バカな高校生が慶應法学部に合格した方法~ビリギャル超えとか余裕~

K.O diary

学校や予備校では教えてくれない私立文系の受験勉強法

大学受験で独学がきついは一理ある。けど、これさえ軸に据えれば大丈夫!

僕は予備校に入りましたが早々に行かなくなり、その後は独学で大学受験の勉強をしました。

なので予備校の事も少なからず分かるし独学についてはもっと分かります。

 

そして、大学受験で独学はきついという見解。

これは正直一理あります。

 

「独学で大学受験に挑むの不安だなぁ」

「予備校行った方が良いかなぁ」

 

あなたもそんな風に悩んでいるかもしれませんね。

 

でも独学では予備校に通っていては得られない大きなチャンスがあります。

そして今はまだ独学がきついと懸念しているかもしれませんが、それはたった1つを軸に据えて物事を考え・実行するだけで解消できます。

 

中卒相当レベルから勉強を始めた僕ですが、早々に模試でも好成績を収め志望校であった慶應法学部に合格しています。

それに独学がきついと思ったこともありません。

 

恐れることはありません。

 

今回は自身の体験談も織り交ぜながら、あなたの独学に対する不安を解消する事が目的です。

不安を解消して独学で合格を掴みましょう。

 

この記事に関して

・独学に不安を抱いているあなたへ
・たった1つ軸を据えて考え・実行すれば独学は乗り切れる

 

 

【はじめに】独学と予備校の違い

全てが真逆

今後の話をスムーズにするためにも、まずは独学と予備校の違いについて理解しておきましょう。

一言で表すと全て真逆って感じです。

 

予備校というのは、受験勉強に必要なものを全て用意してくれる場であることが分かると思います。

 

何を・どんなスケジュールで進めるかも決められていれば、授業をしてくれる講師もいるし、教室や自習室も用意されています。

 

レールを敷いてくれているってことです。

※レールを敷いてくれるイコール志望校に合格できるって話ではありません。

本旨ではないので割愛しますが詳しくはこちらをご覧ください⇒予備校に行っても伸びない?受からない?夢も希望もない現実と原因を徹底解説! - K.O diary

 

一方で、独学はどうでしょうか?

 

全て自分で決めることになります。

まさに予備校と真逆でしょう。

 

何をどうやって進めるかも、勉強場所も自分で決めます。

当然授業をしてくれる人もいません。

 

これはどちらが一概に良い悪いって話じゃありません。

どっちが良いと思うかは人それぞれですし、本記事の以降の話も踏まえて自分で決めればいいでしょう。

 

ただ、全てを決めてくれる予備校と全てを自分で決めなければいけない独学

こんな違いがあるってことは事実です。

 

こっから本題に入ります。

独学がきついとされる大きな理由3つ

独学がきついとされる大きな3つの理由

・何をしたら良いのか分からない
・先が見えず、拠り所も無く焦りや不安を感じる
・全ての管理が自己責任になる

独学がキツイとされる主な理由はこの3つでしょう。

僕も少なからず共感できる部分があります。

 

これらは、全てを自分で考えて決めなければいけない独学の難しさが全面に出ていますよね。

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

何をどうしたら良いのか分からない

そもそも何をどうしたら良いのか分からないという人も多いと思います。

まずは、これを考えられないと勝負にもなりませんよね。

 

元々勉強が得意な人はさほど苦にならないかもしれません。

自分が考えた通りに勉強すれば結果が出るのでしょう。

 

しかし、みんながみんなそんな人ばかりではありません。

独学にすることで果てしなく時間を無駄にした挙句に成績が全く伸びないなんてことはザラにあります。

 

仮に勉強の進め方を間違えたとして自分で気付けるでしょうか?

気付いたとして、自力で修正できるでしょうか?

 

これは気持ち・やる気だけではどうにもできないので、有無を言わさず不合格の決定的な要因になりかねません。

 

先が見えず、拠り所も無く焦りや不安を感じる

予備校に通っていれば、それだけで少なからず安心感があるかもしれません。

でも、独学になれば全てが己次第ですので拠り所は1つもありません。

 

それでも成績が良ければ多少は安堵できます。

自分の勉強が間違っていないことに自信を持てますし、このままやっていれば合格が見えていることで心が救われますからね。

 

でも、独学した上に十分な成績が出ていない時はどうでしょうか?

