取り組み方と考え方を変えれば結果も変わる
順調に成績が伸びていく受験生には一定の共通項があります。
時間が経っても成績が伸びない受験生は、勉強法以前に根本的な部分でデキる受験生とは違うってことです。
成績の伸びない受験生は、いくら金かけても効率的な勉強法を教わっても時間掛けても伸びません。残酷ですが真実です。
でもこれはあなたの地頭の良し悪しの問題じゃないんです。
地頭が志望校のレベルよりも劣っても順調に成績伸ばして合格する人はごまんといます。
僕自身も間違いなくそっち側です。
じゃあ順調に成績伸びる人とそうでない人で地頭以外に何が違うのか?って考えたことありますか?
両者の違いは勉強への取り組み方と考え方の差です。
成績が伸びる人は伸びる取り組み方と考え方を持っています。
一方で成績が伸びない人はそれが必然とも言えるような取り組み方をしています。
じゃあその人たちはどうしたら良いのか?と言うと、デキる人の取り組み方を真似すればいいんです。
どんな風に考え、どんな取り組み方をしているかを学びそれを真似すれば、今よりはずっと成績は伸びるでしょう。
ということで今回は、デキる受験生の考え方と取り組み方を紹介していきます。
自分に欠けていると思う部分があれば参考にしながらマネしてみて下さい。
デキる受験生はこうやっている
自分を客観視出来ている
自分を客観視できない人は成績は伸びません。
成績が悪いなら悪いと自分で認められることが大事です。
この模試ではミスったから、本気じゃなかったし的な言い訳をして自分の本当の置かれている立場を理解できないことには逆転合格への道は始まりません。
現状実力不足なら、そこから何をすべきかと考えればいいわけです。
本当の自分から目を背けていては見るべきものすら見えてきません。
これは現状実力不足である事よりも遥かに罪深く、今後の成長の妨げになるものと思ってください。
常に自分の現状を批判的に観察できる
勉強と言うのはぶっちゃけ足りない物を補う作業の連続です。
補ってきたものが多いほど、補うべき事項が減るほど実力が伸びていく事になります。
そして多くを補うためには、何を補うかを自分で見つけなければいけません。
少し模試の成績が上がったからと言って、自分に足りない物が無くなったわけじゃないんです。自分に補うものが無いというのは満点を取れたときのみでしょう。
自分の努力を誉めてあげたり自信を持つことはあっても良いと思います。
でも、模試で95%得点しても偏差値が80超えても間違えた問題はある訳ですよね?
それは補うべきものです。
何が出来たか、どれくらいできたかではなく何が足りなかったか、どうして間違えたかを徹底追及する批判的な観察思考が必要です。
目標を定めて、やみくもな勉強は行わない
50メートル走を一直線に走るのと、迂回して走るのなら前者の方が早いですよね?
そして、ゴールが無かったら50メートル走もどこに向かってはいれば良いか分からないですよね?
これは勉強でも同じです。
なるだけ無駄を省いて一直線に進むことが学力向上には良いのですが、目標が明確な方が一直線に進むことが簡単です。
ゴールが明確になれば、自分が何をどうすべきか考える事が出来ます。そこで考え抜いて出た答えこそがあなたの進むべき一本道です。それを着実にやれば遠回りすることなく進むことができます。
なのでまずは目標=ゴールの設定をして自分のすべきことをはっきりさせましょう。
もしもゴールは明確なので結果が中々でないというのであれば、それは一本道になっていない可能性が強いです。
目標に対して無駄なことをしていないか、必要なことは足りているか、それをやる勉強法が非効率ではないか、これらを見直してみて下さい。ここに必ず答えはあるはずです。
一直線に進むためのスケジューリングの考え方はこちらから
時間などの過程でなく結果が大事
どんなことよりも結果ファーストです。
そもそも受験自体がそういうものです。
何時間勉強しました、死ぬかと思うくらい頑張りましたなんて合否には含まれません。学校の内申点に授業態度が加味されるのとはわけが違うんです。
受験が結果ファーストなら、普段から結果に拘らないといけません。
日頃に勉強は過程が大事、勉強時間が大事なんて自分に酔うのもいい加減にしてくださいと言ったところです。
漫然とした勉強なんて受験に対しては何の価値も無いです。
なので模試でも過去問でもとにかく結果の数字にこだわってやりましょう。
そして数字が足りないなら死ぬほど悔しがって反省しましょう。
数字を上げるには何をどうするか真剣に考えて次につなげて下さい。
それがすぐには報われなくても負け慣れてはいけません。
毎回絶対に勝つつもりで取り組んでください。そういう姿勢が無いと自分の伸び幅を自分で小さくすることになりかねません。
とにかく何でも結果に拘ってください。
地味な基礎的な勉強を馬鹿にしない
勉強と言うのは基本的に地味な作業の繰り返しです。
応用と呼ばれるレベルの問題も結局基礎がしっかりできていないと解けません。
いきなり基礎飛ばして応用に飛びつく人がいますが、基礎が出来てないと解けないし復習しようにも解説などの理解が深まらないでしょう。
結局は急がば回れです。
基礎の土台が強いほど応用で力を発揮できます。
地味な基礎的な勉強は面白みにも欠けるし、やっていても頭良くなってる感がありません。
それでも馬鹿にすることなく基礎の重要性を理解できることは今後の学力を飛躍的に高めるためにも大切です。
基礎の土台が強ければ強いほど伸びる時には一気に伸びます。
地味で詰まらない作業でもコツコツやる根気は持っていてください。
勉強が日常の一部として習慣になっている
習慣と言うのは大事です。
風呂に入ったり歯磨きをしたりするのって生活の一部じゃないですか。
めんどくさくてもするし、しなくても死にはしないけどどこか心の中で気持ち悪さがあると思うんですね。だから習慣になってる行動ってサボりずらいんですよ。
勉強もそうあるべきでしょう。
習慣になっていない勉強は、何かのきっかけでパタッとやらなくなってサボり癖が付いても不思議ではありません。体は勉強をサボる事に拒否反応は示さないでしょう。むしろストレスが減る位に感じるかもしれません。
3日坊主って言いますよね?
あれは習慣にまだなっていないから続かないし、3日坊主で止めた事に改めて奮起して再度やろうとするのは物凄くエネルギーを使います。
これは勉強でも同じです。
一度ついてしまったサボり癖は治すのが大変です。
だから習慣化させるのが大事になる訳で、そのためには毎日少量でも良いから絶対に勉強するという習慣を作る事です。
いきなり膨大な時間やると反動がすぐに来ます。熱しやすいものは冷めやすいんです。
なので少しずつ勉強に慣れて勉強しないと違和感を感じるようになってください。
1か月も続ければ習慣化できるはずです。そして、一度習慣になれば少しサボっても気持ち悪くて勉強します。
習慣化は始めが肝心ですね。
マネをするのは悪い事じゃない
さいごに
デキる人のまねをするというのは悪い事ではありません。
手っ取り早く自分をいい方向に導くための効率的な手段です。
変なプライドの為に自分流に拘って成績が伸びないとか、合格できなかったなんてめちゃくちゃ詰まらない話です。
自分流の考えや取り組み方は成績が上がれば嫌でも見えてきます。
さっさと成績上げてしまえば済む話です。
まずはマネから始めてみましょう。
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