バカな高校生が慶應法学部に合格した方法~ビリギャル超えとか余裕~

K.O diary

学校や予備校では教えてくれない私立文系の受験勉強法

勘違い多発しまくり?受験に倍率は関係ないよ!倍率が高くても合格に影響ない理由!

倍率なんて意味ないぜ

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「志望校の倍率がめっちゃ高いんだけど、これじゃ受かんないかもしれない。。。」

 

いやいや、ちょっと待ってください。

志望校の倍率なんて参考になりません。

マジクソどうでもいい数字です。

 

僕が進学した慶應大学では4~7倍の倍率です。

しかし、気にしたことがありませんでした。

 

というのも倍率なんて募集人数に対する受験者数でしかないからです。

 

倍率が高い=合格が難しいと考えるべきではない理由があります。

倍率が上がっても合格に相当するレベルの層は変わりません。

 

受験というのは合格点を超えたかどうかのみが唯一の判断基準です。

何人受けてるというのはどうでもいい情報です。

 

今回はこんな受験の倍率に関して詳しく話をしてみます。

 

この記事に関して

・倍率の高さが気になっているあなたへ
・倍率が関係ない理由が分かる
筆者については⇒こちら

 

倍率とは

募集に対して何人受けるかってだけ
2つの倍率に関して

・志願倍率=1募集に対して何人志願者がいるか
・実質倍率=1募集に対して何人受験者がいるか

以上のように倍率には二つあります。

 

大事なのは実質倍率です。

 

志願倍率では願書を出した時点で数にカウントされます。

つまり当日受けていない人も含まれるってことです。

 

一方で実質倍率は実際に受験した人のみがカウントされます。

 

この数字から分かるのは募集人数に対する受験者数だけです。

この数字が大きいから合格しにくい、小さいから合格しやすいわけではないです

 

このカラクリについて説明していきます。

 

倍率が関係ない理由

実質倍率の中の実質倍率によって形成される合格ラインという考え方

実質倍率が高くても、その試験にパスする難易度は変わりません。

結局合格ラインの形成を司るのは、合格に相当する受験者層だけだからです。

 

100人受験して募集が20人だとしましょう。

実質倍率は5倍ですね?

 

でも話にならないレベルの合格はあり得ない人が60人混じっていたとします。

そうすると合格を争うのは40人ですね。

募集に対して2人に1人は合格する事になる、つまり二倍です。

 

要するに、受験者の中から合格を狙える層というのは絞られるわけです。

これこそが実質倍率の中の実質倍率という考え方になります。

 

結局は、その絞られた合格に相当する受験者層同士での戦いが繰り広げられます。

 

イメージ図

その受験者たちというのは、その大学を狙うに当たって偏差値的、学力的に妥当な人たちなわけです。

彼らは模試等の判定や自分の偏差値と大学の偏差値を鑑みてその試験を受ける訳じゃないですか。

 

そうやって受験する合格者層の数は大きな変動をしません

それは何故か?

 

学校や学部の偏差値って毎年ほぼ変動無いですよね?

昨年比で、今年になっていきなり偏差値5も10も上がる事はないでしょう。

上下するにしても微々たるものです。

 

そして偏差値というのは受験生の中の相対的な数字です。

簡単に言うと受験生の平均値に対する位置付けみたいなものになります。

 

その位置付けに相当する人=偏差値的に妥当な人がメイン層で受かる。

だから、その学校にはその偏差値が付けられるわけですね。

 

その偏差値よりもメチャクチャ上の層がボリューム層になる事は無いです。

逆にメチャクチャ下の層がボリューム層になる事もありません。

 

つまり例えば偏差値70の学校には偏差値70の人がボリューム層になる。

その学校のボリューム層が偏差値50や80になることは無いってことです。

 

そして偏差値70の人の割合は決まっているし、更にその人たちがある学校や学部にだけ集中することは理屈的にはあり得ても実際はそんな現象は起きません。

 

その試験における合格者のボリューム層とその数が大きく変わることは無いってことです。

 

そうなると、その試験における合格最低点も合格に妥当な層によって決定します。

なので合格最低点はある程度一定のラインになります。

 

当日の試験が例年よりも難化や易化することにより点数の上下はあります。

でも、それは合格難易度が変わる訳ではありません。

 

合格相当レベルの層の人みんな点数が揃って上がるか下がるかするわけです。

なので結局のところ合格難易度に変動はありません。

 

大事なのは倍率ではないんです。

合格相当の層が形成する合格ラインを越えられるかどうかということになります。

自分の目標ラインを高めに設定する

合格ラインはそれ相応の層が形成する。

そこを超えるかどうかが重要。

 

これまでの話はこんな感じでしたね。

 

合格最低点はある程度一定なので目途は立てやすいと思います。

しかし、そのボーダーに設定することは非常に危険です。

 

もしも本番でミスったら落ちてしまいます。

そして、そのラインを得点できたと思っても、万が一試験が易化したことに気付けていないなんてことがあれば期待したのに落ちているなんてこともあるでしょう。

 

なので自分の目標ラインは高めに設定しておくべきです。

合格点に対して+2割を目指しましょう。

 

例えば例年の合格点が6割、易化した年が7割、難化した年が5割としましょう。

それら合格点に+2割で考えると、各年で8割、9割、7割ですね。

 

これだけ取れるようになれば多少本番ミスっても合格最低点以上は狙えます。

難化も易化も、倍率も関係なく合格できるはずです。

 

自分で設定したラインを超える対策の考え方

合格点+2割を常に目指すとなると何をすべきか戦略を考えないといけません。

 

どの科目を何点取るかをまずは具体的にするべきでしょう。

 

自分の学力との兼ね合いもあると思います。

「得意科目は~くらい」

「苦手科目でも~くらい」

のように、各科目で現実的に狙えるレベルで考えます。

 

それを考えたら何をすればその目標に到達するかを明確にします。

 

根本的な学力の面でも勿論そうですね。

それだけでなく過去問を基にどんな対策が有効化も考えるべきでしょう。

 

慶應法のような知識に偏った問題が出るなら受験レベルを少し超えた知識まで鍛えておくなどですね。

 

受験までにやるべきことをきっちり終わらせるためにはスケジュールを組んで計画的に取り組む必要があります。

やるべき全体量を踏まえて、受験に間に合わせるには1日当たりどの程度の量をこなしていくべきかを明確にしましょう。

 

そこまで考えることが出来たら、それを毎日実行していくだけです。

その先には、やるべきことをしっかり終え合格最低点+2割を取れるだけの力が付いているはずです。

 

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倍率ではなく自分との勝負

さいごに

倍率というのは合格争いに関係のない層も含まれる数字です。

そこと睨めっこしても何も変わりません。

 

言い方は良くないですが雑魚が幾らいても関係ありません。

あなたの合否に関しては考慮に全く値しない層だからです。

 

結局は合格点を超えるかどうか、つまりそれは自分との勝負です。

 

合格を狙える層が形成する合格ラインを超えるために、しっかりやるべきことをやり切ることが出来るかどうか。

注視すべきはこの1点に尽きます。

 

実態のない数字に囚われることなく、やるべきことをやり切るという自分との戦いに勝てるよう取り組みましょう。