 

拠り所がないわ、先も見えないわ。

自分の勉強は間違っていないか?このままで受かるのか?という焦りや不安が押し寄せてくるでしょう。

 

成績が上がるまではどうしたって、こんな感情が付きまといます。

逃げる訳にも押し潰されるわけにもいきませんが、その期間が長ければ長いほど耐えがたいものになることは避けられません。

 

このようなネガティブな感情にどう向き合って、どう対処するか。

これもまた独学で求められる能力になってきます。

全ての管理が自己責任になる

独学で受験勉強をするということは、文字通り全てが自己責任になります。

 

それは勉強の結果だけではありません。

サボらず自分と向き合って自己管理をしながら勉強できるか、ということです。

 

良くも悪くも独学は自由です。

自分に言い訳をすれば幾らでも手を抜けるし、何ならサボりまくる事も出来てしまいます。

 

誰も何も管理してくれません。

 

そんな中でも日々やる事を決めて遂行する必要があります。

これが毎日続きます。

 

予備校に行けば授業がアクセントになってメリハリが付くかもしれません。

でも独学では自分でメリハリをつけることが求められます。

 

これが崩れてマンネリ化したり、だらけたりすると一気に合格から遠のいてしまいます。

この管理を全て自己責任でやらなければいけません。

(詳しくはこちら→予備校を辞めるか迷ったら見て欲しい!あなたの答えが見つかります - K.O diary

 

独学をしてみて感じたこと

【結論】きついと思ったことはない

僕は実際に独学をしてみて良い面・悪い面の両方を実感しました。

独学がきついって言われるのも頷ける一方で、独学には大きなチャンスがあるという風にも思います。

 

言ってしまえば紙一重

大きなリスクと大きなチャンスが表裏一体になっているってことです。

 

その上で、独学がきついと言われることは理解できるけれど僕自身はそう思ったことがありませんでした。

寧ろ予備校に行くよりも圧倒的に推奨したいくらいです。

 

ただ、僕が独学をきついと思わなかったのは、ある条件が揃っていたからです。

それを無視して「独学はきつくない」と断定するのは少々憚られます。

 

この点を含め、ここでは僕が独学を通じて感じた事を正直にお伝えしていきます。

 

僕が独学を通じて感じた事

・予備校よりも早く大きなリターンがある
・独学が難しいって言う人の気持ち自体は良く分かった
・初動の結果が凄く大事
・僕が独学をきついと感じずに済んだ理由

 

予備校よりも早く大きなリターンがある

僕は全くのゼロから受験勉強を始めたのですが、2か月で志望校である慶應法学部でA判定が出ました。

 

これは独学ならではの結果だったかなと思います。

 

予備校では必ずしも自分に合った勉強が出来る訳ではありません。

大人数を相手に授業をするわけなので仕方がないのですが、教材にカリキュラム・スケジュールなどが全て決められていることの弊害でしょう。

 

一方で独学は、自分が成績を伸ばす最短距離を進むことができます。

何を・どうやって勉強するかを自分で決めることができるので、それがハマった時の爆発力は予備校では難しいでしょう。

 

僕のようなスタート時点で後れを取っている受験生は特に、予備校ではなく独学の方が結果を出しやすいです。

※詳しい理由に関してはこちらをご覧ください⇒独学なくして逆転合格はない!失敗したくなければ予備校依存から抜けなければいけない理由 - K.O diary

 

もう1つお伝えしておきたいことがあります。

 

独学が予備校よりも早く大きなリターンを見込めるという話には、もっと深い根拠があります。

 

僕は勉強こそ独学でしたが、予備校には籍を置いてはいました。

一応入ったけど早々に行かなくなったってことですw

 

籍があると、予備校主催の模試で成績が良かった際には館内での成績優秀者とその成績が掲示されます。

 

つまり、その掲示を確認すれば僕と僕が受けるはずだった授業を受けているクラスやコースの友達との比較ができるってことです。

 

その掲示を見ると、自分が独学にしたことが正解だったというのは一目瞭然でした。

僕が勉強していた科目に関しては、クラスだけでなくコースで1番だったからです。

 

