僕は予備校に入りましたが早々に行かなくなり、
その後は独学で大学受験の勉強をしました。
なので予備校の事も少なからず分かるし、
独学についてはもっと分かります。
大学受験で独学はきついという見解。
これは正直一理あります。
「独学で大学受験に挑むの不安だなぁ」
「予備校行った方が良いかなぁ」
あなたもこんな風に、
悩んでいるかもしれませんね。
しかし独学では予備校にはない、
大きなチャンスがあるのも事実。
また独学がきついと懸念していても、
たった1つを軸に据えて物事を考え、
実行するだけで解消できます。
独学がきついとイメージしていても大丈夫。
案外大したことない。
その意味はこの先をご覧頂くと、
鮮明になると思いますよ。
不安を解消して独学で合格を掴みましょう。
・独学に不安を抱いているあなたへ
・たった1つ軸を据えて考え・実行すれば独学は乗り切れる
この記事の信ぴょう性
経験もしたし見もした
こんな記事を書くくらいですから、
冒頭の通り僕も当然独学経験者。
厳密には予備校に入ったけど、
1か月弱で独学に切り替えました。
skinをハゲと訳すような底辺から始めて、
2か月後には慶應法A判定を出し、
無事合格することもできた。
これはひとえに、独学のおかげ。
そう思っています。
しかしこういう背景があるおかげで、
独学と予備校の比較はしやすいし、
独学きつい派の気持ちも良く分かるんです。
机上の空論じゃなく全てを、
実体験として感じ・話すことができます。
それだけじゃない。
僕は今受験指導をさせて頂いています。
例えばその内の一つはこれ⇩
他にも早大プレや慶大プレで一桁や、
予備校に行き続けて偏差値45から、
3か月弱で慶應合格するなど。
※この方々の模試成績や合格体験記はこちら
⇩
⇩
⇩
詳しく確認する
はなっから独学の方。
予備校入ったけど独学に切り替えた方。
背景は様々でも自学で勉強して、
合格なさる方々を多々見てきました。
独学と予備校の対比
独学が難しいとされるポイント
独学がきつくなくなるポイント
などなど
僕自身の経験や、
これまで教えてきた経験から、
お伝え出来たらと思います。
独学について体系的に、
把握できると思いますよ。
また僕の教え子たちが成績爆上げした、
誰でもマネできる”私立文系攻略マニュアル”を、
公式ラインにて無料配布中です。
独学を逆に武器にして、
思う存分成績を上げてしまってください。
【はじめに】独学と予備校の違い
全てが真逆
今後の話をスムーズにするためにも、
独学と予備校の違いを理解しておきましょう。
一言で表すと全て真逆って感じです。
受験勉強に必要なものを全て用意してくれる。
それが予備校という場です。
上記の表を見ると良く分かると思います。
何を・どんなスケジュールで進めるか。
授業をしてくれる講師に教室や自習室。
レールを敷いてくれているってことです。
勿論レールを敷いてくれる=志望校合格、
という意味ではないですが・・・
⇒予備校に行っても伸びない?受からない?夢も希望もない現実と原因を徹底解説!
一方で、独学はどうでしょうか?
全て自分で決めることになります。
まさに予備校と真逆でしょう。
何をどうやって進めるかも、
勉強場所も自分で決めます。
当然授業をしてくれる人もいません。
これはどちらが一概に良い悪い、
って話じゃありません。
どっちが良いと思うか。
それは人それぞれです。
本記事の以降の話も踏まえて、
自分で決めればいいでしょう。
それでも・・・
全てを決めてくれる予備校と、
全てを自分で決めなければいけない独学。
こんな違いがあるってことは事実です。
こっから本題に入ります。
独学がきついとされる大きな理由3つ
・何をしたら良いのか分からない
・先が見えず、拠り所も無く焦りや不安を感じる
・全ての管理が自己責任になる
独学がきついとされる主な理由。
それはこの3つでしょう。
僕も独学を経験した身から、
少なからず共感できる部分があります。
全てを自分で考えて決めなければいけない。
独学の難しさが全面に出ていますよね。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
何をどうしたら良いのか分からない
そもそも何をどうしたら良いのか分からない。
こういう人も多いと思います。
まずはこれを考えられないと、
勝負にもなりませんよね。
元々勉強が得意な人は、
さほど苦にならないのだと思います。
自分が考えた通りに勉強すれば、
自ずと結果が出るのでしょう。
しかし、そうじゃない人も多い。
みんながみんな優秀じゃないですから。
独学にすることで果てしなく時間を無駄にし、
挙句に成績が全く伸びない。
こんなことはザラにあります。
というか大半そうかもしれません。
仮に勉強の進め方を間違えたとして、
自分で気付けるでしょうか?
