英語が苦手な人の特徴
こんばんは。
私立国立、文系理系に関係なく大学受験において英語は配点も大きく、差が付きやすい科目であると思います。
僕は駿台全国模試で英語の偏差値は70を超え、受験英語に関しては人並みよりは良い成績を残していました。(僕よりも英語が出来る人がいたのは百も承知です)
高校、そして二か月弱しか授業には出ていなかった予備校の友人には英語が苦手な人が沢山いて、彼らの勉強法や言動の中から、「そりゃ英語苦手なわけだわw」と受験生当時考えていた共通項があります。しかし、当の本人達は無自覚になりがちです。
その共通項を皆さんと共有したいと思います。
もし、この記事で載せる特徴に当てはまる人は英語が苦手な人、少なくとも得意ではない人が多いことでしょう。当てはまってしまう人に対し、自分の取り組みが英語が苦手な人のそれであることへの自覚、改善を促すことが出来たらと思います。
(なんだか上から目線で申し訳ないです。この記事は全体として若干上から目線になるかもしれません。予めお詫び申し上げます。)
では、はじめます。
基本を軽視しがち
長文は雰囲気で読めるとか思ってる
雰囲気で読んでいいのは帰国子女、もしくは基礎を叩き込まれてる人のみです。
確かに、僕も受験終盤は雰囲気というか流し読みで読んでいました。でも、それは構文や文法などが体に染み込んでいて、文を読むと反射的に構文、文法に従って解釈ができる状態になっていたからです。
基礎を定着していない人が雰囲気で読めると言ってるのは、ただ論理的に読んでいないだけです。しっかり読めていないと得点できない問題での失点率は必然的に高くなります。
純ジャパで英語が得意でない人は、雰囲気で読む前にしっかり基礎を詰めましょう。
分かんない単語は類推でいけるとか言って語彙力強化を放棄する
長文を読んでいれば、分からない単語に出会うことは勿論あります。
でも、だからといって語彙力を強化しなくていいとはなりません。その単語が分からなければ解けない問題もあるし、一定の語彙を持っているからこそ適切に類推できるのです。
語彙力が低い人ほど、「分からない単語は類推でいける」とか言い出しますが、この様に言う人で英語が得意な人を見たことがありません。もし、こんな風に言っていて英語が得意な人がいれば、それは一定レベルの語彙力を持っている人です。
語彙弱者は、まずは一定水準までの語彙強化をしなくてはなりません。話はそれからです。
一定の語彙力を得た者も、未知の単語に出会ったら復習の際に覚えていくべきだと思います。
難しい文章に触れてれば長文問題得意になると思ってる
精読などの基礎が出来ていないうちに、レベルの違う難易度の文章を読んでも時間の無駄です。理解不能で終わります。
幼稚園児が難解な学術書を読むのと同じです。普通のレベルのものを読めるようになることから始めて、段階的に難解なものにトライしていくべきです。
基礎もない人が難解な文章を読むのは自己陶酔、自己満足で終わり、得るものはありません。自分のレベルを弁えましょう。
基礎を固めた人が難しい文を読むから意味が有るのです。
復習を疎かにし、目的無くやたら沢山問題集を解いている
僕は多く問題を解くことには基本的には賛成です。
でもそれは、目的と復習ありきでの話です。明確に意図をもって、丁寧な復習をするから身に付きます。
目的を持たず、丁寧な復習もせずに、ただひたすら多くの問題を解くのは自己満足に過ぎません。
問題を多く解いている自分に酔っているだけです。一つ一つ身に着けていくから意味が有り、成績向上に繋がります。
終わりに
応用は基礎の積み重ねです。
受験勉強が自己満足するための手段であれば、基礎を吹っ飛ばして取り組むことで十分かもしれません。
ただ、受験に合格するために限られた時間で英語の成績を伸ばしたいなら、基礎は不可欠です。
少々厳しい物言いとなりましたが、もし当てはまる人がいれば是非取り組みを改めてもらえたらと思います。
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