僕のようなゼロから勉強を始めた人間が、自分も受けているはずだった授業を受け続けた人たちを差し置いて1番になる。

この事実は、予備校よりも早く大きなリターンを得ることができるというに相応しい根拠になるのではないでしょうか。

 

※この話をもっと詳しく知りたい方はこちらから⇩

【実体験】予備校の授業が実は意味ない説?一か月で見切りをつけて心底正解だった - K.O diary

 

独学が難しいって言う人の気持ち自体は良く分かった

僕が独学で自分の思う様に志望校でA判定を出していたとはいえ、独学がきつい・難しいという人の気持ちも良く分かりました。

 

独学というのは本当に全てが自己責任で、かつ孤独です。

これ自体は、勉強が順調であろうとそうでなかろうと変わらない事実です。

 

何をどうしたら良いのか分からずアタフタしても誰も助けてはくれません。

不安に襲われても自己解決しなければいけません。

サボりたくなっても自分を律する必要があります。

 

その結果散々な結果を招きかねないことは感覚的に分かりました。

僕の友達でも独学で大失敗した人もいたし、僕も一歩間違えれば自分も失敗していた可能性があったと自覚しています。

 

そういう意味では、独学が大きな可能性を秘めている一方で予備校に通う方が無難という見方自体は一理あるように思います。

 

初動の結果が凄く大事

僕が独学では初動の結果が凄く重要だと思いました。

 

予備校に行かずに独学で勉強するってことは、独学でも出来るって少なからず思っているはずです。そうでないなら予備校に行くと思うので。

 

それに勉強開始直後というのは誰もがやる気に満ちているので、高いモチベーションで勉強に臨めるはずです。

 

でも、そんな中で出鼻を挫かれると途端に自分に迷いが生まれてしまうでしょう。

 

「ほんとに自分のやり方であってるのか・・・?」

「何かやり方を間違えていて、このままだと成績伸びないのではないか」

 

こんな風に迷いが生まれると迷走しても不思議ではないと感じました。

 

本当はそのまま続ければ成績が伸びていたにも関わらず焦ってやり方を変えて結果上手くいかないとか。

自分のやり方に自信が持てずにコロコロやり方変えて1つも定着しないとか。

 

結果が出ていないのに自分のやり方に自信を持ち続けて根気よく勉強をし続けるというのは難しい事です。

仮に根気強く勉強を続けても結果が出るか分からないのですから。

 

逆に、順調に初めから成長を実感できる結果が出れば良い循環が起きるはずです。

 

自分のやり方は正しかったんだと自信とコツを掴み、その感覚を頼りにその後の勉強もスムーズになるでしょう。

勉強した分だけ結果が出れば受験勉強自体が楽しくなり、日々前向きに勉強に取り組むことができたりもするでしょう。

 

初動の結果がその後波に乗れるかどうかの1つの大きな分岐点になるはずです。

 

波に乗れればこっちのものだし、波に乗れない期間が長いほど暗闇を走り自分を見失う可能性は大きくなります。

そして暗闇を走り続けた結果として、ついぞゴールにたどり着くことなく成績が伸びずに受験が終わってしまうことだってある訳です。

 

僕が独学をきついと感じずに済んだ理由
ポイント

・初めて受けた模試でA判定が出た
・無理はせずに常に余力を残して勉強していた

大きく分けると上記2点のおかげで独学をきついと感じずに取り組めた要因だったと思います。

この2点を可能にする取り組み方は後ほど詳しく説明するとして、まずはこの2点について説明します。

 

先ほどの”初動が大事”って話にも絡みますが、結果を出すこと以上に自分を安心させられる要素はありません

模試や過去問、どちらでも良いですが客観的に自分の立ち位置を知る場で結果が出ればやる気と自信に繋がります。

 

幸いなことに僕はそれが出来ていました。

最初に受ける模試までは一旦出来る事をやろうという気持ちはあったので、そこでA判定を出せたことはその後の勉強に大いに好影響でした。

 

もしここで結果が出ていなければどうなっていたか分かりません。

「もう無理だ」と諦めていたかもしれないし、コロコロ勉強法を変えて迷走していたかもしれません。

 