気付いたとして、
自力で修正できるでしょうか?
これは気持ち・やる気だけではどうにもできない。
有無を言わさず不合格の決定的な要因になりかねません。
そりゃ独学がきついとなるのも納得です。
先が見えず、拠り所も無く焦りや不安を感じる
予備校に通っていれば、
少なからず安心感があるかもしれません。
でも独学になれば全てが己次第です。
拠り所は1つもありません。
それでも成績が良ければ多少は安堵できます。
自分の勉強が間違っていないことに自信を持ち、
このままやっていれば合格が見えている。
これによって心が救われますからね。
でも独学した上に成績が出ていない時は、
果たしてどうでしょうか?
拠り所がないわ、先も見えないわ。
自分の勉強は間違っていないか?
このままで受かるのか?
そういう焦りや不安が押し寄せてくるでしょう。
成績が上がるまではどうしたって、
こんな感情が付きまといます。
きついどころじゃない。
逃げる訳にも押し潰されるわけにもいきませんが、
その期間が長ければ長いほど耐えがたい。
そうなることは避けられません。
このようなネガティブな感情に、
どう向き合ってどう対処するか。
これもまた独学で求められる能力になってきます。
全ての管理が自己責任になる
独学で受験勉強をするということは、
文字通り全てが自己責任になります。
それは勉強の結果だけではありません。
サボらず自分と向き合って、
自己管理をしながら勉強できるか。
ということです。
良くも悪くも独学は自由です。
自分に言い訳をすれば幾らでも手を抜けるし、
何ならサボりまくる事も出来てしまいます。
誰も何も管理してくれません。
そんな中でも日々やる事を決めて遂行する必要があります。
これが毎日続きます。
予備校に行けば授業がアクセントになり、
メリハリが付くかもしれません。
でも独学ではメリハリを、
自分でつけることが求められます。
これが崩れてマンネリ化したり、
だらけたりしたらどうなるか?
言うまでもないですよね。
一気に合格から遠のいてしまいます。
この管理を全て自己責任でやらなければいけません。
裁量が大きすぎることで、
自分を律することが難しくて、
逆にきついって感じですね。
独学をしてみて感じたこと
【結論】きついと思ったことはない
僕は実際に独学をしてみて、
良い面・悪い面の両方を実感しました。
独学がきついって言われるのも頷ける一方で、
予備校にない大きなチャンスがあるとも思います。
言ってしまえば紙一重。
大きなリスクと大きなチャンスが、
表裏一体になっているってことです。
その上で言いますね。
独学がきついと言われることは理解できる。
けど僕自身はそう思ったことがありません。
寧ろ予備校に行くよりも、
圧倒的に推奨したいくらいです。
ただ僕が独学をきついと思わなかったのは、
ある条件が揃っていたからです。
それを無視して「独学はきつくない」とか、
独学なんて難しくないと断定するのは少々憚られます。
この点を含め僕が独学を通じて感じた事を、
以降で正直にお伝えしていきます。
・予備校よりも早く大きなリターンがある
・独学が難しいって言う人の気持ち自体は良く分かった
・初動の結果が凄く大事
・僕が独学をきついと感じずに済んだ理由
予備校よりも早く大きなリターンがある
僕は全くのゼロから受験勉強を始めたのですが、
2か月で志望校である慶應法学部でA判定が出ました。
ゼロからと言うのは、
skinを「ハゲ」って訳したり、
世界史ノータッチってことです。
中卒レベルで大学受験の勉強は、
始めてやるという意味でゼロから。
>>「え、まだ慶應A判定出てないの?」1~2か月ありゃ誰でも取れるのに・・・
その中でこれだけ早々に結果が出たのは、
