初めに言っておく。
別に学習ルートに意味ないとか、
それ自体を否定する意図は皆無だ。
僕自身も所謂それを使っていた。
その行き着いた先が英検1級であり、
慶應法学部で受験者平均の倍を得点することだったりする。
教え子たちにだって、
ルートに沿って進めてもらうことはある。
だから学習ルート自体は否定しない。
効果的だとも思う。
じゃあ、何が言いたいんだ?
きっとそう思うだろう。
つまりはこうなる。
”それっぽい”響きに振り回されずに、
やるべきことあんだろ?
簡単に学習ルートとか口にする奴は、
もはや参考書をこなすことが目的になってる。
これが終わったら次はあれ。
それが終わったらこっち。
だから浅いって言ってんの。
だから伸びないの。
きっとこのページを開いてるあなたは、
河合で偏差値70とかすら行ってないんだろ?
こんなクソ低レベルな次元にルートなんてない。
別に慶應で合格点出すのだってそう。
それくらいなら別にルートなんていらないんだよ。
単語・文法・英文解釈なんて各1冊。
歴史科目だって通史問題集さえあればいい。
まあ長文はその時々の自分のレベルに合わせてやるべきだけどな。
でも、そんなもん。
これで十分。
色々ルート辿ってやる必要なんてあるか?
あれやって、これやって、こっちやって。
そんなこと無駄なこと必要ないんだよ。
こういった頭でっかち。
それが”お勉強”には多々ある。
でも言っている意味が分かんないかもしれない。
そりゃそうなんだ。
これが分かってれば、
今成績に悩むことなんてないんだから。
そして、そこには”成績を上げるツボ”が大きく関係する。
直近で配信したから覚えているだろう。
でもそれを押さえて勉強すると、
当然やることは少なく済む。
それだけじゃない。
一気に上記のレベルに仕上がる。
それなのに、だ。
表面的に物事を見て、
フワフワと芯を持たずに、
世間の情報に流される。
「これやったらいいんじゃないか」と、
優先順位を取り違えたり、
効果の薄い事を率先してやる。
例を出そうか。
これは慶應法学部志望でやりがちなミスだ。
英検準一級とか人によっては、
英検一級の単語帳にまで容易に手を出す。
語句定義とかで難単語が出たりと、
出来たら便利なことは確かにある。
でも、あっさいよな。
言い方悪いけど。
それが出来たら得することはあるけど、
優先順位とかまるで無視。
そんなの出来なくても、
キッチリ合格点出せるし、
なんならそこがベースだったりする。
これがなくそんなのに飛びついたって、
結局トータルでは及ばない。
全体の一部が出来たって配点の大部分を占める箇所で、
失点しまくれば点数は伸びないんだから。
考えたら分かるだろ?
なのにルートって言葉に流されて、
「この単語帳が終わったら次はこれだ」、
とかって簡単に飛びつく。
「いや、お前PDFで英検1級とか言ってなかった?」
って思われそうだから補足しておく。
言ったよ。
確かに。
でも、それは状況が違う。
8月の河合全統で偏差値80以上取って、
10月には初見で過去問合格点超えて、
その上で慶應法で満点取るためにやった。
だから河合で偏差値70すら取れないとか、
合格点すらまだ出てないのとは状況が違う。
この辺を容易にクリアする人に向けて書いただけ。
歴史科目だって同じ。
低次元な段階でルートなんていらない。
なのに馬鹿の一つ覚えみたいに、
良く分からんテンプレ通り考える。
ちゃんと教科書とかでインプットして、
こういう参考書やって、
次にこの問題集やって。
こうやって”それっぽい”順序を踏みたがる。
ただただ安心感が欲しいだけなんじゃないか?
成績上げる最短距離だからやってるって言い切れるか?
そして、それを結果で出せてんのか?
たかが偏差値70?
たかが合格点?
この程度にルートなんて、
クソほども役に立たない。
通史問題集だけで十分だ。
仮にめちゃくちゃ無知な所から始まったとしても。
上を目指すほど確かにルートは必要だ。
そして有効だとも思う。
でも今のあなたはどうだ?
そんな高尚なことを言えるレベルにいるか?
しっかり考えてみて欲しい。
もし現状で成績に悩んでいるなら、
それはルートどうこうじゃない。
単純にやることやってないんだよ。
それも凄く簡単なこと、
絶対に出来るはずの事すらやってない。
そんな状態でルートだなんだって考えても無駄。
あれやって、これやって、そっちやって。
こうして形だけ進めて満足か?
もう一度言うぞ。
河合で偏差値70とかな、
慶應で合格点出すとかな、
こんな低次元にルートはいらない。
使うモノなんて限りなく少ないし、
ルートなんて踏む必要ない。
それなのに抽象的で”それっぽい”、
「ルート」という言葉に振り回される。
そんなフワッとやってるから、
いつまでも伸びねーんだって。
気付け。
「これが終わったら、あれやろう」
じゃないんだ。
そんなん繰り返したって、
いつまでたっても突き抜けない。
取りたい成績や点数から考えるんだよ。
何をどうやったら一気に跳ねるか。
そしてこれは”成績を伸ばすツボ”を、
ちゃんと押さえているかどうかで変わる。
各勉強の仕組みを構造的に知ってるほうが、
そりゃ考えやすいに決まってる。
これが出来れば今あなたが想像するよりも、
ずっと早く別人になれる。
今日の配信では、
リアルタイムで教えている教え子を実例に出す。
生まれ変わるのに掛かった時間は1か月半だ。
まあ流石に時間が極端に短いので、
大目に見て欲しい部分も多少はある。
けど「1か月半でもこんなに変わるんだ」ってことは掴めるはず。
当然その人だってルートなんて使ってない。
1か月半でルートもクソもないだろ?
本当はそんな単純なこと。
みんな難しく考えすぎ。
普通にやれば余裕で出来るようになる。
そんなに頭でっかちになんなよ。
きっと今日の配信を見てくれれば分かると思うよ。
その前にまだ前回の”宿題”を送ってなければ、
ちゃんと送ること。
それじゃ。
また20時頃に。