必ず初めからA判定を出さないといけないって訳では無いですが、自分の自信になるような結果が早くに出せることはやはり非常に重要です。

 

また、決して自分に無理を強いる勉強はしませんでした。

 

いくら初動が大事だからと言って1日15時間も勉強していたら、多分1週間持たずに音を上げていたと思います。

仮に1週間続いたとしても、受験勉強という長期戦では必ずどこかで糸がプツンと切れていたでしょう。

 

性格的に一度でも糸が切れたらサボり癖が付いてダラダラ行ってしまうタイプなので、そうならないよう工夫して毎日続けられる程度の負担しか自分に与えないようにしていました。

 

いっぱいいっぱいになって追い込まれていない状態をキープしたってことですね。

そんな中でも早々に結果を出せた事で僕は独学のきつさを味わうことなく取り組めました。

 

きつさを感じず独学で成功するために

これさえ軸に考えられれば大丈夫!
ポイント

・勉強時間依存の考えは止める
・漏れなくダブりなくやるべき事を決めて最短距離で進む
・目の前の成績(特に1番初めの模試等)にこだわる
・即効性のある勉強法を取り入れる・考える・調べる
・気張り所を知る

きつさを感じず余裕を持って独学で成功しようと思った時に、意識すべきことはこの5点です。

 

独学で大切なことは、いかに無理せず早くに成長を実感できる結果を出せるかってことです。

この軸さえ押さえて学習に取り組めば独学も怖くありません。

 

そして、上記5点は全てこの軸に基づいたものなのです。

 

5つの中でもパッと見では「そんなの当たり前じゃん」と感じるものもあるかもしれないかもしれません。

でも現状では何を言っているのか良く分からなくて当然です。

 

1つ1つ紐解いてみていきましょう。

 

勉強時間依存の考えは止める

独学をしていると予備校に通うのとは違って、安心感みたいなものを得にくいです。

それは結果が伴っていない時ほど顕著になります。

 

そんな時に、予備校に求める安心感に似たものを勉強時間に求めてしまうことがあるでしょう。

「こんだけ膨大な時間やってるんだ。成績が伸びない訳がない」のように。

 

予備校に通っていても勉強時間に安心を求める人がいますが、拠り所の無い独学では尚更でしょう。

 

でも、これは失敗する人の典型例です。

 

勉強時間自体には意味がないからです。

勉強時間を求めて長時間勉強するのは本末転倒です。

 

他の人よりも勉強時間が長かろうと受験では結果が全てです。

1日20時間勉強したって、やり方を間違えれば報われません。

 

結果を出す上で安易に勉強時間を増やそうとすることは思考停止に等しい所業です。

「勉強の質」があって初めて勉強量は意味を持つものだからです。

 

「勉強の質」を向上させる取り組みは後述しますが、まずは勉強時間を増やせば万事解決するみたいな考え方は捨てて下さい。

 

それに勉強時間に依存していれば、いつガタが来てもおかしくないです。

フルマラソンでスタートからゴールまで全力で走るみたいなことですよ。

 

時にギアを上げる事が必要な時もあるかもしれません。

でも、それをやるタイミングは限定的です。

そして、「勉強の質が担保」されたものでなければいけません。

 

なのでまずは、勉強の質>>勉強時間という認識は持っておいてください。

 

※勉強時間に関してさらに詳しくはこちら⇩

勉強時間は多いのに成績伸びない!?今あなたが見直すべきポイントはこれだ! - K.O diary

目の前の成績(特に1番初めの模試等)にこだわる

長期的に考えることと目の前の結果に拘らないことは全くの別物です。

独学では自分でスケジュールやカリキュラムを組まなければいけませんよね?