独学ならではの結果だったかなと思います。
予備校では必ずしも、
自分に合った勉強が出来る訳ではありません。
大人数を相手に授業をするので仕方がないのですが、
教材にカリキュラム・スケジュールなどが、
全て決められていることの弊害でしょう。
一方で独学は自分が成績を伸ばす、
最短距離を進むことができます。
何を・どうやって勉強するか。
そういうことを自分で決める。
それがハマった時の爆発力は、
予備校でにはないものになるでしょう。
スタート時点で後れを取っている受験生は、
予備校ではなく独学の方が結果を出しやすいです。
もう1つお伝えしておきたいことがあります。
独学が予備校よりも早く大きなリターンを見込める。
この話には、もっと深い根拠があります。
僕は勉強こそ独学でしたが、
予備校には籍を置いてはいました。
入ったけど早々に行かなくなったってことですw
籍があると予備校主催の模試で成績が良かった際、
館内での成績優秀者とその成績が掲示されます。
僕が受けるはずだった授業を受けてる人たち。
独学で勉強している僕。
どっちが上だったか?
その掲示を見ると自分が独学にしたことが、
正解だったというのは一目瞭然でした。
僕が勉強していた科目に関しては、
クラスだけでなくコースで1番だったからです。
僕のようなゼロから勉強を始めた人間が、
自分も受けているはずだった授業を、
受け続けた人たちを差し置いて1番になる。
この事実は以下を示唆するに、
相応しい根拠じゃないでしょうか?
独学が予備校よりも、
早く大きなリターンを得られる。
僕の勉強当初よりも優秀だった人たちが、
いとも簡単に追い抜かされたわけですからね。
⇒【実体験】予備校の授業が実は意味ない説?一か月で見切りをつけて心底正解だった
独学が難しいって言う人の気持ち自体は良く分かった
僕が独学で自分の思う様に、
志望校でA判定を出していました。
それでも独学がきつい・難しい、
という人の気持ちも良く分かります。
独学というのは本当に、
全てが自己責任であり孤独です。
これ自体は勉強が順調であろうと、
そうでなかろうと変わらない事実。
何をどうしたら良いのか分からず、
アタフタしても誰も助けてはくれません。
どんな不安に襲われても、
自己解決しなければいけません。
時にサボりたくなっても、
自分を律する必要があります。
勉強面でも自分の気持ちや、
メンタルのコントロールも、
全部ひとりでしなきゃいけない。
その結果散々な結果を招きかねない。
これは感覚的に分かりました。
やるべきことを見誤ったり、
自制が崩壊して自堕落になったり。
そういうこともあるだろうなっていう。
僕の友達でも独学で大失敗した人もいたし、
一歩間違えれば自分も失敗していた可能性が、
十分にあったと自覚しています。
僕が教えている方々の中でもそうです。
元々独学でやってたけど、
全然結果を出せずに相談してくれた、
という方も多く見てきました。
独学が大きな可能性を秘めている一方で、
予備校に通う方が無難という見方自体は、
一理あるように思います。
だから独学きつい・難しい派を、
全面否定するつもりはありません。
それはそれで一理あるというのが、
偽らざる本音ではありますからね。
初動の結果が凄く大事
独学では初動の結果が凄く重要。
予備校に行かずに独学で勉強するってことは、
独学でも出来るって少なからず思っているはず。
そうでないなら予備校に行くと思うので。
それに勉強開始直後というのは、
誰もがやる気に満ちています。
その際には高いモチベーションで、
勉強に臨めるはずなんです。
もしそんな中で結果が出せず出鼻を挫かれると、
途端に自分に迷いが生まれてしまうでしょう。
