バカな高校生が慶應法学部に合格した方法~ビリギャル超えとか余裕~

K.O diary

学校や予備校では教えてくれない私立文系の受験勉強法

使い方1つで偏差値80!グングン成績が伸びる英語問題集の使い方!

大学受験英語で使われる問題集は基本的には決まっています。

殆どの人が定番を使うし、記されている内容に決定的な差はありません。

 

基本的にはどの単語帳でも文法問題集でも必要な知識は網羅されています。

英文解釈でもエッセンスは似通っているし、長文問題集でもこれ使ったら偏差値20上がるなんてものは存在しません。

 

つまり、殆どの受験生が内容的には差の無い問題集を使っているということです。

 

でも、偏差値40の人もいれば偏差値80の人もいますよね?

この理由は凄く簡単で、問題集の使い方を知っているかどうかです。

 

問題集の使い方を知らない人は成績が伸びない。

知っている人は簡単に成績が伸びる。

 

問題集の使い方に関して、たった1つ意識を変えるだけで英語の偏差値をグングン伸ばすことができます。

 

英語の偏差値を伸ばすために持つべき、問題集の使い方の意識とは。。。

問題集を「使い倒す・絞りつくす」ことです。

 

僕はskin=ハゲと訳したり、guessを「ゲス野郎」のゲスだと訳すところから、1日2時間を4か月で偏差値80まで伸ばしました。(河合塾全統記述)

使った問題集はいたってメジャーなものですし、特別なことをしていたつもりはありません。

 

とにかく問題集を使い倒し、得られるものを絞りつくした結果です。

 

この言葉の真意をこれから説明します。

5分後、あなたは英語の問題集の使い方を極めているでしょう。

 

この記事のポイント

・問題集を「使い倒す」ことを学べば成績はグングン伸びる
・skin=ハゲと訳すレベルから、1日2時間を4か月で偏差値80まで伸ばした。

 

 

英語の問題集の使い方の極意は「使い倒す」こと

使い倒す。でも時間は掛けない

そもそも「使い倒す」とは具体的にはどういうことか?

それは、その問題集から得られるものが無くなるまで絞るということです。

 

問題集を使い倒すとはこういうこと

単語帳:見出し語の意味、サブの複数の意味、品詞、派生語、自他動詞、後に続く前置詞までパッと頭に浮かぶ。

 

文法:全問正答は当たり前。解説含め隅々までが全て頭に入っている。

 

英文解釈:問題を見た瞬間にポイントが分かり、解説の通りに全て自分の口で説明できる。

 

長文問題:全て完璧に訳すことができ、かつスムーズに前から読み進めることができる。

それぞれを、全てこの次元まで高めて取り組むということです。

 

決して多くの問題集に手を出す必要はありません。

極めて経済的なやり方ですが、効果は抜群です。

 

ただ、これだけ見ると物凄く時間が掛かりそうだし、骨が折れる作業に思われるかもしれません。

「いくら時間があっても足りねーよ!」となるかもしれません。

 

でも安心してください。

冒頭でお伝えした通り、僕はskin=ハゲと訳したり、guessを「ゲス野郎」のゲスだと訳すところから4か月で偏差値80まで伸ばすまで1日2時間しか英語の勉強していません。

 

以降で各分野別の問題集の使い方と意識してほしいポイントをお伝えします。

そこに学習への具体的な取り組み方も載せておくので、その通りに進めてもらえれば時間は掛かりません。

 

効率良く「使い倒す」ための秘訣

先ほどお伝えした次元で各分野を正攻法で仕上げようとしたら時間が掛かります。

 

例えば単語帳一つとってもそうです。

”見出し語の意味、サブの複数の意味、品詞、派生語、自他動詞、後に続く前置詞までパッと頭に浮かぶ”ところまで持っていける受験生は多くありません。

 

なので、多くの受験生がやっていないやり方で取り組みます。

これは僕が実際にやっていた暗記法です。

 

僕はこれで約10か月で「単語王」「英検準1級」「英検1級」の単語帳を全て完璧に覚えました。

単語だけでなく、文法にも使えるので暗記物で大きく時短できることでしょう。

 

具体的には”丁寧に3回ではなく、雑に30回繰り返す”というイメージです。

※3とか30はあくまでイメージです。

 

