「これから受験する人に、殴ってでも伝えたい」
2026年2月。
受験を終えたばかりの教え子が、
通話でこんな風に言っていた。
もちろん今の時点で、
その真意は分からないだろう。
それをこれから説明しよう。
「まじ地獄見ました」
絶望の受験1か月前
この方の志望校は慶應商と文。
受験直前の1/25。
こんなラインが届いた。
超長文で読みにくいだろうから、
スクショ貼った後に要旨をまとめておく。
読むのだるければ、
そっち確認してほしい。
まずスクショ。



まあザックリ言えば、
受験直前1/25にして、
絶望してるって話。
慶應商の過去問を解いても、
全然時間内に解き終わらない。
点数も5割~6割未満にしか取れない。
ちなみに慶應商B方式志望なので、
これだと楽勝で足りない。
そのヤバさに気づいたのが、
1月下旬になってから。
そりゃ絶望するわな。
「1週間前に受験まであと4週間と気づいてからは、やっと一日ずっと勉強に費やせるくらいには危機感湧いてます。」
こんなの意味わかんないだろw
実際11月くらいから、
1度も連絡は来てなかった。
12月に連絡入れたけど、
特に反応もなかったので、
てっきり順調だと思ってたんだよ。
それが蓋開けたらこれ。
しかも受験3週間前で。
さすがに、どっひゃーてなもんだ。
このラインの後に通話したんだが、
メッセージ以上に絶望感があふれていた。
それまで何となく時間があると思って、
やることは先延ばしにする。
計画も全部後送りにしていく。
やったことにしてもこなしてるだけ。
とりあえず何となくでやってるだけ。
それでもどうにかなると思ってた。
まだ時間ある、大丈夫。
本気でそう思ってたらしい。
でも1月下旬になり受験が近いことが、
リアルに感じられるようになったわけ。
その時、魔法が切れた。
もうとうとう言い逃れできない。
現実逃避しようにも出来ない。
英語だけじゃなく、
世界史も同じくらい終わってる。
都合よく自分に言い聞かせようにも、
もうそんなことさえできない。
そういう現実が一気に襲ってきたそうだ。
この時点で完全に逃げ場を失った。
地獄だった3週間
1/25に連絡をもらい、
そこからの3週間。
これが地獄だったって話。
それまで想像することのなかった、
不合格になった後の不安だったり、
そういうものに強く襲われたらしい。
自分の受験はどうなるんだろう。
散々高を括ってきて無様に落ちて、
周りからはどう思われるんだろう。
親、学校、友達。
本当に惨めな思いをするかもしれない。
でももう時間はない。
食事を取る気にもならず、
1食軽くだけ。
不安と後悔で、
泣きそうにもなって。
それでもやらなきゃ受からないから、
歯を食いしばって意地でやってる。
「もっと早くちゃんとやってれば」
何度もこう思ったそうだ。
本気でやればやるほど、
それまでの自分に腹が立つ。
「一応やってない訳じゃない」
「ゆーてどうにかなるだろ」
そんな風に思っていたけど、
全然ちゃんとやってなかったし、
どうにかなるレベルじゃなかった。
その時は手抜を抜いたり、
サボったりしてる気はなったけど、
今にして思えば論外だった。
自分では仕上がってると思っていた問題集。
そのどれもクソほど甘さしかなかった。
考え方も取り組みも。
本当に全部終わってた。
こう話していたよ。
でもそんな弱さと向き合い、
意地を見せてやった結果・・・
1/25から3週間で無事に、
慶應商と文に合格した。

「取り組み方の悪い例としてお使いください」
この言葉が全てだな。
合格発表後にした通話で、
お願いされたんだ。
この彼の一連の話を、
来年以降の受験生に伝えて欲しいと。
ぬるくやったツケは、
全部自分に返ってくる。
舐めてかかるな。
頑張ってるつもりかどうかじゃない。
自分の基準で考えるな。
”どれだけ結果にコミットしてるか”
客観的に見てちゃんと現実と向き合え。
自分に都合よく考えるのは、
すごく気持ちいいし安心するけど、
問題の先送りに過ぎない。
あんな思いするって知ってたら、
絶対にもっとちゃんとやってた。
そうなる前に気づいて欲しいし、
自分のような地獄は見て欲しくないってさ。
「本当に殴ってでも伝えたい」
これが彼からの伝言だ。
そして、これには続きがある。
彼が受験を終え、
初めて学校へ行った日のこと。
同じクラスの慶應志望の友達と、
結果の共有をしたそうだ。
その時の様子を自ら送ってくれた。
それも超ご丁寧に。
これぞ受験のリアル。
目を逸らしたくなるほど非情な現実。
それを送ってくれたまんまお見せします。
もしかすると読みながら、
グサグサ来るかもしれません。
でもだからこそ、
これから受験に向かう身として、
先に知っておいた方が良い内容でもある。
必ずあなたの教訓となるはずです。
「受かったはずなのに悲しくなった」
彼はラインでこうも言っていたよ。
その辺の真意も含め、
明日全てをお見せします。