独学で出来ると思っていたし、
勉強もしたけど模試で惨敗だったとか。
するとこんな風に考え始めます。
「ほんとに自分のやり方であってるのか・・・?」
「何かやり方を間違えていて、このままだと成績伸びないのではないか」
こうやって迷いが生まれると、
その後は迷走しても不思議ではない。
僕は独学を通じてそう感じました。
そのまま続ければ成績が伸びていたにも関わらず、
焦ってやり方を変えて結果上手くいかないとか。
自分のやり方に自信が持てずに、
コロコロやり方変えて1つも定着しないとか。
結果が出ていない中で自分のやり方に、
自信を持ち続けて根気よく勉強をし続ける、
というのは難しい事です。
仮に根気強く勉強を続けても、
結果が出るか分からないのですから。
そして当然それが誤った勉強である、
という可能性だって十分ある。
逆に順調に成長を実感できる結果が、
初めから出れば良い循環が起きるはずです。
「自分のやり方は正しかったんだ」
自信とコツを掴むことができる。
その感覚を頼りに、
その後の勉強もスムーズになるでしょう。
勉強した分だけ結果が出れば、
受験勉強自体が楽しくなります。
前向きに勉強に取り組むことができる。
初動の結果次第で波に乗れるかどうか、
1つの大きな分岐点になる。
波に乗れればこっちのもの。
あとはその手応えで進めばいい。
しかし波に乗れない期間が長いほど、
暗闇を走り自分を見失う可能性は大きくなります。
そして暗闇を走り続けた結果として、
ついぞゴールにたどり着くことなく、
成績が伸びずに受験が終わってしまう。
こんなことだってある訳です。
なので独学をする際は、
とにかく初動の結果が何より大切です。
僕が独学をきついと感じずに済んだ理由
・初めて受けた模試でA判定が出た
・無理はせずに常に余力を残して勉強していた
僕が独学をきついと感じずに取り組めた要因。
それは大きく分けると上記2点のおかげです。
まずはこの2点について説明します。
そこに対する取り組み方自体は後ほど。
結果を出すこと以上に、
自分を安心させられる要素はない。
これは先ほどの、
”初動が大事”って話にも絡みます。
模試や過去問どちらでも良いですが、
客観的に自分の立ち位置を知る場で、
結果が出ればやる気と自信に繋がります。
幸いなことに僕はそれが出来ていました。
最初に受ける模試までは一旦出来る事をやろう。
そういう気持ちで勉強していた。
そこでA判定を出せたことは、
その後の勉強に大いに好影響でした。
もしここで結果が出ていなければ、
どうなっていたか分かりません。
「もう無理だ」と諦めていたかもしれない。
コロコロ勉強法を変えて迷走していたかもしれない。
必ず初めからA判定を出さないといけない、
という訳ではありません。
それでも自分の自信になる結果を早くに出せる、
というのはやはり非常に重要です。
また、自分に無理を強いる勉強はしませんでした。
いくら初動が大事とはいえ、
1日15時間も勉強していたら、
1週間持たずに音を上げていたと思います。
仮に1週間続いたとしても、
受験勉強という長期戦では、
必ずどこかで糸がプツンと切れていたでしょう。
性格的に一度でも糸が切れたら、
サボり癖が付いてダラダラ行ってしまうタイプ。
そうならないよう工夫して、
毎日続けられる程度の負担しか、
自分に与えないようにしていました。
いっぱいいっぱいになったり、
追い込まれていない状態を、
常にキープしたってことですね。
そんな中でも早々に結果を出せた事で、
僕は独学のきつさを味わうことなく取り組めました。
※追加後スグにあなたのラインにPDFが届きます!
きつさを感じず独学で成功するために
これさえ軸に考えられれば大丈夫!