そうなると自分への言い訳がし放題です。

 

模試等で結果が振るわなくても、次良ければいい。

その次で振るわなくても過去問で合格点取れれば良い。

過去問で合格点取れなくてもどうにか本番に間に合えばいい。

 

これ、言ってること自体はもっともらしく聞こえます。

実際表面的には間違ってはいないです。

 

ただ、この深層心理が重要です。

 

死ぬ気で目の前の結果に拘ったけれど残念ながら上手くいかなかったので、本気で悔しがって反省して次は結果を出せるように頑張ろう。

これはOKです。

 

でも、現実から目を逸らし自分を甘やかしている場合もあります。

 

なあなあに勉強して「あ~上手くいかなかったなぁ。まあ次が良ければいっか」的なニュアンスなら最悪です。

 

ご存知の通り受験は結果が全てです。

言い訳は1つも通用しません。日頃からこの意識は持たなければいけません。

 

そして目の前の結果に拘れない・現実から目を逸らす人に「次頑張ろう」はありません。何度やっても結果は変わらず、そのまま受験を終えてしまいます。

 

言われた通りの事をやっていれば良い予備校と独学は違います。

自分で全てを考えなければいけません。

 

自分が考えるべきことをちゃんと考えるには、自分に厳しく目の前の結果や現実と向き合わなければいけません。

 

特に独学では先述の通り初動が大事です。

早くに結果を出せるかどうかで、その後の取り組みに大きな影響を与えます。

 

常に結果には拘るべきですが、とりわけ勉強を開始して初めての模試等ではやり切ったと思えるくらい全てやって臨みましょう。

 

※受験は結果が全てって話⇩

受験は結果が全てと思って死ぬ気で結果に拘れ!落ちても得るモノがあるなんて言ってる奴は落ちる! - K.O diary

漏れなくダブりなくやるべき事を決めて最短距離で進もう

100メートル先の目的地に対して曲がりくねった道を走るのと、直線で突っ切った道を走るのではどちらが早くにゴールしますか?

 

同じ人が走る場合、直線の方が遥かに早くにゴールしますよね?

 

受験勉強でも同じです。

あなたが出せる出力は決まっています。

 

曲がりくねった道を進むよりも真っすぐに進むほうが絶対に早く成績は上がるし合格にも近づけるはずです。

 

つまり、これはどういうことかというと「やるべきことをピンポイント」で打ち抜いていくってことです。

 

そのためには逆算が必要して考えましょう。

 

イメージとしてはこんな感じです。

あくまでイメージなので厳密にはご自分に置き換えて考えて下さい。

 

逆算の考え方の例

・志望校合格に合格をゴールとする

・過去問で〇月までに合格点取る

・その経過として直近の模試でA判定を取る

・そのためには何をするべきかを考える

・やるべきことを模試までの日数で割って1日当たりでやるべきことを算出

※更に詳しい事はこちらから⇒【下克上スケジュール】落ちこぼれから逆転合格を可能にしたのはスケジューリングだった - K.O diary

ザックリ言うと、現在地点からゴールを中目標や小目標を設けることで段階を幾つかに分けて、1つずつクリアするために何をすべきか緻密に割り出すってことです。

 

1つ目の前の目標を達成したら、次の目標をクリアするために何をするべきか考えていく。

この繰り返しです。

 

こうすることで、漏れなくダブりなく1日の勉強に取り組むことができます。

漏れもダブりも無いってことは、目標に対して着実でありながらも余計な手間を掛けずに近づくことができるってことになります。

 

これをやるだけでも努力が報われやすくなるはずです。

 

そして、1日単位でやることが決まっていれば漠然と勉強しようとするよりもサボりにくくなると思います。

 

1日サボれば、決められたその分量を次の日にやらないといけなくなります。

1日の分量を10とすると、1日サボると次の日は20、2日サボれば30と自分が後日払う「ツケ」が可視化されるので、漠然と何かをやろうとするよりはサボり防止にもなるでしょう。

 

即効性のある効果抜群な勉強法を取り入れる・考える・調べる

受験勉強は「何」をやるかだけではありません。

「どう」やるかも極めて重要です。

 

同じ参考書や問題集を使っても成績が良い人・悪い人がいる訳ですよね。

もちろん地頭的な要因はあると思いますが、「どう」勉強するかでも結果は大きく変わります。

 

例えば僕は英語の文法問題集は1冊しか使っていませんでした。

でも模試・入試含めて正答率は95%でした。

これは他の人よりも使い方が正しかったからだと自負しています。

 

とまあ、こんな感じでどうやって勉強するかだけでも結果は大きく変わる訳ですね。

 

それは各科目、科目内の単元(例えば単語とか文法、長文みたいな)によっても異なります。

それぞれで即効性があり、かつ効果抜群な勉強法があります。

 

