格
(以前は英語も個別試験で受けられた) - 青山学院:全学部の法→合格
- 明治:個別経営→合格
併願で受験した学校は、
古文があったり無かったり。
結局英社で点数取って、
いずれも無事合格しています。
なんでこの3つにしたかというと、
大きく2つの理由があります。
- 適度に場慣れしていくため
- 慶應の直前ではない&時間も空きすぎない
これらは全て慶應よりも前に受けたもの。
慶應の受験に向けて場慣れをするために、
敢えて慶應よりも前のものを選びました。
上智と青学全学部は受験慣れおよび、
marchの個別入試より合格難易度が高く、
練習台として丁度良かった。
国語が現代文のみというのも、
ポイントが高かったです。
ただ、受験日が結構早めなんですね。
そこを終えると慶應の受験まで、
一週間以上日が空いてしまいます。
早くから場慣れできたことは良いのですが、
日にちが空きすぎてその感覚を失いたくない。
かといって慶應の前日とかに入れて、
無駄な連戦になることは避けたい。
そこで塩梅としてちょうど良かった、
明治を慶應の少し前に放り込んだ。
逆に明治単体にすることも考えましたが、
一発で場慣れ出来るのか不安があった。
青学全学部でも上智でも日程は早いので、
慶應の受験に差支えることはないし、
上記のように練習台としても良かったので、
明治単体説は消すことにしました。
こういう背景での総合判断として、
上記の3つを選んだ感じになります。
2月上旬から徐々に調整を始めて、
最終的なピークを慶應に持っていく。
国語はやってなかったですが、
受かるのは当たり前なので、
慶應の受験だけ考えて決めた感じですね。
僕の教え子に多い併願校
明治の全学部入試
青学の全学部入試
僕の教え子の中では、
この辺りが多い傾向にあります。
全学部入試は日程が早いので、
まずそもそも受けやすい。
青学の全学部入試だと、
大半の学部では古文がない。
そのため慶應志望者としては、
非常にありがたい入試の一つ。
慶應に受かる実力があれば、
現代文英社で負けるなんて、
到底考えられませんしね。
教えている方の中には僕と同様、
調整のためだけに併願受ける人もいますが、
滑り止めとして受ける方も勿論います。
滑り止めとして受ける場合は、
やっぱり少しでも上の大学が良い訳で、
そうなると明治は候補に挙がりやすい。
全学部は個別よりも受かりにくいかもしれません。
けど慶應受かる人からすれば、
そんなのは関係ない話です。
英社でぶち抜けてしまえば、
普通に受かりますからね。
ちなみに僕のある教え子の併願校選定戦略を、
公式ラインにて詳しく扱っています。
”慶應に受かるためにどう併願校を考えるか”
それが詳しく分かると思いますよ。
おすすめの併願校①
慶應志望でおススメの併願先ですが個人的には、
青山学院の全学部は入れると良いと思います。
理由は以下の通りです
僕は過去問も解いてなかったので、
初見だったのですがめちゃくちゃ簡単です。
あくまで自己採点になりますが、
英社1ミス・国語でも7割くらいは取れてます。
実際に僕が教えている方々も、
バチクソ点数取って受かってる。
慶應受かるように勉強してれば、
絶対に簡単に感じるはず。
合格点は全学部入試の中でも、
出願する学部ごとに変わります。
しかし基本どの学部も、
280/350 ( 80% )くらいあれば受かるもの。
国語が苦手だったとしても現代文のみですし、
簡単なので一定の点数は絶対取れる。
英社で引っ張れば余裕を持って合格できます。
それに日程的にも慶應に対して余裕があるので、
本命に負担になる事もありません。
おすすめの併願校②
青学 経済学部 個別
滑り止めを気にする人は、
これはかなりおすすめです。
・受験科目が英社(個別A)OR英数(個別B)
・英語も独自試験
・問題も簡単
まず受験科目が慶應志望者に、
ぴったりですよね。
慶應落ちを拾おうとしてるんじゃないか。
そう思わせるような受験科目。
要するに慶應の小論ないバージョン。
慶應志望者の土俵で戦えるって感じ。
英社とか英数は勉強してきているはずだし、
得意になってないとおかしいですからね。
そして英語が独自試験であること。
marchの個別入試は多くが、
共テやら外部試験利用になります。
青学も経済以外はそう。
立教なんかも完全そう。
そういう意味では青学経済は、
慶應目指す過程で受けられる、
貴重な入試ですね。
明治や中央も独自試験で受けられますが、
そこは受験科目の兼ね合いで青学経済に軍配。
明治は言うまでもなく国語あり。
中央は国際経営等なら、
英語と現代文で受けられます。
これはこれで確かにありがたい。
ただあくまで慶應志望者としては、
英社OR英数はホームグラウンド。
明らかに点数取りやすく仕上がっているはず。
その2科目メインでやっているのでね。
その上、問題も簡単と来た。
本気でやれば偏差値40台からでも、
2か月もなく8~9割取れるくらい。
僕の教え子は偏差値50弱から、
11月3週目~1月1周目で、
それくらいになりました。
結局慶應法学部に受かったので、
そっちに行きましたが。
こんな土壇場ではなくて、
順当に慶應目指してやってきた人なら、
出来て当然と言える楽勝な問題です。
ただ試験日がねぇ。
慶應の受験より遅いんです。
だから場慣れとしては機能しません。
そこが唯一残念なところ。
滑り止めを確保したい場合に、
おすすめの併願校となります。
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オススメとは言ったけど
オススメなんかを並べはしましたが、
身も蓋もないことを言いますと・・・
慶應合格レベルなら古文あろうと、
国語の勉強してなかろうと、
少なくともマーチは基本全部余裕なはず。
国語やらずに早稲田受かるかどうかは、
人によってしまうとは思います。
けどmarchは違う。
というか、違わないといけない。
慶應に受かる勉強を英社でしていれば、
国語の失点なんかカバーしてお釣りがくる。
そういう勉強をしてきているはずなんです。
なので難しく考えなくて大丈夫。
場慣れなのか滑り止めなのか、
自分の目的に沿ってさえいれば、
好きなところを併願して良いと思いますよ。
さいごに
併願は戦略的に
併願と一言で言っても、
そこに含まれる意味合いや戦略は様々です。
- 場慣れ
- 滑り止め確保
- ここなら行っても良いけどあそこは行きたくない
- あそこは古文あるから避けるべきかな?
などなど。
色々思惑があると思うんですね。
その中で重要なものと、
重要ではないものもあるでしょう。
それは自分の価値観や考え方、
家庭事情などにもよりますよね。
そういった兼ね合いの中で、
優先順位等が決まるはず。
何となくで併願校受けるではなく、
戦略を持って考えるように出来ると良いですね。
⇒ 中3レベルでも1~2か月ありゃ慶應A判定!なのに・・・殆どの人が出来ない理由とは?
⇒【慶應法学部の英語】この対策で平均点の2倍取って圧勝した!その考え方&対策の全貌はこちら
⇒【世界史】0から慶應法学部合格で8割得点するに至る全プロセスはこちら
skin=「ハゲ」から始まった受験勉強。
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