・勉強時間依存の考えは止める
・漏れなくダブりなくやるべき事を決めて最短距離で進む
・目の前の成績(特に1番初めの模試等)にこだわる
・即効性のある勉強法を取り入れる・考える・調べる
・気張り所を知る
きつさを感じず余裕を持って独学で成功させる。
そこで意識すべきことはこの上記5点です。
独学で大切なことは・・・
”如何に無理せず、
早くに成長を実感できる結果を出せるか”
この軸さえ押さえて学習に取り組めば、
独学も全然怖いものじゃありません。
そして上記5点は、
全てこの軸に基づいたもの。
5つの中でもパッと見では、
「そんなの当たり前じゃん」と、
感じるものもあるかもしれません。
でも今は何を言っているのか、
良く分からなくて当然です。
1つ1つ紐解いてみていきましょう。
勉強時間依存の考えは止める
独学をしていると予備校に通うのと違い、
安心感みたいなものを得にくいです。
それは結果が伴っていない時ほど顕著になります。
そんな時に予備校に求める安心感に似たものを、
勉強時間に求めてしまうことがあるでしょう。
「こんだけ膨大な時間やってるんだ」
「成績が伸びない訳がない」のように。
予備校に通っていても、
勉強時間に安心を求める人はいます。
でもそれが拠り所の無い独学となれば、
尚更そうなりやすいでしょう。
でも、これは失敗する人の典型例。
勉強時間自体には意味がないからです。
勉強時間を求めて長時間勉強するのは本末転倒。
他の人よりも勉強時間が長かろうと、
受験では結果が全てです。
1日20時間勉強したって、
やり方を間違えれば報われません。
そして結果が出なければ、
その勉強時間に価値は無い。
「頑張ったからオマケで加点するね」
こんなのないんですから。
結果を出す上で安易に勉強時間を増やそうとする。
これは思考停止に等しい所業です。
「勉強の質」があって初めて、
勉強量は意味を持つものだから。
「勉強の質」を向上させる取り組みは後述しますが、
勉強時間を増やせば万事解決する、
みたいな考え方は今すぐ捨てて下さい。
それに勉強時間に依存していれば、
いつガタが来てもおかしくないです。
フルマラソンでスタートから、
ゴールまで全力で走るみたいなことですよ。
時にギアを上げる事が必要な時もあるかもしれません。
でも、それをやるタイミングは限定的です。
そして「勉強の質が担保」されていなければ、
そのギアは空回りに終わります。
「やってるのに・・・」
こうやって自分の首が締まっていく。
なのでまずは勉強の質>>勉強時間、
という認識は持っておいてください。
⇒勉強時間は多いのに成績伸びない!?今あなたが見直すべきポイントはこれだ!
目の前の成績(特に1番初めの模試等)にこだわる
”長期的に考えること”
”目の前の結果に拘らないこと”
これらは全くの別物です。
独学では自分でスケジュールや、
カリキュラムを組まなければいけませんよね?
そうなると自分への言い訳し放題です。
何とでも甘やかすことができてしまいます。
模試で結果が振るわなくても、
次の模試で良ければいい。
その次で振るわなくても、
過去問で合格点取れれば良い。
過去問で合格点取れなくても、
どうにか本番に間に合えばいい。
言ってること自体はもっともらしく聞こえます。
実際、表面的には間違ってはいない。
ただ、この深層心理が重要です。
死ぬ気で目の前の結果に拘ったけれど、
残念ながら上手くいかなかった。
そこで本気で悔しがって反省して、
次は結果を出せるように頑張る。
こういうのはOKです。
ちゃんと次に繋がる取り組みになってるから。
でも現実から目を逸らし、
自分を甘やかしている場合もあります。
なあなあに勉強して
「あ~上手くいかなかったなぁ」
「まあ次が良ければいっか」みたいな。
このニュアンスなら最悪です。
ご存知の通り受験は結果が全て。
言い訳は1つも通用しない。
日頃からこの意識は持たなければいけません。
そして目の前の結果に拘れないとか、
現実から目を逸らす人に、
「次頑張ろう」はありません。
何度やっても結果は変わらず、
いつまでも問題解決を先延ばしにし、
そのまま受験を終えてしまいます。
言われた通りやっていれば良い予備校と。
独学では根本的に違います。
自分で全てを考えなければいけません。
自分が考えるべきことをちゃんと考えるには、
自分に厳しく目の前の結果や現実と、
向き合わなければいけません。
特に独学では先述の通り初動が大事です。
早くに結果を出せるかどうかで、
その後の取り組みに大きな影響を与えます。
常に結果には拘るべきですが、
とりわけ勉強を開始して初めての模試等では、
やり切ったと思えるくらい全てやって臨みましょう。
漏れなくダブりなくやるべき事を決めて最短距離で進もう
100メートル先に目的地があるとしましょう。
曲がりくねった道を走るのと、
直線で突っ切った道を走るのでは、
どちらが早くにゴールしますか?