僕が独学で苦労しなかった要因として早期にA判定が出たからとお伝えしましたよね。

それは、即効性&抜群な効果をもたらす勉強法を用いて勉強していたからです。

 

闇雲に勉強するのではなく、効果の高い勉強法で勉強しましょう。

 

それが分からなければ考えるか調べるしかありません。

一見大きな苦労を伴うと感じるかもしれないですが、長期的に見れば最初にそれをするだけで後が物凄く楽になります。

 

誰かに話を聞くでも良いでしょうし、ネットで調べるでも良いと思います。

あなたが真似するべき効果の大きい勉強法は必ず存在します。

 

このたった1つの行動で今後楽できるかどうかを大きく左右します。

 

その際に気を付けて欲しいことがあります。

 

勉強法を調べたり、話を聞く際に気を付けること

・前提を意識すること

自分と前提が余りに違う人の話を真に受けても再現性が低く参考になる事は少ないです。

 

例えば、同じ逆転合格にしても進学校出身の人のやり方は地頭の良い人にしか真似できなかったりします。

同じやり方を地頭があまり良くない人が真似しても効果があるか分かりません。

 

他にも誰かのやり方を真似する際の注意点が色々あります。

詳しくはこちらの記事をご覧ください⇩

勉強できる人の真似は大賛成!でも気を付けなければいけない5つのポイントとは!? - K.O diary

 

参考

誰でも真似できる英語の勉強法を載せておきます。
文理問わず、そして勉強のスタート地点に関わらず役に立つと思います⇩

www.bakademoko.com

 

気張り所を知る

受験勉強の中で常にフルスロットルは難しいです。

これは勉強時間というよりも気持ち的な問題ですね。

 

少し気を抜いて良いタイミングと、気張るべきタイミングがあります。

最初から最後までずーっと極度の緊張状態でいるってことは出来ないし、しんどいじゃないですか。

 

これがメリハリってやつです。

独学では長期的な視座を持ちつつ自分でメリハリをつけないといけません。

 

僕の場合4月と5月は初めの気張り所でした。

勉強始めて最初の模試(6月)で何としてもスタートダッシュを決めたかったからです。これは何度もお伝えしているので詳しく説明する必要はありませんね。

 

その後は9月、10月です。

10月には志望校の過去問で絶対に合格点取ると決めていたので、厳密に言うと8月下旬くらいから気合入れました。

 

で、最後は12月と1月ですね。

ここはもう受験直前だったのでラストスパートって感じでした。

 

これ以外の期間も、気を抜くとはいえ別にサボっていた訳じゃありません。

 

基本的には毎日勉強していたし、やる事はやっていましたよ。

4月、5月の勉強後の模試でA判定を取って自分のやり方は正しいって感覚を掴んでいたので、その感覚通りに勉強を進めて成績は着実に伸びていました。

 

ただ、どれくらい気が張った状態でいるかって違いです。

一息つく間も必要だし、「ここ」ってところで気張るタイミングもあります。

 

各人がどういうプランで受験勉強を進めていくかによって、そのタイミングは違うと思います。

 

ただ、何度も言う様に始めて初動は凄く大切なので、独学で勉強をしてから最初の模試だったりで結果を出すまでは1つの気張り所と考えて良いと思います。

 

さいごに

まとめ
ポイント

・独学と予備校は全てが真逆
・独学には大きなチャンスがある一方で、特有の難しさが確かに存在する
・その難しさは取り組み方次第でどうにでも出来る

独学がきついって言われるている事自体は一理あると思っておいてください。

間違いではないし、取り組み方を誤れば確かに難しいと思います。

 

でも、だからと言って独学がダメって話にはなりません。

独学には大きなチャンスがある事もまた確かです。

 

今回お伝えしたことを意識してくれれば、独学の難しさなんて解消できます。

チャンスを掴めるよう頑張りましょう。

 

最後に1つ言っておきたいことがあります。

 

どうしても独学が向いていないという人も中にはいます。

これは独学がきついとか、そういう話ではなく”シンプルに向き不向き”の話です。

 

そういう人は予備校に行く方が賢明だったりします。

詳しくはこちらをご覧ください⇩

www.bakademoko.com