多くの受験生は一回一回を完璧にしようとします。

例えば英単語なら、その単語を覚えるまで次に進めない・1ページ覚えるまで次のページに進めないなど。

 

その結果、中々繰り返すことができません。

結局覚えるのに時間が掛かるOR覚えらず、という結末を迎えます。

正直このような受験生ばっかりです。

 

一方で、このやり方では一回一回は雑です。

目を通すだけだったりするので、1日の学習量はめちゃくちゃ少ないです。

それでも、結果としては尋常じゃないほどに繰り返すことになるので早く身に付いくということです。

 

極端なイメージだと、興味ないドラマも100回観たら嫌でも話覚えちゃうでしょということですね。

 

skin=ハゲと訳したり、guessを「ゲス野郎」のゲスだと訳すところから1日2時間の4か月で偏差値80まで伸ばした裏側はこんなカラクリがあったということです。

 

これから説明する問題集の使い方でも、この考え方は多用するので覚えておいてください。

 

※この考え方を詳しく解説した記事はこちら⇩

【凡人の抵抗】覚えられないを解消する"1秒"暗記術!覚える時間はこうやって削れ! - K.O diary

各問題集の使い方

単語帳編
ポイント

・大学受験用英単語帳なら1冊で十分
・理想は見出し語の意味、複数の意味、品詞、派生語、自他動詞まで全て覚えること
・週に2周で回せば、0からでも3か月でほぼ完璧になる。
・完璧を求めず、雑でも良いからとにかく反復

1ページごとに丁寧に覚えようとしなくて良いので、とにかく反復するに限ります。

 

多くの受験生は所謂メジャーな「ターゲット」「鉄壁」「システム英単語」「単語王」などがあると思います。

 

これら大学受験用単語帳は複数冊使う必要はなく、1冊で十分です。

どれも網羅性は高いので、1冊を完璧にする方向で進めましょう。

 

完璧とは見出し語の意味に限らず、複数の意味や品詞、派生語、自他動詞まで全て頭に入っていることを指します。

 

文法問題、並べ替え、長文読解、英文解釈のそれぞれで求められます。

 

知識系の問題なら知らなかった時点で失点は覚悟するしかありませんよね。

読解や英文解釈でも、これらを押さえておかないと正しく文構造を取る事ができなかったり、意味を正しく取る事も難しくなってしまうでしょう。

 

しかし多くの受験生はここまで意識できていません。

そのせいで無駄な失点をしたり、解答に余分な時間を費やす事となり非常に勿体ないです。

 

身に着けた知識の数だけ身を助けてくれると思って取り組むようにしてください。

 

多くの人は、ここまで意識して覚えようとすると受験期までフルに要します。

いや、受験期までフルに使ってもここまで覚えられない人の方が多いかもしれません。

 

これって超スローペースです。

 

雑にでも良いので週に1~2周してみてください。

月に4~8周、3ヶ月で12~24周です。

これは僕のやり方なら無理のない取り組み方です。

 

このペースで進めば3か月もあれば0からでも隅々まで十分覚えられているでしょう。

僕はこのやり方で、単語王だけでなく英検準一級・英検一級単語帳まで受験期間で終わらせました。

 

ただ、これは一つ一つ完璧を求めてしまうと不可能です。

覚えよう覚えようと力を入れず、サーッと目を通してページをめくるだけで十分です。

 

具体的な取り組み方は以下の記事を参考にしてください。

【ズルい英単語】大学受験なのに短時間で英検1級単語帳まで完璧にした覚え方 - K.O diary

 

文法問題集編
ポイント

・使うのは1冊だけでも正答率95%までいける
・単語と同じで、雑にで良いのでとにかく反復
・全問正解できることは勿論、解説まで隅々まで頭に入っている状態を目指す
・1週間で1周して3~4か月もあれば、0からでも大半頭に入る。。

単語と要領自体は同じです。

とにかく反復です。

 

有名どころであれば何でも良いので1冊を完璧にしてください。

 

完璧というのは、全問正解できることは勿論、解説まで隅々まで頭に入っていることを指します。

問題を見た瞬間に、正答・解答の根拠・解説まで全てが頭に浮かぶようになればOKです。

 

たった1冊でもこの状態に仕上がれば文法問題の正答率は95%くらいになります。

これは僕が実証済みです。

 