同じ人が走る場合、
直線の方が遥かに早くにゴールしますよね?
受験勉強でも同じです。
あなたが出せる出力は決まっています。
曲がりくねった道ではなく真っすぐ進む。
こっちのほうが絶対に早く成績は上がるし、
合格にも近づけるはずです。
これはどういうことかというと、
「やるべきことをピンポイント」で、
打ち抜いていくってこと。
遠回りになることをしない。
そのためにゴールから逆算して考えましょう。
イメージとしてはこんな感じです。
あくまでイメージなので、
厳密にはご自分に置き換えて考えて下さい。
・志望校合格に合格をゴールとする
⇩
・過去問で〇月までに合格点取る
⇩
・その経過として直近の模試でA判定を取る
⇩
・そのためには何をするべきかを考える
⇩
・やるべきことを模試までの日数で割って1日当たりでやるべきことを算出
現在地点からゴールまでを、
中目標や小目標を設けて段階を幾つかに分ける。
そしてその1つずつをクリアするために、
何をすべきか緻密に割り出していく。
ザックリ言えばこうなります。
1つ目の前の目標を達成したら、
次の目標をクリアするために、
何をするべきか考えていく。
この繰り返しです。
こうすることで漏れなくダブりなく、
1日の勉強に取り組むことができます。
漏れもダブりも無いってことは、
目標に対して着実でありながらも、
余計な手間を掛けずに近づけるってこと。
これをやるだけでも、
努力が報われやすくなるはずです。
そして1日単位でやることが決まっていれば、
漠然と勉強しようとするよりも、
サボりにくくなると思います。
1日サボれば決められたその分量を、
次の日にやらないといけなくなりますから。
1日の分量を10とすると、
1日サボると次の日は20、
2日サボれば30やらなきゃいけない。
自分が後日払う「ツケ」が可視化されるので、
漠然と何かをやろうとするより、
サボり防止にもなるでしょう。
即効性のある効果抜群な勉強法を取り入れる・考える・調べる
受験勉強は「何」をやるかだけではありません。
「どう」やるかも極めて重要です。
同じ参考書や問題集を使っても、
成績が良い人・悪い人がいる訳ですよね。
もちろん地頭的な要因はあると思いますが、
「どう」勉強するかでも結果は大きく変わります。
例えば僕は英語の文法問題集を、
1冊しか使っていませんでした。
でも模試・入試含めて正答率は95%でした。
これは他の人よりも使い方が正しかったから。
そう自負しています。
こんな感じでどうやって勉強するかだけでも、
結果は大きく変わる訳ですね。
それは各科目、科目内の単元によっても異なります。
(例えば単語とか文法、長文みたいな)
それぞれで即効性があり、
かつ効果抜群な勉強法がある。
僕が独学で苦労しなかった要因として、
早期にA判定が出たからとお伝えしましたよね。
それができたのは、
即効性&抜群な効果がある勉強法だったから
闇雲に勉強するのではなく、
効果の高い勉強法で勉強しましょう。
それが分からなければ、
考えるか調べるしかありません。
一見大きな苦労を伴うと感じるかもしれないですが、
長期的に見れば最初にそれをするだけで、
その後が物凄く楽になります。
誰かに話を聞くでも良いでしょうし、
ネットで調べるでも良いと思います。
あなたが真似するべき、
効果の大きい勉強法は必ず存在します。
このたった1つの行動によって、
今後楽できるかどうかを大きく左右します。
その際に気を付けて欲しいことがあります。
・前提を意識すること
自分と前提が違う人の話を真に受けても、
再現性が低く参考になる事は少ないです。
例えば同じ逆転合格にしても、
進学校出身の人のやり方は、
地頭の良い人にしか真似できなかったりします。
同じやり方を地頭があまり良くない人が、
それ真似しても効果があるか分かりません。
他にも誰かのやり方を真似する際の注意点が色々あります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒勉強できる人の真似は大賛成!でも気を付けなければいけない5つのポイントとは!?
誰でも真似できる英語の勉強法を載せておきます。
文理や勉強のスタート地点に関わらず役に立つと思います。
気張り所を知る
受験勉強の中で常にフルスロットルは難しいです。
勉強時間というよりも気持ち的な問題ですね。
少し気を抜いて良いタイミングと、
気張るべきタイミングがあります。
最初から最後までずーっと極度の緊張状態でいる。
こんなことは出来ないし、しんどいじゃないですか。
これがメリハリってやつです。
独学では長期的な視座を持ちつつ、
自分でメリハリをつけないといけません。
僕の場合4月と5月は初めの気張り所でした。
勉強始めて最初の模試(6月)で、
何としてもスタートダッシュを決めたかったから。
これは何度もお伝えしているので、
詳しく説明する必要はありませんね。
初動が肝心ってやつ。
その後は9月、10月です。
10月には志望校の過去問で、
絶対に合格点取ると決めていた。
なので厳密に言うと、
8月下旬くらいから気合入れました。
で、最後は12月と1月ですね。
ここはもう受験直前だったので、
ラストスパートって感じでした。
これ以外の期間も気を抜くとはいえ、
別にサボっていた訳じゃありません。
基本的には毎日勉強していたし、
やる事はやっていましたよ。
4~5月の勉強後の模試でA判定を取って、
自分のやり方は正しいって感覚を掴み、
その感覚通りに勉強を進めることで、
成績は着実に伸びていました。
ただ、どれくらい気が張った状態でいるかって違いです。
一息つく間も必要。
「ここ」ってところで、
気張るタイミングもある。
各人がどういうプランで受験勉強を進めていくか。
これ次第でそのタイミングは違うと思います。
ただ何度も言う様に初動は凄く大切なので、
独学で勉強をしてから最初の模試等で、
結果を出すまでは1つの気張り所と考えて良いと思います。
さいごに
まとめ
・独学と予備校は全てが真逆
・独学には大きなチャンスがある一方で、特有の難しさが確かに存在する
・その難しさは取り組み方次第でどうにでも出来る
独学がきついって言われるている。
これ自体は一理あると思っておいてください。
間違いではないし、
取り組み方を誤れば確かに難しいと思います。
でもだからと言って、
独学がダメって話にはなりません。
独学には大きなチャンスがある事もまた確か。
きついと思われがちな独学を、
上手く乗り越えた先には、
予備校以上の成果が待っている。
今回お伝えしたことを意識してくれれば、
独学の難しさなんて解消できますよ。
チャンスを掴めるよう頑張りましょう。
⇒【分岐点】逆転合格って塾なしで行けんの?やっぱり塾行った方が良い?答えはこちら
⇒ 予備校のテキストだけで十分って本当?言葉の真意を取り違えてはいけない理由とは?
⇒【自戒】予備校は無駄なの?僕が100万ドブに捨てた代償として学んだことはこちら
skin=「ハゲ」から始まった受験勉強。
しかし工夫された勉強法を用いて2か月後に受けた模試で慶應A判定を並べ、慶應法・経済・商に全勝。
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