僕は最終的には何十周かしていますが、無理のない範囲で週に1周だとして、15~20周すればゼロベースからであっても大半頭には入るでしょう。

この時点で文法は得点源になっているはずです。

 

これも単語と同様で、僕のやり方ならば全く無理のない取り組み方です。

 

問題を解くのに時間を掛ける必要はありません。

解説を熟読する必要もありません。

そんなに一つ一つ時間を掛けずとも、何十周もすれば正答出来るようになるし解説も勝手に頭に入っています。

 

具体的な取り組み方は以下の記事を参考にしてください。

独学・問題集1冊で正答率95%を実現する英語文法問題の伸ばし方! - K.O diary

 

英文解釈編
ポイント

・英文解釈の問題集は1冊で十分、基本的な解法パターンは網羅できる
・問題を見た瞬間にポイントが分かる&解説の通りに自分の口で解答の根拠を0~100まで説明できる状態を目指す。

ポレポレ、透視図、英文解釈教室などなどメジャーなものがありますが、英文解釈もどれか1冊で十分です。

 

これも1冊で良いので、完璧に仕上げましょう。

完璧にというのは、問題を見た瞬間にポイントが分かる&解説の通りに自分の口で解答の根拠を0~100まで説明できる状態です。

 

何度も繰り返して解法パターンを会得するという意味では単語や文法と同じです。

 

基本的に英文解釈で問われる解法パターンはそう多くはありません。

メジャーな問題集を完璧にすれば、基本的な解法パターンは大方大丈夫と思っていいでしょう。

 

ただ、単語や文法と若干異なるのは、知っているだけではいけないということです。

解法パターンを知っているとしても、その知識に基づいて正確な訳を導き出せるかどうかはまた別問題です。

 

なので知識として解法パターンを知っているだけでなく、柔軟に自分で使いこなせる状態にまで昇華することを心掛けて下さい。

 

英文を正しく読む極意&その勉強法はこちらからご覧ください⇩

文法すら知らなかった僕が正確に英文を訳せるようになって気付いた考え方と勉強法を紹介! - K.O diary

 

長文編
ポイント

・1つ1つの長文を滑らかに全文完璧に訳せるようにする
・長文を読む→正確な訳を把握する→英日の脳内変換速度を早くするという一連の作業
・少しでも、簡単なものでも良いので毎日長文は読む

長文問題は、問題集1冊とはいきません。

これに関しては、読めば読むだけ得られるものが多いです。

 

ただ、1冊の問題集を使い倒すという点ではこれまでと変わりません。

1つ1つの長文を滑らかに全文完璧に訳せるようにしましょう。

 

自分の訳と長文の日本語訳に齟齬が無いかを確認し、齟齬がある場合は何故誤訳に至ったのか原因分析を行いましょう。

また、その際に単語や文法知識に分からないものがあれば、その場でまとめて忘れないようにしておくのが良いと思います。

 

正確に訳が行えるようになったら、英語→日本語への変換速度を速めるための訓練です。

一文一文の文構造に意識が持って行かれ過ぎると読むのが遅くなるので、前からザーッと読んでも無意識に日本語に変換できる状態を目指します。

 

これらの、長文を読む→正確な訳を把握する→脳内の変換速度を早くするという一連の作業は極力毎日行いましょう。

少しでも良いし、簡単な文章でも構いません。

帰国子女でもない限り、数日この作業から離れると感覚が鈍ってしまいます。

 

多読の重要性&具体的な復習方法はこちらを参照してください⇩

【大学受験】帰国子女レベル!多読をしていたら早慶の英語も秒で終わるようになった件 - K.O diary

 

さいごに

多くの受験生は「使い倒す」ができない

今回僕がお伝えした「使い倒す」というのは、僕目線では特別なことを言っているつもりはありません。

なので意識して取り組んでいたというよりは無意識に使い倒していた、という方が正しいでしょう。

 

しかし、受験を終えてから気付いたことですが殆どの受験生が問題集を使い倒すことができません。

その問題集から得られるモノの内50~60%しか得ていなくても、満足してしまっているのが実情です。

 

そんな中で、もしあなたが問題集を使い倒すことができたら?

その結果は言うまでもありませんね。

 

僕がお伝えしたことを実践するかどうかはあなた次第です。

もし本気で英語を高めたいなら、騙されたと思って使い倒してみて下さい。

 

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